ぼちぼち日記

手作りとおはなしが好きなモリーさんのつれづれ日記。

息子の弓道

2007-04-30 | 出来事
今日は、弓道部の息子の引退試合。
高校に入ってから、1度も試合を見に行ったことは無かったけど(嫌がるので)、今回は息子の方から、最後だからチラッと見に来ていいと言うので、勇んで出かけました。

驚いたのは、何と静かで繊細なスポーツなのかということです。
10人の選手が入場するときも、待っている間も、誰も、何も言葉を発しません。
粛々と、一連の決まった型通りの動作でゆっくりと弓を引き、自分のタイミングで矢を射るのです。
地面すれすれに置かれた的の、何と小さいこと。
「当たるわけ無いわ…。」と、呆然とする私。

しばらく見ていると、やはり大半の選手の矢は外れていました。
砂のような土が盛られていて、外れた矢は殆ど音も無く、その砂にささります。
当たった時は、気持ちの良い「ターン!」という音。
同じ学校の仲間は見学席から「ようしっ!」と声を出します。
但し、矢を射る本人は、当たっても外れても、全く表情は変わりません。
一人4回射るのですが、その間、張りつめた空気の中、自分との闘いが続きます。

実は息子の学校の弓道部は、しばしば東海大会、全国大会に出場する強豪校です。
そして、案の定、団体戦5人中3人が4本とも当てるという快挙でした。
息子は個人戦に出たのですが、惜しくも矢は1本当たっただけでした。


1年で入部した時から、いつも「ちっとも上達せん」「今日も当たらんかった」と、ため息つきながらも、1日もサボらず練習し、家で毎日腕立て伏せをしていた息子。引退試合の今日まで、部に貢献はできなかったけど、よくぞ止めずに続けたね。
元々運動は苦手な息子。周りがどんどん上達していく中で、落ち込む日々も多々あったけど、こんな精神力の要る、厳しい競技を、あんたはよくぞ、やり通したね…。
親バカですが、思わずウルウルのモリーでした。











映画『BABEL』を観ました

2007-04-29 | 映画
公開初日、みにーさんと観てきましたよ!
とてもとても、考えさせられることの多い映画でした。
ネットで読んだ前評判では、暗い、エロい、グロい、訳わかんないというのもあったので、多少不安でしたが、とても良かった、素晴らしいというのもあって、やっぱり実際観てみるのが一番でした。

色んな国の人同士、言葉が通じないのはあるけど、心を通じ合わせようとすれば、それは可能なんだ。一生懸命に、真摯に、どちらが上でもない同じ人間として触れ合えば、心は通じる。
でも、同じ言葉を話す人同士でも、心が通じない時、極限の寂しさ、孤独を味わうことになる。

モロッコの兄弟、日本の父娘、アメリカの夫婦、メキシコの叔母と甥…。
どの場面でも、観ているこちらが怖いほどの不安感に包まれる。
何が起きるんだろう、嫌~な予感が漂う…でも、ところどころでほっとする場面もあり、最後は、うん、良かったなぁって。

まぁ確かに、この場面って必要?と思う所もありましたが、それぞれの出演者、みんな演技とは思えぬリアル感がありました。
あと、12R指定なんだけど、えっこれ、中学生観ていいのかよ、という所もありました~
皆さんも是非ご覧下さいな~。



オレオ入りチーズケーキ

2007-04-20 | 食べ物
明日は土曜日だけど、授業参観日です。
で、いつもは次の月曜が代休になるんだけど、なぜか今回は、今日金曜が代休になりました。
昨日メチャ疲れたので、今日はほっとひと息。

良いお天気になったので、冬の毛糸類を綺麗になった洗濯機で洗いまくり、それから、前からやってみたかったオレオクッキー入りのチーズケーキを焼きました。

いつものチーズケーキの生地に、砕いたオレオクッキーを入れるだけ。オレオに挟んである白いクリームは取り除きました。
ネットで見かけるのは、オレオを土台にしてたり、クリームもそのまんまで、丸ごと入ってたりというのもあるけど、今回は砕いて入れました。
全体に混ざるのかと思ってたけど、生地の上にプカプカ浮くような感じになってしまいましたが、まっいいか。

自前の、ホールケーキです。
見た目ちょっと悪いけど。






マイバースディ

2007-04-17 | 出来事
うへぇ~、はっと気付いたら自分の誕生日!
三日前まで覚えていたのに、今日はすっかり忘れてた。

三日前、夫に言いました。
「誕生日は、平日でケーキ作れないから、お父さん買ってきて。」
夫「OK。いいよ。」
私「言っときますけど、ホールでお願いします。」
夫「?なんや?ホールって。」
私「切らずに丸のまま一個のやつ。サイズは小さくてもホールがいい!」
夫「ふーん、いいよ。」

…と言ったくせに、今日買ってきてくれたのは、ショートケーキ3個でした。
私「…ホールって言ったよね。」
夫「ん?…あー、そういや、そんなこと言ってたかな。」

*****

もう一つこんなことが。

夫「洗濯槽クリーナーで、今洗濯機洗ってるからな。」
私「えっ、そうなの、有難う!
…何と珍しいこともあるもんだ。も、もしや、草薙君がコマーシャルしてる、アリエールの「毎年妻の誕生日に、洗濯機の掃除をしてあげる」ってやつ??!」
夫「ん?…あー、そういや、そんなコマーシャルあったかな。」
  単なる偶然でした。







怒濤の1週間…がんばったぞモリー

2007-04-15 | 出来事
いよいよ始まったA校・B校の二股勤務。
何と言ってもB校が大変さを感じる。
水・木しか行かないのに、1年・3年・4年・6年の30数人ずつの名前を、いつになったら覚えられるのやら。
木曜日には、来週の水曜の理科や図工の準備・連絡を済ませておかないといけないし、まだ何がどこにあるやらも分からず右往左往。

そんな中でも、教務主任のK先生、
「何でも聞いてぇな。モリー先生のいない日は、僕がみんなやっとくよ。畑の水やりも、青虫の餌も子どもらに言っとくよ。」
そして、「校庭の向こうの菜の花畑に、モンシロチョウがもう卵産んでるはずだから、何個か取りに行ってこようか。」
すると養護のM先生、
「私も行くよー。虫かご取ってくるね。モリー先生、大丈夫だよ、K先生もみんなも、何でも教えてくれるからね。」

あ、ありがとうございますぅ~~
本当に本当に、有り難くて嬉しくて、嬉し涙が出そうでございます。
そうだよ、分からないことは、どんどん聞きまくろう。
それが子ども達の為だもの。
よしっ。女モリー、やるとなったからには、やってやるぅ!でござる。








どらホットケーキ、ちょっとデカすぎ?

2007-04-09 | 食べ物
日曜日の午後、家には私一人。
お昼を残り物ですませたせいか、小腹がすいてきた。
何か無いかな~、ゴソゴソ。

ホットケーキの素と、あんこで、どら焼き風にしてみようか。
1枚、2枚と焼いてるうちに、小腹どころかものすご~くすいてきた。
4枚焼いて、バターを薄くぬってたら、いい匂いに刺激され、キョーレツに、超ウルトラお腹がすいてきた!
ええい、ビッグマックみたいに(ビッグマックは、3枚だろ)、4枚ともあんこをはさんで積み上げて、バクバク食ってやるー!
いつもなら写真を撮ってから食べるのに、このでかい一切れを一気にお腹に入れてから、撮りました。
はぁー、あの空腹感は一体何だったんだろう…しばし呆然。



アズーロコンパクト

2007-04-08 | 植物
名前だけ聞いたら、化粧品かしらと思いますわ。
花の苗を見に行く度、初めて聞く名前に出会います。

手作りの鉢に、迷って迷って、やっと決めた苗1個。

うまく育てば、小さな花がたくさんついて、シャワーのように、噴水のように広がるはずなんですけど。
…水やりを忘れて枯れちゃった~ってことになる可能性も大。

さて、この鉢を作るときお世話になった某先生、違う学校に転任になりました。
ところが、私が今度行くことになったB校に、某先生のお子さんが、1年生と4年生にいるということが判明!
授業も両方関わります。
縁というのは不思議なものですね~。




映画『デジャヴ』

2007-04-07 | 映画
これは、4月1日に、丁度ヒマだった夫と観に行きました。(夫はデンゼル・ワシントンが好きなのだ)
毎月1日は千円なので、ちょっとラッキー。

映画は、スリルとサスペンス盛りだくさんで、とっても見応えありました。
ただ、途中で「え?タイムマシン?」らしきものが出てきた時、疑問を持ちすぎるとこだわってしまうかも…、でも、次々と移り変わるシーンを見逃さまいと、一生懸命ついていけば、感動もばっちり味わえます。
最後はハラハラドキドキ…おーっ、そういうラストかい…なるほど。うーん、まてよ、それでいいのか?
でした。
もう1回観たら、もっとしっかり理解できるでしょう。
面白かったよ!




立派な寿司桶デビュー…えっ?こね鉢?

2007-04-06 | 食べ物
夫が、伯母の所からせしめて(?)きてしまった物です。
今年になってから、一人暮らしの伯母の家を片付けに行っている夫は、いつもの癖で、やり出したら止まらなくなってしまったのです。
そして、行く度に「使わないからもらって」と言われて、未使用のピカピカのお皿やら布団やら、この寿司桶らしき物やらもらってきてしまうのです。

ありがたや~、しかし、これは何やら立派過ぎて、いつもの「すし太郎」を、ちゃちゃっと作っただけでは勿体なかったなぁ~。
夫「オレ、寿司桶もらったって言ったけど、そう思いこんだだけかも。」
私「へっ…。よーく見ると、もしや手打ちそばとか作る時のこね鉢?」
夫「あ、そういえば、伯母ちゃんそう言ってたかなぁ。」

……もうすし太郎にしちゃったよ。
ま、これからも我が家は手打ち蕎麦なんてしないと思うから、寿司桶として使いましょ。…いいって、いいって。

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今日は、入学式でした。
とりあえず、新しく勤めるB校の入学式に出席し、午後からは今までのA校へ。
やっぱりちょっと、A校はほっとする。
これから少しずつ慣れて、B校も同じくらい好きになりたいな。

抱腹絶倒『いなかのせんきょ』藤谷治・著

2007-04-05 | 読書
選挙カーの騒音が耳にタコの折りも折り。
ぜひぜひお読み下さいませ。
落語風に語られるこの物語、2ページ目でクスッ、3ページ目でふふっ、4ぺージ、5ページと進むにつれて、クックック、あはは、げらげら~、と、必ず声を出して笑わずにはいられません。
おそらく秋田か青森か新潟か、日本海側のちいちゃな過疎の村で巻き起こる選挙戦。もう、それぞれの登場人物が目の前に浮かんできちゃって、困りましたわ。そして、読み終わる頃には貴方は絶対、東北弁になってしまっておりますよ。(断言)

~ヤフーブックスの書籍紹介~

四方を深い山々にかこまれた鍵田原郡戸蔭村―。莫大な借金を残し引責辞任した前村長の後を受けまして、村議・深沢清春は助役・平山忠則に村の建て直しを請われます。
村長におさまった清春の改革によって、戸蔭村は平和な村になりましたとさ…と参るわけがございません。なんと清春を推した平山が対立候補として出馬!おまけに土建屋、材木屋、村会議長―村中の有力者が推薦人にずらり。ここに戸蔭村、数十年ぶりの選挙戦が勃発したわけでございます。
人も足りない、金もない。あるのは村への想いだけ。ないない尽くしの深沢清春、家族を頼りに打って出た、一世一代の大勝負の行方や如何に!?
全国1億の有権者に贈る、これぞ日本の清く正しき選挙小説。

~と言うわけで、昨日のブログにあんな東北弁が混じってしまったのです。~