覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

母と娘

2012年03月05日 14時00分12秒 | Weblog
 日曜阪神8R 中日新聞杯 の当日だが、次のような枠が造型されていた。

   5枠 9番 ヤマニンアルシュ  
   5枠10番 クリスタルヒル   

 どうもおかしな気がしたものである。永らく競馬をやっていれば、ぴんと来る、と云う奴である。調べれば、矢張りそうだった。
 ヤマニンクリスタル と云う1頭に記憶があり、調べると、歴代のある中日新聞杯の優勝馬の母だったのである。

     ヤマニンフォックス   第30回 中日新聞杯 優勝

                     母 ヤマニンクリスタル   


  1994年 第30回 中日新聞杯 

   1着 2枠 3番 ヤマニンフォックス
   2着 1枠 1番 ワンモアラブウエイ 

 要するに、このレースを間接的に暗示しているのである。この日の、中日新聞杯は、このヤマニンフォックスのレースが関わるというメッセージである。

 これからも、2枠3番 ダンツホウテイ わたくしは自信を深めたものである。


 弥生賞にも、実は、予告の為の分身配置があった。それ以上に、終わって、悔しくも自嘲を払うのは、レース前、朝から皆様方にも申し上げ、自分も獲った、当日朝一番 

  阪神 1R 

   1着 1枠 2番 サマーハピネス      2番人気  単 450円 
   2着 3枠 5番 クルクルリンクル      

 幾度も申し上げているが、

    光市母子殺害事件  

       被害者    弥生さん 
                夕夏ちゃん  生後11ヶ月

 この被害者と同じ、弥生のレースの当日である以上、もうお一人の 

   夕夏 ちゃん   →  サマー馬 

 で、上記の、阪神1R サマーハピネス を申し上げたのである。そして1着。そして・・・ 

 そればかりでなく、上記のサマー馬 夕夏ちゃんのレースそのものが、弥生賞の完全な予告だったのである。

  日曜中山  第49回 弥生賞 

   1着 3枠 5番 コスモオオゾラ 
   2着 2枠 2番 トリップ       


 同じ馬連 2番5番 終わってみれば、きちんと、御冥福はお祈りされていたのである。  合掌 

 弥生さんと夕夏ちゃん。
 御遺族のお心内に、及ばずながら思い到るなら、祈りのような 

    ターフの上での 母・弥生さんと娘・夕夏ちゃんの 合体・一致 

 闇から闇へ葬り去られるのが余りにも惜しいので、ここで申し上げた。

 この悲惨な出来事への思いを表出した、競馬会の演出、余りにも見事過ぎるではないか! 

 これこそ競馬の本質だと思うのである。

 わたくしが何故、先々週、の最高裁の上告棄却、死刑確定の週、中山記念で

    5枠 5番 レッドデイヴィス 

 これを申し上げたか。馬名由来のジャズの帝王、マイルス・デイヴィス の代表作の1つが、ある仏映画、ヌーヴェルバーグの傑作とされる作品の映画の即興演奏だったからである。それが

    『死刑台のエレベーター』 

である。これが発射と見たが最下位で、正しく死刑とは人気で惨敗。しかしその反映は、翌週の弥生賞の週であり、この 5枠または5番 だ、そう申し上げ、当日、2番を見抜きながら、この5番を軽視、打ち捨てにしてしまったのである。愚かであり、が、5番 コスモオオゾラ 事件の匂いがせず、読めなかったのである。要するに

   弥生の週にこそ、用意され、予告されていた 死刑台 5番  だったのである。

 その意味で、真に口惜しい。が、

 わたくしとしても、御冥福を祈るばかりである。

 それにしても、連日、この忘れてはならない事件のように、日々、親族や知り合いを初め、殺傷事件の報道の連続である。一体、どういう時代か。

 競馬はただのレースではない。メッセージであり、向こうの自己主張、祈りや歓喜、叫びこそが競馬の本質なのである。
 レースばかり追っている方々に、向こう=競馬演出側 が親切で恩恵的であるわけが無い。

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