血圧が上がらない

2005-04-29 21:18:09 | Weblog
きょうはN作業で出かける予定だったのだけど、どうにもからだが動かない。
朝の低血圧な感じがずーっと続いているような感覚。
結局夕方まで爬虫類状態で無為に過ごす。

世の中は連休初日で、なんだか真夏のような暑さだった模様。
夕方買い物に出かけたら、近所の子供が汗まみれで真っ赤な顔をして走っていた。
そんなに暑いのに走れるなんて、子供ってすごいよね。
そのあと人工の川のところには全裸の子供が! 5、6歳児でしょうか。子供の場合は全裸でも捕まったりしないのかな。そういう趣味のひともいるかと思うと、とても危険じゃないかと(近くに親はいなかった)、余計なことを心配してみたり。あ、男の子でしたけどね。


ソンタグの『良心の領界』をだいぶ前に読み終わったのだけど、引用したいところが多すぎてなかなか書けない。特に前書きは全文引用したい気分だ。これから落ち込んだときにはこの文章を読み直そう、とか思ったもんね。

で、今は町田康強化月間。
「未来」の夏の大会でゲストに町田康が来るので、そのための予習。
『告白』を家で、外出のときは『くっすん大黒』を読んでいる。めちゃくちゃ面白い。特に『くっすん大黒』。『告白』は最初のほうちょっと重かったのだけど、だんだん話が乗ってくると病み付きになる感じ。なんだかすごい才能ですね、こりは。


からだが鉛のように重いので早く寝たいのだけど、今夜は「タイガー&ドラゴン」なのよね。しかも野球が終わらないー。

またしても強風ハローワーク

2005-04-28 20:56:47 | Weblog
きょうはハローワークに行く日。

出かけるついでに様々な所用を片付ける。
まずは某学園に添削済みの作品を宅急便で送る。
ところがクロネコの取次店が見つからない(クロネコ指定の着払いなので)。コンビニとかで普通に出せると思っていたのに、ペリカンだったり。うろうろしていたら集配のお兄さんを発見。通りすがりで大丈夫かしらとは思ったけれど、快く受け取ってもらえる。取り次ぎしている店も教えてもらった。

銀行寄ってお金をおろし、郵便局で息子に送金し、年賀状の当選切手を引き換えたりしたあとハローワークで手続き。帰り道で住民票と印鑑証明もらい、コピーとったりもする。
あと猫のトイレの砂を買って買い物もしたら重いこと重いこと。こういうときにつくづく息子がいない不便さを感じる(猫砂の買い物は息子担当だった)。

それにしてもどうしてハローワークに行く日は強風が吹くのだろう。
桜木町って、ビル風なのかしら、とにかく立っていられないくらいの風。わたしはコンタクトだから目も開けていられないし。

家に帰ったら今度は某カルチャーセンターから添削のお仕事が届いていた。
一難去ってまた一難(いや、難、ではないけれど)。

着々と前進

2005-04-27 22:19:15 | Weblog
締切というのはありがたいものだ。
ありえないくらいの集中力ですべてのものが着々と進んでいるよ。

午前中はN作業の続き。調べても調べてもはっきりわからないことがあって煩悶する。
とりあえずできうる範囲のことはやった。あと少し。発掘結果待ち。
これが終わるとN作業は残すところ単純な単純作業だけである。

昼からは某学園の添削作業。全て手書きなのでとても疲れる。こんなに字を書いたのは久しぶりかも。途方に暮れたり挫折しそうになったりしたけれどなんとか終える。
これくらいの分量であれば二日集中すればできるな。

添削途中で買い物に出かけたのだけれど、最後に見たのが戦争の歌だったので頭の中で軍歌がエンドレス。
「ここはーおくにをなんびゃーくりー」って歌。軍歌なんてこれくらいしか知らないけどね。
これだってなんで知っているのかしら? はうおーるどみー?


昨夜は筍と豚肉を中華風に炒め、きょうのお昼にパスタで食し、晩ご飯で筍ご飯作ったら終了。
けっこう大きな筍だったけど、あっという間ね。


まあとにかく山は越えたようだ。
今夜は少し早く寝よう。

日照雨降る

2005-04-26 18:09:24 | Weblog
日照雨と書いて「そばえ」と読みます。
歌人必修語、だったり。

どうも最近午前中のエンジンがかかりにくい。
わたしは朝の血圧がとても低いらしくて、今までは朝起きてすぐにシャワー浴びることで目を覚ましていたのだけれど、それをしないせいかなあ。
甘いものでも食べて頭を活性化しようにも、家には甘いものが全くなかったしね。
でも、きょうはN作業の第二関門突破日なので、昼前くらいから鉢巻き締めてがんばる。
夕方までかかってなんとかひと段落。

変な雨の降るなか買い物に行きつつ、今週あとやらなくてはいけないことをつらつら考える。
28日って木曜日なのか。うう、金曜日だと思っていた。
というような、救いようのないことに気付いてひとしきり落ち込む。

28日までに某学園の短歌の添削を返送しなくてはならないし、28日までに町内会の会費を徴収しなくてはならないし、28日はハローワークに行く日だし。
あと住民票と印鑑証明をとりにも行かなくてはならない。息子への仕送りも送金しなくてはならない。あとなんか忘れていることもありそうだ。恐怖の月末。


そんなわけで、きょうはお昼にayuさんから教わった筍のオリーブ油炒めを応用したパスタに挑戦しようと思っていたのに、そんな余裕はなく。

おまけにプリンタの調子が悪いのだ。せっかく書いた原稿をプリントアウトしたら、書かれていない文字がなぜかしらプリントされる。ワードの調子が悪いのかもしれないけど。
仕方ないので原稿はメールで送ってしまったけど、とても不安不安。
そろそろ買い替え時なのかしら。エプソンのPM-770C(古っ!)。インク買うのもひと苦労だものねー。

神様、先立つものをわたしにお与えください。

人参の葉っぱ

2005-04-25 21:09:14 | Weblog
同じくらでぃっしゅぼーやに葉付き人参も入っていたのでした。

人参の葉っぱ大好きー。
早速ちりめんじゃことゴマとゴマ油で炒めてみました。
味付けは酒と醤油。
おいしーおいしー。


こんなことしているのは、原稿からの逃避です。
たいした原稿じゃないのに。ふえーん。

たけのこ

2005-04-25 19:57:16 | Weblog
らでぃっしゅぼーやから筍が届く。

でかい。

マツケン@サンバが、筍を油で揚げてそのまま作る筍ごはんを紹介していたのを思い出しチャレンジしてみようとも思ったけれど、あまりにも大きいのでいつも通りに米糠ととうがらしで茹でる。
我が家の一番大きな寸胴鍋にも入り切らないので、泣く泣く半分に切って茹でる。

明日が楽しみ。


きょうは比較的まじめに一日を過ごした。
朝から履歴書を二枚書き、略歴をファクスし、原稿のための歌を選出し原稿の下書きを終えた。
原稿はきょうが締切なので、まだ4時間くらいあるわね、ふ。
がんばりましょう。

自治会→「アンダーグラウンド」批評会

2005-04-24 23:22:21 | Weblog
朝の9:30からマンションの自治会の総会。
もめそうだったので途中で退席。
一路池袋まで。
電車の乗り継ぎがよく、思ったよりも早く着いたので「ぽえむぱろうる」へ「未来」4月号の納品にゆく。

そこから芸術劇場へ。菊池裕さんの歌集『アンダーグラウンド』批評会、パネリストとして参加。
林和清さんや大塚寅彦さんなど、久しぶりなひとたちに会えてうれしい。
批評会は、パネリストたちはおおむね好意的な受け取りだったけれど、会場から奥村さんほか厳しい意見も出て、バランスのいい批評会だったと思う。
わたし的には、同世代でもあり思想的に共通項が多いためかなり共感を持って読んだのだけど、そこを越える批評をしたいとがんばったつもり。でも菊池さんは大好き。いろいろお話しできてよかった。

懇親会で稲葉京子さんとお話できたのも感激。春日井先生のこととか、うれしそうに聞いてくださる稲葉さんの姿にまた感激。

そのあと近くの「和民」で二次会。炭水化物を摂取。
飲み足りない気もしたけれど、今週のハードさを思うとさすがに深酒は・・・
なんて理性的なわたし。日付けが変わる前に帰宅。えらいえらい。

気をつけろ!

2005-04-22 23:20:29 | Weblog
久しぶりに「ブックファースト」をじっくり歩く。

おお! 柄谷行人の新刊が!

わたしは柄谷さんとは運命の糸で結ばれている(と信じている)ので、こういうふうにきちんと新刊には巡り会うことになっているのだ。よしよし、買ってあげるからね、とその本を手にとってみる。たしかに知らない本だ。あとがきみたいなところをざっと読む。あら、ずいぶん昔に書いたものを集めているのね。え? この文章読んだ記憶が。よーくよく確かめてみると、それは「批評空間」時代に出版した初期論文集の新装版だった。持ってるじゃん。

タイトル変えないでよ。

柄谷さんって昔も『隠喩としての建築』を文庫にするときにタイトル変えていて、騙されたことがある。柄谷さんの本だから何冊買ったっていいんだけどさ。まあね。

しかし内容見て気付かないのにあとがき読んで気付くってのはいかがなものよ、自分。

欲しい本は何冊もあったけれど、貰った図書カードを忘れてきていたので泣く泣く文庫本(町田康の)2冊だけ買う。


そのあと、最近お互いがお互いの心の支えとなりつつあるmちゃんと「白木屋」へ。
mちゃんのKプロジェクトについて語り合う。
終電で帰宅。

録画しておいた「タイガー&ドラゴン」を見る。
今週は「饅頭こわい」。この有名な落語がクドカンの手にかかるとこんなふうにリライトされるわけ。
やっぱり長瀬はいいなあ。


あちこちお尻に火がついてきて(お尻はひとつしかないけれど)四面楚歌な気分。
呑気に飲んだりテレビ見たりしている暇はなかったかしらん。てへ。

夢のない夢

2005-04-21 23:34:28 | Weblog
わたしは現実的な夢をよく見る。
正夢とか予知夢とか、そういうのじゃなくて、もっと卑近な日常と地続きな夢。遠足の前の日に遠足の夢見るみたいな、ね。

だから時々、あれは夢だったのかそれとも本当だったかしらと悩むことさえある。


「そういうのを、夢のない夢って言うんですよ」

と、遠い昔、かの養老孟司せんせいに言われたことがある。ちなみにせんせいの奥様は「ゆうべあなたは夢のなかでこうこうこういうひどいことを言った」と言って朝からせんせいに文句を言うようなかただったらしい。


えと、わたしの夢のはなしだった。

わたしは眠りが浅い。長時間の熟睡がほとんどできない。その浅い眠りの最中、ずっと夢を見ている(ような気がする)。夜中に目が覚めて「あ、今面白い夢見ていた」と思っても、朝になると忘れてしまっている。でも記憶のどこかには残っているらしくて、それが現実の記憶とたまにごっちゃになってしまうのだと思う。

昨日の明け方に見た夢は、嵐の二宮くんが出てきた(珍しく夢のような夢だ)。ファミレスのようなところにいて、残念ながら二人きりではなかったけれどとても親しげ。ふいに二宮くんはわたしのバッグのなかをごそごそやってティッシュを探しはじめた。「使いかけしかないの?」と言われたのを覚えている。この時点でものすごく「夢のない夢」になってしまっていた。
でも、他人に自分のバッグをごそごそやられるのってたとえ家族とかでも嫌だからなあ。あのときわたしは不快というよりは「新品のポケットティッシュがなくて申し訳ない」と思っただけだったのだ。


奇想天外な夢を見るひとはうらやましいと思う。一大スペクタルみたいなスリルとサスペンスな夢をわたしもたまには見てみたい。



なんでこんな現実逃避な文章を書いているかというと、日曜日の批評会のためのレジュメ作りをして挫折したからだ(からんくん、ごめんなさい)。

郵便局に行く用事があったので、いつもとは違う方向の(郵便局近くの)スーパーに行こうとしたらそのスーパーがなくなっていた。仕方ないのでぐるーっと回っていつものスーパーへ。たまには余計に歩くのもいい。からだ動かしついでに、マンションの階段掃除の当番だったのを思い出して掃除。桜の花蘂がおびただしいので、普段の倍以上の労働となる。
腕と腰が痛い。

安寧は敵だ。

映画「真夜中の弥次さん喜多さん」

2005-04-20 20:19:05 | Weblog
雨は降っているし寒いし、おまけに寝不足と貧血気味で具合が悪いというのに、貴重な水曜なので映画にゆく。

雨は降っているし寒いし、おまけに寝不足と貧血気味で具合が悪いひとばかりではないと思うが、予想以上に混雑している川崎チネチッタ。ラインアップがいいのかな。

というわけで、やっと観ました「真夜中の弥次さん喜多さん」。
途中ちょっと中だるみ。あのテンポだと2時間超は長過ぎますね。体調が悪かったこともあって少し寝てしまった。クドカンものは細かいところまで見ていないとあとで後悔することが多いのですごく悔しかったけど、えーん、寝ちまった。隣のひとの笑い声で目が覚めた。ぐ。

もうね、内容はどうでもいいの。本当に「くっだらねーっ」と叫びたくなるような映画。でもめちゃくちゃ面白い。長瀬と七之助のディープなキスシーンでは悲鳴も起きていたが(笑)、とにかくこの二人が馬鹿でかわいくて。
それだけじゃない。登場人物のすべてが思いっきり馬鹿でかわいいの。
一番気にいったのは松尾スズキ演じる「ヒゲのおいらん」。今でも思い出して笑える。最高!

終り近くに、おそらくは耐えられなくなって退場した中高年カップルあり。たしかに、耐えられないひとには耐えられないだろう。わけわかんないもんね。

それにしてもクドカンって「死」にこだわっているような気がする。「木更津キャッツアイ」も死にそうでなかなか死なない主人公だったし、「弥次喜多」も死者がいっぱい出てくる。そして生き返る。
感動したのは三途の川の源流が弥次さんの死んだ女房だったってくだり。ネタばれになるからあまり書かないけど、すぐに自分の女房だって気付くとことかちょっと泣けました。


名作映画とは全然思いませんが、よくぞここまでやってくれた、というような映画ですね。
本当に馬鹿すぎておかしいです。深いこと一切考えずに見てもらいたい。見終わったあとに「あれってどういう意味だったの?」とかそういう質問してはいけません。
「ばっかじゃないの?」
そのひとことが最大の賛辞になる映画かと(ほんとか?)。