あちらのテーブルの方からです

昼頃に家を出ようと思っていたのだが、たった一か月だらけていただけで戦闘態勢（？）がとれなくなっている自分に愕然。髪をアップにする時間もなくあたふたと出かける。

2時前に会社へ。I井さんにお昼をごちそうになる。ごちそうすぎるランチ。竹葉亭で鰻の蒲焼きと鯛茶漬け。I井さんの新しい歌集の謹呈先をチェックしながらの食事だったので、気付いたらものすごく満腹だった。

そのあと編集部へ。返還しなくてはならなかったものを返還。
考えていたより用事が早く済んでしまい、新橋で時間をつぶす。
k藤さんと落ち合って、新橋の牛タンのお店に入る。遅れてくるo川さんのために、店への道順を確認し、方向音痴の二人が方向音痴のひとに道順を教える。
三人で盛り上がって話していたら、「あちらのテーブルの方からです」と瓶ビールが運ばれてきた。びっくり。久しぶりにこんなシチュエーション。「あなたたちがあんまり楽しそうだから」と、普通のおやじ三人組からのビールだった。「よかったら一緒に」とか「このあと一緒に別の店に行きませんか」とかしつこく誘われたけれど、丁重にお断り（当たり前）。

よくしゃべってよく笑った。いろいろ食べたけど安かったし、あのおやじたちさえいなかったらいい店だった。

しかしいろいろ微妙な話を聞く。編集部も、少しいないだけで異動やらなんやら変化が激しい。仕事はつながるのだろうか？　飲み会の誘いだけはあるんですけどねー。

資料読み

きょうは資料読みの一日。
後半疲れて『仮面ライダー電王キャラクターブック』というのをじっくり読んでみる。
たしかに、イマジンが憑依するという設定は画期的で、佐藤健くんはあれでなかなか演技派なのかもしれない。四人のライダーをひとりで演じているようなものだ。再弱とか言われているけれど、いいじゃん、すげーじゃん♪
ちなみに最近のわたしの目覚まし（ケータイの）は佐藤健くんが「朝ですよ、起きてください。きょうもいい天気ですよ」と言ってくれている。あまり説得力がないので目覚ましには効果はないかもしれない。普通のひとなら絶対起きないと思う（笑）。

ちなみに資料読みのひとつは小島なおちゃんの『乱反射』。
んー。いいなあと思う歌はけっこうあるのだけれど、傷も目に付く。修辞のレベルの低さ、素人ぽい言葉運びが気になる。歌集を出すのは早かったのではないかなあ。でも、歌人協会賞とか取っちゃうんだろうなあ。まあいいですけど。


世界陸上。エアー大地が結局一回もまともに跳ばなくて残念。おかげで男子棒高跳び自体の放送も少ないし。男子幅跳びが逆転逆転で面白かった。


晩ご飯はじゃがいものそぼろ炒め、べか菜と油揚げの煮びたし、豆腐と若布のみそ汁、胡瓜のキムチ。きょうは涼しかったけど料理をしていたら汗びっしょり。なんだか意地のようになって料理をしている気分。野菜を無駄にしたくない、それだけで料理を作っているような気もする。

主婦暮らしにも飽きたので、明日から放蕩の予定。

『私のちいさなピアニスト』

水曜日なので映画にゆく。
きょうは『私のちいさなピアニスト』という韓国映画。
それほど話題の映画とも思わなかったけれど、以外に盛況。韓流ブームがこんなところまで？　ま、レディースディ向きの映画ではあるか。

才能とか天才とか、そんな話を先日したばかりだったので、考えさせられることの多い内容。主人公は、一流ピアニストになれなかったのは家が裕福でなかったとか留学に行けなかったからだと思っているような女性。たまたま近所の悪ガキに音楽の才能があることを見出し、天才の指導者として名声を得ようとする。しかし天才を育てるにはそれなりの指導者が必要であることを思い知り、悪ガキはアメリカの有名音楽家の養子に。
結局主人公は、ピアノ教室の下にあったピザ屋の店長と結婚して平凡な人生を歩み、悪ガキは名ピアニストになった。と書くと実も蓋もないか。

そもそもちゃんとした教育すら受けていなさそうな悪ガキが、たまたま絶対音感を持っていたくらいで天才ピアニストになれる可能性はかなり低いんじゃないか。

悪ガキ役の子役はしんくわさんの子供の頃によく似ていた（って、しんくわさんの子供の頃を知っているわけじゃないんだけど）。でも、成長した悪ガキ（ジュリアス＝ジョンウォン・キムという実在のピアニスト）はしんくわさんには似ていなかった。

全体としては、韓国映画のお涙頂戴的な臭さはあまりなく、さっぱりとした作り。
何回も書くけど、才能とか天才については考えさせられますね。


きょうは本当は『長江哀歌』を見たかったのだけれど、今週末から川崎でもやるみたいだから来週に。でもって、土曜日は『エヴァンゲリヲン』に行きますよ。
エヴァンゲリヲンの「ヲ」ってなんだよー、とか思いつつ（笑）。
綾波と初号機の特製フィギュア付きドリンクの予約が始まっていて、つい予約しそうになってしまった。ばっかじゃな～い？

背中に羽根がある

朝のうちに息子は帰ってしまった。
洗濯したり片づけしたり掃除したり。人が一人増えるだけで、家の汚れ方が倍以上になるのはなぜだろう。

午後、大口のユニーまで買い物に。
銀行に行かなくてはならない用事があったので、仕方なく。
少し暑さは和らいだとはいうものの、やはり暑い。片道20分ほどの道のりに、ほとんど気絶しそう。こんな暑さのなか走ったり投げたり跳んだりしている世界陸上の選手たちは本当にすごいと思うよ。

晩ご飯は餃子。焼き餃子と水餃子にして、あとは茄子と獅子唐の炒め煮。
餃子はキャベツを塊のまま茹でたらちょっと固くて、やけに歯ごたえのある餃子になってしまった。餃子の野菜はくたくたに限る。だから白菜のほうが上手にできるような気がする。

世界陸上は女子棒高跳びに注目。イシンバエワ、すごい。背中に羽根があるらしいけど、腹筋も美しい。きょうはロシアン・ビューティーが目立った一日。
しかしテレビ中継はあっちゃこっちゃ忙しくて、もっと棒高跳びをじっくり見せてほしかった。

ちょっと個人的な思い入れがあって棒高跳びという競技はすごく好きなのだけれど、どんなことしてもわたしには無理なスポーツだろうなあ。まず、あのポールを持って走ることさえできないと思う（笑）。100m走や幅跳びや砲丸投げとか、記録はともかく「やろうと思えばできる」ものと、「やろうと思っても絶対できそうにない」ものというのはあるよね。

んーと、そろそろ頭を短歌モードにしなくちゃな。

最後の晩餐

明日は息子が宮崎に戻ってしまうので、今夜が最後の晩餐。
といっても、本当に家で晩ご飯を食べたのはこれで2回きりだったけどね。

ちょうど「らでぃっしゅぼーや」の野菜や豆腐なんかが届いたので、メニューは浅蜊の炊き込みご飯、麻婆豆腐、茄子の肉巻き、海鞘の酢の物、ネギと卵の中華スープ、といった感じ。麻婆豆腐はうちは味噌味ベース。久しぶりに作ったらちょっと味が濃くなってしまった（三人分という加減も難しくなってしまった）。茄子の肉巻きは先日美容院の雑誌で見かけたレシピ。茄子を縦に四つ割にして、青紫蘇と豚の薄切り肉をぐるぐる巻いて焼くだけ。ポン酢でいただく。茄子がとてもジューシーになっておいしかった。

世界陸上のハンマー投げの決勝を見る。
ハンマーを投げてみようと思った最初のひとって誰なんだろう。とても危ない競技だと思うのだけれど。あんまりやってみたくないスポーツだなあ。

この1週間ほど、息子にかこつけて遊んでばかりいたような。なんか大事なやることを忘れているような気がしないでもない。

ケアレスケア

昼前に息子と家を出て、目白の「大戸屋」でごはん。実は初「大戸屋」。「吉野家」にしても「大戸屋」にしても、こういう男らしい店はなにげに入れなかったりする乙女なわたし。
かつおのづけご飯、みたいなのを食べた。システムはなるほどと思ったけど、ご飯がもう少しおいしかったらいいのになと思う。息子は、横浜の「大戸屋」はもう少しおいしいと言う。


そして新首都の会へ。きょうは出詠10名、参加8名。息子も出詠していたので、内心はらはら（どんな歌を出しているのか知らなかった）。でもなぜか、選がだぶっていたりして、変なところで親子なのかと。

終わって、新國のイベントのM井さんたちと合流するため六本木へ。
麻布十番祭りのため、六本木は大変なことになっている。M井夫妻とNザワさんと落ち合って、タクシーで高輪へ。ギャラリー・オキュルスで新國の展示を見る。新國の作品はいくつか見たことがあったけれど、オマージュの作品と比べるとすごさは歴然ね。
そのあと品川まで歩いて、「YABUKUNI」というビアレストランでみんなで飲み食い。朝から何も食べていなかったM井夫妻と息子の食欲があいまって、またしてもオーダーラッシュ。果てしなく食べるひとたち。

途中、H石さんとmさんが合流。引き続き食べ続けるひとたち。
いろいろ深い話（天才論とか）で盛り上がる。男の子には「自分は天才」と思える才能があるのかもしれない。でも才能なんて実はあんまり重要ではないということなど。

ラストオーダーで追い出されて帰宅。

猫の洗濯

きょうは息子に猫を洗ってもらった。
考えると、ものすごく久しぶり。家猫だからあまり汚れないし、今年は蚤も出なかったのでついついそのまま。
格闘のすえ、無事に洗濯終了。猫はしばらく人間不信（笑）。ぐったりと眠っております。

なんとなく一日世界陸上を眺めていた。
明日の歌会の歌をやっと送信。
息子は夕方からまた遊びに出かけてしまった。帰ってきてからまだ一日しか家で晩ご飯を食べていないよ。

そんなわけで息子のいない晩ご飯は、ピーマンと豚肉のカレー炒め、じゃがいものスペイン風オムレツ、大根の梅おかか和え。らでぃっしゅぼーやのピーマンがものすごく肉厚で、ものすごくみずみずしくておいしい。

バランス王子

なんかお腹の調子が悪い。
昨夜、エアコン浴びながら一瞬眠ってしまったせいかしら？

午後から息子は遊びに出かけてしまったので、部屋の掃除などしてあとはぐだぐだ過ごす。

でも、どうしても郵便局へ行かなくてはならなかったので、4時前ぎりぎりに。一番近い郵便局でもバス停1駅分くらいは歩かなくてはならないの。ついでに買い物して帰ってきただけで汗まみれ。ああ、いつまで暑いのか。



昨日たまたま世界水泳見たら、入江陵介くんという17歳の男の子が背泳で金メダルをとっていた。おでこにペットボトルを乗せて泳げるということで「バランス王子」と呼ばれているらしい。水泳選手にしては弱々しい感じも新鮮だ。なんといっても17歳というのが素晴らしい（個人的趣味的に）。
きょうも引き続き世界水泳観戦。ふふ。入江くんを何回も見られた。おまけに金メダルラッシュで、最後の男子400mメドレーリレーには興奮しました。いつから日本ってこんなに水泳強くなったの？　リレーで金メダルってちょっとありえない感じだったのにー。

晩ご飯は、米茄子の肉味噌炒め、ツナじゃが（肉じゃがの肉がツナ）、水菜とトマトのサラダ、おび天（宮崎名物のさつま揚げ）。

眠れる森の息子

きょうは珍しくわたしも息子も外出の予定がなく、一日家でまったり。
ただし息子は昼まで寝ており、昼食を食べたあとも夕方まで寝て、猫砂買いたかったのでつきあわせた買い物にはしぶしぶ付いてきたものの、晩ご飯食べたらまた寝ていて、ただいま現在も本格的な睡眠中。どんだけ寝れば気が済むのだろう。若いっていいわね。

晩ご飯は、烏賊とズッキーニとセロリのトマト煮込み、炒り豆腐、帆立と水菜のサラダ、モロヘイヤのスープ。

きょうは涼しかったけど、夜になってちょっとむしむし。
わたしには寝苦しい夜になりそう～。

終日労働疲労困憊

昨日はなんだか体調が悪くて、テレビ見ながら昼寝していたら気付いたら夕方（ほとんど夜）だった。親戚から暑気払いの誘いがあったのだけれど、動けず。
夜も9時くらいに就寝。おかげでけさはからだが痛くて目が覚めた。寝過ぎ。

きょうは10時過ぎに家を出て、渋谷の東急デパートの伊東屋でB5のコピー用紙を買って「未来」の発行所へ。「未来賞」の作業。ひとりで孤独に、ひたすらコピー。途中で紙が足りなくなり、炎天下を近くのサミットに買いに走る。さらにはホッチキスの針が足りなくなり、再び炎天下を走る。死ぬほど暑い。そんなこんなで6時間強、わたしはコピーしてホッチキスしていた。

なんとか選考委員分のコピーが仕上がって、6時半からは「未来」の編集会議。山のような議題。そしてなんだかまた仕事が増えたよー。

結局8時間半ほど発行所にいたことになる。これでノーギャラって、どうよ。
なんだか消耗したなあー。

会議のあと、いつもの「粋族館」という店で飲み食い。
ちょっと気持ち的にすさんでいた感じ。
少し、やらなくてはいけないと前々から思っていたことへの梯子をもらえたのはよかった。明日やろうは馬鹿やろう。

10時過ぎには解散。
とても疲れた一日だった。