引きこもり三日目

2006-11-30 23:33:40 | Weblog
きょうもきょうとて朝から添削仕事。たいした分量ではないのに、こんなに時間がかかってしまったのは前代未聞。何か目の前に大きな壁がある感じ。乗り越えないとなあ……。

結局午後までかかってなんとか終わり、宅急便で出したついでに買い物を済ませ、戻ったところでメールのゴミ箱からmのメールを発見。毎日山のようなスパムメールを削除しながら、m(メキシコ人)からのメールだけは気をつけていたはずなのに、やはり捨てていた。二日も前に! ああ、よかった探してみて。
それから延々と英作文。翻訳のサイトを駆使しながらも、少しずつ手直しも必要だから疲れることはなはだしい。つくづくおのれの英語力のなさに脱力。

そうこうしているうちに会社からのお仕事ファクス第2便が届き、晩ご飯の支度しながらこなす。

今夜のメインメニューは豆腐入り肉団子の中華風煮込み。豆腐を使ってしまいたかったので作ったのだけれど、木綿豆腐のところを絹ごしで、二分の一丁のところを一丁使ったからふわふわの肉団子になってしまった。形をくずさないようにするのが大変だったけど、味はすこぶるよかった。
あと、白菜をごま油で炒めて、お酢と鷹の爪と砂糖と塩少々で和えるってのも作ってみた。食欲の湧くメニューとなりました。もうすぐ大量の白菜が届くらしい由乃さんにもおすすめ。


しかし、珍しく三日も家に引きこもってしまった。
ちょっと限界かもー。

電子辞書を買う

2006-11-29 17:50:18 | Weblog
きょうは水曜日なので、添削の仕事が終わったら映画にゆこうと、朝からまじめにお仕事。そこへ会社からの仕事ファクスが届いてしまい、映画は断念。添削も終わらず。うるうる。

ところでついに電子辞書の購入を決意。
先日「未来」のエッセイ欄の原稿依頼があって、テーマが「電子辞書」だった。だから、というわけでもないのだけれど、やはり持っていたほうが便利だよね。
ネットでさくっと購入。広辞苑と古語辞典が入っていさえすればいい。ずいぶんと安くなっているのね。


それよりも最近PCの調子がなんとなく悪い。何をやるにもとても重い。そんなに大きなデータやファイルを保存したりしてはいないのだけれど、このiMacちゃんも3年以上が経ったからそろそろ買い換えを考え始めておいたほうがいいのかなあ。突然壊れてデータを喪失することを何回も経験しているので、ね(いいかげん学習しろって話です)。少なくともぼちぼちデータのバックアップはとっておこう。
次はノートタイプにしようと思っている。持ち運びはしないけど、省スペースのために。

何にせよ、先立つものが……。とりあえずCD-R買うくらい?

ペンキ塗り中止

2006-11-28 17:21:13 | Weblog
せっかく早起きをして待っていたのに、ベランダの手すりのペンキ塗りは雨のため中止(延期)になった。せっかくこの日のために植物たちを片づけ、絡み付いた蔓もほどいて、衛星放送のアンテナまではずしたというのに! あと1週間衛星放送が見れないのは痛い。誰か来週のパトレーバー録画していただけませんか?(できればDVDで)

そんなわけで朝から添削の仕事。もう締め切りなのに、全然進まない。寒いし。

昼前に気分転換(早すぎ)に買い物。あまりの寒さにダウンを着て家を出るも、やはりダウンはまだ早かった。坂道をのぼって家に帰り着いた頃には汗ばんでしまった。冬場の近所への買い物は、コートを着てしまえば下はいいかげんな服(パジャマでも)でいいのが助かる。途中で交通事故に遭ったりしたら困るけど。

94歳のひとの作る短歌に技術的な添削をして何になるんだろう、好きに書かせてやればいいのにー、などと思いつつ添削に行き詰まる。
あきらめて先週の録画をつらつらと見る(逃避)。KinKi Kidsの新曲いいね。こういう感じのバラード好き。

晩ご飯はブロッコリーとエビとホタテの炒め物、春菊とルッコラと生ハムのサラダ、いんげんのごま和え。らでぃっしゅぼーやが昨日届いたばかりだから、素材重視の献立。おいしい野菜はシンプルな調理で。

カレーうどん

2006-11-27 22:42:41 | Weblog
立派な二日酔い。
加えて若干の貧血。

きょうは納本日なので出社だったのだけれど、ぐだぐだといつまでも起き上がれず。やっと昼前に会社へ。
いつもなら納本日はさくっと仕事が終わるのだけれど、きょうは1月号用のデータの処理で半日かかってしまう。久しぶりにエクセルの大きい表と格闘したわ。

お昼にiさんに誘われて、築地市場の「虎杖」のカレーうどんを食べにゆく。この店は前にも行ったことがあるけれど、そのときはうっかり穴子天ぷらうどんを食べてしまい、ここに行ったら何がなんでもカレーうどんを食べるべきだとみんなから非難ゴーゴーだったのでした(笑)。念願のカレーうどんは、スパイシーなのに辛過ぎず、コクがあるのにさっぱりとしていて、スープも飲み干してしまいました。
おかげで二日酔いもふっ飛び、覚醒。


昨日あたりから、来年のメキシコ行きについてのプロジェクトが大きく動き出した。まだ何も見えてこないのだけれど、本気になったらうまくいくのかもしれない。とはいえ、動き出すの遅すぎ(笑)。またしばらく英語と格闘する日々になりそうですわー。はふー。

15才の姪

2006-11-26 21:31:51 | books
「14才の母」というドラマは、「14歳」ではなくて「14才」であるところにこだわりがあると、けさの新聞で知った。んー。あまり違わない気もするが。

ということでもなく、姪っ子の15歳の誕生会に招かれていく。久しぶりに親族たちが集まる。
姪っ子にプレゼントとして買ってあげたのはムーミンのミーの絵のついたTシャツ。

途中から、子供たちとの「人生ゲーム」に参加。最近の「人生ゲーム」はいろいろと細かいことまで決めなくてはならないらしい。この先サラリーマンとしてステップアップしていくのか転職するのかとか。そ、それは、もうちょっと時間かけて考えたいんですけどー(笑)。
大負けしそうなところに甥っ子が来てくれて、やっぱり男って頼りになるわよねと、後をまかせて帰宅。別の姪っ子に漫画をあげる約束をする。「桜蘭高校ホスト部」とか、そうか、中学生が読む漫画だったんだ、って。ははは。


そんなわたしは最近「はるか遠き国の物語」という漫画(全16巻)を読みました。面白かったけれど、最大の欠点は主人公の女の子の魅力がいまいちなことと、登場人物の名前が覚えにくいこと。脇役の子たちはみんな魅力的なのに、主役がどうにも好きになれない。アラブ系の名前が覚えにくいのは仕方ないだろうけど、それにしても難しすぎ。あと、長編漫画としては設定のゆるさも気になりました。

とはいえ、16巻読ませる力はありましたね。だいぶ古い少女漫画のようではありますが。

坂道ころころ

2006-11-25 20:41:04 | Weblog
朝の、わりと早い時間に電話が続けて鳴る。
ひとつはいい知らせ(であると思う、たぶん)。もうひとつは息子からパソコン不調の訴え(わたしに聞いても無駄です)。

締め切りの近い添削の仕事をしなくてはと思いつつも、今ひとつ気が乗らなくて、「未来」の企画の原稿依頼の作業をする。12人分の依頼書をプリントアウトして返信葉書の両面を印刷して宛名書きをして切手を貼って、とやっていると、結構な手間ひま。

郵便を出しがてら買い物に出かけた坂の途中で躓いて転ぶ。右手に郵便物と財布を持っていたので左手を変なふうに突いてしまい、しばらくじんじんしていた。左の膝小僧もすり傷。んー。大人になっても月に一回くらいは転んでいるんじゃないだろうか。情けない。
月に一回は転ぶ。まるで人生のようね。

夜、実家の母と久しぶりに電話。元気そうだった。

罵倒短歌

2006-11-24 23:53:58 | Weblog
朝起きて、「にほんごであそぼ」と「ピタゴラスイッチ」と「芋たこなんきん」を見たあと、洗濯しながら少しまた眠る。しあわせだ。

録画してあった「志村どうぶつ園」の赤ちゃんライオンのかわいさに悶絶。
ネコ科の赤ちゃんはほんとうにかわいい。

きょうの明治学院大の講座のための短歌を作る。
今回の宿題は「嫌いなものを罵倒する短歌」。まず嫌いなものについて考える。最近は食べ物の好き嫌いもだいぶ克服されつつあるし、罵倒したいほど嫌いなひとというのも(心のなかにはいたとしても公に宣言できるほどのひとは)思い付かない。まあ、根がやさしいということでしょう。
なんとかこねくり倒して、少し早めに家を出る。きょうは事務のf沢さんがいらっしゃらないということで、部屋の鍵あけまで頼まれていたのと、あさっての姪っ子の誕生会のプレゼントを探すため。

渋谷のソニープラザで買い物をし、中途半端に時間が余ったから少しだけネットカフェで「デスノート」1巻を斜め読みし、あたふたと明治学院まで。

風邪でお休みのひととか多く、早めに終了(I井さんの罵倒短歌は罵倒ぶりに品があってよかった)。

終わって「スカラームッシュ」へ。珍しくすいていて、いつものようにつくねとか卵焼きとか炒めごはんなど食べて飲んで帰る。

合同歌会

2006-11-23 23:17:32 | Weblog
少し早めに家を出て渋谷へ。
東横線の各駅停車に乗って、きょうのディスカッションでとりあげる歌集たちをざっと読み直しながら行く。途中で眠る。

ヨドバシカメラでDVD-Rを買い、お茶飲みながらしばらく歌集読み。コピーに行かなくてはならなかったことを思い出し、慌てて店を出る。

きょうは短歌人若手の会と新首都の会の合同歌会。前半のディスカッションの司会をした。パネリストは黒瀬珂瀾、菊池裕、斉藤斎藤、内山晶太の各氏。加藤治郎『環状線のモンスター』藤原龍一郎『楽園』兵庫ユカ『七月の心臓』斉藤斎藤『渡辺のわたし』といった歌集をとりあげ、パネリストたちの評価基準などを中心に批評軸の話をしたかったのだけれど、話がどうしても抽象的なところに行ってしまうので(抽象的にすることで何かがわかったような気にさせてしまうのは穂村さんがよくやることだけど、あれは弊害も多いよね)なかなか難しいことであった。でも、そのあとの飲み会で話したことも含めて、少しわかってきたこともあったから、収穫の多い日だった(ということにしておく)。

懇親会は「坐・和民」。宴会コースの料理の出てくる順番がめちゃくちゃ。雑炊セットなのになぜうどん? 飲み放題だからってウーロン茶とパインジュースとワインを一気に頼んでいるs子ちゃん。喫煙者と副流煙者。鍋奉行。
7時過ぎにはそこを追い出されたので、「つぼ八」で飲み直す。カキフライとか頼んでたのは誰? 持参金が400円しかないのに来ているやつ。知識はないよりあったほうがいいでしょう、というような話?

わりと早めのお開き。
家に帰って息子と久しぶりの長電話。「デスノート」について熱く語り合う。成人式のことなど。ポール・スミスのスーツとかっていくらぐらいするんでしょうね。

『父親たちの星条旗』

2006-11-22 21:21:03 | cinema
水曜日なので映画にゆく。
川崎のチネチッタで『父親たちの星条旗』を観る。

先日試写会を観た『硫黄島からの手紙』の、アメリカからの視点で描かれた映画。


硫黄島の戦いがあらかたアメリカ勝利で終わろうとしているときに、アメリカ軍によって摺鉢山の頂上に星条旗が掲げられた。ジョー・ローゼンタールというカメラマンによるそのときの写真はピュリッツァー賞を受賞し、写真に写っていた六人(生還したのは三人)は一躍ヒーローになった。
しかし、その写真に写っていた星条旗は実は二番目のもの。真実を知っている三人はそれぞれ苦悩を抱えながら戦後を生きることになる。

映画は衛生兵だったドクの息子が著わしたドキュメンタリーを下敷きにしている。戦争について一切語らなかった父親の足跡を辿りつつ、現在と当時と戦後が交互に描かれる。

写真の星条旗が二番目のものだったということは、それほど重要な問題ではないように思う。一番目の旗を掲げたひとたちも、そのことによって戦争の「英雄」になどなってはいけないのだ。
しかし、アメリカでさえ、当時の国威掲揚のためにはこのような「象徴」としての「英雄」が必要だったのだろう。

四方田犬彦さんからこの映画の話を聞いたとき、写真に写っていた六人というのが、ネイティブアメリカンあり移民ありというように、まさにアメリカの縮図のような人種構成だった、というようなことをおっしゃっていた。実際ピマ族であるアイラは、ヒーローになったあとでも様々な差別を経験することになる。

戦闘シーンはあいかわらずリアルで、アメリカも日本も、たくさんの犠牲者を出したことがなんとも痛ましい。

どちらか一方を観ただけでも十分そう思うとは思うけれど、両方観ると本当に戦争なんてあってはならないと思いますね。たくさんの人があっけなく殺され、生き残ったひとたちにも大きな傷が残る。どこにもいいことなんてない。



本当は『トンマッコルへようこそ』と二本立てで見ようかとも思ったのだけれど、戦争もの二本はきついだろうとやめておきました。


明日の準備と、締め切りの原稿をなんとか仕上げる。

蔓の絡まるベランダ

2006-11-21 18:07:30 | Weblog
ゆっくり眠る。

ぼんやり過ごす。

午後、家の掃除。散らかっているにもほどがある。
もうすぐベランダの手すりの塗り替え工事なので、手すりに絡みついたアケビだかなんだか(息子が植えたのでよくわからない)の蔓をなんとかしなくてはならないのだけれど、複雑すぎてほどけない。切っていい?
綿花も終了。抜き取って片付けなくては。

またしても溜まりっぱなしのHDDの整理。
ひたすらDVDに焼く。いつ見るんだ?

夕方、切羽詰まっている仕事をぼつぼつと始めていたら、M井さんから岡井さんの昔の定域詩に関する問い合わせ。全歌集の「木曜日便り」からコピーして送ってあげようとしたらプリンター(コピーができる)のインク切れ。わらわらしながらインクを換えて、なんとかファクスで送る。ぜいぜい。

なんだかまた仕事が溜まっているなあ。切羽詰まったものしかできないのはなぜなんだろう。気付いたら合同歌会はもう明後日だし。明日締め切りの原稿はまだ何も手をつけていないし。
でも明日は水曜日だから映画に行きたいし(おい)。


久しぶりに冷蔵庫と相談して晩ご飯を作る。
大根と里芋とイカの煮物。
カリフラワーのサラダ(きゅうりとハムと卵入り)。
ネギとわかめの中華風スープ。