ぼちぼち日記

手作りとおはなしが好きなモリーさんのつれづれ日記。

白ごまシフォンケーキ

2007-01-28 | 食べ物
シフォンケーキにも色々ありますが、今回は白ごまシフォンにしてみました。

明日、ちょっと遠くに住む伯母(時々ブログに登場する、あれこれ送ってくれるありがたい伯母)の誕生日で、今日夫が訪ねるというので、お土産に持っていってもらおうと焼きました。
レシピ本を見ると、黒ごまシフォンケーキが載っていて、和風だし、これがいいかなと思ったんだけど、見た目が黒っぽいのは誕生日ケーキって感じじゃないなぁ、と、白ごまでやってみました。
白練りごまと、すりごま、ごま油も入っています。

見た目はプレーンに見えるけど、ぱくっと食べるとごまの風味と香りがうんと効いていて、美味しい~~。

あっ、自分が食べてるって?
大丈夫、独り暮らしの伯母には、ミニシフォンの型で別に焼いたのです。
だから写真は、家族用。ちょっと高さが低いのは、ミニ用に取り分けたせいなのです。
さて、今頃伯母は、食べてくれてる頃かしら…。






桐野夏生著『魂萌え!』

2007-01-25 | 読書
夫が定年退職して、平穏な日々を過ごしていた59歳の専業主婦。
ところが、63歳の夫が急死して、生活は一変。
夫の愛人発覚から始まる出来事の数々が、平凡な主婦を嵐の中に巻き込みます。

桐野さんなので、こわごわ読み始めましたが、これはいわゆる桐野ブラックワールドじゃなくて、桐野ホワイトワールドだそうな。
なので、主婦敏子のほんの小さな心の上下をつぶさに描いていく感じで、面白かったです。もしかしたら男の人は読んでも面白くないかもって評が何かに載ってたけど、うん、そうかも。
敏子の歳にはまだ10年ちょっとあるけど、自分だったらどうかなと思うような場面がたくさんあって、やはり女性は自分に置き換えて読むだろうな。

もうすぐ映画が公開されるみたいだけど、ついつい風吹ジュンを想像しながら読みました。

さて、以前に読んだ桐野ブラックワールド『OUT』、最近のあの夫バラバラ事件にちょっと似てませんか?…ギャーッ怖い!
怖い物見たさの方なら、ぜひお読み下さい。




ジャムマフィン

2007-01-23 | 食べ物
これは土曜日に作りました。
ブルーベリージャムと、りんごジャムの2種類。
マフィンのカップが無かったので、アルミのミニカップ(お弁当のおかず入れ位の大きさ)で焼いたら、マフィンカップの倍(20個)もできちゃった。

手作りお菓子は、いつも作りすぎてしまうけど、人にもお裾分けできるし、安上がりだし、家にあるものでできるから、やっぱりやめられません。

このマフィンは砂糖少なめで、ジャムの香りと甘さがとっても美味しかったです。

『硫黄島からの手紙』観てきました

2007-01-22 | 映画
戦争映画だから、ずーんとくるだろうなとは思っていましたが、やっぱりしっかりずーんときましたわ。
それでも観ておいて良かったかな。
「激戦」という言葉を映像にするとこうなるのかと思うような、直視しがたいシーンもいっぱいあって、自分に弾が当たるかと思う怖さも感じました。
でも当然、実際はもっと悲惨だったわけで。

家族に宛てた手紙が所々読まれるのだけど、もう少し頻繁に出てくるのかと思ってました。
二宮君は意外と良い味出してて、特に強いキャラではないのだけど、「自分は只のパン屋です」という言葉が良かった。
しかし中村獅童、なんやようわからんやっちゃ。

全般的に、じわじわと救いようのない敗北に突っ込んでいく過程をつぶさに見ている思いのする、辛い映画でした。
でも、若者は特に、一度観ておくといいんじゃないかなと思いましたよ。


萩尾望都著『バルバラ異界』全4巻

2007-01-20 | 読書
10代の頃、『ポーの一族』や『11人いる!』を暗記するほど読みました。
20代では『メッシュ』や『A-A’』etc、30代では『イグアナの娘』etc。でも、最近は何年も萩尾さんとはご無沙汰でした。

冬休み、新聞で『バルバラ異界』がナントカ賞を取ったとの記事が載っていて、あちこち本屋を覗いたけれど、売ってない…。
そこでネットで注文すると、2日後には手元に届きました。(早い!)

久しぶりに萩尾さんの世界を堪能いたしました~。
ヤフーブックスのあらすじにはこうあります。
「西暦2052年。他人の夢に入り込むことができる“夢先案内人”の渡会時夫は、ある事件から7年間眠り続ける少女・十条青羽の夢をさぐる仕事を引き受けることになった。そして、その夢の中で青羽が幸せに暮らす島の名<バルバラ>をキーワードに、思いがけない事実が次つぎと現れはじめ…!?」

全4巻の中に、たっくさんの事件・パーツが散りばめられていて、1読しただけでは飲み込めないくらい(私だけ?)複雑怪奇な物語ですが、これぞ萩尾ワールド。
この人の作風はずっと、親子関係(特に父と息子)や宇宙、未来、現実と夢を行き交っているなあと思うのですが、絵もストーリーも今や大人。
また何度も読み返す事になりそうです。




絲山秋子著『逃亡くそたわけ』

2007-01-18 | 読書
冬休み中に、図書館の本やらブックオフで買った漫画やらを乱読しておりましたが、その中のこれ、面白かったですよ!
手に取った途端、なんちゅう題じゃ!と思ったけど、読んでみるととても読後感さわやかで、明るい未来が感じられます。

躁鬱病の「花ちゃん」と、鬱病で休職中のサラリーマン「なごやん」の若者二人が、九州で織りなす精神病院からの逃避行。
福岡弁丸出しのはなちゃんと、名古屋出身をひたすら隠そうと標準語でしゃべるなごやん。
なんともハチャメチャな珍道中だけど、なぜか二人に寄り添いたくなる物語でした。結局病院よりも、この九州縦断逃避行が二人を癒してくれたんだなぁ。

出勤だあ

2007-01-15 | 出来事
遅まきながら今日から3学期の出勤!
昨日までぐずぐずしていた気持ちが、子ども達や同僚の顔を見たらぱっと明るくなれました。
行きは3匹、帰りに2匹のお猿にも会いまして、相変わらずのどかな所です。

私はいつも、「あっそうそう、あれを用意しとかなくちゃ」と思ったら、手のひらに赤ペンで、一文字だけ書いておきます。
今日は、「そうだ、教室に貼るカレンダー、家に可愛いのがあるから持ってこよう。」と思いついて、手に「カ」と書きました。
ところが半日たったら、その「カ」が何なのか、すっかり忘れてしまいました。
「カ?カ?…何だろう?カー、カー、うう、わからん。」

まあいいか、どうせ大したことじゃないだろう。
と、放っておいて、帰りにスーパーに寄りました。
「今日はカレーにしよう。…ん?カレー、カレー、カレンダー!」
思い出しました!ホッ。



 

お弁当箱包み

2007-01-14 | 作ったよ
息子のお弁当箱包みをやっと作ってあげました。

やっとというのは、ずーっと何年もぼろい包みを(弁当箱に初めからついてたやつ)使ってたんだけど、紺色一色で汚れも分かりにくいし、息子も気にしちゃいないと思って。
でもさすがに色あせて、キモくなってきた(!)ので、家にあった紺色の和布で、ちょうどミシンも出ていたので、ちょいちょいと縫ってあげました。
そしたら何と、1cm幅が足りずに、弁当箱が入らない!どうやっても、入らない。
ちゃんと測ったつもりだったのになあ~、もう紺の布無いよ。

今度こそ!と、息子に布を選んでもらい、もう一度作り直しました。今度はぴったり。
この布、地味でおじんくさいと思ってたけど、できてみるとなかなか古風でしゃれていて、お侍のような風格も…なんて、自画自賛です。
まあ、中に入るおかずは相変わらず残り物と冷凍食品と卵焼きでしょうけど。(ゴメン息子)



3匹目のちびくま

2007-01-13 | 作ったよ
段々と愛らしくなってきちゃいましたが、この3匹目でとりあえずおしまい。
この作り方の本は、実物大で載っているのでとてもわかりやすいです。

いよいよ私の冬休みも明日で終わり。
月曜からきっぱり切り替えられる自信がない。
約1ヶ月、コタツでぬくぬく、ごろごろ、冬眠中のクマみたいに過ごしていたから、北風の吹きすさぶ運動場とか、冷蔵庫より温度の低い廊下とか、考えただけで怖じ気づく。
ホカロンを大量に購入して、心の準備をしよう。



サーターアンダギー

2007-01-11 | 食べ物
本の間から、サーターアンダギーの作り方のコピーが出てきたのですが…
オホン。
ドーナツ類はダイエットの敵だけど、作っても食べなきゃいいじゃん。
1個しか。←(守れると思ってない)

沖縄のおやつ、サーターアンダギーはサーター(砂糖)・アンダー(油)・アギー(揚げ)、つまり「砂糖油揚げ」という意味だって。
名前からして、太れと言ってるようなもんだが、黒糖の風味が何とも美味しいんですよね。

せっかくレシピが出てきたしと、作ってみたら、う~ん良い匂い、大成功。
しかし!24個もできてしまった(写真の倍以上)。
ほかほか温かいのを一つ…ん~うま~い、もう1個。…って、ダメダメ!

とりあえず5個をお裾分けにして、あと18個か。
うん、きっとあやつら、今日と明日で食べきるね。