「優駿」6月号を眺め、不可解を2,3指摘しておきたい。
JRAホームページには、新発売された「優駿」誌の紹介、立ち読みページというのがあり、ここには記事の一部と写真が掲載されている。先月、高松宮記念勝ちのキングヘイローを取り上げながら、写真には東京新聞杯の物を使い、それは11番が勝つあるレースを教えたかっがたための仕掛けであったことを此処で指摘した。今月号の立ち読みも、HP上の写真が、引用元である筈の本誌には全く見つからないので、豊富な写真ストックから、本誌以外の写真を採ってきて載せているものと見える。それは、写真のオペラオーのゼッケン1番とその後方に見える12番のナリタトップロードらしき姿、白の内ラチに乗る文字 天皇賞から、どうやら2度目の春の天皇賞制覇となった2001年春の天皇賞らしいのだが、もしそうなら、2着5枠5番メイショウドトウが見えない写真を敢えて使っていることになる。
ダービー関連記事のページに就いても触れて置きたい。私が不審に思うのは、特に20,21ページ ステップレースから探る日本ダービーの行方 に掲載された各ステップレースの写真である。
ここには、皐月賞 青葉賞 プリンシパル 京都新聞杯 の4つのレース写真があるが、6月号という性質上レース選択は自然且つ妥当であろう。が、青葉賞の写真では、ゴール前、2着5枠10番ニシノドコマデモ 3着4枠7番 ブレーブハートが写らず、実に4着2枠4番 チョウサン が写る写真を使っているのはいかがなものだろうか。ダービー出走馬即ちダービー制覇の可能性ある馬を紹介するページで果たしてこのような写真の選択をした編集者またこれを看過した編集責任者の見識を疑うよりも意図を忖度したくなる。同様、プリンシパルSは、5枠6番エイシンニーザンの1着よりも、その内ジョッキーの姿また社台に似た勝負服がほぼ隠れている4枠4番シャドウゲイトが明らかに一歩ゴールに先んじていると見える写真が載せられている。さらに、京都新聞、強引なラストスパートの勝ち馬4枠7番インティライミ(ペルー語で、太陽の祭り の意味らしい)は好いとして、2着5枠9番コメディアデラルテは僅かにゼッケンの端と共に御尻を覗かせているだけ。私が編集に当たれば、これらは写真の入れ換えを指示するが、レースから紙面の構成発売まで間がなかったなど、言い訳になるまい。わざわざ、競馬新聞ばりの馬柱まで作り、3連単1点予想クイズまで企画して置きながら、大切な馬券を売ってくれるステップレースの上位馬に対し、この蔑ろな扱いはどう言い訳が利くのか。全体に於いて近々のステップレース軽視というつくりである。
JRAホームページには、新発売された「優駿」誌の紹介、立ち読みページというのがあり、ここには記事の一部と写真が掲載されている。先月、高松宮記念勝ちのキングヘイローを取り上げながら、写真には東京新聞杯の物を使い、それは11番が勝つあるレースを教えたかっがたための仕掛けであったことを此処で指摘した。今月号の立ち読みも、HP上の写真が、引用元である筈の本誌には全く見つからないので、豊富な写真ストックから、本誌以外の写真を採ってきて載せているものと見える。それは、写真のオペラオーのゼッケン1番とその後方に見える12番のナリタトップロードらしき姿、白の内ラチに乗る文字 天皇賞から、どうやら2度目の春の天皇賞制覇となった2001年春の天皇賞らしいのだが、もしそうなら、2着5枠5番メイショウドトウが見えない写真を敢えて使っていることになる。
ダービー関連記事のページに就いても触れて置きたい。私が不審に思うのは、特に20,21ページ ステップレースから探る日本ダービーの行方 に掲載された各ステップレースの写真である。
ここには、皐月賞 青葉賞 プリンシパル 京都新聞杯 の4つのレース写真があるが、6月号という性質上レース選択は自然且つ妥当であろう。が、青葉賞の写真では、ゴール前、2着5枠10番ニシノドコマデモ 3着4枠7番 ブレーブハートが写らず、実に4着2枠4番 チョウサン が写る写真を使っているのはいかがなものだろうか。ダービー出走馬即ちダービー制覇の可能性ある馬を紹介するページで果たしてこのような写真の選択をした編集者またこれを看過した編集責任者の見識を疑うよりも意図を忖度したくなる。同様、プリンシパルSは、5枠6番エイシンニーザンの1着よりも、その内ジョッキーの姿また社台に似た勝負服がほぼ隠れている4枠4番シャドウゲイトが明らかに一歩ゴールに先んじていると見える写真が載せられている。さらに、京都新聞、強引なラストスパートの勝ち馬4枠7番インティライミ(ペルー語で、太陽の祭り の意味らしい)は好いとして、2着5枠9番コメディアデラルテは僅かにゼッケンの端と共に御尻を覗かせているだけ。私が編集に当たれば、これらは写真の入れ換えを指示するが、レースから紙面の構成発売まで間がなかったなど、言い訳になるまい。わざわざ、競馬新聞ばりの馬柱まで作り、3連単1点予想クイズまで企画して置きながら、大切な馬券を売ってくれるステップレースの上位馬に対し、この蔑ろな扱いはどう言い訳が利くのか。全体に於いて近々のステップレース軽視というつくりである。