八月の終わり

2006-08-31 23:15:03 | Weblog
まるで宿題に追われる小学生のような、せわしない一日だった。

午前中、また少し貧血気味でなかなか目が覚めない。無理矢理起きて朦朧とする頭で添削仕事。
軽く昼ご飯を食べて出かける。
郵便局でh田さんに送る約束だったブツをやっと送る(遅くなってしまってごめんなさい)。近くのコンビニでシンポジウムの最後のレジュメをコピーするも、コピー機の調子が悪くて70枚のうち40枚以上が無効。これだからコンビニのコピー機は嫌い。返金してもらって、とりあえず予約の時間になってしまったので美容院へ。
カットしてカラリング。m浦さんから「(しのぶ会には)えんじゅちゃんは髪も黒くしてくるのよね」と冗談にしてはしつこく言われたけれど、いつものように、ってお願いしたら明るい緑色になってました(笑)。担当の美容師さんがうれしそうに「今回はブルーを3グラム足してみたんです」と言う。「これでもうちょっとブルーが多いと真っ青になっちゃうんだよね〜」って。「明日、お葬式で」と言えなくなりました。たはは。

そのあと近くの文房具屋みたいなところのコピー機で続きをコピー。紙切れにはなるし、途中で3回くらい「トナーを補給します」とかでひと休みされるし、時間がかかること! ま、100枚以上のコピーするひともそんなにいないだろうけどね。

買い物して家に帰り、宅急便に電話して集荷を頼み、レジュメを箱詰めしたり息子の荷物に米を足したり伝票書いたりして準備。ナイスタイミングで集荷のお兄さんが来る。ぜえぜえ。

あ〜、黒いストッキング買い忘れた。タイツじゃ暑いよな。

というわけで、明日から怒濤の四日間です。ろくに家にいないのでレスポンスは遅れます。
お会いできるみなさんどうぞよろしくです。

「嵐」in 横浜アリーナ

2006-08-30 22:21:18 | Weblog
朝も早よから行ってきました、横浜アリーナ。

最初の頃は三日間とか通ったものでしたが(^^)、最近はせいぜい一日、ただし昼夜の二公演というパターンになってきていて、今回もそんな予定でいたのです。
ところが、一年ぶりのコンサートだったせいか、ものすごい追加公演の嵐になってしまって、わたしたちも10:30開演というとんでもない回に振り替えられてしまったんです。しかもいつも一緒に行く友人と時間をずらして申し込んでいたのに、振り替えられたのは見事に同じ回。だぶってしまったチケットは友人の姉と姪っ子さんが「初嵐」参戦でなんとか。

始まる前にグッズ販売のコーナーでパンフレットを買い、ちょっと悩んだけどバッグも買ってしまう。Tシャツは体操服みたいだったのでやめました。

しかし、午前中のコンサートってやはりノリがいまいちかしら?
松潤が誕生日だったのでほんわかお祝いなど。
コンサートとしても全体的にやや大人し目かなあ。なんというか、もう別に冷静に批判するような目とか持ち合わせていないので、何をしようがどんな服を着ていようがかわいっくってかわいくって、それだけで十分なの(ばか)。
最後のほうでスタンドとアリーナの間をトロッコみたいなので来てくれたのが二宮くんで、眼福でありました。

きょうは三公演ですからね、アンコールも一回だけでさくっと終わってしまい、わたしたちもすぐに解散。まっすぐ帰宅。
なんか物足りない〜〜〜。
やっぱり二回は見たいわん。

ま、4日は新宿の厚生年金会館という小さなところでイベント・コンサートがあるので、それを楽しみに待つことにしましょう。


ジャニ系のコンサートは観客の人間ウォッチも楽しいのですが、きょうの一番はちょうど前の席にいた女性。真っ赤なジャケットに白いパンツで、年齢的には30代後半くらいかな。ひとりで来ているらしかったのだけど、とにかく双眼鏡で見まくっている。しかも、「嵐」じゃないほうを! そう、バックで踊っているJr.のファンだったみたい。誰のファンだろうと思って、(その子が)近くに来たときにだけ取り出すうちわ(もちろん手作り)を盗み見たところ、知らない名前でした(爆)。いえね、わたしはこれでもかなりJr.の名前は知っているほうなんですけどね〜。うはあ、なんてコアな。

まあ、わたしもJr.見たさにKinKiKidsのコンサートに通っていた時代もありましたから、他人のことは言えません。今回も福ちゃんがちゃんとバックについていてくれて、うれしくてひとりうるうるしていたくらいで。

疲れ果てて帰宅すると息子はすでに出発した後。あとで荷物送ってあげるよ、とは言ったけど、鞄ごと置いて行った。たくー。

中華街へ

2006-08-29 23:18:09 | Weblog
朝からシンポジウムの準備。
残りひとりはレジュメが届かなかったので、四人分、体裁を整えたあとプリントアウト。同じWordで作った書式でも、WinからMacで変換すると微妙なところが違ったりする。何か所か直したけれど、まだあるかも。

そんなことをしているうちに会社から昨日の続きが郵送されてきたので、とりいそぎ入力を済ませてメールで送る。

午後、息子を連れて関内のKinko'sへ。四人分とはいえ、全部で8枚のレジュメを170部ずつコピーして、それぞれの分ごとにホッチキス。腱鞘炎になるかと思った。しかも出来上がりはかなりの重さ。息子連れてきてよかった。これにもうひとり分加わったものを、当日はわたしが運ぶのかと思うと気が遠くなる。
しかしKinko'sっていいねー。静かだしきれいだし、なんか黙々と仕事してしまう。

伊勢佐木町の有隣堂でA4のコピー用紙とファクスの紙を買って、久しぶりに家族で中華街で晩餐。いやあ、暑かった。風はけっこう涼しいのだけれど、まだまだ暑いね。
息子が北京ダックを食べたいと言うので、一枚から食べられる「北京飯店」へ。一枚から食べられたはずなのに、「四枚からねー」と言われてしまう。やはりI井さんと一緒じゃないとだめなのか。
死ぬほど食べて紹興酒も飲んで、息子のおみやげ買いにつきあって帰宅。

うう。苦しい。

明日は「嵐」のコンサートです。朝から横浜アリーナです。
でもって9月1日は「近藤芳美をしのぶ会」、2日と3日が「未来夏の大会」、4日はまた「嵐」のコンサート。
というわけで、わたし的には死のロードが始まるのです。最初と最後が「嵐」というだけでも救いですけどね〜。

息子は明日、宮崎に帰還です。次はお正月。成人式ですわ。

紙切れ!

2006-08-28 22:37:08 | Weblog
息子は昨日から高校時代の友人と遊びに行って朝帰り。
まったく、ほとんど家にいないという。

わたしは朝から添削の仕事。
昼過ぎまでかかってなんとかこなし、午後はだらだらとテレビなど見ていたら、会社から仕事のファクスが届く。
しか〜し、肝心なときに紙切れ。おーまいがー。
近所にファクス用紙を売っている店もないので、続きは郵送してもらうように頼み、とりあえず届いたものだけで作業をする。

晩ご飯は、「らでぃっしゅぼーや」で空芯菜が届いたので、砂肝と炒める。
豆腐と椎茸の炒め煮、大根とツナのサラダ、なすのみそ汁など。
デザートに庭のブルーベリー。今年はまさしく豊作。冷凍しておいて朝に昼に夜にと食べている。わたしは頭痛が出るのであんまり食べませんが。

「未来」大会のシンポジウムのレジュメはあと二名。
明日しかコピーに行ける日がないので、なんとか明日までに届いてほしい。
今年は参加者も多いらしくて、コピーするだけで大変な作業。明日、関内の(大好きな)Kinko'sで息子を助手に作業する予定。
というわけで、早く送ってね〜、N沢くん、N之原くん。

新首都の会改造計画

2006-08-28 01:14:26 | Weblog
BOOKOFFからメール。
先日放出した本は300冊弱。3万2500円ほどの値段がついたとのこと。
値段がつかなかったのはわずか2点というから(どれに値段がつかなかったのかかえって気になる)、まあ上出来ですわね。


午後から目白で「新首都の会」。
今月は岡井さんの詠草もあったのだけれど、出席が7名とさびしく。
個人的には絵画的な歌の解釈の仕方というのが、ちょっと新鮮だった。

終わったあともみんな帰ってしまって、いつもの「やるき茶屋」でU村さんと二人で「新首都の会改造計画」について延々と話す。
そうこうしていると新宿の朗読会に出ていたk瀬くんとN島くんから電話があり、合流。さらに彼等を巻き込んで「新首都の会改造計画」について延々と話す。

かつて、という言い方がいつのことを示すのかは曖昧にしておくけれど、たしかにかつてはもう少し短歌に対して真剣なひとが多かったように思う。
短歌が人生における最上位である必要はないかもしれないけれど、それにしても3位以内にはあってほしいよね〜、などと語りつつ。

「虫の詩人の館」「伊藤若冲展」「じゃんか」「カラオケ」

2006-08-26 23:52:06 | art
8月25日
出社。簡単に発送を済ませ、朝イチの飛行機で帰ってきた息子と新橋で待ち合わせ。
待てど暮らせど来ないので電話すると「いま、田端」と。はい? 寝過ごして乗り過ごしたらしい。まったく、ヤツと待ち合わせをするとロクなことがない。
もっとも、もともと田端には行く予定だったので、とにかく駅で待っているように言ってわたしも田端へ向かう。

田端から歩いて「虫の詩人の館」へ。
ここの館長である奥本大三郎氏とは、息子が小学校一年のときに一緒に昆虫採集に行ったことがある。そんなこともあって、息子を連れて行きたかったのだった。思っていたよりもこじまりとした建物で、展示や標本や昆虫たちを見てまわる(標本や飼育かごのなかにいる虫はわりと平気)。
偶然前の職場のK槌さんに遭遇。お仕事で来ていたらしいけれど、びっくり。

そのあと上野へ。東京国立博物館の「若冲と江戸絵画」展を見る。
ずっと行きたいと思っていたのに期間がぎりぎりになってしまった。噂とおり、かなりの混雑ぶり。
若冲の絵はさすがにすばらしかった。プライス氏が車のかわりに買ってしまったという「葡萄図」は、写真などではあんまりよさがわからなかったけど、本物はやはり迫力。そんなに大きな絵ではないのに、なんというかひとを惹き付ける力がありました。
しかし、思ったよりも若冲の絵は多くなかったので、宮内庁のほうでやっている展示も見たくなります。なんとか行けるようにしよう。

歩き疲れたので喫茶店でひと休みし、そのあとは渋谷へ。例のごとく「じゃんか」で、息子を囲む会&合コン(?)に参加。って、全然合コンではないですが(笑)。
勝負下着は何色か、という話で異様に盛り上がって、わけがわからないままカラオケへ。
5時間近く歌い続けるひとたち。O久保さんがあんなにCOCCO好きとは知らなかった。

息子と一緒に始発で帰る。
3時間ほど眠り、無理矢理起きるも添削の仕事ができる状態にあらず。
昼ご飯に息子を起こし、そうこうしているうちに給排水管工事の下見に工事会社のひとが来たり、BOOKOFFの買い取りのひとが来たり。
そのあとふたりで爆睡。

ああ、明日の新首都の会の詠草もまだだよ。
大会のシンポジウムのレジュメもまだ二人からしか届いていないぞ。

帰ってこない息子

2006-08-24 18:24:02 | Weblog
息子は、飛行機が満席で帰ってこれなかった。
学割なので、当日空席がないと乗れません。もっと朝早くから空港で待機しろって話ですが、前日まではたくさん空席があったのですって。
なにか、集団で上京する緊急事態でも起きたのか?

ちぇ。せっかくごちそうの準備までしていたのに。

つまんない。ぷーん。


とはいえ、添削の仕事が終わってないのよね。はあう〜。
明日が仕事なのがつくづく恨めしい。
(とはいえ、発送だけなのでまたしても早帰りを画策中)

本に翻弄される

2006-08-23 18:19:31 | Weblog
朝から、意を決して本の整理。
とにかくひと部屋を埋め尽くさんばかりになっていた本たちを、隣の部屋に運び出し、売る本は段ボールにばしばし詰めてゆく。
同人誌などの雑誌は一応保存のための段ボールに詰める。
漫画も少し処分。

猫が異様に興奮して部屋を駆け回る。やめて〜〜。

本の挟間でお昼ご飯を食べ、午後も同じことの繰り返し。途中、段ボール箱が切れたので買い物に行きがてらもらってくる。

なんとか段ボール箱6箱分の「売る本」を玄関に運び、捨てる雑誌などはひもで括り、残った本たちを本棚前に積み重ねる。ああ、あんまり減ってない。
でも、探していた漫画を発掘した。探していた本は上巻しか出てこなかったけど。ううむ。

気が付いたら5時半で、慌てて晩ご飯の支度。
まだ掃除は終わっていないというのに〜。


明日は息子が帰ってきます。一週間もいないらしい。ベランダの植物たちの整理とか、いろいろやってもらいたいことはあるのにな。

疲れたよお〜。爪は割れるし腰は痛いし。

学士会館

2006-08-23 00:27:57 | Weblog
早起きして添削の仕事に従事。
なんとなく乗れなくて早々にリタイア。気分を変えて、「未来」の埋め草原稿を書いてみたり。

午後は学士会館へ。「近藤芳美をしのぶ会」の打ち合わせ。総勢20名以上のひとが参加。初めてのことではあるし、いろいろと紛糾しながらも概略が決まる。まあ、ものすごく大変。

終わって渋谷へ。mちゃんaちゃんといういつものメンバーにM井さんが加わって、大きなことや小さなことをいろいろ話す。4人のうち3人が「日本沈没」を見ていたことがわかり、いかにこの映画がだめだったかについて熱く語りあう。結論としては「沈没しないこと」だったり。

あ、その前に「太陽」がいかに素晴らしい映画だったかという話もしたのでした。


というわけで、平日らしからぬ一日であったことよ。
ここのところ夜が眠れなくて、実はしんどい。

映画『太陽』

2006-08-21 23:28:33 | cinema
出社日ではあったのだけれど、校了後の雑務をこなし送本の準備をしたくらいで終了。せっかくなので、銀座シネパトスまで『太陽』を観にいくことに。

混んでいるという噂は聞いていたが、平日の夕方の回でも整理券が出て並ばされる(満席ではないみたいだったけれど)。客層は老老若男女という感じ。意外に熟年カップルが多い。

映画は、全体的に暗い画面と、ほとんど効果音とかのない静かな映像が続くため、不本意ながら途中眠気が(昨夜寝苦しくてあまり眠れなかったのが痛かった)。とても大事なシーンを見逃した(玉音放送の録音のシーンとか?)みたいでとてもとても悔やまれる。決して退屈だったわけではないのだけれど。

とにかくイッセー尾形がよかった。すごかった(小学生みたいな感想だ)。
監督のソクーロフはこの映画のための準備にものすごく時間をかけたみたいで、いろいろ取材もていねいにやったそうだけれど、やはりこれは「外国人の見た日本」だと思う。ただ、「外国人の見た」「日本」は本当にこうだったんだろうというところが、とても自然に描かれている。たぶん、この時期のことを描いたどの日本映画よりも、リアルなような気もする。

「神」だった「天皇」の、「人間」臭さ。

あとねー。皇后役の桃井かおりも、さすがでした。まるで子供のような無邪気さをもった天皇と皇后の姿が、かえって悲しみを誘う。

ちょっとこのところ「靖国」問題に関する様々な文章を読んだりしたばかりだったので、いろいろと考えるところがあったのだけれど、まだちゃんとした言葉にはできないなあ。

マッカーサーからヒトラーのことを「親友」と言われて、天皇が「ヒトラーには会ったこともない」と答えるシーンとか、明治天皇が大正天皇に極光(オーロラのこと?)を見たという話をしたということを科学者に向かって話しているシーンとか、昭和天皇というひとを解読するヒントが随所にありましたよ。

口癖の「あ、そ」も、(聞いたことないけど)本当にこんな感じだったんだろうなあと思わせてくれるし。


うー。断片的すぎですね。
少しゆっくり考えてみたい映画でした(とお茶を濁して終わる)。