ぼちぼち日記

手作りとおはなしが好きなモリーさんのつれづれ日記。

赤いビーズを編み込んだドイリー

2008-09-27 | 作ったよ
そうそう忘れてた、これがあったんだ。
ビーズ編み込みレースにはまって編んだ、これが最後かもの作品です。
いやぁしんどかったです。
でも、ドイリー全体に赤と白の色合いがとってもキュートでしょ。



                      

持ち上げるとずっしり重く感じるくらい、ビーズが沢山編み込まれています。

これは夏の間に完成していたんだけど、今見るとよくまぁこんな面倒なことしたもんだと…


最近は、ちょっと手作りさぼっています。
お菓子作りも、手芸も、なんとなくやる気が出ない…手芸本をパラパラめくったり、本屋で立ち読みしたり、手芸屋さんをぶらぶらしてみても、なーんか、燃えないんですよ。
更年期障害かしらねぇ、ともかくじっくり火がつくのを待ちましょうかね。

『夏から夏へ』佐藤多佳子著

2008-09-23 | 読書
佐藤多佳子の陸上競技つながりです。

これは、北京オリンピックで大活躍した400mリレーのメンバー、塚原直樹・末續慎吾・高平慎士・朝原宣治のドキュメンタリー。

北京オリンピック前の2007年世界陸上大会から取材しているのですが、この4人はもしかしていける!という予感がずばりオリンピックで的中しました。

一人一人の生い立ちから陸上競技への向き合い方、人柄や性格など、とても細かく取材していて、ただテレビで走る姿を見るだけだった4人がぐっと身近な存在になりました。
そして、400mリレー(4継というそうです)の面白さ、難しさ、走るというただそれだけのことに賭けるそれぞれの生き方。
穏やかな語り口で、わかりやすく読者の心に響きます。

折しも今日、朝原さんの引退レースがニュースで報道されていて、その表情を見た時、またまたぐっとぐっときました。
本当にお疲れ様でした。後輩にバトンを渡して、ゆっくり休んで下さいね。


『一瞬の風になれ』佐藤多佳子著

2008-09-19 | 読書
とてもとても、久しぶりの読書です。
今、全3巻を読み終えて、胸が一杯…。

去年でしたか、話題になりましたね。aoさんが貸してくれて、今頃やっと読む機会がありました。
あぁ、こういう話だったのか、うんうん、後味爽やか、目頭熱い。


『春野台高校陸上部。とくに強豪でもないこの部に入部した二人のスプリンター。ひたすらに走る、そのことが次第に二人を変え、そして、部を変える―。思わず胸が熱くなる、とびきりの陸上青春小説、誕生。』→書籍紹介より

主人公の神谷君の目を通して、高校生の心理、仲間とのつながり、兄弟との葛藤、自分の心との闘い…。色んなものが見えてきます。

神谷君、あんた、カッコよすぎるよ。
読みながら、この子を褒め称え、寄り添い、応援するだけでなく、正直すこーしジェラシーを感じてしまったわ。なんだろね。
まるで実在の人物のように感じられるのは、作者が陸上競技を深く深く追求し取材した賜物でしょうね。
自分が陸上競技場のスタンドで応援しているみたいに、胸がバクバク、手に汗にぎってしまいます。
そして、自分も走りたい!思い切り。中学生か高校生に戻って、陸上部に入りたい!とホントに思ってしまったよ。
あー、でもそれは叶わない…悔しいなあ。

そう、若さへの嫉妬かな。

今現在、若者の人たちよ、時間はあっという間に過ぎていくよ、青春の時を大切にね。
オバサンの私は私で、何か見つけたいなと思わせてくれる素敵な本です。
あー、でもその何かって?
むむ…未だに焦るばかりで見つかりません。



BEGINのコンサート

2008-09-11 | 出来事
火曜日、私が大好きなBEGINのコンサートに夫と行ってきました。
3階席まである大ホールは満席。へぇ~人気あるんだと改めて知りました。

私にとってBEGINの魅力は、もちろんあの歌声とハーモニー、そして、一五一会という名前の楽器です。
今もCDを聞いていますが、目をつぶると、広い海の上に小舟でゆらゆらとゆられているような気分。
その海は、ギラギラしてなくて、とても静かでどこまでも広く、夕暮れか満天の星空、澄み切った朝の空気…そんなものが思い浮びます。

元々海をテーマにした曲が多いBEGINですが、私も海の傍で生まれ育った感覚が共感できるんだと思うんです。沖縄の珊瑚の海とはちょっと違うけど、空と雲と波と砂、浜風や夕日…等々。肌で感じてきた感覚です。

コンサートは、3人がその一五一会を存分にかき鳴らし(演奏しながら歌うって素敵)ながら、温かいトークも交えつつ進みました。あぁ~終わって欲しくないよ、このままずーっっと聞いていたいなぁっと思いました。
音楽が、私の心を開いてどんどん奥へ入ってきて、それが体中に巡って、響きました。

コンサート後半のクライマックス、観客がみんな立ち上がって大合唱。
実は予想していなくてちょっと照れくさかったけど、一緒になって沖縄風の踊り(阿波踊りみたいに両手を右左に振ればいい)を踊りながらでっかい声で歌いました~

あー、良かった良かった。
やっぱり生はいいです。真っ直ぐに届きます。
心の洗濯ができました。

今日まで余韻をかみしめながら、またCDを聞いて浸っております。









兄嫁さんのトールペイント

2008-09-07 | 出来事
1ヶ月ほど前に、兄嫁さんが手作りのトールペイントのネームプレートを送ってくれました。こつこつと習っていたらしいです。
写真では見づらいですが、隅々まで細かく丁寧にペイントされていて、色合いも淡いブルーで、とっても気に入りました。

家は、玄関が和風の引き戸なので、ちょっと雰囲気が違うし、外にかけたら汚れてしまうといけないし、玄関の中に飾ることにしました。
(なぜか1歩入れば洋風なのだ)
壁紙とも、私のレースやドライフラワーとも、ぴったりではないですか。

こういったものを、「習う」っていいなぁと、ちょっと羨ましがっている私です。
そうなのよ。
編み物やら何やら、本を見て自分で作るのも楽しいんだけど、どっかの教室に通ってみたい!
すごーく生活に張り合いが出るような気がするのですが。

それで、考えてみました。もし、何か習うとしたら…
トールペイントももちろん興味アリですが、
シュガークラフトなんてどうかな。
あと、ステンドグラスとか、グラスアート、はがき絵、陶芸、クレイアート、
ペン字、オカリナ、フラダンス…(?)

夫「そんなにあれもこれもじゃなくて、私はこれがやりたいって物は無いのか?」

…そうでした、その、「これだ!」っていうものが無いんですよね、私って。
何でも中途半端で、あちこちつまみ食い。

う~む、これでいいのか私の人生。
だんだん考え込んでしまうモリーでした。