高楼方子『わたしたちの帽子』

小学校時代を思い出すとき、もう随分遠い昔のような気がする女性たち（私も）には、このお話はとっても懐かしい感じでしょう。
二人の女の子同士の、小さな秘密の約束が、少しずつ増えていって、仲良くなって行くんだけど、不思議な疑問も増えていく…。
あれは夢だったの？…と思いかけると実は現実…でもやっぱり夢？
いいえやっぱり本当の事。

高楼さんの柔らかいふんわりとした文章に、ゆったりコーヒーでも飲みながら、リラックス～。
そうそう、高楼さんの『ルチアさん』もちょっと雰囲気似ています。

課題図書の中では、これが面白かったかな。
あれっ？？？これって中学年の課題図書？
小学校３年生でこれ、ホントに深く読みこなせるのかよ。
全く…だから嫌いなんだよ、感想文コンクールなんてよぉ。