五反田デート

2008-07-31 23:18:42 | Weblog
朝、少し涼しくてつい寝過ごす。
先日書いた原稿をリライト。なかなか悩ましい原稿である。まだ決定稿と言えないような気がする。こうして締め切りをぐずぐずしていても誰かさんの二の舞になるだけなので、明日は送ろうと思う。

夜は五反田でmちゃんと待ち合わせ。mちゃんの仕事の都合に合わせて五反田にしたのだが、「改札はひとつ」と言われていたのに二つあって悩む。駅の工事のため二つの出口になっていたらしい。待っている間、久しぶりに会社帰りのひとたちを見る。久しくこういう光景に出会っていなかったので新鮮なことよ。

五反田の、和と伊の創作料理のような店で、カプレーゼやゴボウチップスや茄子とズッキーニとやりいかの炒め物やラタトゥイユのオムレツなどを食べながらビールとワイン。小さなお店ながら、かわいい絵柄のナフキンだったり、補助テーブルを出してくれたり、細やかな心遣いのうれしい店。mちゃんがあまり飲めなかったので、ちょっと控えめ。厚生年金免除の話など話題はセコかったが、夢は大きいふたり。11時過ぎに解散。

夜風が気持ちよかったので、久しぶりに妙蓮寺から歩いて帰る。一時期の歩け歩けブームも、さすがに夏場は死んではいけないので控えていた。これくらい涼しい夜なら大丈夫かも。ただ、サンダル(ヒールは低め)だったので、途中からちょっと足が痛かった。秋になったらウオーキング用のスニーカーでも買おうかなあ。なんてね。

『あの日の指輪を待つきみへ』

2008-07-30 23:07:50 | cinema
午前中、来週の「コープとうきょう」の準備などをした後、水曜日なので映画へ。
109シネマズ川崎で『あの日の指輪を待つきみへ』を観る。

舞台はアメリカとアイルランド。そして第二次世界大戦中とその50年後という時代がクロスオーバーしながら物語は進む。
ストーリーを説明しようとするとかなりややこしい。簡単に言うと永遠の恋を誓い合った恋人テディが戦死してしまい、エセルはその友人チャックと愛の無い結婚をするのだけれど、ずっと近くで見守り続けていたもうひとりの友人ジャックのほうが彼女をずっと愛していたんだよ、って話(端折り過ぎ)。主役のエセルの50年後をシャーリー・マクレーンが演じていて、もうもうものすごい迫力。かっこいいったらない。若い頃のジャックがまたかっこよくて、わたしなら絶対テディよりジャックだな、とか思ったり。
アイルランドの墜落現場で指輪が見つかり物語は急展開するのだけれど、ここにもいろいろドラマがあって、しんみりじんわり、ラストでほろほろ、という映画でした。
ちょっとした台詞とか、あとで沁みてきます。
原題は「Closing the Ring」。邦題、もうちょっとなんとかならなかったですかね~。

しかし、夏休みということで覚悟はしていたものの、映画館はチビッコで溢れかえっていた。多くの映画が満席(『あの日の指輪~』も! 見事に妙齢の女性ばっかり)。ネットでチケット予約してから行ってよかった。

終わってラゾーナのLOFTとか少しうろうろして、本屋で漫画を買ったりして帰る。暑さは少し和らいだようでもあったけれど、やっぱり暑いものは暑い。ぐったり疲れて帰宅。


昨日何かのテレビで、「髪を洗うときに俯いて洗うと顔がたるむ」と言っているのを聞いて、上を向いて髪を洗ってみる。ショートヘアのひとはいいでしょうが、ロングはかなりきついです。首が、折れそうでした。美を追求するのは大変ね。二度とやらないよ。

亜熱帯な日々

2008-07-29 23:54:10 | Weblog
いやあ、びっくりしたねー。
昼過ぎ、きょうこそ原稿を書こうとパソコンに向かっていたら、きゅうに外が暗くなって間もなく大粒の雨が音をたてて降り始め、続いて盛大な雷! 慌てて洗濯物を取り込んで、怖いのでパソコンを落とす。

なんだよ~、ひとがせっかく書く気になったのに~。
仕方ないので読書で気をまぎらす(でも実は、部屋のなかから見る雷はかなり好き)。それにしても、これくらい大量に雨が降れば、さすがのヒートアイランドも少しは冷やされるかと……。期待空しく蒸し蒸し暑さは続いていたが、夜になってまたものすごい雷雨。ほんとに日本は亜熱帯になってしまったのね。この雨の降り方だってスコールみたいだし。

雷おさまってから、再度原稿書き。なんとかやっつける。


それはともかく、テレビッ子(子って言うな)のわたしにまたまたピ~ンチなことが!
なんと、HDDレコーダがまたしても調子悪い。前回と症状は似ていて、普通に録画したり見たりするのは問題ないんだけど、DVDに焼こうとするとエラーが。わたしにこれ以上思い出の保存はするなってことですか? うう、悲しい。「ROOKIES」の後半だってまだ焼いてないのに~~。こんなに焼きまくるヘヴィー・ユーザーは想定してないのか、メーカーは! はあ~、困ったなあ。そろそろ地デジ対応のテレビやらブルーレイやら検討しなくてはと思ってはいたものの、今のHDDレコーダはまだ買って3年半くらい。買い換えにはあまりにも早過ぎる。修理するとしても今度こそハードの交換だろうから、けっこうかかるだろうなあ。とほほ。ちょっと途方に暮れています。
もう、テレビなんか見るのやめちゃおうかな(うそです)。

後悔ばかりの人生

2008-07-28 22:57:34 | Weblog
昨日、いやなニュースを耳にしてしまい、きょうもその続きで二日酔いに拍車がかかる。ただのガセだと信じたいけど、むー。出る杭は打たれる。

そんなわけで、暑さで早くに目が覚めたものの、ものすごく具合が悪い。誰だよ、昨日また「やるき茶屋」のワイン(赤白)が全て無くなるまで飲んだのは! さらに日本酒まで飲んだのは! 激しく後悔。せっかくo崎から貰っていた「ダークナイト」の試写会も、ジャパンプレミアムってことで3時から並んで指定席と交換しなくてはならず、とてもじゃないけど出かけられなかった。こういうイベントっぽいものは、やはり誰かと一緒じゃないと盛り上がりませんね。誰か誘えばよかったよ。ごめんね、無駄にしちゃって>o崎


しかし、そろそろ原稿書かないとなあ。昨日K瀬くんと時評ネタの情報交換したりしたけど、本当に難しいよ。そもそも自分に批判精神がないからなあ。
そんなことしているうちに、某総合誌からも原稿依頼。どうでもいいけど、どうして重なるときは重なるの? 10月号は3誌に登場しますよ。細かい原稿ですけどね。はー、がんばらないと。

それにしても具合が悪い。きょうは早く寝よう。明日はきっと原稿書きます。

また泣いてるし

2008-07-27 23:04:36 | Weblog
なんでそんなものが気になるのかわからないのだけれど、ゆうべからさんまの27時間テレビをだらだらと見てしまい、一瞬(その後のプログラムを)録画しようかとか思ったりしつつ、思いとどまって新首都の会へ。でも、大竹しのぶとのトークや、ビートたけしとの絡みや、タモリとのトークなど、貴重なシーンがいくつもあったと思う。この20年くらいに、お笑いというものもだいぶ姿を変えてしまった。世界のナベアツの笑いを酷評していたkくんの話もわからないではない。

新首都の会の題詠は「丼」で、予想通り荒れた。12首で4首選だったのに最高点が5点だった。でも、変な歌が多くてそれなりに楽しませてもらった。
わたしの歌は自由詠も題詠も点数的にはたいしたことなかったけど、自由詠の歌をi田さんがどんぴしゃに読み解いてくれて、もうそれだけで十分でした。

終わって、降り始めた雨をよけつついつもの「やるき茶屋」へ。おとなしく飲んでいたはずなのに、後半はぼろぼろ。半分一緒に泣いていたのは、なんかスイッチが入ったからでもあるけれど、なんだろうなんか悲しみを共有してしまったのよ。本質とは遠いところで。

泣いてばかりの一日

2008-07-26 21:25:51 | Weblog
朝10時から「嵐」コンサート一般発売の電話かけ。延々リダイヤルの約2時間。見事に沈没……。あとでネットで見たら「ぴあ」は15分くらいで完売だったらしい。全く、どうなっちゃったんだ嵐。こんなこと、デビューコンサート以来だよ。
ま、本気で願っていれば、どこかからチケットは回ってくるものと信じています。
リダイヤル攻撃は、ずいぶん久しぶりにやった。公衆電話がかかりやすいとか、いろいろ裏技があったなあ。懐かしい作業(?)でありました。

それにしてもきょうは一日「ROOKIES」だった。王様のブランチから始まって、延々ニコガクナインが出ずっぱり(わたしもテレビを見っぱなし)。
予告編だけで涙うるうるでしたが、最終回ももうとにかく泣いた泣いた。個人的には桧山が若菜に打席を譲るとことかね、滂沱の涙でしたわ。ありがとう、ニコガク。
でもって秋には2時間ドラマ、そして映画化決定。これは「木更津キャッツアイ」の再来ですかな。まあ、とことん踊らされてみます。


というわけで、まだ明日の新首都の会の歌ができていません。「丼」って、そんな題で歌を作ったことないよ~。誰だよ、こんな「題」にしたの。

『蝶の舌』

2008-07-25 23:27:09 | cinema
少し前にテレビでやった『蝶の舌』という映画(の録画していたの)を観た。上映中見逃していたものだった。

スペイン内戦前夜という時代。モンチョという8歳の少年がとにかくかわいい。グレゴリオ先生がとにかく素晴らしい。そしてラストの悲しい叫び「ティロノリンコ、蝶の舌」。
いや~。テレビ(民放だったからCMつき)で観るのは悲しいくらいのいい映画だったな。

夜は「金スマ」にROOKIESのメンバーが出るというので、「金スマ」はあまり好きな番組ではないのだけど、つい見てしまう。前半、撮影中のいろんなエピソードを聞きながら泣けて泣けて(笑)。ROOKIESはドラマそのものというよりニコガクの彼らのことがとにかく好きなんだなー。明日はいよいよ最終回だ。泣くぞ!


晩ご飯にゴーヤーチャンプルーを作る。昨日沖縄料理を食べたばかりだけど、昨日はk藤さんがゴーヤが苦手だというので注文しなかったのだ。作りながら、昨日沖縄ショップで沖縄麩を買ったから、フーチャンプルーでもよかったなと思ったりもする。近いうちにフーチャンプルーも作ろうっと♪ イリチーとチャンプルーはどう違うのかな。


N岡さんが名古屋転勤ですって。わ~ん、さびし~。早速電話したら、情報の速さに驚いていた。ちーさん! 送別会しましょうね!

『聖☆お兄さん2』と『舞姫2部1巻』と沖縄飲み

2008-07-24 23:04:29 | comic
寝苦しい……と思っていたのに、寝過ごした。
汗びっしょりで起床@10:30
んん~。最近、だめだめ。

夕方から横浜へ。少しバーゲン覗いたあと、本屋で『聖☆お兄さん』の2巻と『舞姫~テレプシコーラ』2部の1巻を見つけてしまい、速攻喫茶店で読みふける。どちらもテンション落ちず、なかなかの読み応え。

k藤さんと待ち合わせて、沖縄料理の店で飲む。海ぶどうや島らっきょう、グルクンの唐揚げなど、定番沖縄料理を食べながら、「残波」という泡盛を飲む。
話題はお互いの仕事のことやドラマや映画の話や最近の小説のことやその他いろいろ。あっちからこっちまで、幅広くしゃべり倒す。あっという間に閉店の時間になってしまい、半分暗くなった店から追い出されるように(笑)解散。

横浜で飲むのはすごく久しぶりだった。お互い横浜住民なので、すごくのんびりできた感じ。楽しかった~。それにしても、駅とかずいぶん様子が変わっていたなあ。浦島太郎のようであったことよ。

転んでばかりの人生

2008-07-23 23:21:18 | Weblog
やる気の出ない暑さだ。
日中はなるべくエアコンを付けたくないのだが、がまんし過ぎて熱中症になったひともいるそうだから、限界と闘いながらちまちまと付けたり消したり。あまり地球には優しくないわたしです。

また目の前にぶらさがっているやっかいな原稿のため、きょうはネットを周遊。
mixiを知らないひとにmixiのことを言葉で説明するのは難しいよなあ、みたいなことをつらつら考える。紙媒体にネットのことを書く限界はある。

夕方、ちっとも涼しくならない道を、郵便物とお財布だけ持って歩いていたら、ちょっと複雑な段差のところで軽く転ぶ。怪我はなかったが、七分丈のパンツの右膝の下あたりが破れてしまった。いやあ~ん。
もともと平らな道でもよく転ぶわたしなんだけど、骨折以来用心しているのになぜか益々転びやすい人生。ちなみに子供の頃、あんまりよく転ぶのでどこかおかしいんじゃないかと病院に連れていかれたことまである。そのときはどこも悪くないって言われたらしいんだけど、大人になって膝の関節のなんとかってのが少しずれていると言われた。それと転びやすいことの関連性はわからない。ただ、膝に水が溜まったりしやすいんだとか。腿の筋肉を鍛えなさいと言われたのだった。飛ぶ前に転べ、とは誰の言葉だっけ? 誰も言ってないか。

晩ご飯に、豆腐の上にトマトと青紫蘇の千切りを乗せて、先日o崎から貰ったフランスの塩とオリーブオイルをかけた和風カプレーゼみたいなのを作ってみる。歌人友達に塩を貰ったのは実は2度目。敵に塩を送る、ということか?(ちがーう)

秋ドラマで嵐の二宮くんがクドカンドラマで主演。よきかな。

『消え去ったアルベルチーヌ』

2008-07-22 23:03:19 | books
『失われた時を求めて』を通読したものは読まなくてはいけない、というので、読みましたよ。「逃げ去る女」の巻を大幅に削除し新たに加筆した、プルースト生前最後の原稿が和訳されたというものがこれ。

翻訳はとても読みやすくて、なんだかプルーストを読んでいる気がしなかった(それはわたしが井上究一訳に慣れきってしまったからか)。どこを削除しどう変わっているかについては、本書の後半にこと細かに記されているのだけれど、大きな削除はともかく、実際に自分の本と照らし合わせてみないとよくはわからない。まあわたしは研究者でもなんでもないので、そこまではしない。とはいえ、『失われた時を求めて』という作品が、実に複雑な成り立ちだということはよくわかる一冊。これは一回通読したからといって読んだということにはならないんですね。時折、好きな巻だけ読み直してみるとか、そういうことを繰り返すものなのだろう。名作というものは奥が深いのだ。


荻原裕幸さんの日記http://ogihara.cocolog-nifty.com/biscuit/で、『ギャザー』の中の一首

湖を背に歩き出すわたしたちendとand微妙に混ぜて

という歌が引用されていた。ありがたいことです。
懐かしい……。この歌が作られた背景はよく覚えている。マイルス・デイヴィスが死んだ翌年のMt.Fuji Jazz Festivalだ。だからこの湖は山中湖。


写真は、先日pらむちゃんから貰った黒猫クッキー。あんまりかわいいので食べられない。目がブルーなとことか、うちの子(猫のほうね)そっくりよ。