ぼちぼち日記

手作りとおはなしが好きなモリーさんのつれづれ日記。

できたぞドイリー もう一つ

2007-08-31 | 作ったよ
ううう、これは結構、技が必要でした。
本の写真が美し過ぎて、「これと同じのができるんだわ~
と思って編んでいたら、とんでもない…。
やっぱり人によって、編むときのくせのようなものがあって、私の場合、鎖編みがゆるい…。それから、ピコットが苦手!
アイロンで何とかしようとしたけど、ゆるゆるの部分とつっぱる部分がありすぎて、これ以上修正できません。

この間の丸いドイリーより、レベルアップし過ぎ?
やっぱりもう少し、簡単なのにしようかなー。

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さて、とうとう今日で8月も終わり。
でもまだ私の2学期初出勤の日はもう少し先です。
なので、もう少しのんびりだらだらしようか、とも思ったのですが、
ふとどこからか声が聞こえました。

「こりゃ、モリーよ。明日からは9月じゃぞ。
 気持ちを入れ替えるなら、今日じゃ。
 やり残したことや、どうせしなけりゃならんことは、今日やってしまうがよいぞ。」

ははぁ。そうですよね、うん、そうですよね、わかっちゃいるんだけど…。
よっしゃ、では、あれとあれとあれとあれだけでも、今日やりましょう。




『プリンス・エドワード島 世界一美しい島の物語』 吉村和敏写真集

2007-08-30 | 読書
ついに『赤毛のアン』第8巻まで読みました。
『アンの娘リラ』。
かわいいなぁ、アンの子どもたち。
みんなみんな、清らかです。
時々しか出てこないギルバートも、いつまでもかっこいい。

夏休み中に、全10巻読みきるつもりだったけど、8巻でギブアップ。
つづきはまた、いつかのいつか…。

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さて、この本を読んでいくのに、想像をうんと助けてくれるのが、この写真集です。
表紙は、林檎の花の咲き乱れる風景。
素晴らしい大自然の中で、モンゴメリは育ったんだなぁ。

道の「曲がり角」が好きなアン。
まっすぐに、ずっと先まで見えてしまっている道よりも、曲がった先に何が待っているのか分からない方が、わくわくしていいと言う、大らかな気持ちを、私も少し見習いましょうか。



できたぞドイリー

2007-08-28 | 作ったよ
うふふ。またまたレース編みです。
今度のは32cm、今までで最大です。
さっそく玄関に飾りました。

図書館で借りた、「はじめてのレースあみ ドイリー」という本を見て編みました。
この本には、ドイリーが3種類載っているだけです。
「はじめての」とある通り初心者の初心者向けで、1段ごとに説明がついていて、とっても分かりやすかった。

本の中に、出来上がったら裏からスプレーのりを吹き付け、ピンで円形に伸ばしてアイロンがけするとありました。
な~るほど、それでまん丸にピンとなるんだわ。

もっと早く知っていれば、人にあげたコースターもピンピンにしてからあげたのにな。

さて今度は、この本の2作目を編みますぞ。

またまたレース編みのコースター

2007-08-27 | 作ったよ
100円ショップで、レース糸を見つけました。

手芸屋さんで買ったのは、25g580円でしたが、20g100円で売っていたのです。
「でも、大丈夫かな、編みにくいとか、糸が切れるなんてなことはないでしょうね。」
でも、そのパステルカラーが何ともいい感じの色だったので、3色買って、コースターを編んでみました。
うん、特に違和感はありません。糸のつやもまあまあ。
レース編みの練習と思えば、これで十分。
ちょっと得した気分です。

さて、ブログをあちこち見ていたら、世の中には器用という言葉も超越しているくらい、すごい職人技の人がいるもんです。
レース編みの達人、ひよこさん。 ←クリック!

一つのことに、とことん集中できる人って、ホント羨ましいし、素敵ですね。


母の俳句と父のDS

2007-08-26 | 出来事
お盆に実家に帰って、両親に会ったばかりなんだけど、今日は母が40年来趣味でやっている俳句の大会がこちらであって、田舎から出てきました。

まず父の運転で家へ来て、私が母を俳句会場まで送って行きました。
父は、我が家で一休み。
その時、おもむろにバッグからニンテンドーDSを取り出し、「細菌撲滅」というゲームをやりだしました。
「はまってしもた。」と言いながら、夫にコツを伝授してもらい、何度も挑戦。
(やれやれ、脳トレはどうした?)

午後、母を迎えに行くと、何やら賞を2つももらったと上機嫌。
継続は力なり…ってかぁ。よかったね。

ちょこっとその句をご紹介。

[ 秋暑し 格言多き 父の文 」
母は中2の頃父親を亡くしてます。お盆やらこの時期に思い出したのかな。

[ 日盛りや 垂直に干す 剣道着 ]
うちの息子の弓道着姿の写真を見て思いついたらしい。
弓道着というより、剣道着の方が音的にしゃきっとした感じが出るからと、剣道着に変えてしまった。そんなのアリ?

[ 弓道や 炎暑の的へ 立ち向かう ]
うん、これなら納得ですわ。

[ 濡れし手で つり銭数ふ 金魚売り ]
これは先日、新聞の地方版に載っていました。
ふむ、これはなかなかいいのでは?


とまぁ、二人ともそれなりに頭使ってるし、もう少しは元気でいてくれそうです。
この間のレアチーズケーキをまた作って食べてもらったら、とっても喜んで美味しいって言ってくれました。
帰り道、運転気をつけてね~!


 





レース編みのちっちゃなドイリー

2007-08-25 | 作ったよ
パイナップル編みというのを初めてやってみました。

毎日せっせとレース編みに励んでいます。

だって、もうすぐ夏休みも終わり。そしたらこんなこともうやってられなくなると思うと、今のうちに、今のうちに、やれるだけやっていたい。
(と言い訳をして、家事もほったらかし)



******

息子「ドイリーって、何に使うの。」
私「えっ、何って、えーと、うーんと、か、飾っとくのよ。」
息子「ふ~ん」(立ち去る)

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た、確かに、そう役に立つというものでは無いのかな。

ピーマンこんぶ

2007-08-24 | 食べ物
親切なお隣さんから、しょっちゅう野菜を頂いています。
このところ、3日に1度くらいはピーマンとオクラを届けてくれます。

ピーマンが消費しきれない!…と、こんな時は、これです。

[レンジで簡単、ピーマン昆布]

①細切り昆布の佃煮(ごま昆布とか、シソ昆布とかありますよね)を用意。
②ピーマンを細切りにします。
③お皿の中で、昆布とピーマンを混ぜ混ぜ。
④ラップをかけて、レンジで1分。
⑤取り出して、もう一度混ぜ混ぜ。
⑥もう一度ラップをして、レンジで1分。

はい、出来上がり~!


これをご飯にのせて食べると、超美味しいです。
誰に教えてもらったんだっけ?









『家なき鳥』…大感動

2007-08-23 | 読書
グロリア・ウィーラン/[著] 代田亜香子/訳。全米図書賞受賞。
お友だちに借りた本です。

 インドの少女コリーは、貧しさゆえに13歳で結婚させられ(いわゆる口減らし?)ますが、相手はすぐに亡くなってしまいます。
意地悪な義母にさんざんこきつかわれ、優しい義父も亡くなり、気の合った義姉はお嫁に行ってしまう。
ある日義母と汽車に乗ったコリーは、見知らぬ駅でおきざりにされてしまいます。
たった一人、必死に生き抜こうとするコリーが出会った、様々な人達と、思いがけない運命。
コリーには一つ、得意なことがありました。
それは、自分で見た景色や想像したことを、キルトにつづること。
そのことがコリーを救ってくれるのですが、とにかく超お勧めの感動の物語です。
お勧めの本を聞かれれば、今は迷わずこれ!

食べるものも、寝る場所さえ無い貧困と、心荒んだ人々の中で、コリーを救ってくれたのは、きっと、想像力。

…そうか!『赤毛のアン』と通じるところがありました。
みなしごのアンを育てたのも、あの限りない想像力ではありませんか。
辛いとき、悲しいとき、窮地に陥ったとき、心を解き放つ魔法…うーん、納得です。

ちなみにアンの方は、5巻まで読みました。
こちらは一人が話す言葉が長い。かぎかっこが延々と続く。ちょっとだけ、だれてきましたぁ。

でも、『家なき鳥』の方は、文体が短く、まるで詩を読むように、すっと心に描くことができるのです。
と思ったら、著者はもともと詩人でした。やっぱり。


またレース編みのコースター

2007-08-21 | 作ったよ
実はこのモチーフを7枚つなげてドイリーにするのですが、つなげなくてもちょうどコースターにぴったりなので、ドイリーにするのは止めました。♪

コースターって、早くできるから大好き~~♪。
先日一玉だけ買った糸がなくなりかけたので、またまた違う糸を買いに行ってきました。水色と白の混ざり糸と、真っ白のやつ。

はまりましたね、モリーさん。
ええ、そうなんです。
今日は図書館で、レース編みの本も借りてきました。
そのうち、糸の太さや針も変えて編みたくなると思います。

もっと、夏の初めにはまればよかったと思いますわ。


横山秀夫『出口のない海』

2007-08-20 | 読書
去年の9月に、広島の原爆ドームや、大和ミュージアムを訪れた後、手に取った本です。
昨日、テレビで映画やってましたね。
本で読むより、なんだかほんわかしてました。山田洋二監督というのもあるかなぁ。
随分省略してあるし、ちょっと分かりにくい部分もあったような。
本よりよく分かったのは、潜水艦の中の様子や、人間魚雷「回天」の実物がどんなのかってこと。
あれに乗って、敵艦めがけて突進するんですよ、いつ衝突するのかわからない分、ゼロ戦より怖いかも…。よくあんなもの考えたもんだと思います。

本の方は、さすが横山秀夫さん。
ただ暗く厳しく、悲しいだけじゃなく、死にに行くのに、野球への夢をあきらめない主人公の生き方が、何度も目頭を熱くさせてくれます。
(というか、号泣しちゃいます)
結ばれることの無い淡い恋も、家族や友人たちへの想いも、とても見事に描かれていると思います。

最後の方で、生き残った主人公の友人が、半世紀後に、喫茶店のテレビに映る大リーグ中継を見るんですよ。背番号55。
―敵国だったアメリカに、日本人が渡り、そこで伸び伸びと野球をしている。やはり、途方も無い時間が流れたのだ。―

そうなんですよね。
今、甲子園を沸かせている球児たちも、いえ、私たち全員、今の平和を本当にありがたく思わなくては、ばちが当たりますね。