北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

議会活性化セミナー 『住民と共にある議会』

2015年01月29日 | まちづくり
倶知安町議会主催による議会活性化セミナー 『住民と共にある議会』 を
倶知安町文化福祉センター中ホールで開催しました。


           鈴木議長による開会の挨拶

講師の北海道大学公共政策大学院院長の山崎幹根教授による基調講演です。
本町の議員だけではなく羊蹄山麓町村正副議長会の後援も得て、
山麓の町村議会からも多数の議員さんの参加がありました。
また、町内の一般住民の方や役場職員の方、更には4月の町議会選挙に
立候補を検討している方も参加してくれました。



山崎教授から「民主主義のデフレ」をどのように乗り越えるか、というテーマでお話しいただきました。
地方議会の現状と課題。「町村議会議員意識調査結果」や北海道新聞社と公共政策大学院
との共同世論調査に見る地方議員と議会をアンケートによる評価。
議員定数と報酬をどのように考えるか、そして、地方議会改革の課題。
等についてわかりやすく講演いただきました。
まとめると、
①議会改革は継続的に、時間をかけて行い、住民の皆さんの理解が必要である。
②マンネリ化を防ぐこと、他の事例をすべて真似ることはない。住民の目や声を大切にする。
③民主主義のデフレを防ぐ。議員の自己改革。法的な解釈。住民の関わり(建設的な批判) 
が必要で、議会は遠い存在で、分かりにくいものではなく、
住民に役に立っている存在であることを分かってもらえるような活動が求められています。



1月に51歳の倶知安町長が誕生しました。
4月には町議会選挙も行われます。
議会も更に進化するように 「変わらなくっちゃ!」 です。
なんと言っても住民のための議会なのですから。