高橋悠治による北園克衛と足立智美による新國誠一

2006-09-23 23:51:36 | art
かなり二日酔いな目覚め。

遅い朝ご飯のような早い昼ご飯のようなものを食べたあと渋谷へ。
とある企てに関するミーティング。わたしに課せられた任務がものすごく面倒くさそうだったんで少し気持ちが萎えていたのだけれど、だいたいの方向性がわかって前向きに動く力をもらう。うし。

そのあとアップリンクで「高橋悠治による北園克衛と足立智美による新國誠一」というライブ(?)へ。CD『記号説/う・む』発売記念ということで、なんとなく聞いたことがあるものが多かったのだけれど、悠治さんは失敗しても面白い。CDも購入。岡井さんにプレゼントしようと思う。

終わったあと「天狗」で打ち上げ。悠治さんから指を開く骨について教わる。
そこは2時間で追い出されたので、近くの店で続けて飲む。M井さんから短歌であることの糾弾(笑)を受ける。
無自覚であることはもちろん問題外ではあるけれど、なぜ短歌なのかということは、たえず問われ続けられなくてはならないことだろう。短歌という詩型を選んだ時点で背負わざるをえない様々なことも。

中ザワさんは今度は「脳波ドローイング」というものをやるらしい。松井茂さんにしても中ザワさんにしても、そしてきょうの高橋悠治さんにしても足立智美さんにしても、既成のものを壊しながら歩んでいるひとたちを見るにつけ、わたしは「ここ」で何ができるのかなあと、いつもいつも思う。和歌と短歌は別のものではない。共通する遺産を受け継ぎながら、その先で何ができるのか。


そんなことを考える前に、とりあえず明日の歌会の詠草を送らなくては。