とっても面白い本をaoさんが貸してくれました。
久しぶりの時代小説。2冊を2日間で読んじゃったよ~。
~ネットの書籍紹介~
~神田御台所町で江戸の人々には馴染みの薄い上方料理を出す「つる家」。店を任され、調理場で腕を振るう澪は、故郷の大坂で、少女の頃に水害で両親を失い、天涯孤独の身であった。大阪と江戸の味の違いに戸惑いながらも、天性の味覚と負けん気で、日々研鑽を重ねる澪。しかし、そんなある日、彼女の腕を妬み、名料理屋「登龍楼」が非道な妨害をしかけてきたが。料理だけが自分の仕合わせへの道筋と定めた澪の奮闘と、それを囲む人々の人情が織りなす、連作時代小説の傑作ここに誕生! ~
主人公は18歳の澪さん。
この娘の日々奮闘ぶりを見ていると、心から応援したくなります。
真っ直ぐで、感激屋で、純粋で、毅然としたり、ほろりときたり。
この娘を囲む身近な人々も、人情味あふれる個性派ぞろい。
そして、もう一つの魅力は、お店に出される数々の料理ですよ。
大阪出身の澪さんが、江戸の人々に受け入れられる料理を作りだそうと
失敗の中から独自の一品を作り出していきます。
まるで澪さんのそばで、一緒に料理をしているような気がして、ダシや醤油、味醂の
香りまでがしてきそう。
おお、最後にレシピまで載っているではないですか、こりゃいいわ~。
2作目「花散らしの雨」も、ますます面白く、3作目も出ているらしいので
早く、早く読みたい~~!
和風料理が好きな方、必読です。
香りまでがしてきそう。
うん、うん、わかる、わかる!
ちょっと前に、和田はつ子さんの『雛の鮨』を読みました。
捕物帖もので、こちらも美味しい出汁の香りが漂ってくるものでした^^。
さすが時代物に詳しいwataさん。
今度ぜひ読んでみます。