カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

東高根森林公園①

2013-07-10 | 東高根森林公園
 1週間ほど前に東高根森林公園に行ってきたが、ますます夏の様相が濃くなり思った以上に様々な昆虫に出会えた。
 ムラサキシジミはカシ類が食樹とのことだが、この公園はシラカシ林が広く残っていて神奈川県が天然記念物に指定しているくらいだから、ムラサキシジミがいるのは当然のことか。もう少し接近して撮ろうとしたら散歩の人がきたので逃げられてしまった。写真はだいぶトリミングしてあります。


 水辺には今年初めて見るハグロトンボが羽を休めていた。周りを探したがこの1匹だけしか見つからなかった。近づくことはできない場所だったので、この写真もかなりトリミングしてある。


 木道脇にはなかなか手の込んだ造りのクモの巣があって主は裏側に潜んでいるようだ。クモの名前はウズグモで見た目そのままという感じで覚えやすい。


 花の方も夏の花に切り替わってきた。チダケサシ(ユキノシタ科)は高さ1メートル程にもなり小さな薄いピンク色の花をたくさん付けるが、こんなに小さな花にも多くの昆虫が蜜を求めてやってくる。


 ところで8日の記事に載せた名前不詳の白い花だが、図鑑で調べたところサワフタギ(ハイノキ科)にほぼ間違いないと思われる。

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