カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

モノクロームでハンゲショウ

2013-07-15 | 音楽
 川崎も1週間以上猛暑が続いていて撮影に出かけるにも二の足を踏んでしまう。一向に雨も降らなかったが、昨日はやっと地面が濡れる程度ではあったが降って、これでいくらかは気温が下がった。
こう暑いと音楽とも距離ができてしまって聴くことが少なくなったが、昨晩はあまり暑苦しくない音楽を聴こうと思い、モーツァルトのヴァイオリン・ソナタから2曲、KV304と376それにクラリネット五重奏曲を聴いた。流れてくるメロディーが夏の蒸し暑い夜の一服の清涼剤となって、我ながらよい選曲をしたと思ったことだった。ヴァイオリン・ソナタはハスキルのピアノとグリュミオーのヴァイオリンというコンビによる演奏で、もう録音されてから半世紀以上もたっている歴史的名盤で聴いたが、21世紀の現代ではもう聴けないような気品が感じられる。1950年代の録音にしては音もきれい。
 写真は東高根森林公園でのもの。モノクロームだとカラーにはない艶めかしさが現れたように思う。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする