ぼちぼち日記

手作りとおはなしが好きなモリーさんのつれづれ日記。

エパミナンダスって?

2006-09-30 | 読書
平日の仕事をするようになって、ストーリーテリングのボランティアも殆どできなくなりましたが、月1回土曜日、細々と友人の本屋さんで続けています。
息子がまだ幼かった頃、『エパミナンダス』のおはなしがとってもお気に入りでした。

エパミナンダスは、底抜けにおまぬけさんな男の子です。
おばさんにもらったケーキをぎゅっと握って帰ったので、ケーキが潰れてしまいました。お母さんが葉っぱに包んで帽子の中に入れて帰れと教えたら、バターをもらったときそうしたので、バターが帽子の中で溶けまくり、小川で冷やしながら持って帰れと教えたら、貰った子犬を小川で冷やしながら帰ったので子犬は死にかけ、ひもを付けて引っ張ってこいと教えたら貰ったパンを引きずって帰り…。
お母さんに、「わかったかい」と聞かれる度に、「うん、わかったよおっかちゃん!」と屈託のない返事をするエパミナンダスくんは、うちの息子と完全にかぶっている…
と言うわけで、私のブログアドレスがepaminandasuとなったわけです。
そろそろブログを始めて1年です。



これがおばあちゃんのよもぎ餅

2006-09-29 | 食べ物
春の籾撒きから田植え、稲刈りと、お邪魔する度用意して下さるよもぎ餅。
田んぼの持ち主のおばあちゃまが、必ず前の日からヨモギを摘んで、当日の朝早くから作って下さるのです。
写真のお皿がもう一つ。
あんこたっぷりで、きな粉も薄くまぶしてあります。
美味しいのなんの…。

来月は昔ながらの脱穀機で、脱穀体験があります。
頭の隅に、またよもぎ餅がどうしても浮かんでしまいますぅ



稲刈りをしました

2006-09-28 | 出来事
運動会も終わり、ほっとする間もなく昨日は稲刈り体験でした。
稲たちは、台風で大方倒れてしまっていたけど、鎌で刈るにはかえってやりやすいのです。(顔にかかってこないから)
ザクザクと刈るのは楽しいのですが、束にくくるのが子ども達には難しくて、写真のように「はさがけ」しようとするとどさっと抜け落ちてしまったり。
でも、田んぼの持ち主のおじいちゃんおばあちゃんに教えて頂いて、何とか干すことができました。
作業が終わるといつものおばあちゃんのよもぎ餅が待っています。
大喜びでぱくつく子ども達、4コ食べた子もいましたが、この後給食食べれるのか?
さて、9月に入ってから毎日のようにお日様の光をたっぷり浴びた私は、トーストのように真っ黒…ヤダヤダもう。


広島で広島焼きを食べました

2006-09-25 | 食べ物
広島での3泊は、ずっと義兄の単身赴任マンションに泊めてもらったので、ホントに安上がりな旅行となりました。
しかも、瀬戸内海の海の幸やら、ホテルの会席料理やらで随分お金も使わせ、台風接近で気も使わせてしまったので、最後はどーんと広島焼きをおごりましょう(母の財布で)!
義兄の行きつけのお店で、あれもこれも注文し、おかみさんがネギを増量してくれました。(いい人~)

思い出一杯、楽しさ一杯、気楽さ一杯の旅行でした。
姉は、夫が単身赴任中の今しか、母に広島を見せてあげる機会は無いと考えて、呼んでくれたのですが、私も行くー!!と便乗させてもらってホントによかった。
声を大にして、「お姉ちゃん、お義兄さん、有難うー!」

広島城に行きました

2006-09-24 | 出来事
広島市内は道路も街もきれいだなあ。
やっぱり、原爆で何にも無くなった後にみんな建てられたからかな。
広島城も、天守閣やその周りの建物(あのほれ、廊下に屋根が付いたみたいな)戦後に建てられた物でしたが、静かで落ち着きのある所でした。
歴史にはからきし弱い私は、毛利輝元と聞いても何のこっちゃ分かりませんが、この城が「鯉城」(りじょう)とも呼ばれたと聞いて、「あっそうか!だから広島カープなんだ!と、すんごく納得致しました!

大和ミュージアム

2006-09-23 | 出来事
三日目は台風一過。嬉しい晴れ間が見えました。
呉市にある呉市海軍歴史科学館「大和ミュージアム」に行きました。

実物の10分の1の大きさの戦艦大和や、零戦、人間魚雷「回天」などが展示され、高い造船技術を持つ呉市の海軍の歴史がとてもよく分かります。
しかし、戦争当時、こんなに沢山の戦艦が造られていたのも驚きましたが、ここでも戦争の悲惨さ、むなしさがひしひしと伝わってきます。
沈み行く戦艦の中で綴られた家族への遺書、敵艦に体当たりしてゆくゼロ戦の白黒映像、雨のような爆撃を受けてなすすべもなく沈没する戦艦たち…。

どうしてここまで突っ走ってしまったんだろう。
やっぱり、戦争を始めた人は罪だと思いました。

もうひとつお神楽

2006-09-22 | 出来事
ほらーすごいでしょ。
もう一つの演目は、「八岐大蛇」。
やまたのおろちのおはなしでした。
お酒を飲んで酔っぱらった大蛇たち、口から火は吹くわ、ドライアイスで煙に巻くわ、とぐろまいて踊るわ、迫力ありました。
いつかまた、見たいなあ。他にもたっくさんの演目があるらしいです。
みなさん広島に行ったら是非見てみて。


神楽門前湯治村

2006-09-22 | 出来事
広島県のずっと北側に位置する、美土里町というところに、「神楽門前湯治村」という、とっても面白い施設があるんです。
昔風の町並みが作ってあって、温泉や旅館、美味しい店が建ち並んでいますが、何より新鮮な驚きだったのが、テント張りのドームで毎週行われているお神楽です。

地元に伝わるお神楽を、今も伝え続けている人たちがこんなにいるなんて。
美土里町だけで、13も神楽団があるのです。日頃の練習の成果を、このドームで披露してくれているのですが、笛や太鼓、鐘の音楽に合わせて、とても軽やかに(まるでプロ!)美しく面白く舞ってくれるのです。

写真は「悪狐伝」という、狐退治の話です。手前の狐は、美女に化けたり狐になったり、客席に下りていって、ちっちゃい子を脅かして泣かしたり。
ほんとに楽しい時間でした。村芝居っていうか、客席は畳で、みんな思い思いに座ったり寝ころんだりして見ています。
ピーヒャラドンドン、ピーヒャララ。


市電が根づく街

2006-09-21 | 出来事
広島市内には、たくさんの市電が通っています。
街の人たちの足として、すっかり根づいている感じ。
しかも車両がみんな形も色も違ってて、何で??と思っていたら、日本中の使われなくなった市電の車両をそのまま再利用しているのだそうな。
な~るほど。
「あらしやま」なんて、京都の名前のプレートが付いたままだったりして、とっても面白い!
一度住んでみたいような情緒を感じました。

広島に行ってきました その1

2006-09-20 | 出来事
16日から私は何と4連休!でした。
姉の旦那様が広島市に単身赴任しているのですが、前々から遊びに来いと誘われてまして、この機会に実家の母とはるばる訪ねて行きました。

しかし、16日と言えば、台風13号が接近中。連休中に広島辺りを直撃かと思われる進路をとっていたもので、ぎりぎりまで迷いましたが、ええーい、こんな機会は一生無いかも、嵐でも何でも念力でくい止めてくれる~!!
と出かけた1日目。

原爆ドームだけははずせないと、まずは訪ねてみました。
雨は少ーしだけポツポツ。
60年以上経ってるんですよね、なのに…。
傷跡が、生々しい。
熱線に焼かれ、放射能地獄に苦しむ人たちのうめき声が、今にも聞こえてきそうでした。
すぐ傍に、被爆者達が水を求めて飛び込んだという川が流れていましたが、今はもう綺麗に護岸工事がされていて、町並みもビルが建ち並び、ここだけが時間が止まったようです。
どんな教科書や映像よりも、「本物」の凄味というか、戦争の悲惨さを物語っていました。
ずっと後世に残して欲しいです。