覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

9月カレンダー

2021年09月21日 01時23分11秒 | Weblog

 JRAが毎月、ネット上で無償配布しているのが 

   JRAオリジナル壁紙カレンダー  

 誰でもダウンロードできるし、当然意味がある。この9月末が近づけば間も無く来月分も提供されるが、8月末にアップされた、この 2021年 9月 のこのカレンダーが 

    タイトル  流れを掴め    撮影 中山競馬場  

 ここに掲げたカレンダーおよび写真である。この正体をお話しする。

 ゲートを出る瞬間の各馬の姿。競馬を見慣れておられるファンなら、先ず一番手前 窪田芳郎オーナーの8枠のピンクの帽子の勝負服。直ぐ解かり、他に 6枠のマイネル かなり向こうの 3枠の赤い帽子がキャロットの馬 などと解かる。

 この帽子の色=枠と勝負服で、8月28日土曜日の開催当日情報で、わたくしはこの今月のカレンダーに使われているレースが一体何なのか。調べ上げ、皆様方にお伝えした。

    2017年 9月30日(土) 中山10R 習志野特別   

    1着 2枠 4番 オウケンブラック       松田大作  田中剛 
    2着 7枠14番 シャインアロー        松岡正海  柴田政人 
        (16頭) 

 あの レッドファルクス デムーロ が 第51回 スプリンターズステークス を連覇した週、その前日土曜日の中山準メインである。ちなみにこのカレンダー写真、最も手前の 窪田芳郎さんの勝負服は 8枠16番 ドラゴンカップ 田辺裕信騎手 12着 であり、向こうの赤い帽子のキャロットは 3枠5番 ラッシュアタック 吉田隼人 9着 でゴール。JRAの悪戯っ子 田辺 昨日の主役だった。

 それにしても、この 2021年9月 無償提供のカレンダー写真が、何故 4年前9月末の特別戦 なのか?

 これを主催者側、広告PR担当が「適当」に選んでおり、どうせレースはやってみなければ分からないので意味は薄い、と見做すは個々のファンの勝手。が、我われはこれを9月競馬への重要なサインと見做し、分析、検討する訳であり、事実サインだった。

 9月カレンダーだから、8月下旬公開だが、いきなりが 

    2021年 9月5日 第57回 新潟記念   

    1着 8枠16番 マイネルファンロン      デムーロ  手塚貴久 12番人気
    2着 8枠17番 トーセンスーリヤ       横山和生  小野次郎  3番人気 
        (17頭)

 ファン度肝の 12番人気 マイネルの馬 この週の9月号『優駿』該当サインページには、今年逝去された 岡田繁幸さん ビッグレッドファーム を訪ねる記事が掲載されており、この春、岡田マイネルの総帥 岡田さんの追悼にオークスを勝利した ユーバーレーベン の 馬連 9番7番 これが、土曜 札幌2歳ステークス 日曜 小倉2歳ステークス でも出現し、とどめがこの マイネルの人気薄 新潟記念 だった訳だが、真実は

   マイネルファンロン   2018年 習志野特別   優勝馬  

 しかも、壁紙カレンダー 提示の 2017年 習志野特別 この翌日が レッドファルクス で デムーロ がスプリンターズを連覇したレースがメインであり、

   デムーロのGⅠ連覇   =  デムーロの勝利で ゾロ目 8-8 

 同じものが2つ揃う馬券 連覇 に託し、この マイネルの繫栄(中国語) と云う1頭に結晶させた。

 締めが昨日 第75回 セントライト記念 だった。

  壁紙カレンダー  2017年 習志野特別     枠連 2-7  

  9月20日(月) 第75回 セントライト記念  枠連 2-7 6630円 

 昨日月曜開催は 

   JRAアニバーサリー    67th    

 要するに 中央競馬会発足 67周年祝い の当日だったが、この 67周年

   月曜 中京メイン JRAアニバーサリー    馬連 6番7番 

   月曜 中山メイン セントライト記念    6枠 7枠 で 2・3着  

 もし昨日の セントライト記念 枠連 6-7 なら人気サイドの 枠連 1080円 だったが、直前 6番7番 を中京メインで出現させ、わたくしも 枠連 930円 だけだったが 馬連 27380円 はコロナ禍のファンへのサービス。

 セントライト記念 どう仕組まれていたかは、前記事でお話しした通り。

 もう火曜で、今週の2重賞 オールカマー 及び ダービー馬 シャフリヤール 復帰の 神戸新聞杯 時間は迫り、忙しい週となりそうだが、来週は秋開幕GⅠ スプリンターズステークス 最もわたくし共が本領を発揮すべきシーズン到来である。

 昨日 ジャングルポケットカップ が中山で組まれており、昨日当日情報で申し上げた通り、かつて 2004年 札幌記念 の直前、準メインに ジャングルポケットメモリアル が行われた歴史を御紹介し

   2004年 8月22日(日) 

   札幌 8R  ジャンポケメモリアル   枠連 3-4   

   札幌 9R  第40回 札幌記念    優勝 6番 ファインモーション  武豊  

 これをお示しした上で、昨日この ジャンポケのタイトルレース当日の 中京メイン 6番 ナンヨープランタン 武豊 4番人気 これがこのメモリアルレースの日の 6番 武豊 優勝と合致していたので、迷わず本命視。これから 上記 メモリアルの 3-4 及び ジャンポケ ジャパンC の 枠連 3-4 とも合致する 枠連 3-4 930円 狙うのは当然の的中だったが、実に 馬連 6番7番 273倍 は正しく 67thのファンサービス。

 今週は 9月競馬フィナーレ そして、土曜日には 秋GⅠサイン を含む10月号『優駿』発売に加え、無論 壁紙カレンダー・10月 もまた無償提示、提供される。

 毎年、馬券は強くなっていると自負するが、今年も腕の見せどころ。大舞台近づく。
 
  御登録は 

    sir_delacroix@yahoo.co.jp   まで

 『詳細希望』 または 『登録希望』 の件名明記にて、空メールを下さい。 

 レースはこうした構造上のその週のテーマ、番組構成の読み、どの歴史が再現されるかの予告サインの解読こそ本筋であり、元々 アサマノイタズラ 実力馬だった、などと云う慨嘆はほぼ無意味。

 レースが全部、演出、お芝居だからこそ、上記の事前サイン=予告が成り立つことは今更申すまでもない。


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