多忙週間

2006-10-31 23:26:12 | Weblog
今週はほとんど予定のない一週間だったはずなのに、気付いたらほぼ連日何かしら出かける用事が入ってしまった。ほとんど仕事とは関係ないけれど純粋な遊びでもないという、不思議なラインアップだ。

というわけで、貴重な何も予定のない一日である本日。夕方までかかって泣きながら添削仕事を仕上げ、宅急便で送ったあとはひたすら某氏の詩集の校正作業。合間に根菜と厚揚げの煮物を作ったりさんまを焼いたりしながら、やっとさきほど終了。添削はいっぱい字を書くので、筆圧のないわたしとはいえものすごく手が疲れます。そんなこんなで、手やら肩やら目やら疲れましたー。

しかしこれでだいぶ精神的に楽になった。
まだまだやらなくてはいけないこと、考えなくてはいけないことが山のようにあるけどね。

とりあえず今夜は「木更津キャッツアイ」のドラマの再放送の最終回なので、正座して見て泣きたいと思います。

あ〜、明日の予定は夜だけなので、映画の日でレディスデイだからもう一回「キャッツ」を見るべきか、「カポーティー」のリベンジか悩むところです。くだらない悩みだ。

ばいばいしてきた

2006-10-30 23:07:08 | cinema
ものすごい二日酔い。
全然起きられない。
出かける支度をしながら何度も意識を失う。
やっとのことで3時半頃渋谷へと出かける。

仕事中のmちゃんと会って彼女の前売り券を受け取り、シネマライズで『木更津キャッツアイ ワールドシリーズ』の20:20の回の座席を確保。今回は上映劇場が多いから、心配したほどの混雑ではないもよう。

ネットカフェに行って、コーンポタージュとか梅昆布茶とか飲みながら南Q太の『スクナヒコナ』を読む。ほんとは『働きマン』を読みたかったんだけど、探せなかった。

mちゃんの仕事が終わって落ち合い、パルコでやっている「ぶっさん展」へ。ボール投げゲームのようなものがあって、やってみる。3等はキャッツ・グラウンドの土(大盛り)、残念賞がキャッツ・グラウンドの土(かなり小盛り)とあって、土の大盛りはいらないよね〜と言い合っていたのに二人とも3等をゲット(笑)。
グッズはかなり売り切れが多く、キャッツ饅頭とタオルを購入。

近くでピザとか食べたあと映画へ。ここでもグッズはかなり売り切れ。欲しかったストラップがなくてショック。パンフレットとステッカー購入。

映画はですねー、いろいろ覚悟(どんな覚悟だ)して行ったので、思ったよりは泣かなかったです。笑ったほうが多かったかも。でも、エンドロール見ていたら、ああ、もう本当に終わりなんだと、とても悲しい気持ちになった。テレビドラマのシリーズが終わったときも悲しかったし、日本シリーズのときもこれでおしまいなんて信じられない、とか思ったけど、今度は本当に終わりなんだよね。

わたしにとってのキャッツはおとぎ話なんだと思う。ぶっさんは22歳で死んでしまったから永遠にそのままだけど、残されたひとは現実を生きていかなくてはならない。「ばいばい」を先延ばしにすることで自分を騙していくことには限界がある。宝物のような日々は永遠には続かない。
だから、キャッツの残りの4人のこの先の人生なんてわたしは見たいとは思わない。5人が5人でいたことで十分なんだな。

とにかく小ネタ満載なんで、何回か繰り返し見たくなる映画です。

終わってちょっとだけ「じゃんか」で飲んで帰る。店に入ったとたん「あー、たったいまS井さん帰っちゃったとこなんです」と言われる。いや、べつにS井さんに会いに来たわけじゃないですから。

東横線の終電にいつの間にか菊名止まりの12:33というのが増えていた。これで12時渋谷駅ダッシュをしなくていいのだな。ありがたいことだ。

写真は「ぶっさん展」で唯一写真をとってもいい「野球狂の詩」(映画では別の店)の店内。キャッツの5人はマネキンなので、バンビとか微妙に大きくて笑ってしまった。

ポエトリー・リーディング

2006-10-29 23:35:30 | Weblog
午後から明治学院大学で行われる「ポrトリー・リディング 現代詩に声を取り戻そう」へ。もう6回目だそうな。
本日の出演は、天沢退二郎さん、浅山泰美さん、石井辰彦さん、櫂未知子さん、小池昌代さん、杉本真維子さん、八木忠栄さん、吉田文憲さん、四方田犬彦さん、そしてパレスチナの詩人、マフムードダルウィーシュの詩をアラビア語で朗読してくれたオマイヤ・アブド・アブドさん。

それぞれヴァラエティに富んだ朗読だったけれど、櫂さんがからだに電飾を巻き付けて朗読したのには大受けした。写真ではまっくらだけど、なかなかチープに美しかった(笑)。吉田さんは初めてお会いしたのだけれど、目がきらきらしていたのが印象的だった。そして天沢さんはあいかわらず面白い。「白菜と音楽」とか「題名だけがものすごく長くて中身のない詩」とか、アンコール用に詩を用意しているところとか。

終わって控え室で軽く打ち上げ。小中陽太郎さんがいらしていて、ものすごく気さくにみんなと話して盛り上がって風のように帰っていった。さわやかだった。

そのあと目黒まで出て「北海道」でさらに打ち上げ。スペイン語の翻訳をしているh部さんと翻訳についていろいろと話したり、メキシコや青森の話ができたのが楽しかった。

さらにI井さんY田さんとタクシーで新宿まで。久しぶりに2丁目のSad's Barへ。二人の友情の深さにいたく感動。お互いに尊敬しあえて長くつきあっていられる友人関係っていいなあ。二人とも違うタイプの天才なのにね。

でろでろになって深夜の帰宅。

『失われた時を求めて』6巻読了

2006-10-28 23:51:31 | books
やっと「ソドムとゴモラ1」ですよ。
のっけからシャルリュス氏とジュピアンくん(仕立て職人)のラブシーンを主人公が目撃(音だけだけど)してしまうんですよ、奥さん。でもって恋人のアルベルチーヌのレズビアン疑惑。もう、あっちにもこっちにも同性愛者が!

まあでも、基本的にはあいかわらずあちこちのパーティーに行ってはうわさ話に花を咲かせる毎日。主人公って病弱なんじゃ? 
当時はパーティーの批評が新聞に載ったりしていたんですね。誰がどこのパーティーに行っていたとか、社交界の消息が。

というわけで、内容は面白くなってきたけれど読む速度はちっとも上がりません。7巻以降を一気に買い揃えたのですが、げんなりするくらい厚い巻とかあります。読み終わるのはいつなんでしょう。登場人物は多いし、カンブルメール夫人とかヴィルパリジ夫人、ヴァントゥイユ嬢、ヴェルデュラン家とか、読んでいるだけで舌を噛みそうな名前が多くて難儀ですわ。とりあえず当初の目標だった年内完読はあきらめました。



きょうは朝から精神的に不調で全く添削仕事に手が伸びず、やっと始めようかと思ったところに会社からの仕事が速達で届く。仕方なくそちらを昼過ぎまでかかってやりおえ、3時頃に家を出て姪っ子の保育園にお迎えにゆく。

姪っ子はきょうはとても不機嫌。ドーナツの威力もここまでか。ボウケンジャーの本を買ってやってミスタードーナツでドーナツ食べさせて、少し機嫌が柔らかくなる。本についていたシールの数を数えていて、79まで行くと「70の次はなに?」と聞かれる。やーん、なんか可愛い。「80」と教えてやると89でまた止まる。くー、可愛すぎ。そして100を過ぎるとほとんどめちゃくちゃになっていくのもまた可愛い。ああ、数がたくさん数えられることがうれしかった時代があったよなあと、しみじみ。

ミスドの隣の隣の席に、どう見ても援交ではないかと思われるサラリーマンと女子高生のカップル。会話までは聞こえなかったけど、お互いよく知らないみたいだった。やあねえ。


それにしても、いろいろあちこち頓挫している。送ったファクスの返事は来ないし、やると約束していたことをひとつ完全に忘れていることに気付いたり、理屈っぽいメールの返事を書きあぐねたり。

久しぶりだ〜

2006-10-27 23:57:36 | Weblog
朝から添削のお仕事。もう、全然やる気になれなくて、締め切りなのに三つくらいで挫折。あうー。

心が痛む件について電話。そしてファクス。

お昼ご飯を食べながら、「少年倶楽部」というBSでやっているジャニーズJr.の番組の録画を見ていたら、いろいろ新しいJr.の子が出ていてびっくり。関西ジュニアの後輩にあたるバッドボーイズ(笑)とかね。バッドボーイズって、どうよ。相変わらず意図がまったくわからないジャニさんのネーミングセンスなり。

夕方から白金へ。明治学院大学で石井さんの短歌講座。エレベーターに乗っていて、途中で降りる学生のために「開」ボタンを押していたら、降りていく学生が口々に「ありがとうございます」って言っていくの。ここの学生は本当に礼儀正しいというか、きちんとしている。

きょうの課題は「魚介類の歌」で、石井さんの嫌いな牡蠣の歌を嫌がらせのつもりで作っていったのに、いつの間にか牡蠣は食べられるようになっていたらしい。しかもタスマニアでたらふく食べたらしい。ちぇ。

終わったあと、前回行けなかった「スカラームッシュ」へみんなで。「久しぶりだ〜」と叫びながら、つくねとか卵焼きとか炒めごはんとか食べる。ここの料理はどれもおいしいけれど、冷やしトマトのおいしさには驚く。ただのトマトがどうしてこんなにおいしくなるんだろう。ただのトマトというには見事に真っ赤だったりはするけれど、それにしてもねー。
冷やしトマトのおいしい店は信用できる。

「シーサイド・ばいばい」

2006-10-26 23:30:19 | Weblog
もういいいかげん「キャッツ」ネタはあきれられそうですが。

昨日は「木更津キャッツアイ ワールドシリーズ」の主題歌である「シーサイド・ばいばい」の発売日でした。キャッツの5人とMCU(キック・ザ・カン・クルーのね)ってことで、これは買わねば、とはいえ、実はだいぶ前にAmazonで初回限定版のAだったかBだったかを予約していたのを思い出し、昨日は泣く泣く買うのを控えて帰りました。家で予約の確認をしてみたら「初回版B」(DVDつき)のほうだったので、きょうは「初回版A」を購入してきました。あ、もちろん「通常版」(買わなかったけど)もあります。J事務所的には全く驚かないんですけどね、みんなあきれますね。

で、「初回版A」ですが、泣けます。
ボーナストラックが、キャッツのテーマにあわせて名台詞が次々と! ぶっさんの「負ける気がしねえ」とかバンビの「野球しようぜ」とかローズ姉さんの「ローズ、ヘルニアなの」とかモー子の「東京に犯される〜」とかうっちーの「年上の話は最後まで聞けっつーんだよ」とかとかとか。なんかもう、エンドレスで聞いていたい気分。買ってよかった「初回版A」。

きょうは会社でもずっとキャッツの話をしていたような気がします。
納本で出社したのですが、早々に仕事は済んでしまったのでゆっくり社食でキャッツを語って帰ってきました(あとは『桜蘭高校ホスト部』の貸し出し)←何しに会社に行っているんでしょう?

肝心の映画は来週の月曜日に観に行く予定。楽しみだけれど、これで終わってしまうと思うと複雑な気分。え〜ん。


お昼食べながらキャッツ話をしていて思い出したんですが、わたしがこういうマニアックなはまり方をするようになったのは「エヴァンゲリオン」が最初だったんですね(遅いデビューだ)。そんな話をしたら「エヴァでは誰が好きだったんですか?」と聞かれ、こういう質問されるのも新鮮だなあとか思いながらも迷わず「アスカ」と答えてしまう自分に(ぽ)。
キャッツでは誰が好きかと聞かれたら、第7話の、モー子を助けにいくバンビ(白いパーカーに紺色のジャンパー)と答えたいです(ばか)。


おっと、こんなばかなことを書いている場合ではないのだ。明日の明治学院の宿題が終わってません!

『フラガール』

2006-10-25 18:55:08 | cinema
水曜日なので映画にゆく。ちょっと久しぶりだ。
本当は『カポーティー』を観たかったのだけれど、時間が合わなかった。
で、気分的に明るくて軽いものがいいなあと思って『フラガール』に。

ところがどっこい、なかなか泣ける映画でした。南海キャンディーズのしずちゃんにまで泣かされてしまいましたよ!

舞台は昭和40年の福島県。常磐ハワイアンセンター誕生にまつわる実話をもとにしたもの。炭坑の街に突如としてハワイアンセンターができることになり、東京からフラダンスの教師(松雪泰子)が招かれ、炭坑の少女たちが立派なダンサーとなるまでの紆余曲折がコミカルにシリアスに描かれている。観てないけど「スウィング・ガールズ」みたいな努力と挫折と一致団結の世界なわけだけれど、炭坑の街というバックボーンがより切実感を与えている。

とにかく松雪泰子がいい。東京ではSKDでトップスターだったこともあったが、借金などでワケアリ状態。プライドが高く、ときに男勝りな都会の女を粋に演じている。銭湯の男湯に殴り込みに行くシーンとか、稽古場でひとりで踊っている姿とか、当時の流行ファッションを着こなしている姿とか、どれもかっこよかった。

蒼井優ちゃんもよかった。あんな田舎町にもひとりくらいはこんなにかわいい子がいたかもしれない。福島弁も似合ってたし、フラダンスも立派に踊りこなしてましたね。しずちゃんは、ついていくのが精いっぱいって感じだったけど。

あとは、富司純子、さすが。夫は炭坑で働いて炭坑で死んだ。仕事というのは暗くて辛いものだとばかり思っていたけれど、娘みたいに明るいところで笑ってできる仕事があってもいいんじゃないか、次の世代にはそういう新しい世界があってもいいんじゃないか。というようなことを語るシーンは、本当に泣けました。

トヨエツの福島弁はいかがなものかという気もちょっとしましたが(この役は、トヨエツじゃなくてもよかった)。


そんなわけで、たっぷり泣いた2時間10分。ぜーんぜん長さが気にならなかった。


映画に出かける前におでんの準備をしていったので、今夜はおでんです。

白い本、赤い本、緑の本

2006-10-24 20:01:21 | Weblog
雨の中を届いた三冊の本。

白いのは『三蔵2』終巻号である。
シンプルで美しい、そのたたずまいと同じように、6号を出してさらっと終わってゆく。最後の歌人ゲストは横山未来子さん。もちろん、石井辰彦さんの大作(108首?)も読めます。

赤いのは松井茂さんの第3詩集『LE TOMBEAU DE OLGA BRODSKY』。どこにも日本語がありません(笑)。もうどんな詩集が届こうが驚かなくなりましたが、年内にあと2冊出るのかな。彼は最近詩に急いでいます。

緑のは薦田愛さんの詩集『流離縁起』。十一年ぶりにまとめられたのだという。このひとの紡ぎ出す日本語は本当に美しい。でもこの詩集には、美しいだけではない言葉たちもいるようで、読むのを楽しみにしている。



雨だけでなく、憂鬱の種が降っているようで、小さなものごとにいたく傷つく。
天に唾するようなことが続いていたのだろうな。すべては自分のいたらなさ浅はかさによるのだ。
心を入れ替えて原稿を一本送る(もう書いてはあったので、プリントアウトして封筒に入れて宛名を書いただけ)。

夕方、郵便を出しがてら買い物へ。
あまりの寒さに震えた。いつのまに、季節は冬に?

晩ご飯は久しぶりに餃子を作った。冷凍庫にあったひき肉は合挽き肉だった。餃子はやはり豚肉がよろしい。

がんばれ、ソフトバンク(野球じゃないよ)

2006-10-23 23:47:07 | Weblog
なになに? ソフトバンクが大幅値下げ?

長年J-Phone、Vodafone、と使い続けてきて、ついに報われる日が来るのかしら?
ライト・ユーザーな自分にとっては、携帯電話は安いにこしたことはないです。あとはデザインのかわいいのがもっとあればいいのに。


きょうは午前中仕事して、昼から美容院へ。すごーく久しぶりにパーマをかけた。といっても下だけストレートパーマ。久しぶりのパーマだったから、こんなに時間がかかると覚悟ができていなくて、とても疲れたなり。

家に帰って仕事の続き。なんとか仕上げてメールで送る。


明日からは少し落ち着いていろんなことができると思う。
考えることが多すぎ。整理して、がんばろう。あちこちメールとか滞っていてすみません。はれひれ。

関係ないけど、「フレンドパーク」にキャッツアイの5人が出てくれてうれしかった。どんだけ彼等が好きなんだろう、わたし。ああ、早く映画を見にゆきたい。

帰りは雨

2006-10-22 23:21:39 | Weblog
朝から会社から仕事のファクスが届く。
日曜日に会社にいるボスもボスなら、さらにわたしに仕事を送ることもいかがなものかと思うけど、まあ、わたしに曜日は関係ないからよしとする。

とはいえ仕事には手をつけず、昼から目白へ。「新首都の会」。
きょうは8名と少ない参加。ゆっくりじっくりと批評。

終わっていつもの「やるき茶屋」。
来月の合同歌会についての作戦会議の予定だったのだけれど、o崎が発熱のため参加できず、M上も仕事で来れなかったから、なんとなく雑談風にテーマについて語り合う。K池さんからちょっと面白い提案もあり。

お店からみかんをもらって帰る。


帰り道、雨が降っていた。