スタートと同時にフロントローのヤマハ・ファビオが出遅れる。代わって予選2列目スタートのKTM・ビニャーレスがイン側から、同じく
2列目スタートのVR46・モルビデリがアウト側から上位へ。
2コーナーで弟マルケスが兄マルケスに追突。転倒は免れるも弟は左フロントウィング、兄はリア右ウィングを損傷。
その隙にモルビデリが先頭へ。序盤、モルビデリは後ろと1秒以上も離し中盤まで独走態勢へ。但し、タイヤのマネージメントが
上手く行ってないのか無理をしたせいで中盤から後退。代わって中盤からはビニャーレスが先頭へ。終盤に掛け良い走りを
見せるも、6コーナーでの1ミスで#93兄マルケスに先頭を譲ってしまう。予選11番手スタートのバニャイアは序盤から良い走りで
同じ師匠(ロッシ)の弟子モルビデリと際どいバトルで先頭グループを死守する。何故、スプリントレースでこの走りが出来なかったのか
不思議ではある。
そんな折、最後尾グループを走行中のマルティンがゼブラにのりフロントからスリップダウン転倒。
ただのスリップダウンかと思いきや、この転倒で肋骨弓6ケ所の骨折とオマケに肺気胸まで負ってしまい病院送り。
今時、レーシングスーツにはエアーバックが内蔵され、合わせてチェストプロテクターも入れていた筈。何故、ここまでの四肢以外の
所に怪我を負うのか少し疑問に思う・・・。
レースの方はそのまま、#93、ビニャーレス、バニャイアの順でチェッカーを受け表彰式も行われるも?・・・。
2位のビニャーレスのタイヤ内圧違反が発覚し16秒ペナルティを科せられ14位まで着順を落とされる羽目に。
本人はさほど落ち込んでも無く、この日のKTM機の速さに満足のよう。
代わって最終リザルトは#93、バニャイア、モルビデリの順。モルビデリは終盤、ホンダ・ザルコとの4位争いに勝ったお陰の3位。
そして、前戦の兄マルケスの転倒により棚ぼた優勝した次は、ビニャーレスの降格による又もやの棚ぼた2位と、ある意味
ツイているポイント争い。
そして、オグラについてはフロントのタイヤが終盤終わってしまい、何とかポイント圏内の15位という結果に終わり、ポイントランキング
6位からザルコとベッチェッキ、それにファビオに抜かれ9位に落ちてしまう。
では決勝結果・・・
尚、次戦スペインGPは4月25日(金)~開催予定です。
マルテインの参戦については気胸はともかく、肋骨弓の6ケ所骨折ということで今のところ?だと思います。
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