覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

今季GⅠシナリオベースの1つ

2019年05月16日 21時00分26秒 | Weblog

 オークス週、レース3日前の木曜日。今日午後、出馬表は発表され、これを様々の角度から検討することは無論可能で、6月号『優駿』は全国発売は明日17日(金)。明日に至れば、この土曜日の出馬表も提示される。この夕、どのような検討を行うのか。1つの材料を御提示申し上げる。

 TV某局では、NHK映像の世紀でヒトラー時代の番組を放映しており、わたくしも区切りの折、歴史を振り返る必要から、これを点けている今。

 今年、新元号スタートで 令和開始の年 2019年。今年春の競馬は 21世紀最初の年 2001年 に似ているのである。これは主観でなく、事実。

 2つの最初の年、21世紀の初め = 令和の初め 似通っていてもこれを偶然だと片付けず、知的意図が働いている、とわたくし共は先ず思量する。

 今年春最初のGⅠ フェブラリー は2001年 ノボトゥルー 優勝のレース、2着 3枠6番 ウイングアロー に対し、同じく 3枠6番 で決まった。優勝 6番 インティ 2着 3枠 ゴールドドリーム の決着。

 これを端緒として、高松宮記念 は 01年 6-7 12番13番 今年 2-2 3番4番 で全く合致無し。これで最初のレース同士の合致はただの合致、偶然で必然性を読めないと打ち捨てても構わないし、通常はそう考える。2つ目で例外が出現するような原則は原則ではない。と云う通常の捉え方だが、わたくしは向こうのこのシステム運用の様を毎年研究しているので、しばしばこの「初期の例外」で幻惑するのが向こうの常套手段であることを知悉している。レースは流れ、続くGⅠ。3レース目は大阪杯だが、2001年当時、大阪杯はGⅠ昇格前で、これと見比べるのはどうかだが、同じタイトルのレースで、合致は明瞭。この2001年 大阪杯 は人気薄馬が勝利した波乱だったが、トーホウドリーム 勝利に対し、

   2001年 大阪杯   3枠 3番 エアシャカール    2着 
   2019年 大阪杯   3枠 3番 アルアイン      優勝 

 ただ同じ位置の発射だけではなく共に 3枠に置かれた皐月賞馬 しかも、今年の大阪杯3枠は、もう1頭の皐月賞馬 エポカドーロ まで同居していた以上、3枠の皐月賞馬と云う性格の合致は色濃い。

 続くGⅠ群。桜花賞はこの2つの年、共に 4枠8番 優勝。テイエムオーシャン と グランアレグリア 皐月賞は共に 4枠7番 発射。アグネスタキオン と ヴェロックス しかも、両方とも4連勝、無敗の圧倒的人気馬の戴冠が合致する。天皇賞・春は共に 5枠の馬が2着 メイショウドトウ と グローリーヴェイズ である。

 そして続く NHKマイルC 01年当時は6回目だが、史上に残る印象的な勝ち馬の登場 クロフネ 今年は アドマイヤマーズ で、この2レースは 枠連 2-7 と 8-8 で無論ゼッケン合致も無く、高松宮記念 に続き、不一致の例。さらに続くシーズンのGⅠ ヴィクトリアマイル だが、2001年当時は創設前。実施無しで比較仕様が無し。

 続くのが 今週 オークス 来週 ダービー さらに 安田記念 であり、締めの 宝塚記念 は、この21世紀最初の年は オペラオー ドトウ の定番ワンツーながら、初めて メイショウドトウ が一矢を報いた一番だった。

 無論、2001年 オークス ダービー 結果は直ぐ解かることで、記憶されている方々も多い筈だ。頂点レース ダービー は ジャングルポケット の優勝。


 果たして、今季。あと残る4つのGⅠ。もっとも楽しみなレースも間近に控える訳だが、まずは今週 第80回 オークス 果たして、この2001年 レディパステル のレースと関わりがあるのか?

 わたくしはこれまでの経過を踏まえ、上記 2001年 = 2019年 この21世紀最初と令和最初。時代の区切り同士が何処まで意図的に合致させられているのか。わたくしはここまでのGⅠ上記の一致不一致を見据え、1つのある合理的仮説に到達した。全部が全部、同じGⅠ同士で合致させると云うようなシンプル過ぎることは演出者側はやらない。だが、子供でも分かる合致とは別に、思慮深い大人ならば、ある種の意図的な作為で、この2つの年の合致がもっと周到で、さらに作為的なものが含まれていることを察知できるのではないか。

 問題は発射位置合致のGⅠ7レース中、5レースに対し、不一致に見える2レースのGⅠだが、わたくしはこの不一致を凝視する内、ある事柄に気付いたのである。皆様も同じ見方をなさる方は多いと思う。

 これが今夕、わたくしが見据えている事柄で、既に出馬表発表直後、申し上げた通り、また 週中情報 で出馬表確定前お伝えした通り今回の 第80回 オークス 中心は 〇枠 だと見る。問題はこれ以外の有力どころ。相手。もしかしたらそちらの方が先頭ゴールする1頭を含む枠である。

 わたくしは、このオークスと云う固有のレースへ向けた 過去22年で21回 の連動レース2レース 過去18年で17回の連動レース の3つを初め、各連動を掲げており、やはり非常に惹かれるのが 〇枠 なのである。


 最大のテーマは 平成の新天皇 登場の折、オークスは ライトカラー = るい色 の勝利で、これを繰り返し 仁天皇 この方の明るい色と云う馬名で選び出され、託されたものと主張申し上げているが、これは今も同じ。

 最大のテーマは 今年の改元新元号 令和 の刻印、歴史化とは何なのか、であると考えている。

 無論、この1つの出馬表を多面の角度から眺め、検討を続ける。
  
 
  御登録は 

    sir_delacroix@yahoo.co.jp   まで

 『詳細希望』 または 『登録希望』 の件名明記にて、空メールを下さいます様。

 今年に対し、2001年とは何なのか? クライマックスでは露骨な合致が出現するのだろうか?

 わたくしは既に自分の持論、考えを形作っているので、手掛かりとしてここまで申し上げた。この先は、御登録各位様宛、週末情報でお伝え申し上げる。新帝は 徳仁(なるひと)帝 である。


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