祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

古賀茂明さん

2011-12-02 21:41:41 | 社会・経済・政治
古賀茂明
公園

2011年12月2日。
 最近、テレビのニュースを見ていると「古賀茂明」さんが、よく出ていますね。経産省の元官僚で、9月に退職して官僚内部に詳しく、問題点をポイント的確に指摘していますね。気になったので、インターネットで調べると「改革派官僚」と出ていました。官僚の中でも、まともな人がいるんですね。・・・

古賀茂明さんは、福田康夫政権から鳩山由紀夫政権初期にかけて、国家公務員制度改革に携わり、「事務次官廃止」「天下り規制の強化」「年功序列人事の廃止」など急進的な政策を提議し続けたとのことです。これに対し、財務省を中心とする霞ヶ関から批判が噴出。財務省の要求に抗しきれず、民主党政権は古賀氏を2009年12月に経済産業省官房付という閑職に飛ばした。
この人事を受けても古賀氏は改革への提言を止めなかった。マニフェストにうたった公務員制度改革を一向に実現しない民主党政権を厳しく批判する一方で、福島第一原発事故を受けて、電力会社と経産省との間の癒着構造などを断罪したようです。
凄いですね。・・・・・

私は今年の6月から時間が出来たため、いろいろなニュースを見ることができるようになった。そのため、政治の世界・官僚の世界のデタラメが嫌というほど分かりつつある。何らかの方法で、今の日本を改革しないとと考えているとき「大阪の市長選挙」があり、テレビでは「古賀茂明さん」が現れた。・・・・これは、改革するチャンスだ!!

大きく見ると、難問に敢然と立ち向かう「ロマンがあり、問題意識のある政治家」がいて、その政治家に「良い提案ができる官僚(スタッフ)」がいればよいわけである。そして問題はそのような「まともな政治家を選挙で後押しする国民」の組織があれば良いわけだ。我々は、その選挙で、まともな政治家を推薦できる組織を作れれば良いわけだ。

大切なことは、「政治家」でも「官僚」でも「選挙を後押しする組織」でも、そのトップに立つ人間に、権力を集中しないことだろう。世界の歴史を見ても、初めは国あるいは国民のために改革を始めても、権力が集中するとほとんどの人間は、保守的になり、利権を追うようになる。そして組織の陳腐化が始めり、崩壊の道を歩み始める。これを発生させない仕組みつくりがポイントであろう。

政治については、どの政党も支持しない。どこを見てもまともな政党は無い。しかし、あの自民党でさえ、一部にはまともな人がいる。利権に絡まない人で、必要な資料を自分で集め、きちんと分析し、国の将来を見つめたディスカッションができることが、必要・絶対条件である。意見の違いがあってもよい。まともな政治家が集まって、意見のやり取りをし、将来を決めるなら、それが白であろうが黒であろうが、任せるしかないだろう・・・くだらない足の引っ張り合いは、もうごめんだ・・・・

官僚も、常に勉強をし、世界を含めた物の見方ができる人材を集結させる必要がある。日本で最高の人材育成機関も今は機能を果たしていない。もう、仕組み・制度が陳腐化しすぎており、人事院は正しく機能を果たしていない。デタラメそのものだ。世界を相手に、日本を強くできる長期の提案ができる官僚を必要としてる。古賀氏みたいな人材は多くいるだろうと思う。まともに仕事ができない環境とくだらない政治家がいるため、閑職に追いやられ、能力のないずるっこい官僚がのさばることを止めねばならない。これも、評価制度や人事制度を変えることで、可能である。

そして、一番要なのは国民の投票権である。多くの国民は、誰がまともな政治家なのかは分からない。多くのビジネスマンは、新聞の大見出しは目を通してもその中身を詳しく調べる時間の余裕は無い。また国会中継をずっと見ていて、誰がまともに意見を言ってるかは、知る由もない。多くの人たちが、政治に興味を示さないのは、出てくる結果がデタラメとは思うものの、それを追及する時間は全くないためである。それ故、あまりにもバカバカしくて選挙にもいかなくなる。そこで、我々みたいに時間の余裕がある人間が、団塊の世代として今後大量に出てくる。その人たちが、政治家の評価情報を収集し、広く流せば良いと思う。今の時代は、インターネットでの情報は、多くの人たちの結びつきを可能にしている。これを使うことによる力は、バカにできないだろう。各地区から、政党の後押しなしで立候補し、確実に議員になれるのであれば、きっと間違いのない仕事をするだろう。
これも、正しく情報を流すものの、組織として票のとりまとめはしない事だ。これをすると、また、利権が生じ今と同じレベルのにダウンしてしまう。かなり多くの人たちが不満を爆発させようとしている。この意識を、必要なところに集中させる情報を流させればいいわけである。


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