疲労感漂う大晦日

きょうも早起きをして、朝から小掃除……のつもりだったのだが、なんだかんだ中掃除くらいになってしまった。疲れた。

お昼ご飯を食べながら椎茸を煮て、最後の買い出しへ。掃除がんばってしまったせいで腰が痛い。おまけに荷物が重い。こんなことなら昨日のうちにもっと買っておくんだった。
家に帰って、鰤の照焼きを漬け込んで、とりあえず風呂に入る。このところ肩こりもひどかったし、のんびり半身浴……。お風呂出たらなんだか眠くなってしまって少し昼寝。

さて、これからなますを作って、海老を煮て、卵焼き焼いて、晩ご飯は鍋。

今夜は紅白は見ないで日テレで年越しかな。


今年も飲んで食っているだけのつまらない日記におつきあいくださった皆様ありがとうございます。
よき新年をお迎えくださいませ。

雹（ひょう）

わりと早起きして、洗濯して、年賀状印刷しながら埋め草原稿書いて、お昼ご飯食べて、年賀状の宛名書きして、おせちのための出汁をとって、里芋と人参と蓮根と蒟蒻を煮た。干し椎茸がぶ厚くてなかなか戻らないからこれは明日。干し椎茸はゆっくり戻せば戻すほどおいしくなるんだって。本当は冷蔵庫でひと晩かけて戻すといいんだよ（これ豆知識）。

年賀状は、去年くらいからかなり減らしている。ごめんなさいごめんなさい。

一夜飾りにならないよう、お正月飾りを玄関に飾って、本日の仕事は終了。掃除はどうした？　明日ね、明日。

午後、雹が降った。雨も降った。お天気雨みたいな、変な雨。慌てて洗濯物を取り込む。布団を干そうと思っていたのを忘れていてよかったよ。明日は晴れてくれるかな。

晩ご飯は簡単に、蓮根のひき肉蒸し、小松菜と人参のジャコ炒め、玉葱のみそ汁、グリーンサラダ。


一応年末なので一年の収穫を考えてみる。
今年も短歌以外の本はあまり読めなかった。20冊くらいか。まあ、『失われた時を求めて』が終わったから、来年はもう少したくさん読めるかな。
短歌の本だって、いただいたまま開いてない本もたくさんある。自慢できるような読書量では決してない。漫画は、大人買いした『舞姫』とか『おおきく振りかぶって』はあるけれど、思ったほどそんなには読んでないんじゃないか。それにしても今年は『おお振り』にはまったなあ。
今年前半は宝塚や歌舞伎をはじめ、お芝居によく行った。美術展は、行こうと思いながら逃したものが多かった。

昔誰かが何かで書いていたのだけれど、年末に、今年初めて食べたもの、見たもの、行った場所など（たしか六つくらいあった）を数えるという風習みたいなものがあるんですって。年々それは減っていくのが普通なんだけど、あまり減らないように歳をとっていきたいなあと思うですよ。

来年の抱負としては、少し系統だった読書をしたいものです。たとえば宝の持ち腐れな『塚本邦雄全集』を通読するとかね。誰か一緒に読書会しませんか～？

5時までカラオケ

昨日は酷い二日酔で、気持ち悪いというより胃が痛い。
もー、きょうの飲み会はしんどいなあと思いながら、ぐったり横になって過ごす。
夕方、這うようにして美容院へ。
アイロンで毛先をカールするやり方を教えてもらう。なんだか叶姉妹みたいなゴージャスな髪型になる。自分でもできるかどうかは不明。その前にアイロン買わないと、だし。

そのあと東銀座の「ギンザゼットン」へ。会社の、酒豪チームの納会。懐かしい顔も揃って、名古屋飯食べながら大いに語り飲む。このメンツだと長丁場は覚悟していたけれど、11時過ぎくらいに雨の中カラオケスナックに移動。J先生の忘年会に出ていた3名やものすごい夜中になってから呼び出されてやってきた若男子が合流し、店貸し切り状態で延々カラオケ。どんだけ飲んだかどんだけ歌ったかわからないまま、朝の5時にようやく解散。ケータイを無くしたひと、ケータイを置いたまま帰ってしまったひとなどいてなかなか帰れない。ただの酔っ払い集団であったことよ。
方向が同じI谷さんとiさんとタクシーで帰宅。まっすぐ帰るのとほとんど変わらない美しい経路の三人。

6時に家に着き、気を失ったように寝ていたら、i田さんから電話で起こされる。朗報ではあったけれど、何かと悩ましいこと。再び寝てしまったから、夢だったかもしれないなあー。

昼過ぎに起きたものの、胃の状態は最悪。
ぼんやりとテレビを見ながら、ああ大掃除、ああ年賀状、ああおせち……など思う。
晩ご飯は高野豆腐と海老の中華炒め、豆腐の卵とじ、トマトとブロッコリーの新芽のサラダ。食欲全くなし。胃を気づかって豆腐。

「すべらない話」で笑った。はは呑気だね～。

5時からワイン

仕上がった仕事を持って会社へ。
なんだか久しぶりに外へ出るような気分。駅で会った編集部のひとに「ちゃんと服着たのも久しぶりです」って言ったら笑われた。うっかり入館証を忘れていってしまったのだけど、なんとなく顔パスだった（いいのか？）

ブツを渡したあと、o川さんとk畑さんとオムライスランチ。
実家が火事騒ぎとかクレープ屋の採算についての考察。

渋谷に出てmちゃんと落ち合う。マークシティでお茶。そのあと一緒にBunkamura Galleryの「中ザワヒデキの全貌」展のオープニングパーティへ。中ザワさんの、初期のアクリル作品から最近の灰色絵画まで、一望できる展覧会。かなり感慨深い。買えるものなら買いたいと思う作品あり。t田さんから「なんで昨日来てくれないのよ」と言われる。え？　搬入要員でしたか？
5時からのオープニングは特にセレモニー的なものはなく、ただだらだらと延々飲み続けていただけ。赤ワインを7、8杯飲んだ。

そのあと近くの店に移動して、「女泣かせ」という日本酒を飲む。静岡出身の店長（顔は川端康成似）の店で、静岡おでんとか黒はんぺんとか食べる。
いろいろ盛り上がっていたけれど、連日の仕事疲れが出ていまいち調子が悪く、終電前に失礼する。偶然帰りが一緒になった見ず知らずのおやじと世間話をしながら駅まで。
菊名では久しぶりにタクシーを待つ長蛇の列。おお、年末の風景。

今年観た映画

終日仕事。なんとか終わった。でもこの仕事って、全然終わったという感じがない。やってもやっても、まだ何か見落としている気がするし。
しかし、きょうが何曜日なのかとか、全くわからなくなりますねー。おうち仕事は肌も荒れます。化粧もせずに髪もルーズに束ねて、ジャージなんだかパジャマなんだかわからない格好で背中にホカロン貼って（笑）。

ま、とりあえず終了。
少し遅めの晩ご飯は、小松菜と豚肉と搾菜の炒め物、蕪のナムル、スモークサーモンとタマネギのマリネ、山えのきのみそ汁。

先日会った、義妹のだんなさんの実家（八戸）から高級林檎が大量に届く。こんなに食べられないよ～。ジャムなんかにしたらもったいない林檎だしなあ。

きょうは今年最後の水曜日だった。当然のことながら映画には行けなかった。
ということで、今年観た映画を振り返ってみる。
数としては30本。2回見たのは『ヱヴァンゲリヲン』だけ。圧倒的に邦画が多かった。もっと観ている気がするけど、考えてみたら今年の前半は仕事がハードだったから、ほとんどが今年後半（8月以降）に観た映画ばかり。
それにしてもずいぶんどうでもいい映画も観てしまったと反省。
ベスト3、というと『それでも僕はやってない』、『4分間のピアニスト』、『クワイエットルームにようこそ』あたりかなあ。『転々』とか『中国の植物学者の娘たち』もよかった。アニメでは『鉄コン筋クリート』（エヴァよりも！）。
来年はもう少し単館ものを見にいけるような金銭的／時間的余裕がほしいものだと思うけれど、それは両立しないのだなあー。

生食用と加熱用

きょうは無意味に早起きしてしまい、起動するまで2時間もかかってしまった。もともと寝起きは悪いほうだけど、こんなことならあと1時間、ちゃんと寝ればいいのに。

とはいえ、仕事は佳境なので、終日びっしり。なんとかゴールが見えてきたよ。明日一日がんばれば、解放される。27日と28日には楽しい予定が入っているので、それを思ってがんばるのだ。

晩ご飯は鱈と牡蠣の寄せ鍋。最近鍋が多いのは、ご飯を作る時間をできるだけ短縮したいのと、「らでぃっしゅぼーや」の野菜がいかにも鍋向きラインナップだからだ。下仁田葱とかね。とろうま。牡蠣は、いつもはなんとなく生食用の牡蠣を鍋にも使ってしまうのだけれど、きょうは加熱用の牡蠣が安かったので使ってみたらやっぱりそっちのほうがおいしいのね。旨味が濃厚だった。生食用と加熱用は、殺菌の度合いが違うんだったかな。殺菌すると旨味まで殺してしまうというわけね。ああ、生牡蠣も食べたい。


しかし肩凝りが酷い。明日、貼るホカロン買ってこよう。

めりくれ

終日仕事。
なかなか進まない。パソコンの机ではゲラが広げられないので、リビングのテーブルに広げたゲラと、隣室のパソコンとの往復。なんかのゲームのようだ。ぜいぜい。

夜は教会へ。
休日のせいか、例年よりも人が多いような。
久しぶりの教会。いろいろと思うことあり。

終わって例年のとおり親族たちとの焼き肉パーティ。
甥っ子がヤンキーになっていた。


『大奥』3巻を読んだ。
たぶん、1巻が一番面白くてだんだん面白くはなくなっているのだけれど、逆に深まっている感じ。よしながふみについてはよくは知らないけれど、むしろこういう作家なのだろうなあ。設定の面白さで読みはじめた漫画だったけど、意外な場所に向かっているようでもあり。漫画は本当に深いよ。

みなさん、よいクリスマスを。

『おおきく振りかぶって』9巻と新首都の会

菊名のTSUTAYAで『おおきく振りかぶって』の9巻と『大奥』の3巻を購入。
『おお振り』は、あいかわらずいい。次号の予告に「対戦相手まで応援したくなる」というコピーがあったけど、本当にそんな感じ。これは、高校野球という独特な世界の物語だからなんだろう。ああ、好きだ。（『大奥』はまだ未読）。

渋谷でクリスマス絡みの買い物。その後目白へ。
山手線のなかで、号泣している女性がいた。普通に大人なひとが声をあげて泣いている姿は珍しいので、みんなが見ていた。人前に限らず、声をあげて泣くということ自体、もうあまりしないよねー。いったいなんだったんだろう。

今年最後の新首都の会は12名の参加。これくらい人数がいると、それなりに盛り上がる。問題歌もいくつか。m原さんと物々交換。

終わって「やるき茶屋」にて忘年会。左半分でパリは燃えているかについての熱い議論が続いているのを聞きながら、右半分は再婚について語り合う。10時前に解散。

初暖房

寒い一日でしたね。

朝からびっしりと終日仕事。途中、少し気を失う（寝た）。

我が家は日当たりがいいので、天気さえよければかなり暖かい。
きょうはさすがに寒くて、年内暖房は使わないつもりだったのに、夜になってついに初エアコン。ま、我慢する必要は全くありません。炬燵もストーブもないんでね。


あまりに寒いので、買い物に行く気力が出ず、晩ご飯はあるもので。冷凍してあった鶏手羽元と牛蒡の煮物、大根と胡瓜とツナのサラダ、葱の炒り煮、麩と若布のみそ汁。


あ、猫は無事に電気アンカに慣れました。

『僕とポーク』

なんだか切ない気分になっているのは、「歌姫」の最終回を見たから。
両方思い出しちゃったら、そりゃ、娘のいるほうを選ぶよな～。
理解できても切ないのは、相武紗季ちゃんがなにげに好演だったからでしょう。
でもこのドラマ、中だるみしちゃったから、たぶん映画とかだと良かったのかなあ。少し残念。好きでしたけどね。

きょうは『おお振り』の9巻の発売日だったんだけど、近所のコンビニには売っていなかった。悲しい。近所に本屋がないって悲しい。

で、先日『おお振り』のフライングを狙って物色していた本屋で見つけた『僕とポーク』（ほしよりこ／マガジンハウス）は、例の『猫村さん』の作者の新刊なのね。
『猫村さん』と同じタッチで、ある意味社会的なテーマを主題にした短編集。社会的といっても、それほど皮肉や毒舌があるわけではなく、ほわ～んとした世界。でもって読後にじわじわくる感じ。「たろちゃん」という、本当は「たいこ」って名前なのにみんなから（親からも）「たろちゃん」と呼ばれている女の子が主人公のお話に、前の彼氏と別れたときに切なくなってケータイを道路工事のひとに頼んでアスファルトに埋めてもらったという女性が出てくるのね。その彼女の台詞。
「私もさー　未練たち切るためにあの交差点にケータイ埋めてもらったのにさ……　しばらく夜中にケータイ鳴ってんじゃないかって地面の音聞きに行ったよォ　どーせ壊れてっし充電も切れてるってわかってんのに　切ないよねー」

うーん、切ない。
ほしよりこ、何者なんだろう。


きょうは終日仕事。早速肩こりが大変。
晩ご飯はキムチ鍋。タモリが教えてくれた作り方で（って、テレビで言っていたのをなんとなく覚えていて試しただけ。キムチと豚肉を最初に炒めるってとこと、煮干しのだしを使うこと）。