最近読んだ本と町内会

2004-04-12 21:44:44 | Weblog
『言葉の遊歩道』(大島史洋/ながらみ書房)
これは宮崎に行くときに持っていって、でも宮崎ではほとんど読書できなかったので、だらだらと続けて読んでいた。昨年だいぶ話題になった本で、大島さんらしい、言葉に対するこだわりで貫かれた本。大島さんは某出版社で辞典の編纂をしていた方だから当然といえば当然なんだけど、少しでも気になることがあるととことん調べてみたくなる気持ちというのはよくわかる。
と同時に、言葉というのはだいたいが矛盾を抱えているものだということに気付かされた一冊でありました。

『念力姫』(笹公人/KKベストセラーズ)
ご存じ笹くんの作品集(と呼べばいいのか)。先月の「未来」に載っていた歌まで入っていてびっくり。時代はまさにマッハで動いているのね。
一番笑ったのは「偽合格体験記」みたいなの。才能を感じます。装丁もいいし、活字もすごく笹短歌にあっている。歌集がこんなに軽くていいのかしら?と思ってしまうような重さ(実際の本の重さね、内容ではなく)。いやはやあっぱれとしか言い様がありません。
まあ、大島さんも笹くんも同じ「未来」という結社にいるということが一番の驚きかもね。


きょうは午前中はどうにもからだが重くて、爬虫類のようにじっとしていた。
午後はN作業。着々とリストのゴールは見えてきた。予定では今晩中に完成。
早めに晩ご飯を食べて、町内会の役員会へ。
今年はマンションの自治会と町内会の役員なのだ。珍しくジャンケンで勝ち、一番楽な「庶務」という役目を仰せつかる。よかった。
どっちにしても面倒なことには違いないんだけどね。このマンションに住むようになって二回目の役員です。今回は頼もしい顔ぶれで、ぼーっといるだけで済んじゃうかもしれないな。使えないひとのふりしていなくちゃ。