
都美術館にフェルメール展を見に行ってきた。フェルメールの作品が一挙に7点も見られるという前代未聞の展示。10:30頃に入場したが、すでにかなりの混雑で思いやられたが、意外にもフェルメールが展示されている2階の方が空いていて、見ている人が少ない絵を見計らって見ていった。
光と陰の描き方の巧みなこと、質感表現の技の冴えは言うまでもないが、同時代の他の画家との違いの大きな違いは、静謐な画面のなかで人物の感情の微妙なニュアンスが伝わってくるところにあるのではないかと思った。そして、画面のなかにあるハイライトが絵にスパイスを与えて絵を引き締めると同時に格調高いものにしている。
予定していた作品の内の1点が出品中止となり、代わりに「手紙を書く婦人と召使い」が展示されていたが、私にはこの絵が最も心に残る作品だった。
光と陰の描き方の巧みなこと、質感表現の技の冴えは言うまでもないが、同時代の他の画家との違いの大きな違いは、静謐な画面のなかで人物の感情の微妙なニュアンスが伝わってくるところにあるのではないかと思った。そして、画面のなかにあるハイライトが絵にスパイスを与えて絵を引き締めると同時に格調高いものにしている。
予定していた作品の内の1点が出品中止となり、代わりに「手紙を書く婦人と召使い」が展示されていたが、私にはこの絵が最も心に残る作品だった。