抜け道

時にして「抜け道」は重要でして。

渋滞に遭遇したり、ある難題に直面したりした時「抜け道」さえあれば
何とか回避も出来るというもので。

来ましたねっ。久しく遭遇に直面などしていないような・・・。
日本列島が丁度「通り道」になって、ほぼ串刺し状態でしょうか。

そんな中、現場の棟上が今日という男気溢れるチャレンジャ-な現場へ。



現場監督と早速、台風対策についてのすったもんだの打ち合わせ。

土花吉（設計者）としては屋根の垂木まででストップ。台風が過ぎ去ってから
屋根野地（下地板）を張るべきと主張。（一般常識は有る方ですから）
しかし、現場サイドとしてはクレーンも人手もある今日の内に張り上げてしまいたいと。

でもねぃ。スカスカの未だ耐力壁も付いてない状態で屋根を蓋してしまうと屋根だけ
飛んじゃう可能性が有りますからねぃ・・・。（そんな現場、見てきてますので）

ってな雨ん中でのすったもんだの末、軒先の数枚だけ張り上げて他は張らずに
風の「抜け道」を設けることの妥協案で決着。

何事も「抜け道」はとって置くべきですねっ。

でも、土花吉が現場から離れた後「抜け駆け」で張り上げてしまうのだけはご勘弁を。


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