カメラとともに自然を友に

多摩丘陵の自然を写し撮った写真を中心にしつつ、日々の暮らしのなかで目に触れたものを記録してゆきます。

トラフズク

2011-01-08 | 多摩川
 今日は普段見られない珍しい鳥が出ているというので、その鳥たちに会いにでかけました。その鳥とは、トラツグミ、トラフズク、アメリカヒドリの3種類。もう寅年は終わったというのにトラがつく鳥が2種類。これらの鳥たちはいずれもこれまでに3回位しか見たことがないものばかりです。
 まずはトラツグミを見に多摩川台公園の近くにあるせせらぎ公園へ。しかし、トラツグミを見ることはできませんでした。トラフズクはいつも私が観察している場所より2㎞程下流の多摩川の河川敷にいるということで、行ってみると6羽のトラフズクがいました。夜行性の鳥なので昼間は枝に止まって、のんびりとした様子。木の周りには30人程の人が写真を撮ったり、双眼鏡をのぞいたりしていましたが、一向に意に介さない様子でした。3つ目のアメリカヒドリはこの辺りから丸子橋にかけてのどこかにいるようなので、上流に向かって歩きながら、川に浮かぶカモを片っ端から見て行きました。数百羽もいるヒドリガモの群れの中にいる1羽のアメリカヒドリを見つけ出さなければならないので、果たして見つかるかと思いましたが、運良く見つけることができました。距離が遠くて写真は諦めましたが、見たのは約30年ぶりのことでした。

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