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カメラとともに自然を友に

東京都、川崎市などを中心にロードバイクで撮影に出かけています。被写体は自然全般。特に野鳥と植物に惹かれています。

豊島区役所庁舎

2015-12-25 | あちこち
 先日、中央大学管弦楽団のコンサートを聴きに池袋に出かけましたが、コンサートの前に今年できたばかりの豊島区役所庁舎を訪ねました。この庁舎は隈研悟氏が設計したものですが、2020オリンピックスタジアムも同じ建築家のデザイン案が採用されました。それだけにスタジアムにはこの庁舎の設計思想が取り入れられているようです。
 外壁部分には植栽され、装飾の木のスリットが入っています。
 
 10階には屋上庭園があって武蔵野の雑木林が再現されています。
 
 屋上庭園からはスカイツリーを始め展望が楽しめます。中空に浮かぶ月。富士山も見えるとのことですが、この時は見えませんでした。
 
 3階にはフクロウの置物コレクションが展示されていて、世界各地のものがありなかなかの見ものでした。

六義園から小石川後楽園

2015-12-13 | あちこち
 皇居に続いて六義園を訪ねた。六義園に行くのは初めてだったので楽しみにしていましたが、広さと庭園の造りの巧みさは期待以上のものがあった。天気も皇居を出る頃から陽が射すようになってきたので、紅葉も透過光を活かした写真が撮れました。
 高低差を活かしたり
 
 池などの水辺の活かし方が巧み。
 
 忘年会にはまだ時間が早いので小石川後楽園も訪ねることに。こちらは以前に来たことがありますが、この時期は初めて。陽が傾くのが早いので14時半を過ぎるとだいぶ寒くなってきました。
 立派な松には雪吊りが。
 
 イロハモミジの大木。
 
 撮影はすべてオリンパスPL-6でのものですが、ニコンD7000やペンタックスK-5と比べるとややコントラストも彩度も高めに写るようです。以前にオリンパスの手振れ補正が優秀だと書きましたが、これまでに何度か持ち出して気付いたことは1/50秒前後の高速でも低速でもない中途半端なシャッター速度で撮ったときに意外に手振れ写真ができてしまうことがあります(この現象はEM-10でも現れます)。手振れ補正のためにかえってブレてしまうということがあるのかどうか、よくわかりませんが、普通ならブレないはずの場面でブレてしまうのです。

皇居乾通り

2015-12-11 | あちこち
 先日は早目の忘年会をやりましたが、この仲間たちとの忘年会は一杯やる前にぶらぶら歩きをするのが習わしで、今回は皇居に行き普段は入れない乾通りを歩いた。
 手荷物検査やボディチェックもあって警備は厳重。警察官の数も凄くものものしい警戒。
 たくさんの人出で行列をなしての紅葉狩りでしたが、天気は曇りだったものの見事に色づいた紅葉を楽しみました。
 
 
 
 途中から乾通りを外れて、本丸、二の丸雑木林、二の丸庭園と歩きましたが、二の丸雑木林・庭園の紅葉も見事なもの。紅葉の季節に二の丸雑木林に来たのは初めてでしたが、予想以上の美しさ。
 
 最後に三の丸尚蔵館に入りましたが、いつもとは比べ物にならないほどの混雑だったので、さっと見て退館しました。

旧小坂邸

2015-12-06 | あちこち
 静嘉堂文庫のすぐ近くに旧小坂邸があって、初めて入ってみました。これまでに何度も前を通っていながら、迂闊にもここが旧小坂邸とは知りませんでした。元々は小坂順造という人の別邸として建てられたものだそうです。小坂氏は信濃銀行頭取、信濃毎日新聞社長などを務めた方。戦時中は横山大観が空襲を避けるため、茶室に移り住んだそうです。
 玄関部分には大きなイロハモミジが。工事中だったため赤いコーンが目障りでしたが。
 
 真っ赤に染まっていて、期せずしてちょうどよいときに行きました。
 
 建物は天井から床まで非常に素材が吟味され、凝った造りになっています。
 
 
 国分寺崖線を活かした広い庭園は緑が濃く、エナガの鳴き声も聞こえました。幅1メートルもない位の小川が流れていて、鳥の格好の水浴び場になっていそうでした。

ニコン・ミュージアム

2015-11-21 | あちこち
 三井記念美術館の帰りに品川で途中下車し、この10月にオープンしたニコン・ミュージアムに行きました。
 品川のスカイウェイからの眺め。
 
 ニコンは1917年設立で間もなく100年を迎えますが、「新たな100年に向けて」オープンしたと謳っています。
 入り口で出迎えてくれるのは巨大な光学用ガラス。触ることもできます。
 
 奥に見える陳列棚には最初期から最新機までの400台以上のカメラが展示されていて壮観。私がリアルタイムで知っているのはニコンFやニコマートFTあたりからですが、ニコン製品は高価だったので、ニコンを手にしたのはずっと後年のことで、私の一眼レフのキャリアはペンタックスで始まりました。
 
 カメラ以外にも医療分野の機器や産業用測定機器など様々な分野の機器が紹介されています。

飛鳥山公園・紙の博物館

2015-11-09 | あちこち
 飛鳥山博物館の隣には紙の博物館があります。この博物館も飛鳥山博物館に劣らず充実した展示で、製紙の過程、紙にまつわる文化などが紹介されている他、企画展示では各地の和紙による工芸品もあって楽しめました。
 エントランス。
 
 パピルス紙に描かれた古代エジプトの絵画。
 
 2つの博物館を見た後、公園の東の端まで行くとケーブルカーがちょうど登ってくるのが見えました。説明を読むと無人運転で自分で操作して動かしますが、なんと無料。入れ替わりに降りるために待っていた人2人が乗り込んで下って行くところをパチリ。
 
 公園からは都電が走る姿が見えたので公園近くの歩道橋の上から都電を撮影。都電を見るのも40年(?)ぶりくらい。
 

飛鳥山博物館

2015-11-08 | あちこち
 川崎市中部に住んでいると東京都の北部は最も遠い地域になるので、なかなか行くことがなく飛鳥山公園にも行ったことがありませんでしたが、9月に買ったぐるっとパスを使うと飛鳥山博物館と隣接する紙の博物館がどちらも無料で入館できるので出かけました。飛鳥山公園は桜の名所として知られ、季節になるとよくTVなどでも紹介されています。
 王子駅で降りるとプラットホームから歳月を重ねた感じの橋が見えましたが、飛鳥山公園にはこの橋を渡って行くのでした。
 
 橋を渡って振り返ると高層のマンションが聳え立っています。
 
 飛鳥山博物館は予想以上に立派な博物館で展示は北区の歴史と文化にスポットが当てられており見応えがありました。
 
  
 特別展は都電をテーマとした写真展で都電が活躍していた頃の写真がたくさん展示されていましたが、思えば都電にはまだ一度も乗ったことがありません。王子からは都電荒川線が出ていますからその気になれば乗れるのですが・・・。

駒沢オリンピック公園

2015-11-07 | あちこち
 向井潤吉アトリエ館を出て帰路に駒沢オリンピック公園に寄った。近くを通ったことはありますが、公園内を歩いたのは恐らく30年ぶり以上。その時の印象はコンクリートだらけで殺風景な所というものでしたが、今回行ってみると緑が多くベンチもあって全体的に洗練された感じでした。思えば30年以上も経っていれば樹木も育ち、公園として整備もされてきたことでしょうから当時とはだいぶ変わっているのでしょう。そういえば私の母はこの近くの国立病院で出産し私が生まれたのでした。2月初旬の寒い日だったそうで、戦後数年しか経っていないので国立といっても隙間風が入ってくる病室だったと言っていました。
 オリンピック記念塔。
 
 記念塔の下はプールのような池になっていましたが、なんとカルガモが数羽いました。記念塔は記憶に残っていましたが、この池は記憶にありません。もし、当時から池があったとしても恐らくこんなカラフルなものではなかったのではないかと思うのですが。
 
 大きく育った木々。少し色づき始めています。
 
 写真はすべてオリンパスのE-M10で撮っていますが、これまで何度か使っている内に、使い勝手の点ではモードダイヤルにロックがないのでいつのまにか動いてしまっていること(これはニコンD7000も同じ)やボディが小さいので意図せずに操作ボタンを押してしまうことがある(特にINFOボタン)などの問題があることがわかってきました。特にモードダイヤルのロックについては実際に使って見れば、勝手に動いてしまって困ることはわかりそうなもので、なぜロックを付けないのか不思議です。

駒沢給水塔から五島美術館へ

2015-10-29 | あちこち
 世田谷区弦巻に区が地域風景資産に指定している給水塔があるということで、以前から気になっていましたが、先日見に出かけました。電車だと田園都市線の桜新町と駒沢大学駅のほぼ中間に位置しています。
 施設の入り口に立つと看板に「土木学会選奨土木遺産」と書かれたプレートもありました。大正12年竣工と90年以上の歳月を経ているため遠目にも老朽化が窺えました。水道の給水施設ですからもちろん立ち入ることはできませんし、塀で囲まれていて周辺は住宅が密集しているので、残念ながら給水塔の全容を見ることはできませんでした。
 この写真を撮った場所では今季初認となるジョウビタキを見ることができました。
 
 給水塔は2基あって高さは30メートルもあり2基は鉄橋で繋がっているのでした。
 
 続いて、先日休館していて見ることのできなかった五島美術館へ。開催中の展示は特別展「一休」。展示を見た後、庭園を散策。北風が強い日でしたが、そのわりにあまり寒くはなく強い陽射しでぽかぽか。
 
 往復22㎞の走行でしたが、向かい風ではちょっと苦労しました。

深大寺

2015-10-28 | あちこち
 神代植物公園の帰りに深大寺にちょっとだけ寄りましたが、大陸の人か台湾の人かわかりませんが中国語が飛び交っていて、ここも外国人観光客の観光地になっているのでした。
 本堂と本堂正面にあった鉄板で作られた「木」の文字。現在の建物は大正8年(1919年)の建立ともうすぐ100年になります。
 
 
 帰路も野川沿いを走りましたが、マガモ、コガモ、カルガモ合わせて10羽ほどが浮かんでいたので自転車を停めて撮影しました。マガモは3羽で雄が1羽いましたが、まだ完全に雄の羽毛に換わっていませんでした。
 
 往復の走行距離は約35㎞でいつも出かける東高根森林公園や三ツ池公園のほぼ倍の距離があり、走りでがありました。目的地で何時間か集中力を保って撮影するとなるとこの位の距離が限界のようです。