少年づくし

2009-03-04 22:55:53 | cinema
2週間ぶりの歯医者へ(さすがに先週は忙しすぎてパスしたのだった)。
ランチに連れていってもらったイタリアンが、前菜から量が多すぎてメインを半分残してしまうほど。デザートなんてケーキが3個にアイスクリームとババロアみたいなのまで。ギャル曽根御用達の店か? でも店が5周年だかなんだかで、帰りにショートパスタの袋を貰った。先日も京都で息子と入った店が3周年記念で、会計のときにくじ引きで割引率が決まるという楽しい喫茶店だったことを思い出す。20パーセント引きを当てた(ここではマカロンも貰った)。

歯医者のあと川崎のTOHOシネマズで久しぶりの映画2本立て。
『20世紀少年<第2章>』と『少年メリケンサック』。どんだけ「少年」好きなんだ! 好きだけど。でも、どっちも少年じゃないし(笑)。

『20世紀少年』は、トヨエツがかっこいいですね。汚いけど。ストーリー的にはどんどん進んで行くので、原作読んでないとかなりしんどい感じ。しかしあちこち贅沢なキャスティングですね~。普通に万博懐かしーとか思っちゃうし、画面で一斉に人差し指立てられると一緒にやってしまいそうになっちゃうし。

『少年メリケンサック』は、もうかなりの傑作です。汚くてカッコワルいおやじたちばかりなんだけど、だんだん宮崎あおいちゃんの気持ちになってはまっていく。こっちは田口トモロヲがめちゃくちゃいいです。もー、本気で笑った。ユースケサンタマリアとあおいちゃんの掛け合いとか、さすがクドカンだなあと思うシーンがいくつもあった。ユースケは『20世紀少年』にも出ていたなあと思ったら、主役の女の子が両方ともカンナという名前でした! そしてこっちは中指を立てたくなります(笑)。

帰り道は頭のなかを「トーキョーマラソン」がエンドレスで流れます。

佐藤浩市の若い頃と子供役を演じていたのは佐藤智仁くんで、「仮面ライダーカブト」に出ていた子ですね。最近はドラマ「VOICE」にも出て、ちょっとアクの強い役どころが多いです。


気分的にあまり重いものは観たくなかったんでこんなセレクトになったのだけれど、本当は『チェ38歳』を観たかったのだ。もうやっている映画館が少なくなってしまった。無念。

『チェ28歳の革命』

2009-01-21 23:33:16 | cinema
移動の一日。

昼前に家を出て、銀座で行われているmちゃんの作品展へ。想像以上に会場は混み合っていて、なかなか記帳さえ出来ない状態。やっとmちゃんの絵にたどりついて、「sold」の赤文字に思わずうるうる。絵葉書とかも飛ぶように(ちょっとオーバー)売れていて、わたしもご祝儀にカレンダーを購入。mちゃんがまだ痩せていた頃に(mちゃんの母談)習っていたバレエの先生をはじめ、古い友人・知人がたくさん駆けつけてくれていろいろ買ってくれているらしいけど、それも彼女の人徳だよなあと思う。まずはめでたし。

やっと人が途切れたところでmちゃんとランチに(きょうは歯医者先生とのランチを断ってこっちへ来たのだ)。近くのカフェで、いかにもカフェのランチという感じのキッシュを食べながら少し話をする。自分の作った物を商品にする難しさなど聞く。
彼女は会場に戻り、わたしはコーヒー飲んでから歯医者へ。余裕あると思っていたのに結構ぎりぎりになってしまい、有楽町から新橋までダッシュする。mちゃんは5分か10分と言っていたけれど、わたしの足は遅い上いろいろと迂回するので(まっすぐ行けばいいところをなぜか曲がっちゃったりするんだよねー、これが)15分くらいかかってしまった。

しかもきょうに限って治療時間が長く、終わったのは3時半近く。慌てて汐留から大江戸線に乗る。ぜえぜえ。

無事に初校の打ち合わせを済ませ、そのまま川崎へ。時間的には十分間に合いそうだったから渋谷のユーロスペースでh田さんおすすめの『チェチェンへの手紙』を観ようとも思ったのだけれど、ユーロスペースは渋谷駅から遠いから(きょうは歩きっぱなしで疲れて、しかもゲラ持っていて重いし)あきらめて川崎のTOHOシネマズで『チェ28歳の革命』を観る。川崎の三つのシネコンすべてで『チェ』はやっている。

『チェ』は、この「28歳の革命」と「39歳別れの手紙」と2部構成になっていて、本当は続けて(4時間半!)観るべきものらしいけど、日本では別の映画として上映されている(カンヌ映画祭では休憩時間にキットカットと水が配られたとか)。

もうとにかくチェはかっこいいのですが、やっぱり(革命のためとはいえ)戦争大好きって感じのシーンは見ていてあまり気持ちいいものではない。市街地で、一般市民を巻き込んでの銃撃戦とか……。調子に乗っちゃった部下を叱り飛ばしているとこなんかは惚れちゃうんですけど。あ、チェは喘息が持病だったというのは初めて知った。そして分かる人にしかわからないけど、やはりY野くんに似てるよねー、チェ。

39歳のほうは今月末から。


昨夜、オバマ氏の就任演説をつい見てしまった。NHKは二人の女性が交替で同時通訳をしていた。まあ、英語で聞いてわかるわけじゃないものの、オバマ氏の生声で聞きたかった気もしました(同時字幕スーパーってできないんだろうか?)。「60年前はレストランにも(人種差別のため)入れなかった父親の子供であるわたし」というようなことを話しているところとか。朝日新聞はリンカーンくらい短いんじゃないかと予想していたけど、結構長かったですね。ヨーヨー・マがチェロ弾いてたり、お祭りみたいだった。さすがアメリカ。


『初恋』

2008-12-22 23:06:35 | cinema
おかげさまで手首の痛みは少しやわらいできたので、きょうは掃除機かけたよ。
大掃除したいなあ。ここのところ毎年小掃除しかしてない現実。
いろいろ捨てたい。

夜、ぼんやりテレビ見ていたら、A社のk合さんから電話。まさかの展開に仰天。笑い話にしようと思ったものの、とりあえず前向きに検討することに。

そのあと『初恋』という映画をテレビでやっていたので見る。公開のときに見損ねていた映画。3億円事件の実行犯が女子高生だったという設定にあまり真実味はないものの、誰もが想像しないことだけにむしろあり得たかもしれないと思わせてしまうような映画。宮崎あおいちゃんが好演(かわいすぎるようにも思っちゃったけど)。小出恵介くんも昭和な感じがよく出ていてよかった。
60年~70年代頃の事件には興味がある。この時代に自分が青春時代を送っていたらどんなだったろうと思ってしまいますね。

『青い鳥』

2008-12-17 23:07:00 | cinema
歯医者のあと、A社に行って猫のカレンダーとサザエさんのカレンダーを貰う。k畑さんと「サンレッド」話で盛り上がったあと、o川さんとお茶。お互いに最近似たようなことがあったので、いろいろ辛いよねと慰め合う。

そのあと川崎のチネチッタへ。やはり新橋界隈では見たい映画の時間が合わず、あいもかわらず川崎なのだ。『青い鳥』を見た。重松清原作なんですね。主演は阿部寛。
いじめがテーマなんだけど、「事件」のあとの物語。特に声高なメッセージがあるわけではなく、阿部ちゃん演じる吃音の教師の多くを語らない真摯さがじわじわと伝わってくるような映画。いいものを観た。ただ、主役は阿部ちゃんでもなくていいと思った。
まあ、目当ては本郷奏多(かなた、と読むらしい)くんだったんだけど、これが絶品。さすがテニスの王子様。彼の、細すぎる繊細さが巧く出ていてキュンキュンしちゃいました。井上くん役の男の子(太賀という名前らしい)も個人的には好きだった。公式サイトにはクラス全員の顔写真が出ていて、うれしい(すみません、このくらいの年齢の男子が基本的に好きなもので……)。

ラストシーンで、村内先生(阿部ちゃん)がいつもバスの中で読んでいる文庫本が何かがわかるんだけど、なんと、『石川啄木歌集』。思わず「啄木かよっ!」と突っ込みたくなります。これ、原作もそうなのかなあ。ちょっとがっかりよ。

k畑さんから腱鞘炎はとにかく動かさないこととテーピングを勧められたのだけれど、自分でうまく巻けそうにないからサポーターを買ってみた。なぜかMサイズとLサイズしか売ってなくて、Mサイズは手首が16~18センチとなっている(Sサイズは14~16センチ)。自分の手首回りのサイズなんて知らないから、お店のひとにメジャーで測ってもらったらちょうど16センチくらい。じゃあ、Mサイズで大丈夫ですね、と言われて買ったものの、Mサイズは全体の長さも長いので腕の半分くらい覆うような形になってしまい、腕が圧迫されて痛い。そして、よーく考えてみたら以前に同じようなサポーターを買った記憶が……。探せばどこかにありそうだ。負けた。

『ブーリン家の姉妹』

2008-10-29 23:09:04 | cinema
邦画が続いていたのでたまには洋画をと『ブーリン家の姉妹』を観るため川崎TOHOシネマズへ。

ヘンリー8世(Wikiから拝借してきた写真参照)が、愛人を正妻にするためにカトリックから離脱してイギリス国教会を作っちゃったトンデモな王様で、しかも絶倫なひとだったということは有名な話。この映画は、そうやって愛人から正妻になってしまったアンと、歴史上にはあまり出てこないけど実はアンよりも前に王の愛人だった妹・メアリーの物語。
なんというか、時代や家や男に翻弄されて生きた姉妹の、壮絶な話で、けっこうはらはらどきどきな展開です。姉・アンは知的で美貌の持ち主なんだけど、はじめ王は控えめで女性的なメアリーのほうを好きになってしまうのね(しかもメアリーは当時人妻)。でもっていろいろどんでん返しがあって、最終的にはメアリーの強さが強調されるような結末。
馬がね、すごいです。あと、ヘンリー8世の肩幅がすごいです。あ、姉妹のお母さんが一番すごいです。
なかなかいい映画を観たですよ。

そのあと、とある買い物のため川崎を徘徊。疲れた……。
書きあぐねている原稿のために資料を持ち歩いていたのだけれど、喫茶店に入る時間もなく帰宅。

録画しておいた「スクラップ・ティーチャーズ」の3話が、野球中継の延長のせいで尻切れとんぼになっていた。うちのレコーダ―ちゃんは野球があると自動的に30分は延長してくれるんだけど、その日はCSでの巨人優勝が決まった試合だったから40分も延長していたらしい。むう~、巨人め。

『おくりびと』

2008-10-22 23:40:40 | cinema
久しぶりに映画。ほんとは違う映画を観たかったのだけれど時間があわず、わりと評判のいい『おくりびと』をチネチッタ川崎にて。
ご遺体を納棺するまでのお清めのようなことをする仕事に、ひょんなことから就いてしまった男性の話。からだを清めて死に装束に着替えさせるまでの作業が美しく、まるで茶道とかのお作法を見ているようだった。主役のもっくんが「自分は何を試されているのだろう」と自問するところとか、よかった。そしてやはり、山崎努が秀逸。

もっと泣ける映画かと思っていた。実際、二人となりくらいの人がものすごいすすりあげている声は聞こえていたけれど、わたしはそんなに泣けず。生母の死のときのことも少しは思った。あれは不思議な感覚だったなあ。悲しいという感情があまりリアルではなかった。誰かが泣くと、つられて泣いていた、という感じ。


映画のあと川崎で少し買い物などして、きょうは品川から歩いて明治学院へ。
経済問題という難しい宿題ながら、意外に面白い作品が多かったように思う。わたしは詞書のほうにエネルギーを注ぎ過ぎたかも。でも笑ってもらえてよかった。
終わっていつものように「スカラムッシュ」へ。いつものようなものを飲んで食べる。
I井さんの歌にあったKRUGというシャンパンについてしばし盛り上がる。I井さんの死に水はKRUGでとることに(本人は末期の水にしてほしいらしいが)。

人生最後の晩餐に何を食べたいかと聞かれたら、KRUGと答える、というのもいいかもしれないな。いつか他人のお金で飲んでみたい酒、ということだ。

『アキレスと亀』

2008-10-01 21:59:30 | cinema
映画の日と水曜日が重なるとなんだかもったいないような気がしてしまう。
そんなわけで、TOHOシネマズ川崎へ『アキレスと亀』を観にゆく。
時間が9時台と11時台しかなく、早起きして出かけるはめに(といっても観たのは11:40の回)。人気ないのか? 北野武。

お金持ちの家に生まれた真知寿(なんて名前だ!)くんは、画商に騙されているだけの成金おやじから画家になることを決定づけられる。家の没落があっても絵を描き続け、惚れた弱みで理解者となる妻と二人で芸術家気取りの実はただの奇行夫婦と成り果て……。

なんというか、分かりやすく救いのない話。現在芸術家を目指していて、自分に才能があると思っているひとは観てはいけない映画です。
ラストに救いがあると思ったひとは、今すぐ芸術をあきらめたほうがいい。

救いは、イノセンスとしか思えない奥さん役を樋口可南子が好演しているところか。男ってこういう無条件降伏みたいな理解者が欲しいものなのかなあ。

親子二代のとんでも画商はいかにもそのへんにいそうだし、美術学校の同級生たちはアートだと言ってはわけのわからないこととかいかにも(今でも)やってそうだし、そういうリアルさが、逆に分かりやすすぎてわたしにはつまらなかった。

少年時代の真知寿くんはかわいかったの。あれが柳ユーレイになってたけしになっていくのは少し腑に落ちない(笑)。

TOHOシネマズは、上映前の注意みたいなのを「鷹の爪団」がやっている。これがおかしくて、あちこちで笑いが起きていた。シネコンもあの手この手で生き残りに大変だ。


川崎の東急ハンズでちょこっと買い物。
出かける時は寒いと思ったけど、帰りは少し汗ばむほど。台風はどこに?

『闇の子供たち』

2008-09-17 23:14:47 | cinema
水曜日なので映画へ。
109シネマズ川崎で『闇の子供たち』を観る。
いやあ、重かった。終わってしばらく立ち上がれなかった。ちょっとこの映画については何かを軽々しく語ることなどできないと思う。原作も読んでみようかなあ。
たとえば、自分の子供が心臓病で、移植しか方法しかないと言われ、タイでの移植手術ならアメリカよりも格安でできると言われた場合、あなたならどうするか? その移植のために提供される心臓が、タイの「生きている」子供の心臓だと知ったとしても、あなたは自分の子供を生かすためにその手術を受けさせるか?

こういう映画を観たとしても、自分には何もできないんですけどね。

妻夫木くんが、ちょっと弱弱な役どころで、こういう役が似合うよなあと思う。
江口洋介演ずる新聞記者も大きな闇を抱えていたわけなんだけど、児童売春宿の使用人のタイ人も幼い頃の惨い体験がある。彼がちょっと江口似で、そこだけちょっと笑えました。
エンディングテーマが桑田圭祐なんですが、なんというかムード歌謡みたいな曲で、この映画には合わないんじゃないかと、それが気になった。

昨日は風邪と二日酔いのミックス状態で寝込んで、でも一日寝たから元気になって出かけたのだけれど、悪化したかも~。

お口直しに、マイミクa野さんとこから貰ってきた画像です。主にトヨザキ社長へ。

http://labaq.com/archives/51097606.html

『グーグーだって猫である』

2008-09-10 20:53:28 | cinema
午前中、万葉集の予習を半分くらいして、昼から映画へ。水曜だから、と思ったのだが、109シネマズは毎月10日が誰でも1000円なのだ。これはいいね、これから覚えておこう。

『グーグーだって猫である』を観る。う~ん。猫の、というよりは小泉今日子の、あるいは上野樹里の映画だったな。たしかに猫はかわいいし、肝心なところでちゃんと絶妙な演技(?)もしていて感心したけど、サバは全然サバじゃないし~~~と、ちょっと地団駄。
大島弓子の漫画(本物)がいっぱい出て来て、すべてがどの漫画かわかってしまう。ああー、また大島弓子を読み返したくなってしまった。それにしても、角川とか野性時代とか固有名詞出まくり。ついでに猫のトイレの宣伝も。ま、そんなもんですかね。
授賞式のシーンでは枡野さんもばっちり。たしかエキストラの募集していたけど、あれは料理とかもちゃんと食べられたのかな。←そんなとこですか、気になるのは。
加瀬亮くんはいい味出していたけれど、なんだよー、そういうオチかよー。
森三中が一番よかったかな。上野樹里の役は原作より温度が高過ぎですね。あのクールなアシスタントさん(原作の)すごく好きだったので。

上野樹里つながりというわけではないけれど、本屋で『のだめ』の21巻が出ていたので買う。もうかなりどうでもいい感じになってきている。展開がしんどい。のだめの成長を素直に喜べないのはなぜ?

胃の調子があいかわらず悪いので、晩ご飯は焼き秋刀魚と茄子の煮物と春雨サラダと葱のみそ汁というザ・和食第二弾。茄子の煮物は水を使わないときれいな紫色に仕上がるの。茄子3本あたり酒100ccにみりんとめんつゆ(薄めずに)で落とし蓋をして煮るべし。みりんが多過ぎたのか少し甘くなった。めんつゆが甘いからみりんはいらないかもな。

『20世紀少年』

2008-09-04 23:47:14 | cinema
きょうは二日酔いで一日ダウン。
ああ、やらなくちゃいけないことがいっぱいあるのにー。にー。

昨日は、息子と出かけた。
まずは神奈川区役所へ行って、先日の手続きの完了と息子の携帯電話の支払い変更のために必要だと言われた戸籍抄本をとる。そのまま川崎のソフトバンクショップで変更手続き。ひととおり手続きが終わっても戸籍抄本のことを何も言わないので、(おさまっていたはずの)先日のミムラのことを思い出してしまい怒りがむらむら。結局担当者のミスで確認し忘れただけだったのだけれど、そもそも家族割引している番号の支払いを別にするときに再び家族の証明をしなくてはならない理由を問いつめる。研修中というバッヂを付けていたからちょっとかわいそうかなあと思ったけど、こちらは先日ミムラに不愉快な思いをさせられているのだから、腹の虫がおさまらない。「少しお待ちください」と言って研修中の彼女は奥へ引っ込み、説明の仕方を教わってきた。その間に息子から理由に関する推測(家族割引で一括支払いだったときは私の名前だけしかなかったのを、新たに息子の名義で口座をつくるからそれが家族のひとかどうかを証明する必要があるんじゃないか)を聞かされて、納得はするものの、変なシステムだなあと思う。これじゃ不正使用やらが増えてあたりまえだ。

そんなんで時間をくってしまい、慌てて109シネマズに駆けつけ、『20世紀少年』を観る。これ、原作の漫画読んでないんですが、いかにも浦沢直樹の漫画だなあという印象。テンポよく話が進み、ええ~っ、誰~? というところで終わる。とても上手い作りの映画だった。続編も観たい。その前に原作を読んで犯人が誰かを知りたい(笑)。しかし長かった。最近長い映画多いですね。長さが苦にならないといえばそうなんだけど。

映画終わって、川崎駅近くのビルの地下で息子と二人酒。適当にふらりと入った店だったのだけれど、安くて旨い店だった。竹筒に入ってくる日本酒(銀盤)がおいしかったのだが、一本目が終わりかけのときに塗料の欠片みたいなのが浮かんでいて、お店のひとに言ったら新しい筒を持ってきてくれた(これで一本分得しちゃった)。結局二人で7合くらい飲んだ。家に帰って、誕生日祝いに貰ったスパークリングワインを飲みなおす。気がついたら寝ていた(朝見たら、ワインは少し残っていて、もったいないことをしてしまったと激しく後悔)。


というわけで、きょうは酷い二日酔いなわけですね。
ぼーっとした頭で昼食のそうめん茹でたらものすごい量になってしまい、食べ終わっても三食分くらい余ってしまった。そのそうめんを食べ、庭のブルーベリーを収穫したあと、息子は宮崎に帰っていきました。今回は珍しくいろんなことを話せた。ま、就職のこととかね、案の定あんまり考えていないみたいであきれましたが……。