豆腐屋ジョニー

2006-04-29 18:27:38 | Weblog
家で仕事。
短歌の仕事ではなくて、会社の仕事。
単なるワープロ打ちみたいなものだけど、慣れないので肩が凝った。
送ってもらっていたのがテキストデータなのに、微妙に文字化けしてしまっていて、やはりマックは仕事には不向きよのう……。

あとは明日の作品批評会の準備。今回は80名近い参加者になる。大変じゃ大変じゃ。

お昼ご飯に、うわさの「豆腐屋ジョニー」を食べてみた(今頃、という感じもしますが)。すごーい、濃厚。煮詰めた豆乳って感じ? 納豆と混ぜたらけっこう大変なことになってしまった。これはこれだけで食すのがよろしいかと。


息子にもらった綿の種を、一晩水に浸けておき、夕方買い物ついでに土を買ってきて蒔いてみる。
ネットとかでいろいろ調べてみたのだけど、かなり大きくなるらしい。今年の我が家のベランダは綿地獄になるんだろうか。楽しみ~。
花の色が黄色っぽい色から真っ赤に変わっていくんだそうな。わくわく。


と、一日にやったことを並べてみると、結構充実の一日のように見えてしまう。
現実はかなーりだるただるな一日だったのだけど。昼寝もしたしな。

KK&KK熱愛発覚記念短歌

2006-04-28 23:53:29 | Weblog
きょうは石井辰彦さんの明治学院の短歌講座の第一回目でした。
始まる前にaちゃんと白金ヒルズでお茶を飲む。「これが白金ヒルズ? 意外にしょぼいねえ」「東戸塚みたい」と暴言を吐きながら。

きょうは課題が「お菓子」というテーマだったので、「少年ドルチェ」というタイトルで小泉今日子と亀梨和也の熱愛発覚記念の短歌を作りましたのです(どれくらいこのニュースを自分が喜んでいるかって話ですね)。
かなり遊んで、まるで「見てきたような」愛の営み短歌を(笑)。
みんなおもしろがってくれたからよかった。そのうち「未来」にも掲載されるでしょう。ふ。

で、石井さんに言われて気付いたのですが、小泉今日子も亀梨和也も、KKなんですね~。やーん、「俺たちって運命かも~」とか言ってるのかにゃあ~。


講座のほうは、今年は「短歌人」勢が増えて、なかなか充実の会になりそうです。


終わったあと、白金の「ラ・ボエム」でみんなで会食。あさりのワイン蒸しの残り汁にガーリックトーストを浸して食べるのがめちゃくちゃおいしかったのです。

(そのあとK瀬くんたちが新宿で飲んでいるらしいからとS藤さんにはメールがあったらしいけど、わたしは誘ってもらえないのでさみしく帰る。とうらみがましく書いておく)


家に帰ったら、息子から手紙が届いていた。やっと成績表が送られてきたのだった。
まー、ヴァラエティに富んだ成績表だこと。
ついでに前から頼んでおいた綿の種が送られてきた。今年は綿花の栽培に挑戦しますの。なにげに園芸ブームなわたし。

きょんきょん

2006-04-27 23:22:49 | Weblog
NHK学園でコンクールの選考員に雇われたので、久しぶりの早起き(といっても6時起き)。
緊張していれば意外に目覚めはよいものだ。

菊名から東横線で武蔵小杉まで。南武線に乗り換えて谷保から徒歩10分くらい。
谷保の駅前にハナミズキがたくさん咲いていてきれいだった。国立までの道は桜の名所。もう葉桜だったけれど、このまっすぐな道を歩くのは好きだ。

一日で700首くらいの歌を読んでの選考。前に全国大会の選考をやったことがあるので、だいたいのコツはわかったけれど、まあ大変なことに変わりはない。
自分が添削した歌が出ていたりして驚く(添削後の作品を応募してもいいらしい)。というか、自分が覚えていたことに驚いたんだけどね。

同窓会の度に言い寄ってくるひとがいて困るの、わたしは人妻なのに。というような歌があって忘れられなくなってしまう(歌そのものはほとんど覚えていないけど)。これ、いくつくらいのひとの歌だったのかなあ。ほんとに困るなら同窓会に行かなければいいのに、とか、本気で口説くなら同窓会のときだけってことはないだろうに、とか、よけいなお世話を思う。

意外に早く終わったので、谷保駅までたらたら歩いていたら、途中の花屋でミニトマトの苗を売っていたので買ってしまう。115円だった。ミニトマトは簡単に育てられてしかも収穫が充実なの。ゴーヤもあって、どっちにしようか一瞬悩んだんだけどね。ちなみにゴーヤの苗にはなぜか「ゴーヤチャン」という名札がついていた。なにゆえ「チャン」?


しかし、それにしても、きょうの最大のニュースは「小泉今日子、亀梨和也の熱愛発覚」ですわよね、奥様。
ことの真偽はともかく、亀ちゃんはこれで男を上げたよね~。
たとえば、○ー娘。くずれの誰かさんとかとの熱愛発覚というニュースより、絶対いいもん。ファンもキョンキョンになら、とりあえずよろしくお願いしますって思うと思う(思わないだろうけど)。ま、世の奥様たちにも夢を与えたしってことで(笑)。

結論として、みんな、くすまない女でいようね、ってことか。

『ククーシュカ/ラップランドの妖精』

2006-04-26 19:01:08 | cinema
渋谷のシネ・アミューズで『ククーシュカ/ラップランドの妖精』を観る。
期せずして、またフィンランドものでした。
なに? ブームなの? フィンランド。

というか、わたしは今までラップランドってスウェーデンだとばかり思い込んでいた。
ラップランドといえば大島弓子の『いちご物語』のいちごちゃんのふるさとです。スウェーデンじゃありませんでしたっけー? (読み直してみようっと)

そんなことはともかく、映画です。
『かもめ食堂』とは違って、フィンランドといっても北のほう、原住民であるサーミ族の住むラップランドが舞台。ロシア軍とドイツ軍(フィンランド軍)とが戦っていた時代というから、少し昔の話です。仲間から見捨てられた平和主義者のフィンランド人の若者と、軍法会議に連行される途中に味方の爆撃にあって怪我をしたロシアの大尉。この二人を偶然助けることになったサーミの女性。三人は全くお互いに言葉が通じなくて、誤解やすれ違いの繰り返しのなか、いつのまにかサーミの女性のたくましさというか生活力に巻き込まれていく。

最後の最後まで三人は言葉が通じない。そして大きな勘違いのまま別れていく。ラストはかなり笑えます。

このサーミの女性がなんとも魅力的。老婆のようにも若い娘のようにも見える。そしてシャーマンでもある。ひとが瀕死の状態にあるとき、大切なのは治療よりも「離れていこうとしている魂を引き止めることだ」というところに、自然と戦いながら生きている人間の強さを感じました。

フィンランド人がつながれた鎖をなんとかはずそうと格闘しているシーンや、死にそうなフィンランド人がなんとか戻ってくるシーンが、全体のバランスから見て長すぎはしないかとちょっと思いましたが(どちらも結果はわかっているのだから、あんなに引っ張らなくてもいいんじゃないかと)、女って強いなあと思わせてくれる映画です。なかなかすてきでした。


せっかく渋谷まで行ったけど、紀伊国屋で柄谷さんの新刊(1001冊目の岩波新書)を買っただけでさっさと帰ってくる。いろいろやることが山積み~。

浜松まつり

2006-04-25 21:33:19 | Weblog
納本日なので出社。

息子の学費がそろそろ引き落としなので、銀行へ寄って準備。銀行引き落としとはいえ、引き落とし日や金額の通知が全くないというのはどういうことなのでしょうね。金額変わってないんでしょうね。知らないよ。
25日だから銀行が異様に混んでいて、それだけで疲れてしまう。

つつがなくさくさくと仕事。
もしかしたら始末書もの? というくらい大変な問題が、いつの間にか解決していてびっくり。わたしの責任問題では全くないとはいえ、ずっとどきどきしていた問題だったのでとてもほっとする。いやあ、よかったよかった。

今年のGWは、特に何の予定もないので、たまには実家に帰ろうかとも思っていたのだけれど(実家ではイタリアに行っている弟の奥さんと子供だけが帰国。しかも実家には戻らずなぜか川越で暮らすというので母がちょっと噴火寸前)、ここに来てこまごまとした仕事やらお出かけイベントやらが続出。んー、このぶんでは帰れそうにないなあ。
5月の連休は、故郷の浜松では一大イベントである「浜松まつり」というのがある。
盆や正月に帰れなくても、五月には帰るのが浜松っ子である。
わたしも数年前までは毎年帰って、祭りに出ていた。昼間は中田島の海岸で大凧揚げ、夜は御殿屋台の市中引き回し。この、できるだけ動きたくないわたしが、法被姿に地下足袋で三日間歩き回り練り歩くものすごい祭りなのだ。ふん ←鼻息
この祭りの全貌を知りたい方は以下のページを御覧ください。

http://hamamatsu-daisuki.net/matsuri/

右下のほうで激練ラッパも聞けます。
この音楽を聞くと、浜松っ子の血肉は湧くのだ、踊るのだ。

ああ、帰りたかった。

『プーねこ』(北道正幸)

2006-04-24 20:06:50 | books
わたしとしては珍しくジャケ買いしてしまった漫画『プーねこ』。
猫ものはたいてい好きなのと、表紙&裏表紙に載っていた4コマがめちゃくちゃ面白かったので、つい。
しかーし。
表紙&裏表紙の4コマ以上のものは中になかった。
基本的に不条理系のギャグ漫画。わかりにくいのが多すぎ。もっと単純に笑いたいさ。

深夜アニメのなかでは異色の『蛙男劇場』。だんだんやみつきになってきた。特に古墳アニメが好き。誕生日が4/19なのをよく覚えていたねって理由に、「死ぬほどいっぱい苦しむ」って、思わず飲んでいたお茶を吹き出してしまった。ばかだよね~。登場人物が全部古墳ってだけでじゅうぶんに変なんです。

きょうは昨日買ってきたバジルの苗をプランターに植えた。ちゃんと育つといいな。


「らでぃっしゅぼーや」に待望の筍が入っていたので、夕方からいそいそと茹でる。
椎茸と中華風の炒め物に。うまいうまいうまいうまい。
また人参の葉っぱもあったので、きょうはごまとマヨネーズで和え物風に。大根の葉っぱはみそ汁に。

春の野菜は、筍にしても独活にしても蕗にしても息子の大好物。若い男の子でこういうものが好きというのも変わっているのだろうけど、わたしも子供の頃から好きだった。
筍の下茹でしながら、先っぽの方が好きな子だったなあとしんみり。
春休みには帰ってこなかったから、次に会えるのは夏休みか~。さみしい母。

たった四日の人生

2006-04-23 23:03:26 | Weblog
新首都の会のため昼前から外出。
菊名の駅前で、息子の同級生のお母さんに遭遇。急に声をかけられてびっくり。息子が小学校の低学年の頃によく家に遊びに行かせてもらっていたりしていたけれど、中学受験に失敗したという噂があってなんとなく疎遠になっていてひとだったりするので、ちょっと気をつかいながら近況報告。でも、むこうはうちの息子が地方の大学に行っていることを知っていたりして、なんだかよくわからない人間関係。

菊名でバジルの苗を買い、渋谷でDVD-Rを買い、目白でお昼ご飯。小鉢のおかずを4つ自由に選べてごはんとお味噌汁、デザートの抹茶アイスとコーヒーまでついて850円というなかなか素敵なお店。ここは夜は飲み屋になるみたいだから今度行ってみたいと思ったり。

新首都の会は9名+1名。F原さんやO野さんが来てくれて、少人数ながらも充実した会であった。10人くらいの歌会というのは、実はいちばんいい会になりうるのだ。
今日思ったのは、「限定」ということ。作者が思うほど「~だけ」「~のみ」という限定は読者に伝わらない。自分にとってのこだわりを伝えるのは難しい。

終わったあと、NくんとN沢くんとn見と(頭文字がNばかりだな)「やるき茶屋」で飲む。特に結社という問題について、メモは必須ながら決して口外できない話をいろいろ聞く。

大事なともだちの、辛いニュースを聞いてものすごく動揺。帰り道、がまんできなくなって電話してしまう。もちろん、元気そうではあったけれど、辛かっただろうな悲しかっただろうな苦しかっただろうなと思うとやりきれない。たった四日の人生を生きた赤ん坊。その子を産むために命をかけたともだち。

すべての言葉はむなしい。

一生の不覚

2006-04-22 21:26:08 | Weblog
うう。
けさの『機動戦隊パトレーバー』を録画しそこねてしまった。
あんなに楽しみにしていたのに。
ばかばか、あたしのばか。

もう、どう考えても見る価値のないアニメの録画はいいかげんやめようと思うきょうこの頃。
毎日、新聞のテレビ欄とテレビ雑誌を首っ引きでチェックして録画予約を入れるのも限界。そんなにまでして何がしたいのか、自分。
とりあえずいくつかの見続けたいと思うアニメに限定して、せめてそれらの正しいタイトルと放映曜日を把握するのが先決だろう。



なんてことをまじめに考えているだけですでに人間失格な気もする(笑)。

きょうは貧血がひどくて朦朧と一日を過ごす。
夜、町内会の総会があるので早めに晩ご飯の支度をして出かける。
とりあえず町内会のほうはこれでお役御免。ご褒美としてユニー(ユニーかよ)の3000円分の商品券が貰えた。あとはマンションの自治会の引き継ぎと総会。はあ、あと少し。

ゆうべ「天狗」で食べた山芋のわさび漬けがおいしかったので、家でも作ってみた。色が変わらないようにお酢を入れてみたのだけれど、これが案外いい感じ。漬ける時間がもう少し長ければ完璧かな。山芋って何してもおいしいよね。

明日の歌会の歌がまだできない~~。

天狗

2006-04-22 02:24:52 | Weblog
メキシコ朗読会のためのメールを各地に送信。
いまひとつ全体像が見えていないので、一番不安なのはわたしだよな~、とか思いつつ。
まあ、これだけメキシコのために奔走しているのだから、いつかメキシコに招待される日が来るのかもしれない。と思ったからというのでもないけれど、実は昨日「スペイン語会話」の本を買ってしまった。旅行者向けのハンディなものですが。
メキシコでは驚いたときに「ケ!」と言うらしい。け。

AAと話していると、本当に自分の英語力のなさを痛感するのだけれど、「ぶえのすのっちぇす」(こんばんは)って言うだけで喜んでくれたりするので、こちらからも近付く努力をしなくてはいけないのだと思うわけで。思うわけだ。


夕方渋谷へ。銀行に行く用事があったので早めに。時間が中途半端だったのでまた「ネットカフェ」で「クロサギ」3巻を読んでいたら、約束のmちゃんからメールが来て慌てて待ち合わせ場所へ。

いいかげん「じゃんか」も飽きたので「天狗」へゆく(この落差はなんなのだ)。そのくせ、「ここには荒井くんの卵焼きはないんだよね」などと未練たらしいことを言いながら。
「天狗」はラストオーダーが早い。
終電余裕で帰ってきてしまったというのに、菊名でタクシー待ちが長蛇。むう。


mちゃんの話を聞きながら思ったこと。
ひとはやっぱり「好き」と思うことが大事なのだな。ひとにしてもモノにしても、愛がそこにあれば最後の砦になりうるのだ。何かを選ばなくてはいけないとき、「好きだったから」という理由でいいんだよね。

今抱えている(と自覚している)ひとつのストレスに、わたしなりの「愛」を加えてみようとちょっと思った。

『るしおる』

2006-04-20 23:18:06 | Weblog
『るしおる』60号掲載の石井辰彦さんの「(わたくし)と言ひ(ぼく)とも言ふ」は、またしても力作である。現代の歌人で、100首の連作をこれだけ連続して提出できる歌人がいるだろうか。

今回は、8か国語にわたる引用とかで、このうちいくつまで何の引用か答えられますか? というとんでもない宿題をもらってしまって(泣)、もちろんざっと読んだだけではひとつも分からず、途方に暮れながらぼつぼつと調べてみたですよ。
で、なんとなくわかったのがヴェルギリウスの「アエネイス」とか、シェイクスピアの「ハムレット」とか、ギリシャ神話の「オイディプス」とか、シャルル・トレネの「詩人の魂」とか、モーツァルトの「魔笛」とか、ダンテの「神曲」とか、って感じ?(あっているかどうかもわからない)

しかし、これらの(彼は実にオーソドックスな引用だとは言うが)マニアックな引用は、彼の作品の底を流れる大きな隠喩であるわけで、いつか誰かがきちんと批評するべきではないかと思う。もちろんその任は、わたしには重すぎますけど。


きょうは体調がすぐれず、半日寝て過ごす。
夕方からまたメキシコ大使館へ。
6月に東京ワンダーサイトで行われるイベントについての打ち合わせ。
もう二か月前なのに肝心なことが全然決まっていなくて、いったいわたしが何をすればいいのか、何を決めなくてはいけないのか、そんな話をしに行ったのだけれど、メキシコでは二か月前は「too long」なのだそうだ。ははは。
まあ、いろいろ盛りだくさんで面白いイベントになりそうなので、みなさんご期待ください。

きょうはN島くんの会社の後輩でメキシコ留学経験のあるt満さんが来てくれて、スペイン語の通訳も完璧。終わったあと彼女と二人で軽く飲んで食べて帰ってきたのだけれど、すごくよい子であった。「N島くんは昔はすごくかっこよかったんだよー」とか、よけいなことをいろいろ吹き込んでしまった(許せ)。