覇王の馬券密議

中央競馬の壮大な演出劇の真実・・・ターフ裏の怪人が饒舌に説き聴かせる回顧と予想

何故、土曜見解を覆したか

2015年10月25日 17時27分12秒 | Weblog
 
 そもそも、この週中水曜情報。出馬表前に申し上げるとのお約束を履行し、週中お伝えした菊花賞の基本
 
   3枠 または 6枠の  発射 
 
 これだった。GⅠシステム(結局は春と同じで問題はその運用、基点は正鵠を得ていた)及び GⅠ特異日 及び最も濃い連動レースから、どちらかと見て、水曜時点ではわたくしは3枠を上位と見ていた。
 
 木曜午後出馬表が出て、直ぐ3枠薄目。これを一目読んで申し上げた根拠は、当然
 
   ミッキークイーン   先週秋華賞 優勝  浜中騎手  池江厩舎 
 
 これと同じコンビ
 
   ベルーフ       3枠5番 配置   浜中騎手  池江厩舎
 
 これだったからである。原則、先週の栄光のコンビが当初疑いをかけた3枠配置。基本は消しで、一転、わたくしは 6枠11番 リアルスティール これに惹かれた。土曜情報で詳述した。
 
 そもそも、皆様がお忘れになっているだろうが、わたくしは絶対秋に反映を見ると待ち構えていた、次の稀有な勝利レース。
 
 
   今年 8月8日 札幌11R 札幌日経オープン
 
   1着 4枠 4番 ペルーサ        ルメール 
   2着 8枠11番 タマモベストプレイ   津村
       (11頭)
 
 実に、2010年5月の青葉賞以来、5年ぶりの勝利。どう考えてもおかしい。必ず大きな予告と踏んだ。結果、それが今日で 菊花賞 4番11番 だった。
 
 
 発売直後、『優駿』11月号巻末編集後記。何時も真っ先に読む部分だが、ここで、
 
   武豊 300勝達成  これを王貞治ホームラン記録などと無益に比較 
 
 この比較論が筆者も自任しつつ、無意味だった。これで2つが浮かんだ。誰もが思い当るのが
 
    ルメール    5月20日生まれ   リアファルで1番人気
    王 貞治    5月20日生まれ   世界のホームラン王 
 
 わたくしは昨日情報で、こちらの方が囮で、真実は
 
    王 貞治  
 
    1959年 4月11日 巨人の7番、1塁手でデビュー
    1980年 11月4日 現役引退 
 
 
 この日付の偶然とも云える一致。4・11でも11・4でも 4番11番 これでは、と強く疑いを申し上げた。さらに、この11月号巻末編集後記。ここで不自然な一語が、300勝の武豊の営々たる偉業を スペクタクル と呼んでいたことだった。300勝は一瞬芸では無く、また迫真のワンシーンでもない。寧ろ対極である。そこで思い当たったのが
 
   スペクタクル   かつての現役馬   福永甲 厩舎  06~07年
 
 これは、福永洋一の兄。即ち、リアルスティール の福永祐一の叔父さんの馬である。
 
 そして、今日当日の ベストターンドアウト賞審査員 元調教師・領家政蔵
 この先生の生涯GⅠ2勝は
 
  2008年 朝日杯  優勝 セイウンワンダー   枠連 2-6 
  1995年 桜花賞  優勝 ワンダーパヒューム  枠連 8-8 
 
 この領家先生の、セイウンワンダーのレースが、11月号の大々的な特集 武豊JRA300勝の偉業 回顧。表紙まで堂々と豊のアップ。そしてこの豊の300勝目 先日のシリウスステークス 枠連 2-6 とも合致した。さらに、出馬表で
 
 
   6枠11番 リアルスティール     福永 
   6枠12番 ワンダーアツレッタ    馬主・山本信行さん
 
 
 領家先生を出し、ワンダー馬でGⅠ2勝。そしてワンダーパヒュームと同じ、ゲスト山本耕史と同じ馬主・山本さんのワンダー馬と同居。この6枠が非常によく見える。
 
 前の週の 府中牝馬ステークス
 
   6枠11番 パワースポット    沢隆徳厩舎
   6枠12番 スイートサルサ    川正達厩舎 
 
 この前週の 6枠の菊の厩舎の同居。いちいち全部正しく。そのままだった。
 
 
 問題は、
 
   土曜 富士ステークス   枠連 2-6 
 
 この出現で、セイウンワンダーの朝日杯と枠連、馬連も同じ。これで打ち止めと思念を翻し、逆に日曜は ワンダーパヒューム の8-8 この8枠中心レースと考え違いをしたことに尽きる。
 
 
 そもそも、10月競馬もほぼ終わりなので申し上げる。
 
 10月号『優駿』巻末編集後記。ここに、決定的なキーワードを向こうが放った。
 
    光陰の如し   
 
 10月号なので、9月末の提示。目前が27日の神戸新聞杯だった。これの読みが正しかった。競馬界で 矢 → アローエクスプレス この1970年のクラシックの主役の1頭。これの暗示だと見た。何故ならば、
 
   アローエクスプレス  スプリングS2着 → 皐月賞2着 
 
 これが今年の
 
   リアルスティール   スプリングS2着 → 皐月賞2着  作厩舎
 
 
 これと合致した。そして神戸新聞杯で、同質のこの1頭が登場する以上、アローが菊花賞前、もう45年前だが前哨戦で登場した京都杯(現在の京都新聞杯)。ここに出走し2着だったレースとの合致から、
 
   神戸新聞杯  6番 リアファル      1着
          5番 リアルスティール   2着 
 
 これを本線で頂戴した。この連続ドラマで、この1970年の菊花賞と今年の今日の菊花賞。何かが重なる筈。
 
 
 この70年は、わたくしとて観てはいない歴史の世界だが、春先から アローエクスプレス VS タニノムーティエ 激突が叫ばれ、結果、ムーティエの春2冠。アローは、ダービーも菊花賞も1番人気ながら、結局は無冠。そして、その菊花賞は優勝が 6枠11番 ダテテンリュウ このダービー2着馬。2強は共に消え去った。
 
 これを踏まえるからこそ、今回も ダービー2着馬サトノラーゼン これも人気で出走。が、わたくしはトータルで 6枠11番 リアルスティール このダテテンリュウと合致位置。そして、今回際の京都のキャッチ・コピー。
 
   大輪は、一番最後に開花する。
 
 これから春惜敗の馬の発射と見ていた。これを前提に、幾度かローカル初めゲストで天龍源一郎をゲストに呼んでいる、と解釈した。そして自分でかくも苦々しいが、次の仕掛けも読み切っていた。
 
   1月号『優駿』付録10月カレンダー  ウオッカの天皇賞写真
 
 これがダイワスカーレットとの歴史的名勝負であり、11月号の付録写真集がスカーレットであった以上、必ず、このウオッカとスカーレットの2008年天皇賞・秋がサインと見て、次の仕掛けだと皆様方に申し上げた。逆番である。
 
 
   2008年 天皇賞・秋 
 
   1着 7枠14番 ウオッカ   
   2着 4枠 7番 ダイワスカーレット    
       (17頭
 
 この 1・2着 の 7番14番 これを今日の菊花賞出馬表で、逆番で見る。即ち、最内 1番 ミコラソン を17番目として順に数えると
 
   最内から 14番目  =  4番 キタサンブラック 
   最内から  7番目  = 11番 リアルスティール  
 
 これに当たり、要するに10月のカレンダー写真レースを逆番適応した、今日の菊花賞正解が、土曜時点で読めており、これで自信満々で行こうと待ち構えていた、風邪気味の土曜夕方。
 
 去年の菊花賞に続き、日曜ごそりと買おうと思っていた、枠連 2-6 これが土曜富士ステークスで出現してしまい、仰天、驚き、当然 2-6 への確信を捨て、考え直しに至った。
 
 
 この土曜菊花賞情報末尾で、わたくしは 枠連 2-6 4番11番 だと思うが、これが囮なら、枠連 3-8 武豊最初のGⅠ 1988年 菊花賞 この再現だと締め括り、そのまま、土曜は 2-6 と見た菊花賞。見解を改訂し 枠連 3-8 での大勝負となってしまった。
 
 
 わたくしも今日はかなりやられている。悔しさが満ち満ち、体調が逆に快方に向いている程。
 
 
 が、こうして、回顧を巡らせておくことが、システムで対処するGⅠシリーズで肝要であり、来週の秋の盾 天皇賞 以降に繋がる。でかい馬券は必ず、読み切って獲れる。この機会があると確信するものである。2つの基本、GⅠシステム GⅠ特異日 これらはそのまま正しい。そして今回最も重要な連動と申した 3枠または6枠 これも貫かれた。
 
 
 正しく二者択一の観のあるレースだったが、11月号を向こうが武豊で押してくる以上、豊300勝のレース結果。
 
 
   10月3日 シリウスステークス 
 
   1着 2枠 2番 アウォーディー    武豊  通算300重賞
   2着 6枠 8番 ダノンリバティ    戸崎
   ・
   ・
   ・
  12着 8枠12番 キクノソル      ルメール 
       (12頭立て)
 
 
 このレース結果が菊へのサインの筈で、上位2頭そのままの 枠連 2-6 なのか、敢えて、最下位に置かれた 8枠のの馬 ルメール これが今日のリアファルへ向けた、正解か囮か、土曜時点では囮と読んだが、最終の今日の見解では本命視してしまう愚。事実囮だった。
 
 このブログにも敢えて暗示的に映像を掲げ、御登録各位様には申し上げた、この300勝メモリアルのシリウスステークスでの、武豊の表彰式写真。何故、花束で笑顔の豊の向こうに、
 
   300WINS の看板  模様は ディープインパクトの菊花賞 
 
 この看板に必然性があるかどうか、問い掛けた上、わたくしはこのディープ菊花賞の次の部分が正解提示では?と疑い、そのまま申し上げた。
 
 
   2005年 菊花賞 
 
   1着 4枠 7番 ディープインパクト    武豊  無敗3冠達成
   2着 3枠 6番 アドマイヤジャパン    横山
   3着 2枠 4番 ローゼンクロイツ     安藤勝
   4着 6枠11番 シックスセンス      四位
 
 
 実はこの 3・4着 2枠4番 6枠11番 こそ正解と読み、その通りだった。
 
   05年 菊花賞 6枠11番 シックスセンス   皐月賞2着馬
   今日  菊花賞 6枠11番 リアルスティール  皐月賞2着馬 
 
 これまた一致したからだ。
 
 全部、わたくしの前見解転覆の責任である。
 
 が、結局はこの微妙な事柄の取り違いなのだ。
 
 
 悔しさは募るが、負けて、学びを深めた菊花賞週だった。来週もある。
 
 
 本当に幼少の頃だが、さぶちゃんの歌謡ショーを生で見たことがある。重賞300勝以上に、営々たる馬主人生。大輪だった。わたくしは自分が外れても、勝利の祝いで、勝者を祝福する主義なので、おめでとうございます、と祝意を申し上げたい。
 
 祭りの淀の大舞台となったことだろう。
 
 あのコンビの結末。これから近い内、必ず在る。ペルーサ復活の 4番11番 逃した我が身の愚かさは、今日十分に嘲笑う。
 
 
 武豊300勝 は、菊花賞予告レースだった。天皇賞・秋予告レースもまた、既に終わっている筈である。キャッチする、感知できるかどうか。戦いは続く。わたくしは今週、かなり体調を崩したが、負け逃げることはしない。
 
 
 皆さん。後ろの看板ですよ。これで単純に 4枠7番 スティーグリッツ これを見る者を、阿保やなぁ!と告げるいきなりの出遅れ。
 
 
 本当に、5月20日が囮で 4月11日11月4日が正解だった、正しく王さん高校野球百年の今年、メモリアル始球式に登場した、スーパースターのレースだった。
 
 
 
 

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菊花賞 結末!

2015年10月25日 15時56分53秒 | Weblog

 何と云うことか! 
 
 昨日自信を以って申し上げた2頭での決着となった! 
 
   2枠 4番 キタサンブラック 
   6枠11番 リアルスティール   
 
 
 言葉無し!  
 
 出馬表の時点からの読みで 枠連 2-6 4番11番 と決断、大勝負すると豪語したが、昨日熱にうかされ訂正。
 
 唖然。 
 
 昨日のメールタイトル。変更無しと申したが、
 
 
     武豊 語る ! 
 
 
 これで シリウスステークス JRA重賞300勝レース この再現だと申し上げたが、昨日の 富士ステークス 2-6 で改訂してしまった。
 
 ゾロ目サインとは、この土日重賞同一の 2-6 連続成就かよ。
 
 ゲスト・山本耕史さん → 6枠12番 ワンダーアツレッタ 馬主・山本信行さん。このオーナーのワンダーパヒュームの、領家先生が今日の
 
   ベストターンドアウト賞   審査員 
 
 これだったので、昨日は自信満々だった。
 
 が、訂正した時点で負け。結局システムの告げる1頭とは 北村宏司 このまんまだった。
 
 
 これから昨日自分で皆様方に申し上げたことの正しさを、いちいち感心しつつ、読み返さなければならない。
 
 
 

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