覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

函館の名優

2015年07月14日 10時47分56秒 | Weblog
 
 仏革命記念日、パリ祭当日である。
 何故、ウオッカ スカーレット の天皇賞・秋、アグネスタキオンの皐月賞。これらが、馬番 7番14番 でこの日付と合致するのか。わたくしにもはっきりとその理由は解からないが、ウオッカの2008年、秋の盾ならば、その年の
 
   2008年 7月14日 東京スカイツリー 起工式典
 
 この 7・14 を刻印して置きたい、東京の大一番だったと考えられる。
 
 この竣工が 2012年2月29日 うるう年のこの日付であり、この竣工の週末の大一番
 
   2012年 3月 4日 第49回 報知杯弥生賞 
 
      優勝 コスモオオゾラ      9番人気 
 
 
 2着 トリップ と並べ見ると、竣工したスカイツリー展望台から、やがて大空へトリップ(旅、散策)する夢を描くレースだったことが解かる。
 
 
 
 先週、無論、注目していた、土曜函館のイベントの一つ
 
   北斗市ゆるキャラ ずーしーほっきー  来場!
 
 この土曜だけ。この意味合いだが、
 
   2015年6月21日 北斗特別 
 
   1着 2枠 2番 スワーヴジョージ     四位  庄野厩舎
   2着 6枠 9番 サトノフェラーリ     柴山  藤沢和雄厩舎
 
 
 当然、これだと思った。が、調べると、次のものが浮かんできた。
 
   2014年7月20日 北斗特別
 
   1着 8枠14番 ブレークビーツ      秋山  角田厩舎
   2着 7枠11番 ツクバアズマオー     勝浦  尾形厩舎 
 
 
 何故なら、この勝ち馬がこの日の函館メイン 五稜郭ステークス に登場して来たからである。
 
 
    2枠 2番 ブレークビーツ    6番人気  21.7倍 
 
 
 これと見て、狙ったが、沈む。ホントかよ~。と云う感じだった。これ以上の人気薄2頭で決まり、枠連でも 137倍 大荒れのレースとなる。
 
 
 が、無意味な肩透かしではなかった。この日の別の2つのメイン
 
  福島メイン 阿武隈ステークス
 
    枠連 7-8  1100円 
 
  中京メイン 豊明ステークス 
 
    枠連 7-8  1710円  優勝 ゴールドベル  庄野厩舎
 
 
 実に、「北斗」をイベントで提示し、その去年の勝ち馬を提示しつつ、この馬自体が。ただ、この馬が提示されたことで、今年の北斗ではなく、去年の北斗であることを示し、その 枠連 7-8 これが函館以外の2つのメイン競走の正解。オマケにふざけたことに、中京メインの勝ち馬が、今年の北斗の優勝厩舎 庄野先生の馬 である。
 
 大変上手にすかされた。
 
 直前福島メインで 7枠7番 ガチバトル が良く見え、ここでも伏字で申し上げていたが、この土曜が7月11日。俗に云う、著名コンビニエンスストアから
 
     セブンイレブンの日 
 
 これで 7番11番 が出ると見ていたので、ここかと思い、が低配当なので見逃したら、10頭立て 1番7番 = 7番11番 ズバリだった。その直後のすかし。
 
 
 プレゼンター・溝端淳平くん誕生日のメインそのままのプロキオン 2番6番 であることは述べたが、この誕生日の勝ち馬 エイシンヒカリ これがその前走・都大路ステークスでは1・2着した相手 グランデッツァ 七夕賞の主役だった。
 
 
 どうにも解せぬ、不可解だった日曜福島最終 彦星賞 
 
 
   2015年7月12日 福島12R 彦星賞 
 
   1着 5枠10番 マンハッタンヘンジ   石橋脩  柴田政人厩舎
   2着 4枠 7番 ゴールドシャンティ   柴田大知 和田雄二厩舎
 
 
 これが5番人気の勝利で、枠連 4-5 7番10番 柴田政人 と来れば、あのレースの回顧。何故?と思ったが、実に単純な、しかし正統な歴史的根拠に基づく演出だった。これは
 
 
   1993年 第60回 ダービー
 
   1着 5枠10番 ウイニングチケット   柴田政人 騎手
   2着 4枠 7番 ビワハヤヒデ      岡部幸雄 騎手
 
 
 3着も1枠同士で同じ。これを、織姫 七夕 の当日の 彦星 で出す根拠とは、この ウイニングチケット 柴田政人 の栄光のダービーの年の一週前、オークス
 
   1993年 第54回 オークス
 
   優勝    ベガ    武豊    = 織姫(こと座のアルファ星)
 
 
 この22年前のオークス・ダービー。春クラシック頂点レースの、織姫の相方、パートナーだったからである。
 
 
 向こうは考えが深いことが分かる。我われファン貴方もわたくしもそこまで踏み込んで考えているかどうか。5枠10番 柴田政人 これを当日いきなり出され、ここまで連想が及ぶかどうか、なのである。向こうは自作自演だから、過去の上演記録・脚本から容易にこれを探し出し、今年使おうとの意図は自然である。が、パドックや競馬新聞を隅々まで読む暇があれば、何を考えるべきか、示唆的である。
 
 
 今週は、函館記念の週。当然 第〇回 のあのGⅠレースを想起し、また、ジュライステークス が日曜中京メインに組まれた週、あの馬とその厩舎を見出すべきである。そして、週中の報道から、今週
 
 
   〇枠 〇・・・・・〇   〇〇騎手 
   〇枠 〇・・・・・〇   〇〇厩舎 
 
 
 このような枠が造型され、発射する。大花火であることを期待する。この騎手は乗り馬は多いが、この厩舎の出走は少ない。必ず造型される。ニュース報道から明らか。
 
 
 そして、メインの 第51回 函館記念 平成に入り、過去26年で23回と云う連動レースがある。例外が3回あるが、1度は同じ騎手の発射。1度は、該当レースの直後の最終と同じ枠連、同じ優勝ゼッケンで代用している。明らかに意図的である。
 
 ルージュバック 札幌記念に参戦が報じられた。実質、夏最後の仏GⅠ凱旋門賞への壮行レースである。実績は不足だが、力量的に「女傑」と『優駿』で形容されている1頭である。意外な大仕事を担う牝馬なのかも知れない。が、なでしこ連覇成らず!で凱旋門参戦はあっても、好走までだろう。直線一旦先頭と云うシーンがあれば、だろう。
 
 
 近年、印象深い函館記念は、2011年7月24日 の第47回。あの、なでしこ優勝の1週間後、決勝当日17日にも開催はあったが、ゲームは日本時間の月曜朝。決勝で優勝を決めた後、最初の日本競馬の重賞だった。ちなみに、この日の京都メイン、安土城ステークスは タマモナイスプレイ と サワノパンサー で決まっている。函館だろうが、沖縄だろうが、もう なでしこ優勝 がテーマに決まっている。
 
 
   2011年7月24日 第47回 函館記念
 
   1着 2枠 4番 キングトップガン    横山典弘  鮫島厩舎
   2着 2枠 3番 マヤノライジン     松田大作  梅内厩舎
 
 
   枠連 19400円   馬連 15910円 
 
 
 4番人気12番人気の2枠のゾロ目。この意味だが、今だひしひしと感じられる向こうが込めた意味。
 
 2つの意味が解かっている。実になでしこ以外、このレース直前に訃報があった。
 
   2011年7月19日  俳優 原田芳雄   死去
   
 
 この名優の死去を送るに、向こうが選び出したのはこの名優に匹敵する、JRAが生んだスターホース&ジョッキーコンビしかなかった。
 
      2枠 3番 キングトップガン
      2枠 4番 マヤノライジン    
 
    マヤノトップガン    田原成貴  
 
      菊花賞 有馬記念 宝塚記念 天皇賞・春
 
   
 2枠に マヤノトップガン を分身配置し、これが主戦ジョッキーを介した
 
 
      田原     →  原田芳雄
       ガン馬        大腸で死去  
 
 
 この映し出しだった。無論、もう1つは、
 
 
   2011年 女子サッカーW杯 決勝    7月17日
 
     日本   対   アメリカ
 
                 
 
   PK 3-1 で日本優勝
 
 
 この 2対2 → 枠連 2-2 である。
 
 原田さんは大の鉄道ファンであり、北斗星にも乗られ、旅されたのだろうな。
 
 圧倒的な存在感、演技力を誇り、これに強く影響を受けた松田優作。一挙手一投足を研究し、模倣したとWIKIにも記されている。2着騎手もここから選定されている。『竜馬暗殺』では共演した。
 
 優勝厩舎は、所謂女の子走りの鮫島厩舎だし、当日の新潟メインはメイショウ(名将)馬の優勝である。
 
 わたくしはかねて申しているが、この なでしこ世界一 あってこそ、翌年の牝馬三冠プラス世界舞台ジャパンC優勝 ジェンティルドンナ が考案されたと見ている。
 
 
 人生は重なるな。婚礼の祝いの隣家でお弔いが執り行われる。
 
 だからこそ、競馬のレース。特にメイン重賞にはダブル・ミーニングが託されることが多い。
 
 
 
 わたくしが最も好きな原田芳雄は、ATGの黒木和雄作品『祭りの準備』の中島利洋広役である。すばらしい演技なのだ。
 
 
 御登録
 
     sir_delacroix@yahoo.co.jp       まで
 
 『詳細希望』または『登録希望』の件名にて、空メールを下さい。
 
 
 ホッキ貝の寿司。たまには食べてみたい。
 
 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 函館の主役 | トップ | 後宮よりの逃走 »
最新の画像もっと見る

Weblog」カテゴリの最新記事