覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

国家と個人の狂気

2022年04月20日 16時35分10秒 | サイン競馬

 来週に迫る 第165回 天皇賞・春 〇枠でわたくしの読みも固まった。

 5月9日(月)には、動静、推移の如何を問わず 

    ロシア 戦勝パレード  

 これが予定されていると云う。マリウポリなど、ある一定の初期目標を達成すれば「先勝」と云う事になっらしい。かつて、ソ連版、即ち国営版 映画「戦争と平和」の一シーンで、アウステルリッツで散々ナポレオン軍に蹴散らされ、負け逃げして来たのに、故国では戦勝の国家的英雄と讃えられ、祝杯を干すと共に持っていたグラスを床に叩きつけると云う恒例儀式を視たことがあるが、最後は仏軍の侵攻に実に首都を捨て去り、逃げると云う所謂 モスクワ放棄 のくだりが描かれ、大戦末期の日本軍と違い随分と士気が低い、これが国民性かと思った。やがて侵略者の方が放棄、モスクワから撤退、折からの冬将軍到来と共に、ロシア側のゲリラ戦で壊走に至る。

 ナポレオンは首都モスクワでは当然、アレクサンドル皇帝が腹を決め、待ち構えると見ていたが、慶喜公の江戸早逃げもさながら、負けるくらいなら麗しき首都も見捨てスタコラ。蔵前に乗り込んだ猪木を待っていたのは、ハンセン帰国の報だったかの様なおち。

 負けそうとなると、戦わず堂々と逃げる。敵のいない場所で勝ち戦の祝宴の内輪受け。ロシアも北も中国もそうだが、共産国家の倫理規範、文化や伝統、伝来の遺産への尊重意識。皆同じ。中国のかつての諸子百家の哲学を最も今も受け継ぎ、愛読、尊重しているのは日本のある文化的階層ではないかの思い、湧く。自国の伝統、古典より現政権の言い分、主張、要はそろばん収支が最優先。共産主義思想とはこのようなものか。国家中枢の会見、見解披瀝でも嘘、出鱈目は当たり前。引いては良心の麻痺、利己優先意識が国民一般にも浸透、行き渡る。

 地球上を覆う巨大がん細胞さながら。増殖しつつ、最後は自滅に至る。

 20世紀最大の出来事は2度の大戦でも科学文明での長足の進歩でもなく、共産主義と云うイデオロギーが一旦猖獗し、最強の国家グループ群を形成した上、これが戦闘や革命に拠らず自滅的に解体、解消したことである。

 プーチンはこれをやっている。まさに時代的逆行。2度の大戦、ナチスとの戦いを経て、世界史の上で全く学びが無かったかの様で、これを世界が驚嘆している有様。また世界的戦争が起きるとすれば、もっと正当、真っ当な思想的高度のものだと思っていたが、ナチスのポーランド侵攻、反ユダヤ主義と同断。これが皆、ある一個人の狂気で突き動かされている事実もまた、先例思い当たり、明らか。

 これほど文明の低劣な国、民族だったのか。厭、ただ約一人が狂っていると見る方が理性的ではないか。これを己の愛国心とでも思っているのか。今回の戦端。集団的狂気よりも個人の妄執、偏執が手入れの悪い巨大マシーンを久方誤作動させている態ではないのか。

 そもそも共産国家、プロレタリアート独裁。反独裁君主の否定、打倒から発した共産政権。実は初期から、極端な独裁形態だったことは自己矛盾しないのか。


    今年GⅠ は 〇〇〇〇反復 

 先週以上の驚嘆の真実をお話し申し上げる 週中情報 は明日。3重賞連動 調べ上がり、今週は 天皇賞・春 ダービー への読み。深まった。

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 お楽しみに。書き進めつつ、わたくし自身がワクワクしている!   

 わたくしも日本の国家リーダー。古典も読んでいないでは、資格無しと思う。
 


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