カバチタレ

2005-05-31 17:31:56 | Weblog
ゆうべ早くに寝たので、けさは珍しく早起き。「めざましテレビ」を久しぶりに見たよ。

なんだか止まらなくなって「めぞん一刻」を読み終えてしまう。
最終巻はちょっと泣いた。
でもわたしは五代くんはいやです。あんな優柔不断男(笑)。
そして最後まで謎のままで終わった四谷さんラブ。
しかし高橋留美子はやっぱりすごいね。ほんとに女なのかしら。
かの養老孟司先生が「会いたい女性ひとりにだけ会わせてあげる」と言われて指名したのが高橋留美子だったというのはわかるような。

午後は郵便物の整理やら部屋の掃除やら。ああ、やっとすっきりした。
ついでに床のぞうきんがけまでした。えらいえらい。

「カバチタレ」というドラマが再放送になっているので楽しみに見ている。
リアルタイムでも見ていて、再放送も一度見ているのだけど、好きなの。
深津絵里の役が好き(しかしこの頃、肌が荒れてますね絵里ちゃん)。

だらだらとテレビは見ないようにしているのだけど、こういうのがひとつあると時間の区切れになっていいのよね(という言い訳)。

晩ご飯は昨日下ごしらえした蕗を煮る。肉団子と高野豆腐と一緒に。

「めぞん一刻」と安息日

2005-05-30 22:25:55 | Weblog
全身、胃腸および肝臓あたりに倦怠感。

きょうは安息日とする。

リビングに散らばった数日分の新聞を片付けたくらいで、ほかは何もせずだらだらとテレビを見たり猫とたわむれたりして過ごす。雨の日の猫はやる気なし感満開でよい。

「らでぃっしゅぼーや」にまた蕗が入ってきたので茹で茹で下ごしらえ。
今週は野菜が少なめ。そろそろ端境期ですかね。

最近のマイブームは「めぞん一刻」(漫画ね)。
先週mちゃんから全巻借りた。週末飲んだくれていたのであんまり読み進まなくて、今やっと7巻。だんだんイライラしてくる(笑)。韓国ドラマよりよっぽど純愛ドラマですね。
登場人物のなかでは四谷さんが気になります。

岡井さんの新刊『赤光の生誕』が雨に濡れて届く。本体はビニール袋に包まれていたから大丈夫だったけど、けっこうな濡れ具合だったので一瞬心配した。

明日からは真面目に生きたいと思います(って何回も書いているような)。

目白から西荻へ

2005-05-30 01:10:46 | Weblog
日曜朝は「エウレカセブン」ではじまる。
昨晩、酔っ払いながらビデオの録画予約をした記憶はあるのだけど、なんだか不安になって一応7時に起きてみる。案の定、三日後の予約をしていた。だめじゃん。
ま、「エウレカセブン」は深夜の再放送があるからいいんだけどね。

しかしその後の記憶がまたない。「響鬼」また見逃す。


そんな感じでどうにも動かないからだを無理矢理起こして「首都の会」に行く。
「朔日」のK久保さんとK原くんの朗読会に行くつもりでいたのが「首都の会」と重なってしまって、最後まで悩んだけれど「首都の会」はこのところ休みが続いていたので休み辛く。

しかし考えてみたら昨日80人の作品批評をしたばかり。もう作品批評したくないーーーてな気分。つくづく岡井さんは偉いなあと思ったです。
昨日提出した歌はわかりやすすぎると言われたけれど、きょうの歌はわからなすぎて点数入らず。まあ、いいけど。
あいかわらずO滝さんの爆裂批評に感嘆。むしろすべての歌についてO滝さんのコメントをいただきたいと思うよ。彼女の庭にはいつも竜がいるらしいし。

終わったあと、N見とSいかちさんと三人で「やるき茶屋」。N見とはちょっと話したいと思っていたところだったので、久しぶりにゆっくり話ができてよかった。女の自立について。ジャンヌ・モローはかっこいい、というようなことなど。

N見と別れて、一応K原くんに電話だけでも入れておこうかなと電話したら、まだ西荻で飲んでいるみたいなので行くことにする。T塚さんはすでに出来上がっていたが、歓迎されて飲んだり食べたり。なんだかこのところT塚さんとはご縁があるのだな。

K原くんと新宿駅のホームで密約をかわし、終電ひとつ前の東横線で帰宅。

さすがに三日連続の深酒は身に沁みることである。
肝臓に熱いタオルを乗せて寝るといいと、名古屋のT田さんから教わったのだけど、わたしは肝臓の位置をずっと左脇腹だと思っていたのだった。右らしい。

作品批評会

2005-05-29 00:22:38 | Weblog
朝、おなかの具合が悪くて目が覚める。

ゆうべ、なにか悪いもの食べたかなあ。
いえ、たぶんただの飲み過ぎです。

昼前に家を出て中野へ。
「未来」の作品批評会。山手線が遅れていて、お昼ご飯食べる時間がなくなる。コンビニでおにぎり買って行く。セブンイレブンのおにぎりって大きい。食べ辛かった。

批評会は、80人近い人数で、盛況で何よりですわ。疲れましたわ。
S延さんがせっかくSさんへのオマージュ作品を提出していたのに、Sさんが来ていなくて残念そうだった。

終わったあと、有志で「赤ひょうたん」で飲む。S延さんの歌集がもうすぐ出るということで、そんな話とか。あとはM浦さんの別荘でみんなで合宿して歌仙を巻こうという話で盛り上がる。お風呂にみんなで入るのは恥ずかしいか否か、というような話でも盛り上がる。
みんな元気でなにより。しあわせなら手をたたこう。

最後に喫茶店でお茶飲んで(わたしはワインだったけど)解散。

明日の自分の動向についていまだに悩んでいる。単純なダブルブッキングではあるのだけど。
んー。困ったな。

キョロスク

2005-05-27 23:30:34 | Weblog
早起きして、きょうの明治学院の短歌講座のための課題連作を作る。
今回のテーマは「雑誌」。
雑誌といえばわたしには「朝日ジャーナル」しかない。

午後、父親違いの妹と菊名で待ち合わせ。母親の長兄が亡くなったため、香典を預ける。
ごはん食べながらいろいろと話す。ものに対する執着のなさとか、面白いところが似ていて笑う。
母が亡くなって8年。やっとお墓もできるみたいでほっとする。

そのあと白金へ。時間が微妙だったので、魚藍坂あたりを探索。「糸井重里事務所」のある「明るいビル」を発見して喜ぶ。ほんとに「明るいビル」なんだー。
しばらく近所をふらついていたら迷子になる。途方に暮れる。でも、無事に明治学院にたどりつく。よかった。

きょうは講座のあとSともちゃんの就職祝いで関内の沖縄料理店で宴会。
あまり関係ないひともぞろぞろ集ってよくわからない宴会に。
料理はおいしいし、お酒はうまいし、ごきげんな会。

全然関係ないけど、移動中の田町駅構内で「キョロスク」という森永全面バックアップとおぼしきキョロちゃんのキヨスクを発見。あまりのかわいさに一同(特にI井さん)感動。すべてのキヨスクがキョロスクになればいいのに(と言っていたのはI井さんだけだけど)。


家に帰ったら、「タイガー&ドラゴン」を予約し忘れていたことに気付く。
一生の不覚。
立ち直れません。

自由が丘でランチ

2005-05-26 20:31:38 | Weblog
きょうは前の前の会社の先輩T山さんと自由が丘でランチの約束。

ところが、目覚めたのが9時半。
しかも今日中に送らなければならない添削の最後の仕上げが済んでいない。
慌てて待ち合わせ時間を30分遅らせてもらうようメールして、あたふたと仕上げして封筒に入れて支度して出掛ける。

自由が丘駅に着くと駅前はマダムたちの待ち合わせでごった返している。なんなんだ、この混雑は! T山さんと落ち合って、「AEN」にゆく。「AEN」のランチは11時から。12時を過ぎると並ばないと入れないらしい。新宿の「AEN」は何回か行ったことはあるけれど、自由が丘は初めて。ランチも初めて。「AENセット」1600円なりを食す。サラダのボリュームがたっぷりで、豆の煮たのや漬け物っぽいのまで載っていて面白かった。メインはハンバーグとコロッケで、玄米ご飯(白米も可)ときのこのみそ汁がついて、デザートは抹茶ムース、それにコーヒー、というセット。満腹。

そのあと自由が丘を散策。久しぶりすぎてわたしの知っている自由が丘とは別の場所のようだった。
スイーツフォレストとかいう、ラーメン博物館のお菓子版みたいなところにも連れて行ってもらったけど、甘味ものにさして興味のないわたしにはどうでもいい場所だった。息子はうらやましがるだろうけどねー。
クイーンズ伊勢丹で珍しいものをいっぱい見て遊ぶ(まあ、ただのスーパーだけど)。つい、昔のお菓子屋さんにあるような透明なビンに入った柿の種を買ってしまう。

お茶しようと入った喫茶店で「きょうの蟹座はお昼にビールを飲むといいと言ってたよ」というT山さんの言葉に乗せられてついビールを飲んでしまう。オープンカフェみたいな店内からはあいかわらずマダムたちの闊歩する姿が。「優雅だよね~」と言うと、「あなたも充分優雅だと思うよ」と言われる。平日の昼間にカフェでビール飲んでいるんだから、まあそうだろう。

内情は決して優雅ではないけれど、たまにはこんな過ごし方もいいかもね。

映画「エレニの旅」をやっと観る

2005-05-25 23:58:05 | Weblog
もろもろ終わってはいないのだが、水曜日なので映画に行く。
日比谷シネシャンテまで、テオ様の「エレニの旅」を観に。やっと観れた。
混雑を予想して早めに行ったら、「海を飛ぶ夢」のほうが行列していた。でも「エレニ」もほぼ満席。なんとなく違和感。

上映時間2時間50分なのにちっとも退屈しないとか、これこそ映画の中の映画とか、マニアックな方々の非常に好意的な前評判は聞いていたし、大好きなテオ様の渾身の長編なので、ええもう期待感マックスで行きましたとさ。

ところがわたくし、若干寝不足状態。オープニングタイトルの時点で猛烈な眠気が! いかん、これでは3時間たっぷり眠って終了? と危ぶんだものの、本編が始まったら眠気なんてふっ飛びましたわ。
とにかく映像がきれい。ギリシャを撮ってこんなにどんよりな風景ばかりなのも驚くけど、CG使わずに水没の村撮っちゃうあたりやっぱすごい。
そしてカメラワークがすごい。長回しが多いのだけど、固定カメラで延々撮ってみたり徐々に引いていったり、もう画面から目が離せない。

エレニというのは主人公の名前でギリシャには多い女の子の名前、しかもギリシャという意味らしい。
テオ様の母親がうっすらとモデルなのかな。時代に翻弄されて生きた女性の物語。

映画の内容を語り出すと終わらないので書きませんが、いくつか思ったこと。

「立っているひとびと」・・テオ様の映画に出て来るひとたちはみんな立っている。「こうのとりたちずさんで」や「永遠と一日」で国境に立ち尽くしているひとびとも印象的だったけれど、「エレニ」でも立っているひとたちが目立った。ギリシャでは船に乗る時みんな立っているんでしょうか。お葬式の筏の上、川を渡る小舟、みんな立って乗っている。その立ち姿がまた凛として美しい。

「性格のわりに逞しい体型の女優」・・エレニはどちらかというとか弱くて男にすがって生きるタイプの女性なんですが、見た目的には背も高いし足も太いしがっちり体型。これはテオ様の好みもあるのかしら。「ユリシーズの瞳」で三役を演じた女優さんもたしかそんな感じ。

「詩の朗読で泣かされる」・・厳密には「エレニ」に詩の朗読は出てこない。エレニがうわごとのように語る言葉が詩のようで、テオ様ってやっぱり詩人だなあと思いますね。あのリフレインは反則です。

エレニの慟哭のシーンで映画は終わる。号泣する場面があるわけではないけれど、終わったあとも胸騒ぎに似た感情の揺らぎにしばらくとまどってしまうような映画。


なのになのに、タイトルバックが始まったとたんにぞろぞろと帰りはじめる観客の多さに愕然。
そんな奴らはこういう映画を観に来るなよな、と怒ってみましたが、そうよきょうは水曜日。レディースデイなのでした。ごめん、怒ったわたしが悪かった。そもそもの違和感はこういうことだったか。


映画のあと渋谷のネットカフェで時間つぶし。「フルーツバスケット」の17巻と「プライド」の4巻を読み、ブック1stで「フルーツバスケット」の17巻と「プライド」の4巻を買い(正しいのか無駄なのかわからない)、mちゃんと落ち合って飲みにゆく。

あらあらあら、という話を聞いてまたしても高額な飲み代を支払って終電間近に帰る。
(飲んでいる最中にまた胃痛がしたのだけど、胃が痛いからと焼酎のお湯割りからシークワーサーハイに変えることに意味があったのかわからない)

カリカリ

2005-05-24 17:31:41 | Weblog
カリカリに炒めたにんにくとベーコンを生のほうれん草に油ごとかけたサラダはおいしいが、精神的にカリカリしているのはとてもよくない。

締切が迫っている添削のお仕事を朝からせっせとやる。
なぜか、原稿を夜中に書くのは平気なのに、添削の仕事は昼間じゃないとできない体質のわたしらしい。気のせいかもしれないけど。

そこへもって少し頭痛の種的なメールが届き、気持ちが大きく後ろに引き戻される。
そこへもってさっき取ってきたはずの郵便物を見失う(これは現在部屋がとてつもなく乱雑なことになっていることによる自業自得的紛失。間もなく発見)。
そこへもっておとといから確認をするよう申し渡していた件に関して息子から再々の催促にもかかわらず連絡が来ないことに関する家族内紛争勃発(と書くほど深刻な事態では全くないのだけどね)。

うう。つまらないことで時間と精神を消耗してしまった。



夕飯でカルシウム補給をしよう。

名古屋拾遺

2005-05-23 15:01:09 | Weblog
そういえば名古屋では春日井建さんのお墓参りの帰りに春日井さんの家も見に行ったのでした。
もう誰かに買い取られてしまったとのことでしたが、表札はまだ「春日井」のまま。外に車が止められていて、それは新しい持ち主のものなのかわかりませんでしたが。

あと、車での移動中に大塚さんがいろいろ歌枕案内をしてくれて、それが面白かったです。「あれが陽子(永井陽子さんね)の楠」とか「ここが永井さんが勤めていた図書館」とか。モリゾー、キッコロのかたちに仕立てられた植栽とか(これは歌枕ではない)。

菊池さんの語る十年以上前の名古屋話も面白かったです。タクシーに乗って「名古屋で一番おいしい店に連れていってください」って言ったら運転手に「名古屋においしい店はありません」と言われたとか、「いい店ができたんだよ」とO原さんに連れていってもらった店が「白木屋」だったとか。


帰る前に入ったひつまぶし屋では、都築さんがひつまぶしにとても感激してくれてよかったです。
ほとんど無理矢理豊田美術館ツアーに誘ってしまったので(しかも途中で犬山城ツアーに変わりそうになって(笑)真顔で動揺していた都築さん)、なんだか申し訳なかったですしね。


きょうはさすがに朝起きられず、起きても何もする気になれず、ぽわんと過ごしています。

アルテ・ポーヴェラ展を見に豊田市美術館へ

2005-05-22 20:55:07 | Weblog
やはりチェック・アウトは10時。
きちんと集合する一同。えらいなあ。
きょうは豊田市美術館まで「アルテ・ポーヴェラ展」を見に行くということで、都築さんもお誘いしていた。

地下街に入って名古屋名物モーニングでも食べようと思ったのだが、なぜかイタリアンの店だったので一同パスタなど食べる。
それから中ザワさんの車(窓は無事に開くようになっていた)で豊田まで。これがまた珍道中で、スイッチの入ってしまった中ザワさんをもう誰も止められない。順調に豊田まで進んでいったはずなのが、途中から気が付くと逆方向に向かっていたり、団地に迷い込んだり、雨は降ってくるわの大騒ぎ。なんとか美術館に到着。

わたしはアルテ・ポーヴェラを人の名前だと思っていて、もらったパンフレットに写っていたひとのことを「このひとがポーヴェラさん?」と聞いてみんなから笑われる。「アルテ・ポーヴェラ」って、「貧しい芸術」という意味のイタリア語。そう呼ばれるグループの展覧会なのでした。貧乏臭いというか辛気臭いというか新聞紙とかボロ布を積み上げたりしているような。でも面白かったです。
グッズコーナーで「クリムトサブレ」なるものを購入。

途中豊田に住む父親違いの弟から電話。名古屋から遠かった話をすると道を大きく間違っていたことが判明。帰りはたしかに大きな国道をまっすぐ快適な道のり。

最後にひつまぶしでも食べて帰ろうということになり、ギャラリーのT田さんに電話して場所を聞く。そのあと名古屋市内でまた道に迷い、紆余曲折のすえ辿りついたのが「かつおぶし」店だったというオチまであり(笑)、それでもなんとか店を発見。このあとギャラリーに行ってそのまま金沢に行くと言う中ザワさんとはここで別れ、都築さんM井さんM岡さんの四人でひつまぶしを食べて帰る。

あいもかわらずヘビーな名古屋でありました。笑いっぱなしで少し腹筋が鍛えられたかも?