Hard Luck Woman

2005-11-30 17:50:05 | Weblog
一日頭のなかをKISSの「Hard Luck Woman」が流れていた。

いたたたた。

関係ないけど、深夜の通販番組でこの間「70年代のフォーク全集」みたいのが紹介されていた。全72曲だったかがセットで3万円弱、というような。
入っている曲が少しずつ流されていたのだけど、驚いたことにほとんどの曲が口ずさめてしまうのだな。やはり十代のころにインプットされたものって大きいのかな。当時の曲が名曲揃いというのもあるだろうけど。懐かしくて、深夜なのに一緒にずっと歌っていました(買わないけどね)。


そんなわけでHard Luckなわたくしは、せっせと添削のお仕事に励みました。
夕方、某学園のものは宅急便で出し、某センターのものはポストに投函し、すっきり気分で整体へ。
明日からはまた出社の日々なので、当分は整体へも行けない。

昨日の鮭と蕪のクリーム煮は、牛乳がなかったためにパンチのない味になってしまった。
息子がいなくなって、牛乳を常備する習慣がなくなっていることをすぐに忘れてしまう(わたしは牛乳が飲めない)。

『パンク侍、斬られて候』(町田康)

2005-11-29 17:28:39 | books
久しぶりの町田康。またしてもあっという間に読了。

それにしても、今年は町田康をよく読んだ。

『パンク侍、斬られて候』は、初の長編ということになるらしい。順番としては『告白』を先に読んでしまったわけ。
カラーとしては『告白』にかなり近い。設定は時代劇なんだけど、ギャグの時代劇。「腹ふり党」のばかばかしさ加減に笑っているととんでもないどんでん返しがあって、最後は血みどろ。いつの間にか半笑いだった顔がひきつってくるような感じ。面白いけど怖い、おもこわ小説。

それにしても町田康の文体の力というのは凄いなあ。
よく言われることだけど、一行目から誰の作品かわかるような文体を持っている作家はいまどきそうそういない。そういう意味でも希有な作家なのだろう。
『東京飄然』も読みたい。文庫になったらでもいいけど。


きょうと明日は特に何の予定もないので、とにかく添削のお仕事を片付ける日。
でもきょうは午前中は家のことをあれこれしたりしていたし、からだがとても疲労感マックスなのでついつい弱気になって録画ビデオを見てしまったり、結局予定の半分には届かなかった。
何回も書いているかもしれないけど、我が家のリビングはとても日当たりがよくて、冬でも天気のよい日は暑いくらいなのです。きょうは外も暖かかったみたいですね。

そんなわけで整体にも行けず、ひきこもり。
これから鮭と蕪のクリーム煮を作ります。

散りきってしまえ

2005-11-28 23:56:46 | Weblog
朝から銀行に呼びつけられる。

わたしが悪いんですけどね。ええ。ちょっとした振り込みの間違いで。
訂正するのに印鑑と身分証明持って銀行まで出頭せよとの仰せ。
はあ。せっかく休日に、余計な手数料払ってまで振り込みしたのがかえって仇に(泣)。

……お金持ちになりたい。


出かけたついでに整体へ。
けさまた首がぐぎっとなってしまい、痛い痛い。ああ、いつになったら普通の首になれるのだろう。

夕方、人と会うため銀座へ。
待ち合わせの時間まで、お誕生日が近いひとのためのプレゼントを探してしばし彷徨う。
新婚家庭へのプレゼントみたいのを選んでしまう。まあ、いいか。

そんな話をするつもりではなかったのに、またまた「ツンデレ」話で盛り上がる。
来年のキィワードかしらね、「ツンデレ」。

自分の話をしたいのか、相手の話を聞きたいのか、たぶんその両方なのに、なんだか時間だけが過ぎてしまって、少し消耗して帰る。
たぶんわたしは疲れすぎている。

帰りのタクシーに、枯れ葉が降りしきってきて美しかった。
散りきってしまえば、また始められるのだ。
春に。

ツンデレラー

2005-11-27 23:05:01 | books
なんか疲れているなあ、と思う。

朝、8時に起きて「仮面ライダー響鬼」を久しぶりにリアルタイムで見る。
ちょっと展開にいらつく。このところずっと青春ドラマチックではあるけれど、んー、別にあきらくんが鬼になることをあきらめないでもいいんではないの? 先週の変身は最後のサービスショットであったのか、だから裸なのか、とか。

続けて「エウレカセブン」を録画したのを見る。
泣いた。
このところ「エウレカ」はずっと重すぎて、いかがなものかと思っていたけれど、今週は、じっちゃんに泣かされた。アネモネとドミニクの関係のちょっとした変化にもやや萌え。
とはいえ、先週の回を見逃しているので、タルホの髪型の変わっている理由がわからず、ちょっと悶々。誰か教えてください。何があったのでしょうか?

そんなこんなで、午後から「新首都の会」のため目白へ。
早めに着いたのでどこかでお昼ご飯をと思ったのだけれど、目白ってあんまり軽いお昼に適した店がないような。ひとりで気軽に入れるようないい店あったら教えて下さい>ばねこさん
しばらくさまよったあと、イタリアンの店に入ってまあまあのランチを食べる。パンは店で焼いているようだったけれど、いまいちだった。パスタも少し茹で過ぎ。ランチだから仕方ないか。
「新首都の会」は今月は10人。まあ、このくらいの人数が一番よかったりするのだろうけど。
わたしは久しぶりに題詠で0点を貰う。ははは。

終わったあと、o崎の歌集出版を祝っていつもの「やるき茶屋」で祝杯。
オタク議論に花が咲く。最近覚えた「ツンデレ」について語る。
「ツンデレ」というのは、普段はツンツンしているのに、好きな人の前ではデレデレするような女の子のことをいうらしい。まあ、女の子はみんな「ツンデレ」かもしれないけれどね。
エヴァではアスカ、エウレカではアネモネ、ローゼンでは真紅、というわたしは、立派なツンデレラーらしい。ふうん。

家に帰ってメールをチェックしたら、思いがけないひとからメールが来ていて激しく動揺。
いやはや光栄なことではあるけれどびっくりね。

角川「短歌」と年末

2005-11-26 23:38:47 | books
角川「短歌」の12月号が出た。
早速奥村晃作さんが日記で反応していると教えられたのでのぞいてみた。
「今年出会った一番の歌」という特集で「この特集を通読して斉藤斎藤関連の三つの文章がことにも面白かった。三つとは斉藤の歌を取り上げて書いた田中槐と黒瀬珂瀾の文章。及び斉藤自身の文章」と書かれてある。これって結局斉藤斎藤のひとり勝ちってことよね。ぷんぷん。

さすがにハードな日々が続き過ぎて、きょうはあまり動かずに一日を過ごす。
また添削のお仕事がざくざくと到着。
そして連日歌集もざくざくと届く。おお、江戸さんの第三歌集? 
例年11月くらいというのは歌集がたくさん出るような気がする。いよいよ年末なのだなあ。

明日は「新首都の会」。岡井さんが出席されなくなって二回目となるけれど、みんな来てくれるかしら~。姪っ子のお誕生日会とダブルブッキングなのだけど、もういいかげんあっちも出てこっちも出てという暮らしに疲れています。
来週も用事がなにかとメジロ押し。泳いでいないと死んでしまうマグロになったつもりで動き続けているけれど、泳ぎ疲れて死んでしまうマグロだっていそうだよな。

移動の日

2005-11-25 23:37:53 | Weblog
出勤日。

しばらく間があいてしまうと、いろいろ振り出しに戻ってしまう。
というわけで、記憶をたどりながらもろもろの仕事をこなす(という作業を永遠に繰り返しているような)。

とはいえ忙しい時期ではないので、早めに退社して明治学院へ。
きょうがクリスマスツリーの点灯式だったらしく、美しいツリーを眺めながら講座へ。
今回の課題は最近の事件を詠む、ということで、わたしは町田の殺人事件を詠んでみた。
それぞれ面白く。

早めに終わってしまったので、このあと関内まで行かなくてはならないわたしのために高輪台方面の店で軽く飲む。と言いながら、イタリアのヌーヴォーをかなり飲む。初めて入る不思議な店だったけど、なんかいろいろおいしかったような。

8時半頃高輪台を出て関内へ。思ったよりもスムーズにたどりつく。
義弟を通して知り合ったT井さんとそのマイミクさんたちとの、よくわからない飲み会。
なかなか女性陣がパワフル&キュートで、初対面なのにいろいろ話し込む。

しかしさすがに連チャンで疲労感マックス。
家に帰ったら「花より男子」のビデオ録画が途中で切れていて落ち込む。
どよん。

ドミニクという青年

2005-11-24 23:35:45 | Weblog
午前中にまた整体へ。
いつになったらこの肩はほぐれるんだろう。

いったん家に戻って、眠い~とか思いながら、明日の明治学院の講座のための作品を手直ししてまとめてプリントアウトして、ばたばたとお昼ご飯を食べて美容院へ。
マッサージのときに「か、固いですね」と言われてしまう。ええ、そりゃもう、整体の先生のおすみつきですから。なぜるだけですっきりするというマッサージ師を紹介される。1時間6000円かー。

そのあと神田神保町へ。
中ザワヒデキさんの「芸術特許」の展覧会を「Kandada」というギャラリーでやっていて、そのレクチャーの3回目があるので伺う。前回も前々回も、都合がつかなくて行けなかったのでした。
きょうのトーク相手はドミニク・チェンさんという1981年生まれのICCの研究員の方で、妻夫木聡似のかわいい青年でした。
ベトナムと台湾のハーフの父と日本人の母の間に生まれ、フランス人として育てられたというドミニクは、見るからに頭がよさそうな青年ですが、若かったです。言いたいこと伝えたいことが多すぎて、聞いているほうには一向に伝わってこないというもどかしさ。でも面白かったですけどね。きっと彼は大物になるでしょう。

名古屋からギャラリー・セラーのt田さんとK冶さんも来ていて涙の再会。
t田さんは神田の町を歩いていて「本屋が多いわねー」という暴言を吐いたという、あいかわらずの大物っぷり。
ギャラリーのN村さんは、氷見のぶりの通販を仕掛けているらしく、けさの「花まる」をたまたまわたしが見ていたのでその話で盛り上がる。ほんとに、中ザワさんのまわりには面白いひとがいっぱいいます。来月はブリの解体ショーをギャラリーでやるらしいです。

二次会が始まったのが10時過ぎで、いろいろ面白かったのだけど、明日は会社だしシンデレラのように12時をまわったところであたふたと帰る。
店に入る前に駅の方向を確認していたはずだったのだけど、しばらく歩いて少し途方に暮れる。ああもう帰れないかも~、と泣きそうになったところで水道橋の駅にたどりつく。そしてぎりぎりで終電に間に合った。ありがとう、京浜東北。

先週見逃してしまった「ローゼンメイデン」にも間に合いました。

映画を見損なう

2005-11-23 22:49:32 | books
待ちに待った水曜日なので映画にゆく。
すみません、きょうが休日だということを忘れていました。
「乱歩地獄」と「ヴェニスの商人」と迷った結果、「そして、ひと粒のひかり」という、とてもマイナーな映画を選んだはずだったのですが、映画館にたどりついたら「立ち見を含め満席のため入場できません」の貼り紙。がーん。
そ、そんな人気映画だったですか? コロンビアの、麻薬密売の女の子の映画だったはずですが。
いくらきょうが休日のレディースディだからといって……。

こうなったらもう「三丁目の夕日」でもいいやと思ったけど、このあとの待ち合わせとどうにも時間があわないので泣く泣く映画をあきらめる。しくしく。

仕方ないので、週末お誕生会がある姪っ子の誕生日プレゼントを選んだり、ヴィンセントの携帯ストラップを東急ハンズに買いに行ったり、「まんだらけ」初潜入したりして時間をつぶす。
(いやはや、「まんだらけ」は凄かった。異世界でしたわ。見てはいけないものをたくさん見てしまいました。衝撃映像が多すぎてレポできません)
疲れたので「ルノアール」で休憩。『アースダイバー』読了(やっと)。
えとね、お相撲さんに山とか川とか海という名前がついているのは、そういう自然物のかわりに戦っているのだという話はなるほどと面白かったです。この本でドッグイヤーしたのはここだけね。ふ。

そのあとmちゃんaちゃんと待ち合わせ。aちゃんのお誕生会飲み会。本当はたまには別の店に、と思ったのだけど、「じゃんか」ならお誕生祝いのケーキ仕様のデザートとか作ってくれるかしらというわけでまたまた「じゃんか」へ。
デザートの4種盛りにろうそく立ててちゃんと「お誕生日おめでとう」のメッセージつきでお祝いしてもらえました。
aちゃんの決意と、mちゃんの宣言と、いろいろみんなそれぞれ自分の決めた道を歩みはじめていることを頼もしく思いながら、ときおりわたしの首を走る激痛を生き霊のせいにしつつも楽しい時間。女の子が元気なのはいいことだね。

ごぼなっとチャーハン

2005-11-22 18:29:27 | Weblog
きょうも午前中に整体にゆく。
でもやっぱりまだまだほぐれない。首の付け根のあたりが絶望的に固まっているもよう。
「腕とかしびれませんか?」と言われてしまう。神経まで圧迫しているらしい。

家に戻ってきて借りていた「パトレイバー」の劇場版の1と2を見直す。
明日お返しする約束なので、最後の視聴。
三回目の2を見たあと二回目の1を見たら、1もなかなかいいですね。うむうむ。
後藤隊長、素敵。なにげに太田も好きだ。

夕方、某誌の企画のための原稿のまとめと手直し。


きょうのお昼ご飯は、ネットの料理サイトで見かけた「ごぼなっとチャーハン」というものを作ってみた。
昨日の夜作ったきんぴらが余っていたので、それをそのまま使った。
フライパンに油少々、きんぴらを入れて溶き卵とあわせておいたごはん(玄米)を加えてまぜ、全体にぱらっとなったら納豆(かきまぜない状態で)を加え、最後にみじん切りのねぎを加えるだけ。味はきんぴらの味があるので、最後にしょうゆをたらす程度でよい。一味でぴりっと。
レシピには牛肉も入っていたが、それは無視。そもそもごぼうも本当はただのささがきごぼうで作るのね。
なかなかお手軽でおいしかったです。わたしはきんぴらはささがきで作るのでそのまま使えたけど、太めの千切り(市販のおそうざいなど)の場合は少し刻んだほうがいいかもね。
歯ごたえがあって、玄米ということもあるけど、ゆっくり噛んで食べる。
ひと口300回噛んで食べるとダイエットできるらしいですし、そういう意味でもなかなかよいメニューかと。おすすめです。

整体にゆく

2005-11-21 16:00:03 | Weblog
首がかなり限界な感じなので、きょうは昼前に近所の整体医院に行った。
平日の昼間の整体医院はじじばばの宝庫だね。

うつぶせに寝かされて、電気でびりびりぐにゅぐにゅというやつを10分ほど。
そのあと先生が揉みほぐしてくれたのだけど、揉みながら「前にもいらしたことありますよね」と言われる。診察券が見当たらなかったので初診のふりをして行ったのだけど、さすがに整体師はからだに触れば思い出すのだろうか。それともこんなに固まっているひとはあまりいないのだろうか。前に来たのはもう三、四年前なのに。
でもって前回と同様あまりに凝り固まりすぎていて一度には揉みほぐせないと言われ、揉み返しが来なかったら明日はもうちょっと強くほぐしますね、とのこと。
なので全然改善されていませーん(泣)。あたためなさいと言われたのでホッカイロ買ってきてタオルにくるんで首のまわりに巻いています。ちょっとでも首を動かすと「ぐきっ」という感じになるので、むちうちのひとみたいです。

メキシコ大使館でなんかの展覧会があるとかでそのお誘いもいただいていたけれど、原稿もあるしこんな首では外出も辛すぎ。ということで泣きながら原稿書いていました。

明日はほぐしてもらうぞ。


先週忙しすぎて、ビデオの録画がたまりまくり。あー「野ブタ。」も「エウレカ」も「仮面ライダー」も「少年倶楽部」も、全然見れてない。これから見ようかなあ。寝ながら見られる天井嵌め込み式テレビがあったらいいのになあ。