中学受験で必ず勝つ!愛知県の私立中学について

受験には勝ち負けがある。
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国語が苦手な子は頭かかえますよね。

2007年05月26日 | Weblog
6年生のこんな時期になって意外にも急浮上してくる悩みが国語の偏差値が上がらない、あるいは下がってきたというものです。
国語は他の科目と違って、問題集をやれば点数が上がるだろうという期待ができない本当に不安な科目です。
以前にもお話ししたように、得意だからと言ってほっておくと、上手に正解を答案にまとめることができなくなる、油断ならない科目でもあります。
気の長い話ではありますが、努力すればそれだけの効果は上がります。
とにかく良い問題にたくさんあたりましょう。
そして正しい解説をしっかり読んで、正しいとらえ方とは何かをしっかり頭にたたき込みましょう。
漢字、文法、ことわざなどの言語事項はきっちり覚えるとして、肝心な長文読解力をつけるには、何をやるよりそのものズバリ、長文読解の訓練をすることが一番だと思います。
良い問題とは、正しい解説とは、それはもしかすると通っている進学塾の国語のテキストなのかも知れません。
あるいは最終的に取り組むとしたら、良い問題と評判の中学の入試問題なのかも知れません。
お子さんが嫌々向かうのでなければ、そのあたりは比較的安心できるものだと思います。
一説には、答えの先写しが効果的とも言われます。
効果のあるお子さんもきっといらっしゃるでしょう。
小学校6年生だと、正解のイメージはしっかり頭にあっても、それを正しい日本語で採点者に意味が伝わるように答案用紙に表現できるかどうか、がポイントになることも多いです。
正しい解説にある模範的な正解は、間違いなく正しい文章ですから、それを先写しすることは、イメージを正しい日本語で表現する訓練になるとも考えられます。
ただし、対象となるのは、読解の苦手原因が、表現方法が正しくなくて正解にしてもらえず苦しんでいるお子さんですね。
基本的に読解力が高められていない場合は、やはり地道に良い長文問題をしっかり解いて、しっかり正しい解説を読む、その繰り返しをした方がいいと思います。
国語はすぐにはメキメキ伸びません、でもいったん伸びたら、すぐにガタガタと下がるものでもありません。
上手に付き合えばこんなに心強い味方はいませんよね。
是非、読解力をつけて、国語を好きになりましょう。


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1 コメント

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Unknown (偏食困った)
2007-05-27 20:49:30
私の経験から国語の苦手克服にはエリザベスさんの書かれている方法に賛成です。
中2と小6の男の子二人がいます。上の子の中学受験の頃を思い出しますと、算数はパズル感覚で取り組めるので幾らでも勉強できましたし、成績も上位でしたが、国語がさっぱりでした。読解はできてそうなんですけど、答え方が判らないというパターンと思いました。そこで秋から(もっと早くはじめれば良かったと思ってます)模範解答をそのまま書いてみて答え方を身につける練習をしました。手当たり次第に遣る程の時間はありませんでしたので、過去問ですとか塾の模試など種類を絞って何度も遣りました。何日かおいて同じ問題を遣らせると、やはり間違えることが判ります。子供自身の反省材料になることを含めて効果的でした。
下の子は、上の子に比べると更に好き嫌いがハッキリしていて困りものですが、国語の苦手克服に同じ方法をはじめました。漢字を覚えるという基本が残ってますけど。
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