北の杜

ニセコ・羊蹄山麓に暮らす一級建築士の奮闘記

納豆の日

2007年07月10日 | 雑感
7月10日は、納豆の日。
納豆を作っている身体障害者通所授産施設「羊蹄セルプ」と福祉ホーム「羊蹄」の開設10周年記念式典・祝賀会がニセコ東山プリンスホテルで行なわれました。



羊蹄セルプで作っている納豆は、古くから作っていた藤田納豆店の「くっちゃん納豆」を受け継いでいるそうです。
評判が良くて、野口観光グループで出している納豆は、羊蹄セルプ製だそうです。
家の父も羊蹄セルプの納豆しか食べません。
倶知安町の名産品になっています。
これからも、美味しい納豆を作り続けてほしいものです。

因みに、「真夏の東京銀座雪ダルマ」のイベントに参加しており、8月26日には銀座数寄屋橋公園で無料配布が行われる予定です。

一生青春

2007年07月02日 | 雑感
「一生感動
 一生青春」
座右の銘としている会長が逝去されました。

入社した時の社長であり、また、会長であり
私たち夫婦の仲人であり、雪ダルマの会長であり
人生の師である方です。
何時もそばに居さしていただきました。
常に前向きであり、何時も教えられておりました。

会長に頂いた座右の銘。
一生青春
 青春とは人生の一時期を言うのではない。
 青春とは心の持ち方を言う。
 歳月は皮膚にしわを増すが
 歳を重ねただけでは人は老いない。
 情熱を失い、理想を失う時初めて老いる。
 頭を高くあげ、希望の日々があれば
 二十歳の青年より八十の人に青春がある。
          (サムエル・エルマン)

そして、今年の春に書いて頂いた言葉。



まだまだ、教えを請わなければならないのに・・・。

享年82歳であります。    合掌

建築基準法改正

2007年06月23日 | 雑感
6月20日より改正建築基準法が施行された。

世間を震撼させた構造計算書偽造事件により建築界を混乱の谷底に追いやった騒動に一応の解決策が出されたことになる。
今回の法改正で本当に解決するのであろうか。
何時の時代でも犯罪が無くならないように、法律を変えただけでは解決しないと思うのだが・・。
雪印で起きた食品の偽造事件で雪印はどん底に落ち、食品業界の法遵守が一番という教訓も生かされず、「ミートホープ」社のミンチ肉偽造事件が発生した。
問題は、倫理観の喪失だと思うのだが。

しかし、規制緩和から一点規制強化への変貌である。
設計者も建築主事(建築確認申請書を確認する)や指定確認検査機関(民間で確認するところ)も信用せずに第三者に構造計算のチェックを実施することになった(ある規模以上のもの)。
もう一点は、建築士や建築士事務所に対する罰則の強化。
法人で1億円の罰金も規定された。
ただ、今回の施行に至るまでの作業がぎりぎりで業界への周知が遅れ、混乱状態である。
設計業界や建築業界などでは、情報が早めに出されれば、参加している設計者や事務所に法の周知徹底を行い、法遵守への指導も行うはずなのだが。
町でもそうだが条例を施行する場合、公示すればそれで法や条例が守られると思っている。
原則はそうであっても、新しいことをやるには、それらを住民や関係者に良く知ってもらい、守ってもらうという考えでなければ、それらは浸透していかない。
罰則を作ったからいいのではなく、法を作った目的、いかさまの無い安心安全な建物を作ることを徹底させることが大事だと思うのだが・・・。

再び50cmの雪

2005年12月11日 | 雑感
久々の書き込みになります。
今日は大雪です。
昨日から続いていた雪ですが、昨晩から50cmの積雪です。
朝に1回、昼からも1回。
12月にこんなに除雪した記憶がありません。
写真は隣の方の景色ですが、歩道と車道の間には雪の壁ができてしまっています。
屋根の雪も50cmはあります。

今日は随分と汗をかきました。

*本日の除雪歩数。
 朝  4238歩
 午後 5381歩

除雪開始

2005年11月18日 | 雑感
まだ11月の中旬だというのに、玄関先の初除雪です。
例年より1か月早いんじゃないの。
まだ、心の準備ができていない中での始動でした。

初雪からの降雪量が70cmで、現在の積雪量が30cmだそうです。

*今朝の除雪歩数1649歩(万歩計を付けて雪かきをしています)

カラマツで牧場タカラ

2005年11月17日 | 雑感
先日お知らせしたフォーラム「もっと使おうカラマツinしりべし」が無事終了しました。
165人もの方が参加されたそうです。
試験場の先生方の発表の後、地元後志から事例報告がありました。
その中のお一人、牧場タカラの斉藤 久さんのお話がとても興味を持たせてくれました。
牧場の名前をアイヌ語の「夢を育む」という意味からつけたことからも、面白そうな方だと感じました。
会場で配られていた牛乳は、自然放牧で育てている牛から搾った低温殺菌牛乳でとてもコクのある味でした。
多くの人たちが訪れているようで子供たちの牧場体験や修学旅行生も受け入れているそうです。
また、間伐材で作った牧場の柵の古くなったもので炭を作り、肥料にして作物を作ったりもしているそうです。味がぜんぜん違うようです。
そして、現在、自分の山のトドマツでログハウスを自分たちで作り始めているそうです。
大変なんでしょうが、楽しんで牧場をされているのが感じられました。

いい話が聞けました。



*牧場タカラ:喜茂別町字中里1(ルスツリゾートから千歳に向かう276号線沿い)

清家清展・札幌

2005年10月22日 | 雑感
札幌市立高等専門学校で開催されている「建築家 清家清展・札幌」に行ってきました。
特に今日は建築家林昌二氏の記念講演会「清家清の世界」が行われる日です。
事前の申込では、定員オーバーでキャンセル待ちでしたが、運良く入場でき、しかも一番前の席に座ることができました。
林氏は清家清氏の教え子(3期目)で最初の住宅である「森博士の家」の竣工時の話から「私の家」をはじめとする清家一族の住宅の設計や思想をわかりやすく解説してくれました。
特に清家清氏の特徴として、
1.暮らしから考える。(生活の設計)
2.鮮やかな発想を大切にする。
3.エンジニアリングを大切にする。(構造に裏打ちされた設計)
4.住宅と非住宅を区別しない。
といった人の生活や暮らしの設計をした建築家であったようです。
展示場のビデオの中で清家清氏が、
「家にはふたとおりの言い方がある。HouseはハードでHomeはソフト。Houseは地震で壊れるが、家族の絆が強ければHomeは壊れない」との言葉が印象に残っています。
久しぶりに気持ちの良い時間を持てました。
「清家清展・札幌」(http://picasso.sapporo-sa.ac.jp/seiketen/)は、11月5日(土)まで開催しています。