北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

H20 青年サミット

2008年10月03日 | 建築士会
第33回社)北海道建築士会全道大会(苫小牧大会)が始まりました。
大会に先駆けて、青年サミットの開催です。



 青年サミットは、広い面積の北海道の稚内や根室、函館など遠くからも大会目指してやってくるので、当日じゃ間に合わないので前日に集まります。それじゃ、みんなで集まりましょう!ということから、青年建築士が集まり始めたのがきっかけで、今では恒例行事となり、開催支部の青年部が企画運営を行い、本大会に向けた前哨戦として様々な企画を用意してくれています。

 今年は、洞爺湖サミットが開催された年でもあるので、本大会における青年の企画も地球環境に対する取り組みがテーマになっているので、苫小牧のリサイクルプラザに集まり、リサイクルの現場に赴き、エコについて、聞いて・見て・やって・考えて・話してと生活に密着したエコ活動の一日でした。

その中で、牛乳パックを使った「紙すき」体験は、小学3年生を対象とした学習を建築士が体験させてもらいました。





牛乳パック1枚(30g)ではがき1枚(4.5g)ができます。また、牛乳パック30枚でトイレットペーパーが5個できるそうです。
準備作業は、センターさんで行ってくれましたが、こんなに簡単に紙ができてしまう、のがとっても不思議で、みんなでできるかもと思ったりもしました。
話を聞くと、苫小牧で集められた牛乳パックがわが町の道栄紙業に送られてトイレットペーパーを作っている話を聞いてビックリ。王子製紙のお膝元の町でトイレットペーパーを作らずに、わが町に送っているということもはじめて知りました。

 「紙すき」体験の後、テーブルに分かれてディスカッションです。自分で行っているエコ活動。これからやろうエコ活動をテーマにみんなで議論です。
いち市民(地球人)として、環境にやさしいことをやっているのか。また、やっていくのか。
今年の洞爺湖サミットの後、環境に気を使った暮らし方を始めたり関心を持った人たちが5人に1人の割合で増えたそうです。世の中の仕組みは複雑ですが、一人一人が環境に目を向け、行動を起こすことから始まります。京都議定書も同じです。私たち一人一人の行動が始まりだと思うのです。



そんな議論が全道各地から集まった建築士たちで話し合われました。
また、この席に全国のリーダーである日本建築士会連合会の木村委員長が駆けつけてくれたことも全道の会員にとっても励みになったと思います。



会議終了後、会場を「オートリゾート苫小牧アルテン」に移動し、アルコールも飲みながら、道士会の会長、苫小牧支部長も駆けつけて懇親を深めました。

明日は、全道大会の本番です。
苫小牧でいろんなことが議論され発信されます。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。