ぼちぼち日記

手作りとおはなしが好きなモリーさんのつれづれ日記。

うちのツツジです

2008-05-31 | 植物
家の周囲半分にはこのツツジが植わっています。
今満開なんだけど、今日は雨粒がついてしっとり、またぐっと綺麗です。

建て売り住宅街なので、近所の家も殆どこのツツジが生け垣に並んでいます。
お散歩するだけで、ツツジ観賞ができちゃう団地です。

あれ、夫はどこ?
「土が雨で濡れてるうちに、庭の草取りだ!」
…ご苦労様です。
もうちょっとしたら手伝いますから…。(?)

長田弘『記憶のつくり方』

2008-05-29 | 読書
久しぶりの読書です。
今日は
しっとりゆっくり、ページをめくる時間が嬉しい。

長田弘さんの、素敵な素敵な詩文集です。

私の拙い説明ではおっつきませんので、ヤフーの書評をコピー致します。

「いまも心の中で仄かな光を放つ、さりげなくかけがえのない「経験」。ひとの記憶の木は、どのようにそだち、ことばを実らせるのか。闇、死、海の音、友だち、路地の奥、階段、橋、肩車、おにぎり、雨、数字…。忘れられない光景、思いがけない出来事にひそむ、生の一瞬の輝き。ひとの人生の秘密を、鮮やかに照らしだす三章24編の珠玉の詩文集。」…とあります。

ページはバニラ色で、文字は緑。
今日みたいな静かなしっとりした時間に開くのにぴったりです。

そして、あとがきにある言葉。
 「記憶は、過去のものでない。それは、すでに過ぎ去ったもののことでなく、むしろ過ぎ去らなかったもののことだ。とどまるのが記憶であり、じぶんのうちに確かにとどまって、じぶんの現在の土壌となってきたものは、記憶だ。
 
記憶という土の中に種子を播いて、季節のなかで手をかけてそだてることができなければ、ことばはなかなか実らない。じぶんの記憶をよく耕すこと。その記憶の庭にそだってゆくものが、人生とよばれるものなのだと思う。…」

もう、あとがき自体が詩のようではありませんか。
いいなぁいいなぁ、自分の心の中を、こんなに確かに言葉に出来る人って。

私も、過ぎ去らなかったものたちを、私の心の庭に、大切に育てていこうっと。

実験室で作業

2008-05-27 | 出来事
新しい仕事になってから、殆ど大根ハウスでの作業が多かったのですが、時々室内での仕事もやってます。
カイワレ大根やブロッコリースプラウトのフリーズドライを作ったりとか、それを何とかショッカーってやつで粉末にしたりとか、3cm位のちっちゃなサンプル瓶を何百も超音波洗浄機にかけたり蒸留水で洗ったりとか。

今日は、スプラウトを粉末にしてお抹茶みたいになったのを、電子天秤で0.1gずつ量り、試験管に入れていく作業でした。

耳かきみたいな薬さじで、ちょっとずつ試験管に入れていくのですが、この電子天秤、0.0001gまで量れるスグレモノ。
学校の理科室のは、0.01gだったもんなぁ。
「0.1020までの誤差ならOKです」と言われ、必死の作業でした。

ああ~肩凝った!
今日は40本ほどしかできなかったけど、「まだまだたーっくさんありますよ。」とIさんににっこりされてしまいました。

しかし、これらの作業はみんな、本命の仕事の準備段階。

小さな事をこつこつやるのが性に合ってるとはいえ、こりゃ大変、早く慣れなくちゃと思うモリーです。





ビールが飲めるようになっちゃった

2008-05-26 | 食べ物
今日はついに真夏日。
大根ハウスの温度は一体何度だったのか、とにかく汗が滝のように出ましたわ。
大根は、そろそろ実が乾いて、種を収穫できるのもあります。
これが終わればハウスの暑さともお別れだい。
後もう少し、頑張るぞ。

で、今日みたいに汗一杯かいた日は、帰ってすぐにお風呂にジャポン。
さっぱりしてから夕飯の用意。
今日は以前にレストランで食べた、「イカの塩辛チャーハン」を、見よう見まねで作ってみました。
お、美味しい~!
しかも、ビールに合う!

え?アルコールは全然ダメだったんじゃないかって?
そうそう、…いや、そう思いこんでただけかもです。
私の兄姉弟は皆、1滴も飲めないし、家系的にダメだと思っていたけど、まぁ私は、乾杯のビール一口くらいは飲めました。

それが限界だと、思いこんでいたようなのです。
汗かいて働いた後、お風呂上がりのビールがこんなに美味しいなんて!
私、目覚めました。
もう毎日いっちゃいますよ。ケッケッケ。

今までは、夫が350ccの缶ビール1本飲むだけだったのを、500ccの缶に変えてもらって、150ccを私がもらっちゃうことにしたのよん。
ええ、今もいい気分でヨイヨイでござんすよ~~




とっても幸せな1泊2日 その3

2008-05-22 | 出来事
さて、またまたきのうの続きです。

↓駒ヶ根ファームスの傍の、太田切川にかかる「こまくさ橋」という吊り橋が、なかなかのものでした。
下を流れる大きな川は、白い岩と透き通った綺麗な水が、心も洗ってくれるようでした。
川の音って、じっと聞いていると段々と癒されるし、ふと気づくと聞こえて無いような、真っ白な心になってますよねぇ。(単にぼけ~っとしてるってこと?)
この下の河原に下りて、息子と従姉が水のかけ合いっこしてました。

         


                        

   そして、ほらっ、綺麗でしょう~~
これまた近くの「駒が池」です。
池の中心から噴水が出るんだけど、ちょっとこの写真には写ってません。
とにかく静かで落ち着いた、緑に囲まれたこの空間、草に座って水面を眺めれば、もう言葉は要りませんって感じ。


さあ、そろそろお昼です。
バスで移動して、「かんてんぱぱガーデン」という施設にやってきました。
そう、あの「かんてんぱぱ」。
2つの寒天レストランや蕎麦処、子どもが遊べる芝生やショップもあって、楽しめる場所でした。
私は寒天麺という、冷やし中華の麺が寒天になってるみたいなのを食べましたが、
美味しかったよ!何と言ってもヘルシー!


さて、とうとうこれで、バスも帰路につかなければなりません。
みんな遠いもんね。
もっともっと、みんなといたかったな。


昨日の午前11時に出発して、今日の午後1時半には帰らなければならないなんて。
でも、それにしては、すごく沢山の所を回れたなぁ。

あぁ、楽しかった。面白かった。嬉しかった。綺麗だった。美味しかった。幸せだった。

何よりこのバス旅行、全員の輪が、すごーく深まったというのが一番嬉しかった。

家に帰って、また写真を見ながら、何度でも思い出すことでしょう。

あちこちからメールが来て、「またいつか、何か計画しようか」だって。
ふふっ。

皆さん、お疲れ様でした。
ホントにまた計画しましょうね。
弟よ、運転頼んだよ~ん。←(お気楽モリー)









とっても幸せな1泊2日 その2

2008-05-21 | 出来事
宿での夕食は、とても上品で綺麗な、美味しい会席料理。
さあ、宴会の始まり始まり。

カラオケも沢山歌って、ワイワイおしゃべりに花が咲きました。

私はカラオケの曲目セット係(自然とそうなった)と、ちょっとした司会。
姉の旦那様が乾杯の音頭。
姉がみんなを代表して、両親への感謝の言葉と、みんな仲良く一緒に来れて幸せだと挨拶。(ウルッときてました)
その後両親もみんなにお礼の言葉をくれました。
兄のお嫁さんも、思うところがあり、出てきて挨拶。
みんな心のこもった、気取らぬ正直な思いを言葉にしてくれて、もうウルウルでした。
(私も何か言いたかったけど、号泣してしまいそうでできませんでした)
何て、幸せな家族でしょう。(普段は離れていてこれ程思わなかったなぁ)

 ←ホテルの庭


さて、2日目の朝ですよ。
ホテルの前の駐車場で、スタッフの方に撮ってもらった1枚です。
                   
       右から3番目の、青い服がわたしでーす。(みんな覆面しちゃってゴメン)
       2日目もとってもいい天気。


またまた弟の運転で、向かったのは光善寺。(ホテルから3分くらいだった)
早太郎という名犬の伝説のあるお寺です。
この本堂に行くまでの参道がまた、こんもりした杉林で味わい深いのです。
古い古い、3重の塔もありました。

この後「駒ヶ根市郷土館」と「旧竹村家住宅」を見学し、「駒ヶ根ファーム」でお土産を買いました。

↑これらは弟が、両親の好みそうな所をちゃんと考えて、計画してくれたのね。
ありがとね。

さて、まだまだ明日も続きますよん。














とっても幸せな1泊2日

2008-05-20 | 出来事
17・18日は、忘れられない思い出の2日間となりました。
父の傘寿と母の喜寿のお祝いにと、以前から計画していた長野県駒ヶ根への旅行が実現したのです。
しかもすばらし~いお天気。(私は晴れ女)

メンバーは、
父+母=2人
私達子供4人とその配偶者=8人
その子供たち6人+配偶者2人=8人
その子供たち4人
つまり…えーと、合計22人です!

0歳(9ヶ月)から80歳まで、まぁーよく揃ったこと!一人の欠席者も無し!

そして、私の弟がラッキーなことにバスの運転手なので、マイクロバスをレンタルしまして、一族和気あいあいの旅に出たのです。

広島、岡山、兵庫、愛知、三重から集まったので、名古屋に集合し、出発は11時。
バスの中では、子どもたちのなぞなぞ大会に、大人も加わって賑やか賑やか。

観光の目玉は、駒ヶ根のロープウェイと千畳敷です。
真夏に行けば、一面のお花畑なんだけど、この時期まだまだ一面の雪でした。
          
 

防寒着は用意して行ったのですが、さすがに寒く、まだスキーやスケボーやってる人もいてびっくりでした。
あ、それから神社の鳥居が殆ど雪で埋まってて、「ベンチかな?」と思ったら鳥居の上の部分だったのです。

あぁ~しかし、雪山の景色の綺麗なこと!
下界とは全然違う荘厳な雰囲気を味わいました。
父も母も、喜んでくれたし、子どもたちも大はしゃぎ。
何だかものすご~く遠くに来たみたいな別世界。


                   

ロープウェイを下り、バスで下界に戻ると、雪山は遙か遠くでした。
新緑の眩しいほどの緑と、雪山の白、青い空。
最高の景色でした。

宿は、『駒ヶ根ビューホテル四季』。
とっても落ち着きがあり、綺麗で食事も美味しい温泉宿。
オススメですよ。


さて、つづきはまた明日。(おやすみなさい)

お昼はお弁当

2008-05-15 | 食べ物
自分のお弁当を作って職場に持って行くなんて経験、私には2度目です。

去年までは給食だったし。

初めての職場でのお弁当は、7、8年前に2ヶ月ほどパソコンのデータ入力のアルバイトをした時。

だから、今回のお弁当持参生活は、とっても新鮮なのです。
夫と息子にいつも2個ずつ作ってはいたけど、自分で食べることはなかったもんね。
それが、今は夫と自分のをまたまた2個作っているのです。
写真は2段弁当ですが、初めの頃はこのお弁当箱だったのが、さすがにちょっと苦しく、最近1段弁当箱に変えました。

やっぱり夕べの残りとか冷凍食品も入れちゃうけど、なるべくそうは見えないように工夫…(もっと違う所で工夫しろって)しています。

きっちりと1時間取れる昼休みというのが、またまたまた新鮮です。
今日もテニスしちゃった。
親切な○○さん(60歳くらいの男性)が、まるでテニス教室の先生のように、優しく上手に教えてくれます。タダなんて申し訳ないくらいです。

あ、仕事もしましたよ。


大根の実なのよ

2008-05-13 | 植物
先日は大根の花の画像を見てもらいましたよね。

あの花が受粉して、こーんな可愛い、団子三兄弟みたいになるのです。
(勿論私が交配したやつは、まだまだこんなに大きくなってませんが、とっても楽しみ!)

私も初めて知りました。大根の実が、こんなんだなんて!
こんなにぷっくり膨らんでいたら、枝豆みたいな立派な種が入っていると思いますよね。
しかし、NO!

大根の種は、ゴマ粒くらい小さいんです。
つまり、とってもふかふかのお布団に守られて、中心に種の赤ちゃんがいるというわけです。

あぁ~、この研究所に来てから、何て自分は無知だったの、そして、何かを知るということは、何て面白いんでしょうと、すっかりやる気になっているモリーなのです。
きょうもちょっと、腰が痛いけど、また明日もがんばります。




映画『大いなる陰謀』

2008-05-12 | 映画
前のお休みに見てきた映画。

トム・クルーズにメリル・ストリープにロバート・レッドフォードと聞けば、やっぱり見たい!
どんな陰謀なんだろう、どんなハラハラドキドキがあるんだろうと、期待大だったのですが…。
確かに、深く考えるべきところは大いにありました。

若者も大人も、アメリカ人でもアメリカ人でなくても、世界中で起こっている戦争や争い事、現実と未来…。
そして、自分はどう行動するのか?
傍観するのか、銃を取って戦うのか、議論をしつくすのか、放り出すのか?

それぞれの登場人物の考え方が、次第に確かなものとして伝わってきますが、こちらはしかし、映画館という娯楽施設でコーラ片手に観ているのです。

折しも大統領選挙まっただ中というこの時期、ちらっと、色んな考えの人たちを垣間見ましたという感じでしょうか、私には。

色んな人が言ってる通り、『大いなる陰謀』という題は、そぐわない。
DVDで観てもよかったかな?
でもやっぱり、登場人物は役者とは思えない真実味がありましたよ。