三ツ池公園に行った翌日は砧公園に行ってみましたが、一日違いでだいぶ蒸し暑くなってしまいました。鳥も花もこれといった出会いがなく終わり、ほとんどシャッターを押すことなく、最後は美術館に入って火照った体を冷して帰ってきました。真夏の真っ青な空とまではゆきませんが、それに近い青空の下木々がくっきりと濃い影を落としていました。とても日向を歩く気にはなれず、日陰伝いに歩いてきましたが、上半身裸になって寝そべり日光浴をしている人が結構いて、まさに人様々。
三ツ池公園ではミズヒキ(タデ科)が咲いていましたが、あらためて図鑑を見たところ3分冊の内、「夏の花」には載っておらず、「秋の花」に載っていてちょっと意外な感じでした。確かに9月にも咲いていた記憶があるので花期の長い花です。
カイツブリの幼鳥もいて親鳥から餌をもらっていましたが、双眼鏡で見ると初めにもらったのはアメリカザリガニのハサミの部分のようでした。そんなものを食べるのかと半信半疑でしたが、続いて観察しているとこんどはアメリカザリガニの胴体部分のようで、写真はそのときに写したものです。幼鳥はちょっと食べにくそうでしたが、丸呑みしていました。カイツブリは魚を食べるものと思っていましたが、魚に限らないようです。左側が親鳥。
同じテーマでもう一枚。こちらはちょうど飛んできたクマバチを入れて。もう少しクマバチがはっきり写るとよかったのですが・・・。池の上を何種類かのトンボが飛んでいましたが、一番多いのはコシアキトンボで、数は多くないものの目立つのは大型のギンヤンマでした。三ツ池公園ではセミの声を聞きませんでしたが、自宅周辺では2,3日前からニイニイゼミが鳴き始めました。
池をバックに紫陽花を撮ってみました。そろそろ紫陽花も終わりの季節。自転車で走っているとどこからともなく甘い香りが漂ってくる季節になりました。そう、クチナシの香りです。私は一重のものの方が花の形が美しいので好きですが、八重の方が多いようです。写真を撮っているとチーという鳴き声が聞えてカワセミとわかりましたが、姿は見えませんでした。
今日は三ツ池公園へ。よく晴れましたが湿度が低いので、朝の内は日陰にいると信州の高原にいるような爽やかさでした。真っ青の空でもう夏のような景色です。シジュウカラの幼鳥の声が聞えましたが、子育てのピークは過ぎたのかちょっと少なくなったようです。