暇人おじさんのにゃんにゃんブログ

飲水思源、水を飲みて源を思う、今日も本物を求めて一万歩

トウモロコシ入り天然真鯛ご飯

2018-06-23 13:07:55 | 料理
庭に育てている自家製トウモロコシがカラスに次次に喰われてしまうので、早めに食べたほうがと思っていたところで、立派な愛知産天然真鯛が安く売られていましたので、
トウモロコシ入り鯛ごはんを思いつき、早速作ってみました。

鯛はこんな感じ、大きさは46cmあり、これで980円でした。
活〆にしてあり、身がまだこちこちでした。



この大きさがあれば、鯛ごはんに使うのは頭だけで充分ですので、頭は外して2枚に卸し、
半身はいつもの湯引きに、頭と残りの骨ごと半身の方は塩で30分ほど〆た後、後日用にピチットしておきました。
この日は大きめの鰯の良いのも売られていましたので、鰯の刺身も一緒にいただきました。



頭以外の粗(鱗、尻尾、エラ、刺身用に取った半身の身をすいた時の骨付き腹身等)は、素揚げにしました。
エラは事前に氷水に浸けて十分血抜きしておきましたので、臭みは全くなくカリッと揚がってなかなか美味しかったです。



さて主題の鯛ごはんはこの3日後に作りました。
素焼きした鯛頭とぶつ切りにしたトウモロコシを、研いだ米ともども土鍋に入れ、調味したかつお昆布出汁で炊きます。
これは東京赤坂見付裏手にあった与太呂と言う鯛めし屋さんに40年ほど前に教えていただいたものです。
残念ながらこの店は赤坂村の変身に合わせるかのように、閉店してしまいました。
昔の赤坂村の雰囲気に相応しい情緒あるお店でした。

次の写真は炊き上がり直後。



こちらは、鯛の身をほぐしたところ。



そしてほぐした身をかき混ぜ、お茶碗によそおって完成です。



この日は、鯛ごはん以外に愛知県産トリ貝の刺身、庭で生っている自家製キュウリの酢のもの、先日作った天然小鮎の甘露煮残り物も一緒にいただきました。
トリ貝は21日の弘法さんの日、日泰寺の露店に三河の魚屋さんが持ってきていたものを買ったものですが、写真の倍ほどあって1200円でした。
今年はトリ貝が豊漁ということで、先月同様沢山持ってきていました。
豊漁とは言ってもスーパーで買うと大変高く、近所のスーパーですと、6枚で700円ほどで売られています。
季節のものですから是非じっくりと沢山味わってみたいと思っていたものですから、つい手が出てしまいました。





鯛ごはんの方は、先日のトウモロコシ皮包みシューマイと同様、トウモロコシのほのかな香りが心地良く、
鯛やトリ貝を始め、爽やかな初夏の香りに包まれた楽しいひと時となりました。




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