覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

露骨!フランキーを愛した騎手

2015年06月14日 17時45分49秒 | Weblog
 
 では、今週の終わった競馬の最大の秘密、ポイントを暴露申し上げる。
 余りの単純さに、呆れ返るばかりである。
 
 
 総ての、そして最大のメッセージこそは
 
   第236回 エプソムダービー   
 
    ゴールデンホーン  フランキー・デットーリ  優勝  
 
 これだったのである! 
 
 
 これを海の向こうの本場の大一番、遠い輝かしいものとばかり、他所事と片付けていたのではお話にならない。正しく、日本競馬へのメッセージなのである。何故なら、今週のメインが、エプソム競馬場と姉妹提携を結んでいる、府中の東京競馬場の 第32回 エプソムカップ だからである。
 
 
 毎年これほどとは考え難いが、今年は余りに鮮やか、余りに明確だった。
 
 
 
 デットーリ優勝 実に、本場ダービーと同じ、芝2400mで行われる、府中の日本ダービー。これと全く同じコース、同じ距離のレース。即ち、秋のジャパンカップデットーリは3回制しているのである。JCダートは1回のみ。これは距離も異なるし、芝ではない。
 
 
   1996年 第16回 ジャパンカップ 
 
   1着 7枠14番 シングスピール      デットーリ 
   2着 2枠 4番 ファビラスラフイン    松永幹夫    
 
 
 
   2002年 第22回 ジャパンカップ 
 
   1着 1枠 1番 ファルブラヴ       デットーリ
   2着 4枠 8番 サラファン        コーリー・ナカタニ 
 
 
 
   2005年 第25回 ジャパンカップ 
 
   1着 7枠14番 アルカセット       デットーリ  
   2着 8枠16番 ハーツクライ       ルメール
 
 
 
 しばし、この3つを凝視されたし。出来れば、わたくしの様に、前以て読み切れれば、この土日の大勝が約束されることとなる。
 
 
 わたくしにも、土曜阪神3R 7枠13番 サマーサラファン これを見て、こころが動き、展望が一機に開けた、と云うのが真相である。
 
 
 エプソムでデットーリが勝った翌週のエプソムCの週、デットーリのJCで2着した サラファン これが土曜に顔を出している。
 
 
 これからわたくしは、02年 2回目のデットーリのジャパンC制覇。これが土曜のポイントだと読み切った。
 
 ファルブラヴでデットーリが勝ったJCでは 4枠8番 サラファン これが2着で、ジョッキーはコーリー・ナカタニだったのである。
 
 何故、土曜阪神メイン 安芸ステークス で 5枠10番 ニシケンモノノフ 中谷騎手 が人気なのか? これを謎と心得、解きほぐすことで総てが氷解した。
 
 
 土曜 東京メインは、デットーリのエプソムダービー 5番7番 これをなぞる、しかも英国競馬にはない、日本固有の枠でなぞる 5枠7枠 の決着だった。
 
 土曜 阪神メインは 中谷騎手が勝ち、相手が 4枠8番 だったのである。これは露骨過ぎる
 
   4枠 8番 サラファン    コーリー・ナカタニ騎手 
 
 このフランキー2度目のJCの2着馬のなぞり、リフレインだったのである。
 
 
 これで、日曜も読みが楽になった。2重賞が組まれているが、どちらも、あの残る2つのデットーリのJCがポイントとなると推察出来たからである。
 
 
  日曜 第20回 マーメイドステークス 
 
 
 本命と見えた 6枠12番 マリアライト これから、連動から挙がる枠の1つ。ここの1枠に
 
    1枠 1番 イリュミナンス    松永幹夫厩舎  
 
 これが配置されていた。同じく、フランキー初勝利のJC2着 ファビラスラフイン 松永幹夫騎手 この再現だと考えられた。だから、1枠が相手筆頭と見た。
 
 
  日曜 第32回 エプソムカップ
 
 
 本命、発射確実と解かっていた 5枠 エイシンヒカリ 武豊 これの相手探しだが、残るデットーリのJCは、アルカセットで勝った2005年で、相手は ハーツクライ ジョッキールメール。そして、この 武エイシンの相手 にも容易に 2枠2番 サトノアラジン ルメール これが映る。
 
 
 そのまま、2重賞はわたくしの大本線で決した。
 
 
 整頓する。
 
   土曜阪神メイン  ファルブラヴ デットーリのJC 2着 と同じ
 
      ナカタニ(中谷)騎手 と 4枠8番 2着  
 
   土曜東京メイン  デットーリのエプソムダービー 5番7番 を踏まえ 
 
      5枠 と 7枠 
 
 
   日曜阪神 マーメイドS シングスピール デットーリのJC 2着 と同じ
 
      松永幹夫 の配置された 1枠が相手 2着
 
   日曜東京 エプソムカップ アルカセット デットーリのJC 2着 と同じ
 
      ルメール の サトノアラジンが相手 2着
 
 
 
 全部仕掛け。世界の競馬はある1つの統括機関が完全管理しており、日本もその中に組み込まれている。無論、当事国・日本のレースの根幹の運営、演出は基本的にJRAに任されている筈だが、ベース、最大の要諦はその統括機関の指示、監督下にある筈である。
 
 
 デットーリ 2度目のエプソムダービー制覇。正しくこのジョッキーの3度のJCを介した、今週の競馬への直截、また明白なメッセージだったのである。
 
 全部、デットーリ優勝のパートナー・介添役が使われた。
 
 コーニー・ナカタニ に対し 中谷雄太、秀逸であり、正しく人間業の感触がする。
 
 
 これだけの仕掛けを読み、事前に皆様方にもお伝えし、実際に的中に結び付ける。レース後、事後であっても、ここまでの明瞭な説明をしてくれるのは、少なくともわたくし自身の知る限りに於いて、わたくし一人しかいない。
 
 
 だから、わたくしは競馬では、自分を誰よりも頼る。
 
    
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    sir_delacroix@yahoo.co.jp     まで
 
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 鶴瓶CMをひと目見て、ビハインドザマスク だよ。貴方にだって出来る!
 
 ただ歴史、記憶、そして連想力が何よりも大切だ。
 
 知っているだけではなく、結び付けられるかどうか。
 
 御登録各位様、皆様も腕を磨いて下さいよ。やがては毎週、常勝に近い技量に到達することは出来る。正しく学び、素直に、謙虚に学ばれることだと思う。
 
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 今日の演出は、低配当のエプソムだったこともあるが、拍手と云うよりも、シンプルに過ぎた。ただ、すんなり、そのままズバリでは獲られたくない思いも向こうはある。松永ミッキーそのままではなく、同居した隣の馬を走らせたし、デットーリ3回勝利の内、2回の 7枠14番 では無く、7枠13番 を3着に持って来た。
 
 
 が、向こうは正しく読んだ者には親切である。
 
 
 本人は知るまいが、フランキーで回った土日だった。
 
 
 
 

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