覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

セントウル無風的中にとどまる

2016年09月11日 16時59分30秒 | Weblog

 思った以上に、静かな日曜日となった。  わたくしのこころも 静か である。

 それは日に大荒れはあったが、2つのメイン重賞。


 土曜昨日時点で、わたくしは先ず 第30回 セントウルステークス これは、どう考えてみても、


     高松ペア (橋礼華、友美佐紀) リオ五輪 逆転のメダル   =  高松宮記念馬  


 こう捉えるのが自然で、これが揺らぐと思えない、とお伝えした昨日朝。

 が、土曜レース経過も踏まえ、今日日曜メインもまたすんなり、無風とは思い難い以上、当日出馬表も踏まえ、断然本命視されると浮上したのが


     7枠10番 ネロ       


 寧ろ、こちらの方が不動だと考えるに至る。今日情報で申し上げた通り、このまま 枠連 1-7 ネロ と ビッグアーサー で無風レースと見るのは真っ当だが、逆らいたい。が結局は、ビッグアーサー 切れず、の結論。

 結局、昨日土曜両メインに続き、無風レースだった。的中、頂戴したが、これでは満足には程遠い。


 これ以上に、わたくしは、京成杯オータムハンデ では、あるゾロ目を狙う積りだったが、このセントウルを見て、枠連 7-7 などは到底見込めない、ことをしかと感じた。

 何故ならば、わたくしが香りを看取した 7-7 実にセントウルこそが

     1着 1枠 1番 ビッグアーサー          1番人気
     2着 7枠10番 ネロ                 2番人気
     3着 7枠11番 ラヴァーズポイント        9番人気 

 
 ワイドで 1980円 この 7枠のゾロ目崩れのレースとなったからだ。


 申し上げた通り、この 7枠11番 ラヴァーズポイント = 恋人  → 松友美佐紀みさき) この高松ペアの片割れ、これを指すことはも申し上げ済み。この7枠自体が 


     7枠10番 ネロ       
     7枠11番 ラヴァーズポイント       高橋康之厩舎  恋人岬(みさき)の馬  


 これで 高橋&みさき のペア枠だったのである。



 そして、中山メイン 第61回 京成杯オータムハンデ わたくしは 

     2枠 3番 カフェブリリアント       6番人気    2着  

 これを御指摘申し上げ、2頭挙げる相手の1頭に評価したが、

      1番人気  5枠10番 ロードクエスト   切捨て! 

 この判断をお伝えし、敗れ去った。


 このレースには 過去16年連続の連動レース があり、これから ゼッケン3番 カフェブリリアント これが浮上したが、わたくしはこれが 小池百合子都知事 の今週の颯爽、躍動する動きを指す1頭だとわきまえつつ、本命視には至らず、世評通りの 1番人気 ロードクエスト 切捨て これでは及ぶべくも無し。


 何故、ロードクエスト だったのか!?

 終わって30分程度経過した今、わたくしははっきりと、感知していたある事実、手掛かりが正解へ至る正しく道筋(=ロード)を提示していたことに、愕然とする。


 終わって直ぐ、自分が捕捉していた事項、キャッチペーパーの中に正解メモがあった、隠れていた、いや読み当てられなかった。この折の後悔は深い。


 解釈が寧ろ逆だった、今日へ向けた、この夏の出来事、ニュース(事実)とは、御登録の皆様方にはお伝えした


     8月17日   映画監督 アーサー ・ ヒラー     死去  


 これだった。最近作もあるだろうが、何分92歳での御逝去。この夏の訃報に注目する意思は、


      『優駿』9月号 巻末編集後記 


 ここに明記されており、大橋巨泉、武邦彦さんら・・・。


 この アーサー の代表作こそ


     映画 『ある愛の詩』    オリヴァ―とジェニファーの若いカップルの悲恋ストーリー 
                       原作がベストセラー  主題曲が著名


     映画 『ラ・マンチャの男』  ドン・キホーテ物語をミュージカル化 (松本幸四郎のライフワーク)
                       この世の矛盾を正そうと理想だけは燃やし実は頭のおかしな騎士の遍歴 


 実は、この訃報は ビッグアーサー には好都合で、逆に高松ペアの五輪金獲得に加え、上乗せ鉄板材料だったと捉えるべきだったのだろう。同じ1枠に今日、ジュリエット馬 も居り、やはり、悲恋のアーサー = ある愛の詩 この著名監督の訃報で、最終脚本決定されたものらしい。


 そして、わたくしは切ったが、実にこのアーサー・ヒラーのもう一つの代表作、ピーター・オトゥールソフィア・ローレンと云う豪華版で製作された、ドン・キホーテに扮する、スペインの片田舎の老いた郷士の物語。

 このミュージカルで最大の聴き処、小泉純ちゃんが確か1200回目の幸四郎のこの舞台を観に行った折、フィナーレ後、客席からも乞われ、幸四郎にもう一度歌って欲しい、とアンコールした名曲が


    「見果てぬ夢」    THE IMPOSSIBLE DREAM    ~ 『ラ・マンチャの男』


 この歌、歌詞の中身の錆部分はじめは

    ディスイズ マイクエスト(=遍歴の旅) ~   トゥフォロー ザスター ~ 

    ノウマター ハウホプレス ノウマター ハウファー ~


   (大雑把 訳)

   これが 我が遍歴の旅  星に従い(追い)  どれほど望み薄だとしても また どれだけ遙か遠くとも 



 今日の 京成杯オータムハンデ 勝ち馬は 


    ロードクエスト   ROAD QUEST   =  探究の道のり、遍歴の旅 


 この歌は、わたくしも歌えるし、幾度聴いても、涙もにじみそうになる傑作である。さる誕生日の席では、プロに歌ってもらったこともある。わたくしの年男の誕生日。アーサー・ヒラー版を最初に見たのは、池袋の文芸座だった。
 

 アーサーの訃報  これが誰であるか、どのアーサーか!!   

 今日はこれが正解だったと考えられる。


 連動はそれぞれ 17年連続 また もう1つは 10年連続 17年で16回 にそれぞれ延びた。


 『ラ・マンチャの男』にまで、アーサーで到達しながら、自分の個人的趣味はまた馬券とは別の話として、これを主観的と見て容れなかった。己の愚かに尽きる。

 苦い以上、今宵も酒は飲まない。ロンシャンの マカヒキ と 来週 を見据える。


 今日は、夏の訃報を踏まえた    アーサー&クエスト の日 


 上記、解釈で間違っていないと思うが。

 これを事前に読み切れなければ、わたくしの仕事にならない。


 正しく、道のりは 見果てぬ夢 ・・・・  が、来週は到達するつもりの、わたくしとて独りのドン・キホーテ

 馬ネタの物語として、改めて この1頭 を捉え直し、なかなかの馬だと認める。

 途中に見つかる 6番7番 強調 これ結局、桜花賞馬を前提にした、ドンキの訴えだったのだね。
 安売りに行こうか。


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