暇人おじさんのにゃんにゃんブログ

飲水思源、水を飲みて源を思う、今日も本物を求めて一万歩

渡り蟹&しゃこ&ハモの押し寿司

2018-10-16 14:20:32 | 料理
先日アップしたセイゴをいただいた方から、今度は渡り蟹としゃこをいただきました。
いつも釣りの時は伊勢湾ですが、今回は三河湾で釣り船をチャーターして行ってきたそうで、
10人で行ったので一人あたりは安く行けるのだそうです。

蟹は食べるのがかわいそうなくらい小さかったのですが、茹でる前と後はこんな感じ。
しゃこは茹でたのをいただきました。
三河湾は渡り蟹やシャコの宝庫で、昔は大きなのが山ほど取れたようですが、最近は不良が続いているようです。
太平洋岸の流れが変わったのか、どこの漁場も近海物は魚がいなくなっているようですね。

  

これを身をほぐすとこんな感じに。
蟹は小さかった割にはしっかり身が入っていて予想より沢山取れました。
シャコは身が柔らかく、あまりうまく皮が剥がせませんでした。



これをどう食べようかと思案したのですが、たまたま近所の魚屋さんで買ってあったハモがありましたので、
合わせて押し寿司にすることに。
ハモは結構大き目でしたので、頭半分の方は焼いて寿司に、下半分は落としにしました。
骨と頭が一緒に付いていましたので、焼いて酒・醤油・みりんで煮だしてたれを作り、焼いた方は付け焼きにしました。



押し寿司用の箱に蟹・シャコと焼きハモを半分づつ入れ、ご飯・海苔・ご飯と詰め、よく押して箱から取り出したのがこれ。



これを切り分け、庭から取ってきたしその実と一緒にお皿に盛り合わせました。

 

落としにした下半分の方は、定番通り梅ソースでいただきました。
皮面を下にして網に敷き、まず皮面だけ熱湯に入れ、次いで身の方まで全体を茹で、身の花が開いたところで氷水に入れ〆ました。
真っ白で綺麗な落としが出来上がりました。



また、蟹身と焼きハモは少しだけ残し、キュウリと一緒に酢のものも作りました。



押し寿司は作って半日ほどおいた方が味がなじんで美味しくなりますので、お昼に作って夜食べました。
大変美味しかったです。
ハモは梅雨の水を吸って育ったのが最高だと言いますので、今は旬も外れでどうかなと思っていたのですが、
意外と美味しかったです。
季節に京都へ行くとどの市場の魚屋さんでも焼きハモが売られており、これを持ち帰って押し寿司にすると大変美味しいのですが、
これに負けず劣らずおいしかったです。

蟹とシャコの方も、三河湾産の採れたてですので当然美味しく、
また身もたっぷり使いましたので、甲殻類の美味しさを充分堪能することが出来ました。



蟹とシャコの身を外した後の粗は出汁に。
これは後日の料理に使います。












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