沖縄麩

2006-09-30 22:50:32 | Weblog
ごめんなさい。

(って誰に謝っているんだか)

きょうはがんばって8時に起きて「純情きらり」の最終回で号泣して、そのあと「パトレーバー」見ていた後半から意識が飛びました。
ものすごく具合が悪くて(二日酔いではありません、断じて)、貧血とそれに伴う頭痛で身動きできず。食欲はないけれどなんか食べなくてはと、昼前に粗末なもの(なんじゃそりゃ)をなんとか食べ、そのあとも昏々と眠り続ける。

夕方4時くらいになんとか覚醒。部屋に掃除機だけかけて買い物にゆく。

ずっと前に増田しずかちゃんの日記で見てからずっと気になっていた「沖縄麩」を、先日横浜の沖縄物産店で見つけた。もうあんまり野菜もないし、もやしとニラを買ってきてフーチャンプルーを作ってみる。普通のお麩よりも見た目はふにゃふにゃなのに、炒めるとしっかりする感じ。うまかった。

まだぼーっとしているので、もう寝ます。

「短歌研究」三賞授賞式

2006-09-29 23:52:23 | Weblog
午前中は、目前に迫っているコープとうきょう(生協のやっているカルチャーセンターのようなもの。この10月からここで「短歌入門」という講座を担当させていただくことになりました。平日の昼間だし、生協に入会していないと申し込めなかったりするので特にご案内しませんでしたが、ご興味のある方はどうぞ、というさりげない宣伝)の講義の準備をする。2時間という長さはどんな感じなのだろう。くだらない話ならいくらでもできるけど、漫才を聞きにきてくれるわけでもないしな。でも笑いも必要かしら? 講義のメモに「このへんで小ネタ」とか書いておこうかな。必要ないですか? そうですか。

というわけで添削仕事はまたしても順延。きょうN村さんから「いつも日記読んでますけど、毎日飲んでばかりで添削の仕事はいつも後回しにしてますよね」と言われてしまい、深く反省する。




夕方から霞ヶ関ビルの東京会館で行われる「短歌研究賞」「短歌研究新人賞」「短歌研究評論賞」の授賞式へ。
今年は「短歌研究賞」が大島史洋さん、「短歌研究新人賞」が野口あや子さんと、「未来」のダブル受賞だったので、お祝いに駆け付ける。彗星集の若いひとたちも来ていて華やかな雰囲気。
この会に来たら、何はともあれオムレツを食べる。その場でひとつずつ焼いてくれるトロトロのオムレツ。
噂には聞いていたけれど髭づらのH村さんに、a羽ちゃんとふたりで思いきり駄目出しをする。でも、あとで聞いたら野口さん的にはあの髭がよかったらしく、余計なことを言ってしまったかも。

二次会は1Fの「安愚楽」という店で。席の都合で二つに別れてしまったのだけれど、奥のほうの席にいたひとがやってきて「こっちの席は若いひとばっかりに見えたけれど、そうでもないんだな」と言うのがおかしかった。加藤チルドレンたちは何げにそうは若くない(笑)。

早めのお開きとなり、あいかわらず自分がどうやって帰ればいいのかわかっていないひとたちと虎ノ門駅へ。田園都市線組を表参道で降ろしてやれやれ。

家に帰ってメールを見たらまたしても素敵なお誘いが! 子犬のように尻尾を振ってみる。


写真は野口さんに岡井さんが賞状を渡しているところ(左にかろうじて大島さん)。

工事が進みません

2006-09-28 23:01:38 | Weblog
午前中から工事のひとが来ると思って必死に早起きして(またトイレや風呂場が使えなくなるので)朝のもろもろを慌ててすます。
ところが、待てど暮らせど来る気配なし。
おかしいなあと思って外に出て、責任者っぽいひとに聞いてみたら「午後です」と軽く言われてしまう。

え〜? こないだ28日は午前午後とやるって言ったじゃ〜ん。しかも床の穴埋めは来週の月曜日とか言うの。え〜? こないだそれもきょうやるって言ったじゃ〜ん。

かなり信用を失う。ただでさえ忙しいなか、予定をやりくりして決めているんだから、言ったことは守ってほしい。変更になったんなら教えてほしい。それって常識なんじゃないの? あーだんだんむかついてきた。

仕方ないので、とにかく午前中は会社の仕事のほうを片付けるも、なんだかひどく眠い。こんなことなら少しゆっくり眠っておくのだった。
午後は添削仕事を少し。集中力がなくて挫折。

ほかにもいろいろやらなくてはならないことが山積み。気が付いたら月末だし。ああああああ(絶望のためいき)。

電池切れ

2006-09-27 23:49:34 | Weblog
さすがに少し疲れがたまってしまったもよう。
朝起きたものの午前中は一切記憶になく、午後もビデオ見ながら昏々と眠る。
このところ、好きだったアニメが軒並み最終回で、追い付くのが大変なの。

這うようにして夕方から「未来」の発行所へ。編集会議。
またたくさんの宿題をもらってしまう。いやん。

終わったあとO島さんの小金を使う会。
これで6日連続飲みが続いていることになる。うち5日は居酒屋だ。いつか居酒屋評論家になれるかもしれない。

家に帰ったら仕事のファクスが届いていた。
新しいファクスが数日前に届いていたのだけれど、組み立てる(?)暇がなくてやっときょうつないだところだった。セーフ!って感じ。よかった。
新しいファクスは紙がなくてもメモリー受信してくれるのだけれど、いまいちよくわかってなくて無駄な紙とインクをかなり使ってしまった。未熟!


どうでもいいことだけど、昨日の「嵐」の特番は面白すぎた。録画していたものを夜中にひとりで見ていて大爆笑してしまった。テレビを見てあんなに笑ったのは久しぶりかもしれない。ゴールデンであんなもの放映してよかったのだろうか? あんまり面白いので夜中に息子に電話してしまったさ。


明日はまた家の工事です。穴ふさぎ。
添削仕事がたまっているのだけど、できるのかしら?

どしゃぶり

2006-09-26 23:17:12 | books
誰の涙雨なんだか……

と思いながら、前も見えないようなどしゃぶりの中を帰宅。

きょうは納本日なので出社。
今夜の特番のため、朝から「嵐」が日テレに生出演で、なかなか出かけられなくて困る(笑)。
さくっと仕事を片付けて、横浜へ。
待ち合わせまで時間があったので、久しぶりにルミネの有隣堂を覗く。いきなり先日I原さんから「出ましたよ!」と言われていた『算法少女』(ちくま学芸文庫)を発見してしまい、購入。有隣堂は文庫のカバーの色が選べるのでうれしい。オレンジって言ってしまう。
有隣堂はコミックは置いていないことを思い出し、ポルタの丸善へ。そこで『フルーツバスケット』の21巻を買う。待ち合わせのひとたちが遅れそうなので、ロッテリアのえらく狭い席でコーヒー飲みながら『フルバ』を読みふける。いよいよ最終巻と思いきや、まだ続くらしい。これで終わっても別にいいよ、な感じ。

そのあとi村ちゃんと落ち合う。居酒屋連続記録更新に耐えられず(笑)、こじゃれたカフェ風のイタリアンの店で。カプレーゼがとてもおいしかった。「ビスマルク」というピザも半熟卵がナイスな感じでうまうま。うー、食べ過ぎた。
i村ちゃんは来月大阪に行ってしまう。大阪で車掌さんになるんだって。鉄子な彼女が「美しいダイヤ(not ダイヤモンド)」について語るのをうっとりと聞いてみたり。
名残惜しくも、これが今生の別れではないしねと、握手して別れる横浜駅。
いつか彼女に写真を撮ってもらうのだ。裸でもよくってよ、と、言ってみたい。


初「Studio Life」

2006-09-25 23:20:06 | art
脈絡のない日々が続いている。

きょうは午後から渋谷の某ホテルの某ラウンジで短歌絡みの打ち合わせ、というか顔合わせのようなもの、かな。結局何をどうしたいのかよくわからず。

そのあと新宿に移動。時間が中途半端だったので、ネットカフェに入って『ハチクロ』の10巻を読む。もうアニメで結末は見てしまっているので、おさらい程度。
で、そのあと「新宿シアターサンモール」へ「Studio Life」の「夏の夜の夢」を観にゆく。実は「Studio Life」は少し前に「トーマの心臓」を上演した記事が新聞に出ているのを見て、少し気になっていた劇団。たまたま知り合いのs浦さんからお誘いがあって、きれいな男の子を見られるということでほいほい出かけていった、というわけ。

せっかく観にいくのだから多少はHPなどで予習をして、イチオシの男の子など決めていったのだけれど(s浦さんから大笑いされた)、いやあ、想像以上に楽しめました。「Studio Life」は脚本と演出以外は全員男性の劇団。年齢層はけっこう幅があります。
女役の、特にハーミア役とヘレナ役の子たちがかわいくて、途中からは本物の女の子を見ているようでした。内容としてはドタバタ喜劇なのだけれど、普段はもう少しシリアス系が多いのだとか。いやあ、「トーマの心臓」は見てみたかった(またいずれやるらしいけれど)。

今回はメディア席に便乗させていただいてしまったので、終わったあとの親睦会(近くの「和民」にて。また居酒屋かよ)のようなものにも参加させていただく。役者さんたちも速攻で着替えて参加してくれて、とにかくみんな愛想がよくてびっくり。ふだんJのタレントさんから冷たくされている身としては(もちろん個人的に接したことなんてないに等しいけれど、なんとなくね)、天にものぼるような思い(笑)。
小劇場系のなかではかなり人気の劇団らしいけれど、それでも役者さんたちがグッズの物販やもぎりをしているし、開場前に車椅子のお客さんを運び入れるために出てきたのも(すでに衣装をつけた)役者さんだったり(Jでそんなことがあったら、会場前はパニックになるね。さすがに大人な客層は静かに見守るのみ)。
ああ、こういうのははまると大変なことになりそうだなあと、しみじみ。あ〜でも、次の公演とか行ってしまいそう〜。

気付いたら11時半過ぎていて、慌てて帰る。最後の急行になんとか間に合う。

パンを本に

2006-09-24 22:47:43 | Weblog
ゆうべ、家に帰ってからきょうの「新首都の会」の詠草を作っていたのだけれど、途中で眠くなってしまって大変だったよ。
おまけにけさ見直したら仮名づかいに間違いがあって、慌てて送り直してみたり。

そんなこんなで、かなりいっぱいいっぱいな状況で「新首都の会」へ。I井さんからの形見分けである歌集や総合誌をごっそり持っていく。重くて死ぬかと思った。しかも京浜東北線が人身事故でかなり止まっていて、通勤ラッシュでもないのに混んだ電車で。きょうは珍しく参加人数が多く、みんな喜んでいろんなものをもらってくれて、残った「角川短歌」のバックナンバーは、なかば無理矢理pらむちゃんに持っていかせる。バイト先のパンを持ってきたpらむちゃんは、まるで藁しべ長者のような気分で帰っていった(ほんとか?)。

終わったあといつもの「やるき茶屋」で実り多い議論。
M上さんが来ると飲み会が面白くなってうれしい。S藤さんが追いつめられていくのを眺めているのもまたたのし。うん。いろいろ楽しかった。

しかし、三日続くと居酒屋のメニューには飽きますね。

高橋悠治による北園克衛と足立智美による新國誠一

2006-09-23 23:51:36 | art
かなり二日酔いな目覚め。

遅い朝ご飯のような早い昼ご飯のようなものを食べたあと渋谷へ。
とある企てに関するミーティング。わたしに課せられた任務がものすごく面倒くさそうだったんで少し気持ちが萎えていたのだけれど、だいたいの方向性がわかって前向きに動く力をもらう。うし。

そのあとアップリンクで「高橋悠治による北園克衛と足立智美による新國誠一」というライブ(?)へ。CD『記号説/う・む』発売記念ということで、なんとなく聞いたことがあるものが多かったのだけれど、悠治さんは失敗しても面白い。CDも購入。岡井さんにプレゼントしようと思う。

終わったあと「天狗」で打ち上げ。悠治さんから指を開く骨について教わる。
そこは2時間で追い出されたので、近くの店で続けて飲む。M井さんから短歌であることの糾弾(笑)を受ける。
無自覚であることはもちろん問題外ではあるけれど、なぜ短歌なのかということは、たえず問われ続けられなくてはならないことだろう。短歌という詩型を選んだ時点で背負わざるをえない様々なことも。

中ザワさんは今度は「脳波ドローイング」というものをやるらしい。松井茂さんにしても中ザワさんにしても、そしてきょうの高橋悠治さんにしても足立智美さんにしても、既成のものを壊しながら歩んでいるひとたちを見るにつけ、わたしは「ここ」で何ができるのかなあと、いつもいつも思う。和歌と短歌は別のものではない。共通する遺産を受け継ぎながら、その先で何ができるのか。


そんなことを考える前に、とりあえず明日の歌会の詠草を送らなくては。

映画『弓』

2006-09-22 23:33:51 | cinema
午前中、トイレの壁の工事。
「えと、床は?」 「おら知らね」な工事のひと。その後、「おらが決める」なひとと今後の打ち合わせ。はあ〜。

午後、渋谷へ。細かい用事をもろもろ済ませて、「チケットぴあ」で前売り券を買って。ル・シネマで『弓』を見る。

混んでいるとの評判だったから早めに受付けだけして、近くのタリーズでコーヒー飲んで、映画館に再び向かうところで「じゃんか」(いつも行く居酒屋)のS井さんに偶然会う。真っ昼間に会うと照れるわね。

映画は、ですねー、まあいい映画だったとは思うのですが、エンディングに多少不満が。
簡単に言うと、とある老人が拾ってきた少女をずっと船の上で育ててきて、17歳になったら自分の妻にしようと思っていたところに、山崎まさよし似の青年が現れて少女を外の世界に連れ出そうとするのだけれど、少女は……。ということなんです。まあとにかくその少女がめちゃくちゃ魅力的で、10年も海の上で暮らしているにしては色白(^^)とか矛盾もあるものの、とにかくとにかく美しい。その子をいつくしんで育てている老人の姿に心打たれて、ほんとに泣けるんです。
でもねー。
キム・キドクという監督は、少女の持っている残酷さみたいなものが好きなんだと思います。それはすごくわかるけれど、あのシーン(ってどのシーンだよ、って話ですが、見たひとにはわかるはず)は本当に必要だったのかなあと、うーん、やっぱり思ってしまうなあ。山崎まさよし似の青年はまったくもって間抜けだと思うし。

印象的だったのは、老人と少女がほとんど声を発しないこと。たぶん台詞としては全くなかったんじゃないかな。そこが、世間と隔絶している二人をいかにも象徴していて、この映画を成立させているとは思いました。

ブランコをこいでいる少女に向けて矢を射る「弓占い」のシーンは、『橋の上の娘』を彷佛とさせて、ある意味ではこの映画の老人と少女の関係もそうなのかなとも思ったのですが。ちょっと違うなあ。うーん。

消化不良な思いを抱いたまま、mちゃんと待ち合わせ。沖縄料理(でもないらしい)店へ。「春雨カリー」という泡盛(いつかどこかでも飲んだ)を頼んだら、「ちょっと手違いで多めになりました」と一杯目が出てきたのだけれど、その後もなんだかたっぷり目だった。どうも最近酒には恵まれているらしい(笑)。
お会計を頼んだのにしばらく放っておかれて、ばっくれて帰ろうかと思ったら(それはいけません)慌てて店のひとが来た(まあ当然)。そんなこんなで終電際どかったのに忘れものして戻ったり、なんとか東横線の終電に間に合う。mちゃんから「もういらないかもしれないけど」と借りた『NANA』の16巻読みながら帰る。「もういらないかも」って思っていたけれど、美里ちゃんの秘密がこんなところで! と意外な展開に少し心が動く。でも、もういいかげん終わっていいと心の底から思う。

 

新しいファクスを買う

2006-09-21 18:36:25 | Weblog
きょうはトイレの壁の補修工事のはずだったので、早起きして家の掃除など。
ところが、日程が合わなかったらしく、明日に延期となってしまった。ちぇ。早く言ってよね。トイレの壁と床と脱衣所の床とやるのだけど、全行程で三日間。その日を決めるのも大変。あー、早く終わってほしい。

最近ファクスの調子が悪いと思っていたら、昨日来ていたらしいファクスも見事な紙詰まり。また来月頭には仕事で受け取るファクスがあるので、取り急ぎ新しいのを買うことにした(ネットでね)。今は普通紙ファクスが主流なんですね。今のファクスはn見から譲り受けたもので、子機の充電パックがもう寿命らしくて、そのへんに放置しているとすぐに使えなくなっていたし、充電池を買い替えるくらいなら新しいのにしようかなと思っていたところでもあったのだ。

いろいろ家の電化製品が寿命になりつつあるこの頃。今いちばん危ういのが冷蔵庫。ときどきものすごい音でうなっていたりするのです。ああ、怖い。