祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ 平成26年5月11日~

2014-05-29 00:11:02 | 日記
維新分党
5月29日。
やっと日本維新の会から石原慎太郎が分党します。もともと橋下市長と石原ではロマンの持ち方が違うので、うまく行くはずがありません。これで江田氏の結いの党と合流できるので、本来の維新の会らしくなりますね。自民党にきちんと立ち向かえる野党が結集できればいいですね。いくら官僚の手の平で踊っていると言っても、いまの自民党はちょっと酷すぎますからね。

納税しないトヨタ
5月28日。
Jcastニュースにトヨタが5年間も法人税を払っていなかったという記事があります。驚きですね・・・・・いろいろな節税の手口を使っての事でしょうけれど、世界のトヨタが全く支払わなくても良いシステムってどういう事でしょう。しかも、税金からエコカー減税などで交付金が支払われているし、以前にも法人税を下げていたりしているのに・・・・・・まさに、大企業が儲かって、一般国民が苦しい思いをする仕組みなんですね・・・・・

母校
5月27日。
フェイスブックに母校の記事がありました。そこからホームページに入ってみていると、いろいろな方たちが活動をされているのかが分かります。わずか3年間しかいない母校をいつまでも懐かしく思えるものなんなのでしょう・・・・・やはり一番多感な時期で、いろいろな友達と過ごした新鮮さが心に刻まれているからでしょうね。
北海道に戻って3年が経ちましたが、旭川での同窓会からのお誘いは一度きりですね。今度はいつするのか聞いて見なくちゃなりませんね。規模的には東京での同窓会が一番大きいかな。それだけ地元より東京に住んでいる人が増えているという事なんですね。数多くの同窓生の中には、大きな企業の社長をされた方もいますが、一番立派だなと思えるのは、個人で起業しそれを持続させている人たちですね。規模の大小は問いませんが、時代の流れを見て自分の立つ位置を決めている・・・・誰も教えてもくれないし、教科書も無い中をひとりで歩き続けている人たちに拍手ですね・・・・・「自分で歩き続ける」そんな風土を持った母校でしたね。また、旭川に行ってみたくなりました・・・

雪中梅
雪中梅

5月26日。
先日、東京から友達が札幌に来ています。時間の都合で会うことができなかったのですが、お土産を置いていってくれました。新潟のお酒「雪中梅」です。私も好きなお酒の一つですが、今回は珍しい種類がありました。「雪中梅の純米酒」です・・・・。初めて見ました。私も新潟に住んでいた時期があり、いろいろなお酒を捜し歩きましたが雪中梅の純米酒は見たことがありません。当時見た珍しいお酒は、「500ミリリットルの越乃寒梅の大吟醸」や「亀の翁」です。越乃寒梅は地元だけあっていろいろな種類がありましたがあのサイズの大吟醸は一度だけでした。そして「亀の翁」を店頭に置いてあったのも初めて見ました。1升瓶が3万円を超えていたので見るだけ・・・・・

亀の翁を初めて飲んだのは、西荻窪にあった蕎麦屋です。おいしい蕎麦をだすところで時々行っていましたが、ある時「亀の翁」の文字を目にしてびっくり・・・・仕事中でしたがめったにお目にかかることがないため、板わさを肴に飲んだのが初めて。次に出会ったのが、福島の郡山市の居酒屋。泊まったホテルの近くで食事に立ち寄った居酒屋にありました。ちょっと変わった居酒屋で、壁に貼ってあるメニューにあったので頼もうとすると「一見さんには売らないよ」と断れました。更に別のお酒を頼もうとすると、「同じテーブルで別々の酒を頼まないでくれ」と酒の注文まで押し付けられました・・・・・・最後にご飯ものを頼もうとすると、「コメは無いよ」と断られ、主人はそのまま出かけていきました。すると奥さんが「今主人がいないので、ご飯ものは何がいいのか?」と聞いてきて提供してくれました・・・・・ちょっと驚きの居酒屋でしたね。
何にしても、重たいお酒をわざわざ持参してくれた友達に感謝ですね。

原発輸出の真実
5月25日。
フェイスブックに「原発輸出の真実」というのがあります。内容を見ていてビックリ・・・・・・安倍のボンボンが経済界の人間を連れて各国を廻り、原子力発電を売り込んでいることは知っていましたが、その詳しい内容は全く分かりませんでした。内容を聞くとビックリ・・・・・というか、自民党のデタラメ過ぎる行動に怒りを感じます。こんな政党はすぐにでも潰さねばなりませんね。

①ベトナムに原発を輸出すると、原発を稼働すれば発生する「核廃棄物」は「全て日本が引き取る義務」が生じる契約だそうです・・・・国内の原発でさえ、これ以上増やさないために再稼働を反対している最中に、他国で発生した核廃棄物を国内に持ち込まねばならない契約っていったいなんなんだ・・・・・・

②トルコとの原発輸出は、ロシアとの契約が目安になるようですが、その内容も驚きです。原発の運転管理や廃炉・核燃料の管理もロシアに任せています。更に、事故が起きた際も全てロシアが責任を持つ契約だそうです。日本も同じ形態になる可能性が高いでしょう。そうすると、使用済み核燃料を日本国内で引き受け、事故が起きた際も日本がその責務を受けるとすると、結論は国民の税金で賄われることになります。現状の福島原発事故でも、国税が膨大に投入・・・・・他国からの請求であれば、避難の仕方が違うので国内で発生している損害金より多くなるのは目に見えていますね。

原発メーカーの三菱・東芝・日立の原子炉は、法律によって「製造物責任法から除外」されています。従って事故が起きても一切責任を負わなくてもいいことになっています。こんなデタラメな法案を通したのは自民党ですね。しかも、現在に至っても責任者は出てこない。その結果、事故が起きると国民の税金が投入されないとならないことになるのです。アメリカなどは、その費用も計算に入れるので利益の出ない原発は、今はもう建設がされていないのです。
メーカーは、原発を売って儲けるけれど、事故が起きると責任は取らず損害金は国税・・・・・こんなリスクのない商売はたまらないでしょうね・・・・早く自民党をつぶさねば・・・・・

ETC
ETC

5月24日。
先日小樽に行った時に高速道路でETCを通過した際、料金表示に何かが書かれていました。良くは見ていなかったのですが「料金が変更」になるという感じの表示です。その時はあまり気にしていなかったのですが、近いうちに長距離を走るかもしれないので、確認のためにETCの料金を調べてみました。最初に出てきた画面はサッとみると、休日の料金が30%から50%に変更になるのだと思いました。「30%→50%」が瞬間的に目に入ります・・・・・3月までは50%OFFでしたので、なぜ4月から30%になって、次には50%に戻すのかなと不思議に思いよく見ると違いました・・・・・・・50%に上に小さな字で3月までと書いてあります。しかし、なんて錯覚を起こすような表示をするんでしょう。

実質的には50%OFFが終了し、30%Offに変更になっています。それに平日の通勤時間帯の50%Offも無くなりました。仕組みとしては登録しておいて、その道路を使用した回数によりポイントが翌月にもらえる仕組みです。あくまで最初は通常の料金を支払うことになります。その使用回数も5回以上使用ないとポイントがもらえません。我々みたいにたまにしか使わなければ、対象外です・・・・・・かといって毎日使う人も、100キロまでで打ち止めなので、これも制限がかかっていますね。なんだかんだと、Nexcoには料金収入が増加するようになっていますね。これも安倍のボンボンの国民から搾り取るための施策に一つでしょうね。国民が苦労して、役人が楽する時代を拡大するのでしょうか?

安倍首相の事務所
5月23日。
自民党に投票した人が、安倍首相の国会事務所に電話をし意見を伝えようとしたところ、余りににも電話の対応が悪いのでユーチューブに流れています。安倍のボンボンと同じで、国民を馬鹿にした対応です。相手の趣旨を理解しようとせず、言葉尻を捕まえてやり込める・・・・・
一部を抜粋します。

「移民政策に反対しています。私を含めて多くの自民党に投票した方が移民に反対です」と話したところ、「本当に多くの方が反対しているのですか?全国に自民党員が何人居るのか知っていますか?」と逆に質問を浴びせています。

「選挙の供託金300万円は高いと思うのですが」と質問をすると、電話対応の方が「みんなそれをやってるんですよ。そのためにお金貯めたことありますか?一所懸命頑張れば300万円なんて一年間で何とかなりますよ。コンビニのアルバイトとかで何とかしようと思えばね」と答えています。
安倍総理は国民全体の代表でも何でも無いです。選挙の時に代表に投票されるのですか?」はとんでもない言い回しですね。安倍のボンボンの姿勢がそのまま表れているのでしょうね・・・・・ひどいもんだ!

大飯原発 再稼働認めず
新聞

5月22日。
福井県大飯原発3・4号機の差し止め判決が福井地裁でなされた。
内容を見ると大変分かり易く、ごく当然のこととが基準となって判決されている。これに対して、政府は上級審で覆すことを画策してるようです。官房長官の管義偉は「安全性を客観的に判断をしてもらった上で再稼働することは、私は正しいと思う」と述べている。安倍首相の周辺は再稼働に向けてあの手この手を出してくるようです。

今回の判決で、素晴らしいと思えるのは法律が機能したことでしょう。原発が動かないと経済に影響があると嘘を並べたくり、強引に稼働に持って行こうとしていますが、判決は次のように述べています。

「原子力発電所は,電気の生産という社会的には重要な機能を営むものではあるが,原子力の利用は平和目的に限られているから(原子力基本法2条) .原子力発電所の稼動は法的には電気を生み出すための一手段たる経済活動の自由(憲法2 2 条1 項)に属するものであって, 憲法上は人格権の中核部分よりも劣位に置かれるべきものである
即ち、国民誰もが持っている人格権と原発を再稼働して得る経済活動は比較すべきでないと言っています。明らかに人格権が優先されるべきである言っているのです。

また、裁判所の責務として次の文言もあります。
「新しい技術が潜在的に有する危険性を許さないとすれば社会の発展はなくなるから, 新しい技術の有する危険性の性質やもたらす被害の大きさが明確でない場合には,その技術の実施の差止めの可否を裁判所において判断することは困難を極める。しかし,技術の危険性の性質やそのもたらす被害の大きさが判明している場合には,技術の実施に当たっては危険の性質と被害の大きさに応じた安全性が求められることになるから,この安全性が保持されているかの判断をすればよいだけであり,危険性を一定程度容認しないと社会の発展が妨げられるのではないかといった葛藤が生じることはない。原子力発電技術の危険性の本質及びそのもたらす被害の大きさは,福島原発事故を通じて十分に明らかになったといえる。本件訴訟においては,本件原発において, かような事態を招く具体的危険性が万がーでもあるのかが判断の対象とされるべきであり,福島原発事故の後において, この判断を避けることは裁判所に課された最も重要な責務を放棄するに等しいものと考えられる。」

上記の他に「緊急避難地域を250キロ」と想定することの判断は、チェルノブイリ事故や原子力委員会が避難勧告の検討をしていたことを踏まえ、過大であるとは言えないとしています。今回の大飯原発から250キロの圏内の住民は、直接的に人格権が侵害される危険性があると認められました。

その他、
①原発の特性として「止める、冷やす、閉じ込める」の3要素があって初めて安全性が保たれるとしています。
②地震大国の日本で基準地震動の700ガルを下回るとしていることも、根拠のない楽観的であるととしている。
 福島では1260ガルで壊れており、国内で記録された既往最大の震度は岩手宮城内陸地震における4022 ガルであるとしています。
③使用済み核燃料の危険性について指摘しています。原子力委員会委員長が想定した被害想定のうち,最も重大な被害を及ぼすと想定されたのは使用済み核燃料プールからの放射能汚染であるとしてます。

何にしても、まともな裁判官がいるのですね。

美味しんぼ
おいしんぼ

5月21日。
4月28日発売の「美味しんぼ」で福島の現状を描いたところ話題となり、政府のお偉いさん方も一斉に批判し始めました。しかし今回のスピリッツ25号で「美味しんぼ」は突然終了となります。陰でかなりの圧力があったのでしょうね・・・・・・真実が広がることを極端に恐れている人たちがいるんでしょう。政府・官僚・電力会社は、国民から膨大な税金・保険料や電力使用料名目で金をかき集め、その金を使って国民に圧力をかけてくる・・・・・金をばら撒き御用学者を自分たちに都合の良いように使い、金と権力でマスメディアを統制し、原発立地の行政にも莫大な交付金や寄付金・地域振興費などの名目でばら撒かれるお金は、全て国民からの税金・保険料・使用料でまかなわれている・・・・・・・これはおかしいですね。国民が自分のお金を、自分たちが苦しむために使われていることになります。

東電に5兆円の税金を投入しているが、それは返済してもらえると言ってます。その返済は東電や他の電力会社が支払う事になっていますが、そのもとは電気料金に上乗せして国民が支払う仕組み・・・・・
復興がなかなか進めないので、安倍のぼんぼんが「国が前面に出て責任のある取り組みをする」と言っていますが、その内容はしっかり税金を投入しますの意味です。決して、復興の進行具合を高めるという意味ではありません。最初の5兆円の他に、あと2~3兆円を追加融資するという事です。なんのことは無い、東電をつぶすと銀行も大変、投資家も大変、官僚の天下り先も無くなる・・・・それを避けるのが目的。とっとと破産処理していれば、国民は3.4兆円の損は免れたはずが、潰さない所か融資は増額し、福島地下水を止める凍土壁にも税金を470億円投入・・・・・・いつまでこんな自民党にさせておくのでしょう・・・・・・

憲法改正案2
5月19日。
昨日に続き自民党の憲法改正案の第1章を見てみましょう。

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第1章 天皇(現憲法)
第一条 天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。

次に自民党改正案を載せる
第1章 天皇(自民党改正案
第一条 天皇は、日本国の元首であり、日本国及び日本国民統合の象徴であって、その地位は、主権の存する日本国民の総意に基づく。

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以前に元首相の鳩山は「宇宙人」と呼ばれたが、安倍のボンボンはそれを遙かに超えていますね。もうほとんど「猿の惑星」レベル。一挙に明治時代へ逆行・・・・・
現憲法では主権を国民において、天皇は象徴であるとしていますが、自民党案は明治憲法(=帝国憲法)の「元首」に戻しています。

元首の発想は国家有機体説からであり、その意味は「国家をひとつの生物であるかのようにみなし、その国民は生物とみなした一部分を分担するものである」という考えです。その生命体の頭の部分が元首だという事です。すなわち頭(元首=天皇)が言ったことを、国民は言われた通りすればよいという事になります。更に、一部の国法学者によると「単に法的組織だけでなく、文化的多様性をもった歴史的存在としての論理的・精神的な生命体」としています。この考え方は「前文」にもあります。自民党改正案の前文に「日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち」と書き始め「天皇」に結び付けています。

「国民に主権があることを宣言する」と謳っている現憲法から見ると、完全に正反対の考え方です。これが、長年研究し続けてきた自民党の最新版なのです・・・・・・理解できないですね!というより、自民党とはこのような党であり、全ての言葉をオブラートで包んでいるが、その実態はとんでもない政党であるという事でしょうね。「前文」「第1章」でこのレベルですから、第11章までには信じられないことがたくさん出てくるのでしょう・・・・・・

憲法改正案1

5月18日。
安倍政権や自民党のおかしなことがたくさん目につくが、今、自民党が検討している憲法改正案(平成24年4月27日決定案)を見ると驚く・・・・・・何のことは無い、肩で風を切って歩いているチンピラ兄ちゃんと大差ないだろう・・・・

全てをまとめると時間がかかるので少しづつ書いていこう。まず、前文である。
前文(現行)
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に 除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

これに対して、
前文(自民党改正案)
日本国は、長い歴史と固有の文化を持ち、国民統合の象徴である天皇を戴く国家であって、国民主権の下、立法、行政及び司法の三権分立に基づいて統治される。
我が国は、先の大戦による荒廃や幾多の大災害を乗り越えて発展し、今や国際社会において重要な地位を占めており、平和主義の下、諸外国との友好関係を増進し、世界の平和と繁栄に貢献する。
日本国民は、国と郷土を誇りと気概を持って自ら守り、基本的人権を尊重するとともに、和を尊び、家族や社会全体が互いに助け合って国家を形成する。
我々は、自由と規律を重んじ、美しい国土と自然環境を守りつつ、教育や科学技術を振興し、活力ある経済活動を通じて国を成長させる。
日本国民は、良き伝統と我々の国家を末永く子孫に継承するため、ここに、この憲法を制定する。

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この前文の段階で、360度違う世界を表示しています。現憲法では1番に「主権は国民にあることを宣言する」といっています。即ち一番重要な事は、主権が国民にあることを強調しています。しかし自民党案は「国民統合の象徴である天皇を戴く国家」であることを優先的に述べています。これは意図的に国民主権より天皇を強調しています。ましてや、天皇に関しては現憲法では前文に一切出てきません。これは、次の第1章で出てきますが、天皇に権力を持たせる考えです。国民主権と短い言葉にして軽く扱い、三権分立で天皇をトップにおいた組織で、国民を統治することを考えているようです。(時代錯誤も甚だしい。明治時代に戻るようです。)

現憲法では「正当に選挙された国会における代表者」を削除しています。今現在が違憲状態で選挙をしていますので、現在の国会代表に施政をする権利はありません。それを誤魔化すために削除しています。もっと後には、衆議員の任期までも勝手に変えられる文言が付け加えらています。要は何をやっても俺の勝手だろう・・・・レベルの内容です。

更に「政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにする」という文言も削除。現状がそうですが、他国の感情を壊すことを政府関係者がしておいて、相手国がさも問題があるような雰囲気を作って戦闘準備に入ろうとしています。先日できたNSCのメンバーで、戦争の決定をするためにも、自民党にとってこの文言は削除しておかねばなりません
そして自民党案には「自ら守り・・・」「家族や社会がお互い助け合って・・・・」と入れています。正に戦争状態になった場合、「自ら兵隊になって戦え」「大変なことになっても、みんなで我慢せよ」と言っています。

国民の代表者がこれを行使し、「その福利は国民がこれを享受する」と現憲法では書かれていますが、これを削除し代わりに、自民党案では「活力ある経済活動を通じて国を成長させる」と入れています。現憲法において代表者は国民のために奉仕をしなさい。努力して得た結果は広く国民が享受するのだと書いていますが、それを自民党案では「国を成長させる」と置き換えています。即ち、代表者は利益の出る企業のみに優先的に活動し、国民の生活が苦しくなっても関知しないと言っている訳です。これを見ると、現状の流れがよく分かりますね。中小企業以下で働く国民が圧倒的に多い中、そこの企業は利益が出ないので無視しておいて、大企業のみが利益が出る仕組みを作っていますね。法人税はどんどん下がるが、国民の保険料や税金は上げる一方・・・尚且つ円安に強引に持ち込んで、輸出企業は大儲けしているが、国民の生活は物価が上がり実質的にはレベルダウン・・・・・・官僚・政治屋・大企業がつるんで利権にありつこうとしている訳です。

最後に「全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成」とある日本の平和や世界平和を願う文言を削除しています。自民党案には「平和主義」という似た臭い文言が入っていますが、その内容は全く違いますね。現憲法では、「全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有すること」の目標に向かう事を誓っていますが、自民党の平和主義は意味が全く違います。積極的平和主義と言葉をきれいに見せていますが、その意味はどんどんこちらから武力を持って規制して行こうという事です。紛争が起きそうであれば、それを感知して事前に武力で持って抑え込もうというのが、積極的平和主義ですね。要は、その結果武力衝突が起きても、相手にやられるよりは被害が少ないという考えですね・・・・・・

前文だけで、これほどの違いを変更しようとしています。この後、憲法11章の百項目以上を見ていくと気が遠くなりそうですね・・・・頑張ろう。

憲法解釈変更
集団的自衛権

5月17日。
安倍のボンボンが狂ったように突っ走っていますね・・・・・自分がかき集めた有識者から、憲法の解釈をかえて集団的自衛権の行使を限定的に容認することを提言されたため、基本的方向性を決めた・・・・・?????
このニュースを聞いていて全くおかしいと思うのは、自分の都合に合わせて集めた御用学者に、いくら検討させても出る結論は決まっている。更に、議題を限定した範囲に絞り込めば、おのずと出てくる結論は絞り込めれることである。結論は見えていて、体裁を繕っただけである。正に猿芝居・・・・・

安倍のボンボンが「国民の生命と安全を守るのが義務」と言っておきながら、武力戦闘をすることを容認しろと言っている矛盾が理解できない。戦闘をすれば死者が出るだろうに・・・・・それとも自衛隊員は日本国民として認めていなくて、死者には数えないつもりなのだろうか?・・・・今回パネルを準備して説明をしていた。このパネルは安倍のボンボンがギリギリまで修正をさせ、「これを見た国民は誰もが納得する」と自信を持ったものだそうである。それは、中央にわざわざ大きく描かせた「子供を抱いた母親」の部分だそうである。先日の韓国の船で多くの学生の犠牲者が出た時の親たちのように、この幼児を抱いた母親の絵を大きく描かせることによって日本国民も賛成してくれるだろうというセコイ腹積もりのようである。正にボンボンらしい国民を馬鹿にした小ずるさですね・・・・・

パネルでは、海外にいる日本人をアメリカ軍が救助して日本に移送する時に日本近海で攻撃された場合、現在の憲法では日本はアメリカ軍を助けるために攻撃が出来ない・・・・というものでした? その理由は、日本人が攻撃を受けなければ、自衛権として武力攻撃は出来ないとされているからと説明しています?
まさにおかしな論理ですね。日本人が乗っている船が攻撃されているので、それは日本人が攻撃されていると判断しても何ら不都合はない・・・・・それこそ、憲法解釈を変更して集団自衛権を実行するというより、日本人の乗っている船が攻撃されたのならば、それは日本人を攻撃していると判断するほうがまともではないでしょうか・・・・・

農林水産省
5月16日。
先日、トルティアチップスを買って裏面の表示に「コーン(遺伝子組換えでない)」と書いてあったため、どこのコーンを使っているかを知りたくて問い合わせをしました。問い合わせをした時は返事が出来なくて、担当者が後程連絡すると言って一旦電話が切れました。夕方、再度電話があった時は、担当者ではなく最初受付した女性でしたが、結果的にはどこで作られたコーンかは分からずじまい・・・・・調べて連絡をするという事でしたが、あれから4日が過ぎ今日連絡がありました。内容としては「①コーンの生産地域はテキサス州、②遺伝子組換えの証明書は提示できない」というものです。

証明書を提示出来ない理由を聞いたところ、「なかなか他社が取引が出来ないところで、証明書の提示を遠慮してほしい」と言われたと言います?・・・・話している内容が分からず、どこの会社が言っているのかを聞くと、それもあやふやで日本語が文章にならない? ・・・・・ しばらく、内容を聞き直していましたが意味不明の事ばかりを言い始め、終いには「輸入した時に、農林水産省関東農政局東京地域センター表示規格特別捜査官2名と農林水産省消費安全技術センター表示監視部表示指導課の2名が立ち会い、証明書を提示して確認しているので間違いありません」と話しています。これ以上聞いても時間の無駄なので、電話を切りました。そして、農林水産省関東農政局東京地域センター表示規格特別捜査官を探して電話をしてみたところ、その担当部署に行きあたりましたが内容が違います。輸入品ごとに立ち会っているのではなく、「表示されていることに疑義が発生した際に調査をする」ということでした。30分ほどいろいろと聞いていましたが、最終的は私からの訴えにより、その企業を調査することになりました。さあどうなるのでしょうね・・・・・今回の件で分かったことは、「遺伝子組み替えでない」と表示されていても本当であるかどうかは不明であるという事ですね・・・・・・安倍のボンボンを初め、世の中は嘘が多すぎ・・・・

アナと雪の女王
映画館

5月15日。
今日は朝から大慌て・・・・9時までに札幌駅のシネマシアターまで行かねばなりません。孫と「アナと雪の女王」を見に行くことになっています。孫のために英語バージョンを探すと、朝と夜9時頃がそれぞれ1本づつ放映しているだけです。夜遅くは出かけれないので、朝一番にしました。しかし、9時までにチケット売り場に着くためには、ちょうど通勤ラッシュと重なるので8時半までに駐車場に車を入れ、移動してJRタワーの7階まで行かねばなりません。そうすると自宅を7時45分くらいには出かけないと到着しないので、朝から大慌てでした。
9時にチケット売り場に着くと100人位並んでいます。しかし、上映の時間が決まっているので、9つの窓口があってスムースにチケット購入できました。孫と一緒にポップコーンとジンジャーエールを買って指定席へ・・・・・少しすると始まりました。いつも孫が歌を歌う時にネットで見ているので、部分部分は見たことがあるのですが、ストーリーとして全体を見たのは初めてです。孫は今回は2回目なのですが、それでも真剣に見ていました。映画を見ていてもエルサが歌うと自分も同じような振りをしてなりきっています。私も、アナがドア越しに「雪だるまを造ろう」を歌っている意味が、やっと分かりました。よく自宅でも、孫がドアを閉めて遊ぼうとします。今迄はその意味が分からなかったのですが、やっとそのこともオラフという名前であることも分かりました・・・・これで、もう少し遊び相手が出来るかも・・・・・・

美味しんぼ

5月14日。
先日来「美味しんぼ」の話題がいろいろ出ていますね。初めのうちは、福島の現実を漫画の世界でも書いてくれる人がいるんだ・・・くらいに見ていましたが、最近はちょっと違ってきましたね。それは政府関係者が公然と批判をしている異常な事態が起きているからです。具体的には双葉町長・福島県知事・石破幹事長・下村文科相・石原環境相などである。石破は「風評被害を払しょくしようとする中で、それに逆行することは自制すべき」と云い、下村・石原は「科学的、医学的な根拠はない。福島県民にとってひどい迷惑だ」と批判しています。

今の時代は、情報収集が誰にでも簡単にできるようになっており、テレビ・新聞の嘘媒体よりよほど真実が流れています。今回批判されている美味しんぼの原作者の雁屋哲氏も、2年間の現地取材をしたのち、その取材をもとに書いています。彼は次のよう話してます。

「私は自分が福島を2年かけて取材をして、しっかりとすくい取った真実をありのままに書くことがどうして批判されなければならないのか分からない。真実には目をつぶり、誰かさんたちに都合の良い嘘を書けというのだろうか。「福島は安全」「福島は大丈夫」「福島の復興は前進している」などと書けばみんな喜んだのかも知れない。今度の「美味しんぼ」の副題は「福島の真実」である。私は真実しか書けない。自己欺瞞は私の一番嫌う物である。きれい事、耳にあたりの良い言葉を読み、聞きたければ、他のメディアでいくらでも流されている。今の日本の社会は「自分たちに不都合な真実を嫌い」「心地の良い嘘を求める」空気に包まれている。「美味しんぼ」が気にいらなければ、そのような「心地の良い」話を読むことをおすすめする。」(雁屋哲氏ブログ)

政府関係者が事実を隠し、福島に住民を強制的に住まわせ安全であるという形式的な形を作ろうとしています。福島が完全に安全であるならば、政府関係者がこぞって美味しんぼを批判する必要は無いはずです。違うからこそ、必死になってもみ消しを図っているのでしょう・・・・・何とも情けな奴らばかりですね。美味しんぼの鼻血がでたのは放射線の影響としていますが、このことに関して自民党は「鼻血が出ている事実はない」あるいは「鼻血と放射線は関係が無い」との見解です。しかし、過去の民主党が政権を取っている時に、自民党議員は鼻血が出ている事実を元に質疑をしています。
「(宮城県の)県南のある小学校の保健便りです。4月から7月22日までの保健室利用状況では、内科的症状で延べ人数469名に頭痛、腹痛、鼻出血が出ているんです」(参議院議員の熊谷大(ゆたか)氏)。

美味しんぼの雁屋哲氏を応援しなければなりませんね。

モンサント保護法解除

5月13日。
遺伝子組換えで悪名高いアメリカのモンサント社を保護している法律が、市民の活動の結果解除になるようです。素晴らしいことですね。アメリカの上院議院で審議されていた「遺伝子組換え企業保護付帯条項を削除する法案」が、先日に米国議会で可決されました。モンサント保護法と言われている「包括予算割当法案」の第735条にある「健康を害する懸念がある遺伝子組み換え作物の種子でも、法的に差し止めることができない」とされている条項が無くなるようです。時期的には9月30日頃を目途に完全撤廃のようです。

私のアメリカの親戚も、首の横に大きなこぶが出来ています。丁度、モンサント社の遺伝子組換えコーンを食べ続けさせたラットに出てくる症状に似ています。アメリカのコーンの95%は遺伝子組換えと言われていますので、これを食べ続けているといろいろな病気が発症するのでしょう。
ロシアでは遺伝子組み換え食品の全面禁止を検討していますし、EUや南米などでも同様の動きが出ており、遺伝子組み換えへの反発は世界規模に拡大中です。ただし、日本は例外で、遺伝子組み換えの輸入緩和を考えているようです。TPPに参加すると、遺伝子組換えはいやおうなしに入ってきますね。そして止める手段はありません。現状も世界で遺伝子組み換え作物を大量に輸入しているのは日本です・・・・政府は福島事故で放射線をばら撒いて、作物を通して内部被ばくになっても、遺伝子組換え食品で遺伝子に異常をきたしても何とも思わないようです。今は、戦争に若い人たちを送り込もうとしているくらいですから、徐々に体がおかしくなっても知らぬ存ぜぬでしょうね・・・・・政府・自民党は全く信頼に値しません。

遺伝子組換えコーン
トルティア

5月12日。
先日、買ってきたトルティアを食べようとして、気になったことがありメーカーに問い合わせをしました。袋の裏には「コーン(遺伝子組換えではない)」と書かれています。どこのコーンを使っているのかを知りたくて、問い合わせをしました。メーカーさんには「使用しているコーンは遺伝子組換えでない・・と書かれていますが、どこのコーンですか?」と聞いています。その質問に対して応対してくれた人は、「すべてアメリカ産です」と答えています。そこで不思議に思ったのは、アメリカ産のコーンの95%は遺伝子組換えと聞いているので、そのことを話したうえで、具体的な産地を教えてほしいと伝えたところ、その対応してくれた人は「私では分かりかねる」ので、調べ直して担当者から連絡をするという事になりました。
夕方になり、電話が入りました。先ほどと同じ方です。回答は「コーンは、その製造時期によりアメリカのいろいろな地域からのものを使用しています。製造年月日が分かれば調べられます。また、遺伝子組換えでないという証明書もあります。」と教えてくれます。そこで、消費期限とバーコードを知らせて、地域を調べてくれるようにお願いしました。また、その証明書がどこで発行しているものなのかも、一緒に教えてほしいと伝えました・・・・・・
どうも、胡散臭い感じですね・・・・・・明日にでも、返事が来るので楽しみです。

カーネーション
カーネーション

5月11日。
札幌は今日一日暖かい日差しが続きました。風もやわらかく、過ごしやすい一日ですが、花粉が気になります。外出の際はマスクをして、目薬をしてから出かけねばなりません。東京にいたころのような、ひどい状況ではないものの、鼻がぐずぐず・・・・・
買い物に出かけて帰ってくると、カーネーションが置いてあります・・・・そうか今日は母の日なんですね。思い出してみれば、自分の母親には買ってあげた記憶がほとんどありません。確か小学校の頃に、1本だけ買ってあげたことがあるくらい・・・・・

ネット上に古賀茂明さんの「安倍政権が戦争にまっしぐらである」ことを指摘して記事が載っています。その記事を見ながら自民党政権の「日本国憲法改正草案」を見ると、目茶苦茶ですね。国民主権が変わって、国家主権になりそうです。個人の尊重もなくなり、国家権力が優先されると謳っています・・・・・・時間を見ては、条文ごとにブログにあげなければなりませんね。こんな政党に権力を与えたり、憲法を変えさせてはいけません。日本の将来が不安です。多くの国民が早く目を覚まさねば・・・・・・・

ランプ
ランプ

5月10日。
昨日、小樽に行った時にいつもの喫茶店に寄っています。北一ガラスの中にある喫茶店ですが、小樽に行くときは必ず寄るお店です。なぜか気持ちがなごみます。おそらくランプが店中に置かれているからでしょう。私が幼いころはよく停電になりました。その時に役立つのが、このランプ・・・・・家は商売をしていたので、あちらこちらと家中にランプが灯ります・・・・その頃の意識に戻ってしまうのでしょうね。この喫茶店は全てが木で作られていることも、気持ちが和む一つの要因かもしれません。照度としてはかなり薄暗い感じですが、中にしばらくいると目も慣れてきて良く見えます。その薄暗い中にランプの明かりだけがたくさん見えています。できるものなら、時間を止めてそのままそこにいたい感じになります・・・・・そして昨日はラッキーなことに、ピアノの生演奏まで聞くことができました。

・ 韓国船沈没 大量犠牲の原因

2014-05-13 16:32:21 | 事故
連日のように韓国船の沈没についてニュースが流れています。その多くは、誰に責任があるか・・と騒いでいます。一方、アメリカなどでは違った見方をしています。学生たちがあれほどたくさん犠牲になったのは、韓国の儒教文化が影響しているのではないかという事です。目上を敬い、服従することを良しと教え込まれていることが、今回の惨事を招いたと言っています。・・・・目上を敬い、規律を守ることは大切ではあるものの、絶対的判断力も必要であるのでしょう。その両方を、指導できなかったことが残念ですね。以下転載します。

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韓国船沈没】大量犠牲の原因は「儒教文化」? 欧米の指摘に反発の声も

The Huffington Post | 投稿日: 2014年05月13日 06時56分 JST | 更新: 2014年05月13日 06時56分 JST
韓国南西部の珍島沖で沈没した大型旅客船「セウォル号」の事故で、300人以上の死者・行方不明者が出た原因は、儒教文化にあるとする意見が欧米などで出ている。修学旅行の高校生が「船室で待機」を命じた案内放送に従順に従った結果、沈没した船に閉じ込められて多数が犠牲になったとの見方だ。韓国内にはこうした見方を受けて反省や反発が交錯している。


CNNは次のようにリポートしている

アンカー:韓国の文化的な価値観が、多くの生徒が船の中に取り残された大きな原因かもしれないですね。

リポーター:確かにそうですね。今回は特に、両親が付き添っていない高校生の修学旅行です。韓国の文化が子供や生徒に称賛するのは、服従です。だから大人からその場にとどまるように言われ、もちろん彼らはとどまりました。大人たちは「急いで甲板に出ろ」と命令されていれば、子供たちは海に飛び込んで助かったかも知れないと、親たちは怒っています。胸が痛いことでしょう。子供たちに服従を教え込んだのは、まさに親たちにほかならないからです。
(CNN.com Blogs "South Korea cultural values played a role in passengers staying below deck as ferry sank – The Lead with Jake Tapper - "より 2014/04/18 16:24)


地方紙ダラス・モーニング・ビューズの論説委員も、以下のようなコラムを書いた。

ここアメリカでは、そもそも、船が沈むという状況でさえ、高校生が大人の言いつけを完全に忠実に守るということは信じがたい。

なぜなら我々アメリカ人は、そしておそらくテキサスの人間は、集団より個人を優先させるからだ。もしこの船の乗客がアメリカ人の生徒だったら、彼らは何としてでも船から脱出しただろう。しかしアジアの文化では、個人より集団の要求に重きを置く。服従は絶対条件なのだ。
(Dallas Morning News"South Korean ferry: death by obedience | "より 2014/04/21 13:52)


シンガポールのストレーツ・タイムズ紙はより踏み込んで「儒教文化」の価値観に原因を求めた

他のアジア諸国のように、韓国社会は儒教文化を基盤とし、権威や年長者への服従を強調している。セウォル号事故の発生直後、この価値観も問われた。記者の15歳の娘はソウル中心部の学校に通うが、友人とこの事故について長いこと議論した。結論は「大人や先生や権威ある人を無視し、自分たちのことを考えることがベストだ」。従順な生徒が行方不明になり、言うことをきかない生徒が生き残ったと、10代の生徒たちは結論づけた。
(Straits Times "South Korea ferry disaster: Fury and questions grip South Koreans"より 2014/04/17 14:28)


韓国人の意見はどうか

韓国紙「ヘラルド経済」の北京特派員は、中国でも韓国の「服従文化」が事故の原因だと指摘する声があるとして、年長者に無条件に従うのではなく、独立した思考や判断の必要性を訴えている。

(中国メディアは)韓国と儒教文化を共有する中国も、セウォル号事故を通じ、不健全な「服従文化」を検証し、教訓を得なければならないと指摘する。中国でも、韓国ほどではないが、年配者や先輩に無条件服従する現象は珍しいことではない。

(中略)

韓国の「服従文化」が無益というわけではないだろう。しかし我々は、他人が決めた標準を簡単に受け入れすぎる傾向がある。実際、長幼有序の伝統が根付いた韓国社会で、服従への疑問や挑戦はあまり見られない。ここには韓国特有の軍事文化的な色彩も強い。

(ヘラルド経済「中国人も批判する韓国の‘服従文化’」より 2014/05/07 12:01)


対し韓国の儒学者は米紙ウォールストリートジャーナルで「文化的偏見」と批判し、むしろ高校生が非常時の船内で秩序だって行動したことを、孔子の説く「公共心」を発揮したと評価した。

東アジア人が権力者に疑問を持たないという仮説だが、多くの人々がこの(あるとされる)傾向を誤って孔子の教えのせいにする。だが孔子はたとえ両親に対してでも、盲従するように説いたことはない。父が息子に盗みを教えたら息子はそれに従って盗人にならなければならないのだろうか。これは「孝行息子」のとんでもない解釈だ。孔子が説いたのは目上の人々を敬うということだ。

(中略)

非常時に必要とされるのは無謀で無責任な「自由」ではなく自制と協力だ。この点で生徒たちはよくやった。彼らは慌てずに指示に従い、互いを助け合った。生存者は、生徒たちが救命胴衣を譲り合う場面を目撃した。彼らは自分より集団の必要性を優先した。そのことは間違いではない。最も緊迫した状況で公共心を発揮したのだ。彼らの行動は、仁者は「己立たんと欲して人を立てる」という孔子の教えをまさに体現したものだった。
(WSJ日本版「セウォル号の悲劇、儒教のせいではない=儒学者」より 2014/05/07 04:19)


乗っていた高校生たちは、疑問を持たなかったのだろうか

ケーブルテレビ「JTBC」が遺族から提供された船内の映像には、船室内で待機するよう求めた船内放送に、高校生から疑問の声が噴出していたことがわかる。

「えっ、おかしいんじゃない」
「こんな状況でそういうこと言う? 安全だからじっとしてろって」
「じゃあ私たちだけで出よう」
「地下鉄(2003年の大邱地下鉄火災)でもそうだったじゃない。安全だからそのまま動くなって言って、本当に動かなかったから死んだって。外に出た人は助かって」

...


韓国旅客船沈没(2014年4月16日-)


・ 戦争国家への11本の矢

2014-05-12 01:48:34 | 政治
ゲンダイビジネスに古賀茂明氏の官官諤々が乗っています。安倍のボンボンが戦争への道をひたすら突き進んでいる事を明確に指摘している。国民も早く気がつくべきだと警鐘を鳴らしてます。以下に転載します。


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安倍政権の「列強になるための10本の矢」の輪郭がほぼ明らかになってきた。

政権を取って最初に話題に上ったのが、憲法改正だ。参議院選への影響も考えて結局後回しになったが、自民党の憲法改正草案を見ればその意図は明確だ。ここには「国防軍保持」と「基本的人権の制限」という2本の矢が込められている。現行憲法では自衛隊は保持しなくても良いが、自民党案では国防軍保持が憲法上の義務となる。しかも、「我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全を確保するため」と書いてあるから、中国に負けない強力な軍隊でなければ「憲法違反!」ということになる。

「基本的人権の制限」は、個人の権利は「公益及び公の秩序」に反しない範囲でしか認めないとすることで、戦争のために人権を制約することを可能とする戦争批判の言論を抑圧したり、戦時徴用にも使える規定だ。


昨年秋からはまさに「矢継ぎ早」に3本目以降の矢が明らかになった。3本目と4本目が、臨時国会で成立した日本版NSC法特定秘密保護法だ。閣議でなく、わずか4人の閣僚で戦争開始の決定ができるNSC。戦争に至る過程の情報隠しを許し、マスコミの取材活動を制限する特定秘密保護法。両者とも、戦争に必須の手段だ。


あまり報道されていないが、特定秘密保護法の国会のチェック機能の議論の中で、日本版CIAを創設する構想が出ている。これも戦争には欠かせない5本目の矢である。


海外で戦争するために、集団的自衛権の行使を憲法解釈の変更というウルトラCを用いて容認するのも時間の問題だ。これを6本目と数えよう。


さらに、これに先立って、7本目の矢となる武器輸出3原則の廃止が実現してしまった。これと同時に、日本の軍事産業が実は世界中で武器・武器技術輸出の話を密かに進めていたことが明るみに出て来た。この動きをさらに強化する8本目の矢として、ODAの軍事利用も容認目前のようだ。これらによって、日本は、「戦争できる国」ではなく、「戦争なしでは生きられない国」への道を歩む


残り2本も議題に挙がるのは時間の問題だ。9本目が徴兵制の導入。前述のとおり、強力な国防軍が憲法の要請だという理由で、若い兵力の確保が課題となる。少子化による人手不足の中では、徴兵制を採るしかない。


最後の課題が10本目の矢、「核武装」である。原発と核燃料サイクルの維持にここまでこだわる理由は、核武装しか考えられない。


そこまで考えていたところで、4月下旬に11本目の矢、「産めよ増やせよ」政策が出て来たから驚いた。富国強兵時代の政策だ。列強となるための国力の基本は人口だということだろう。1億人レベルを維持するために、「女性一人につき2・07人子どもを産む」という数値目標を立てるという。元々は経済界が長期的な労働力確保のために考えた案だが、安倍総理は別の思惑で飛びついてしまった。


しかし、この計画は、他の10本の矢と違って、頓挫するだろう。いくら言い訳してもムダだ。女性を「産む機械」と言って批判を浴びた大臣と同じ。数値目標なら、子育て予算GDPの○○%、1年で待機児童ゼロ、労働時間の2割短縮、有給休暇100%取得など、いくらでも設定できる。出生率上昇はその結果でしかない。


安倍総理の「女性に優しい」という「衣」の下から、戦争のためなら何でも可という「鎧」を見せることになった11本目の矢。そろそろ、国民も気づかなくてはいけないと思うのだが。

『週刊現代』2014年5月10・17日号より






・ 福島の蝶:後の世代ほど高い奇形率

2014-05-11 00:34:38 | 原発事故
ネット上に福島の蝶が奇形であることの記事があります。要因は福島第一原発事故による放射能が広範囲にばらまかれ、それによって内部被ばくが発生したことを否定できないと云っています。生態系に何らかの影響を与えています。それは、チェルノブイリで人間が受けた結果がもう出ているのに、それを認めようとしない政府は信用できませんね。そして危険極まりない地域に住民を戻そうとしている・・・・・・
以下、転載します。


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2012/08/19
8/19 福島の蝶:後の世代ほど高い奇形率/ルモンド紙
        掲載元:フランスねこのNews Watching 2012年8月18日 (土)


2011年3月の福島原発事故以来、福島周辺の蝶に様々な奇形が観察されている。そしてこれらの奇形が発生する率は、世代を追うごとに増加している。原発事故が原因と見られるこの現象は、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故の後で見られた昆虫や鳥の生態の異変および人体への影響にも重なっている。

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縮んだ羽、曲がった羽、もしくは異常に多い羽をもった蝶たち。変形した触覚、でこぼこの目。変色した体。孵化できなかったサナギたち。不妊になり子どもを産めなくなった蝶。
沖縄県琉球大学の大瀧丈二(おおたき じょうじ)准教授が率いる研究者チームが学術誌「科学報告書」(Scientific Reports)に発表し、ネイチャー誌を通じて公開された調査結果は、福島県の周辺で蝶の生態に非常に深刻な異変が起きていることを伝えている。

蝶の羽の色は、気候変動の影響を反映するなど周囲の自然環境の変化に鋭敏に反応することで知られている。今回の調査ではまず福島原発事故が発生した2か月後の2011年5月に、福島原発から200キロ以上離れた東京など10ヶ所を含む地点で144匹のヤマトシジミ蝶が収集された。12%の蝶に羽、目、触覚を中心とした奇形が見られ、実験室での培養では第二世代で18%の蝶に奇形が発生、第三世代では33.5%にのぼった。

事故から6ヶ月後の2011年9月に行なわれた第二回目の調査では、238匹の蝶が採集された。これらの蝶のうち奇形が生じていたのは全体の28%、その後第二世代では52%に同様の奇形が見られた。比較のために実施した実験室内での実験では、健康な蝶に放射線(注)を照射したところ、同様の奇形が生じることが分かっている。

大瀧教授は福島原発事故により大量に放出された放射能の影響により奇形が発するという因果関係について「科学に100%確実ということは無い」として断定を留保しつつ、「今回のような奇形はかつて見たことがない」として、原発事故が蝶の生態に大きな影響を与えたことを否定しない。
研究者チームは福島原発から放出された放射性物質による外部被曝だけでなく、蝶が汚染された木の葉を食べたことによる内部被曝も影響を与えたと見ており、現在より確度の高い検証を行うため、福島県で他の昆虫や小動物について同様の調査を予定している。


「今回の調査は(原発事故が与えた)福島周辺地域の生態系と人間への影響を考える上で貴重な成果です。」


チェルノブイリと福島で原発事故による動植物への放射線被曝の影響を調査しているサウス・キャロライナ大学のティム・ムッソ教授(生物学)は述べる。
これらの奇形の原因は、被曝の影響以外には説明のしようがありません。


現在のところ、公式には福島原発事故を原因とする被曝で亡くなった人はいないとされている。しかし医学や生物学の専門家たちは被曝の影響がただちに現れるものでは無いことを指摘しており、こうした(晩発性の)被曝の影響こそが、福島県から避難した8万人の人びとや事故処理にあたる原発作業員たちが危惧する問題となっている。


(抜粋、一部編集)

・ 日記 平成26年4月18日~

2014-05-10 05:04:47 | 日記
ゴンドラ
ゴンドラ

5月9日。
今日は朝から孫と一緒に小樽へ・・・・・・最初に寄ったのがオルゴール館。オルゴール館に着いたときにクラッシクなオルゴールの演奏会が始まる時刻でした。ラッキー・・・・・15分ほどの演奏を聞いた後、いろいろなオルゴールを見ていると、お人形のオルゴールがあります。それもペアになった人形があり、孫が気にったようです。近々誕生日プレゼントを買わなくてはならないので、そのお人形さんに決めました。午後からは、小樽にあるヴェネツィア美術館によって大きなゴンドラを見ていると、2階で中世のイタリアのドレスを着て撮影ができると聞きました。早速2階に行くと、多くの方が順番を待っています。貴族の格好をした男性や、貴婦人の雰囲気のおばあちゃん・・・・・孫もドレスに着替えてパチリ・・・・・

ヴェネツィアといえば、水の都ですね。不思議なのは昔(西暦810年頃)の潜水道具も重機も無い時代に、海中にしっかりした基礎を作りその上に住宅を建てていることですね。街そのものが海の中に浮かんでいる・・・・・ただ、海水が増加する時は道路は海の下になります。そうすると道路の真ん中に高さ50センチ位の木製の歩行道が並べられます。丁度ベンチを並べておいてあるような感じです。皆さん、その上を歩いてお出かけ・・・・・ヴェネツィアの良いところは、酔っぱらって道をふらふらしていても車が走っていないので交通事故に会う事が無いことかな?ただ海に落ちれば別でしょうが・・・・何にしても、楽しい一日でした。

自民党の野田聖子総務会長が5月8日発売された月刊誌「世界」に下記の記事があります。
「行使容認は総選挙の公約に掲げたものの、憲法改正以外の手法で先に進めようとしていることに、党内から違和感を訴える声が出ていると述べた。 集団的自衛権が行使できるとなれば、「自衛隊は軍になる」とし、これまでになかったこととして、「殺すことも殺されることもある」と指摘した。つまり、戦争に巻き込まれるということだ。しかし、日本は少子化であり、若者をどれだけ戦争に行かせることができるか疑問だ」と・・・・
どの様な意図で発言していうかは分かりませんが、自民党内でも問題と考える人が少しはいるようですね。もっとも自分の立場を確保するための発言なら、中身は何にもないのでしょうが・・・・・

SPEEDI
チューリップ

5月8日。
山本太郎議員が文科省に、「SPEEDI」「WSPEEDI」について質問している動画があります。前回の質疑で原子力規制庁が、「116億円掛けたSPEEDI・WSPEEDIは、緊急避難には役には立たないから使えない」と答弁した件についてです。しかし、官僚は山本議員を、まともに相手にしないようにしていますね。山本議員は薩摩川内原発について、一つのパターンでいいので作成をしてほしいとお願いしますが、文科省は提供しようとはしません・・・・・・・政府は地域に対して非難の計画を立てるように要求していますが、爆発後、どのように放射線が流れるかが分からないと、計画の立てようもないはずですね。

山本議員の言っていることは正論なのですが、官僚は自分たちに都合の悪いことは情報を出そうとはしません・・・・この当たりの戦い方が、彼一人では難しいのでしょう。のらりくらり逃げる官僚を動かすためには、法律の知識が必要でしょう。そして、それぞれの役職にどのような権限があるのかを熟知しておかないと戦いようがないでしょうね。「政党 今はひとり」に議員数が増えればいいですね・・・・・応援しなくちゃ・・

歳費削減の解除
桜

5月7日。
札幌は今の時期が桜と梅が同時に咲き誇っています・・・・・北海道らしいですね。自宅近くの公園の桜も満開。昨年は満開になる前に葉が出てきましたが、今年はきれいに咲いています。毎年見ても美しいものですね。道を歩いている人も桜を見ると、公園に入ってきて桜を見たり、写真を撮ったりとしています。

国会議員の歳費削減(2割)が無くなり、通常に戻ります・・・・・月々129万4000円に加え、2回の期末手当計553万5085円がある。2012年5月に復興財源に充てるため12・88%を削減し、12年末の衆院解散の際、議員定数削減が実現するまでの特例措置としてさらに7・12%を上乗せして削減していた。
一般国民は25年間、復興のために支払い続けるが、国会議員および公務員は2年間で終わりである・・・・・さらに国民は消費税をはじめ、いろいろな保険料がアップし、年金等は削減されている・・・・どこかおかしくないか? 

議員数を削減する話もなくなって、税金の無駄使いは拡大の一方・・・・議員数を削減できるまで、現状の議員の歳費7.12%削減するとしていたが、それも知らん顔・・・・・・本当に自民党って無茶苦茶を平気でする政党ですね。

ラーメン
純連

5月6日。
夕方に子供がラーメンを食べに行こうと言い出しました。久しぶりに行くことになって、噂に聞いている「えびそば一幻」に行くことにしました。念のために電話で確認すると、1時間待ちだと云われ行くことをあきらめ、彩未に行くことにしました。車で行くと、依然と場所も建物も変わっています。周りが更地になっており、お店も新しく建て替えられていました。入り口に向かうと、2組ほどが戻ってきます。どうやらスープが切れて、本日の営業は終了のようです。さて、どうしたものかと考え、久しぶりに純連に行くことに決定・・・・行くと一組がウエイティングなので、これならすぐに食べられます。入り口の食券販売機で券を買って、待つこと5分位で席に案内されました。5分ほどでラーメンが出てきます。おいしいのですが、私は西山製麺の麺の方が、札幌ラーメンを食べている感じがしますね。ひと月前ほど前に行った「だるま軒」の方が好みかな・・・・今日はなぜか味噌ラーメンを頼んでしまいました。お上品な味にまとめられいるのですが、塩か醤油を食べればよかったかな・・・・・・それにしても1杯880円は、ちょっと高過ぎのような気がしますね・・・・・

違憲状態議員
意見広告

5月5日。
ネット上に意見広告を新聞に出したという記事がありました。出したのはTMI総合法律事務所の弁護士 升永英俊さんと弁護士の伊藤真さんです。費用も自分たちで用意した資金と寄付によって賄っています。新聞は5月3日の日経新聞・朝日新聞・東京新聞です。
全文を転記してブログにアップロードしています。

内容は、最高裁が違憲状態と判断した選挙で当選した「違憲状態議員」は、憲法98条1項により、その国政の資格はない・・・というものです。
憲法98条1項には「この憲法は、国の最高法規であって、その条項に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部または一部は、その効力を有しない」とあるそうです。
即ち違憲状態で選ばれた違憲状態議員から、違憲状態首相を選んでも、国務に係ることはできないとされています。そんな安倍のボンボンが秘密保護法案・NSC法案を決め、憲法解釈を変え集団自衛権を行使しようとしています。それに、TPPは、欠陥だらけなのにそれを無視して国民に分からない状態で交渉を進めています。

確かに国が防衛力として軍を持つことも必要でしょうが、きちがいに刃物のたとえの様に、それを正しく判断できるトップがいればいいのですが、それは無理でしょう・・・・・特に今の国会議員にそんな能力がある人間がいるとは思えません。となればNSCのようなごく一部の人間ですべてが決まる仕組みは、まさにキチガイに刃物の状態。国民がおかしいと分かる情報がきちんと提供され、必要であれば首相を降格できる仕組みが必要ですね。そのためにも、国民の意思が伝わらない選挙区のシステムは変えねばならないでしょう。

TPPも経済を活性化させるという意味では大変重要ではあるものの、その陰で、国民の健康が脅かされる仕組みは認めるわけにはいかないでしょう。モンサント社の種を買わねばならなくなり遺伝子組み換えが蔓延すると大問題でしょう。

政治屋は、「尖閣が危ない」だとか「経済を立て直す」とか、表面的には国民が納得せざるを得ない言い方をしますが、その陰では軍需産業が莫大な利益を上げられることを画策したり、TPPに参加することによってモンサント社の遺伝子組み換えされた種を強制販売し、国民の長期的な健康被害を出しても、住友化学のようなサンモント社とつるんでいる企業の利益を上げることに必死になっています。そして、官僚も天下り先を確保するため、自民党とつるんで国民無視の好き放題・・・・・・(住友化学の代表は米倉弘昌です。この前まで経団連の会長をしていました。)


世界で一番大切な仕事
花

5月4日。
ころぐのブログに「世界で一番大変で、世界で一番大事な仕事」という動画があります。インターネットで面接する場面ですが、その仕事の内容を聞いていて皆さんは驚いているようです。とてつもなくハードな条件を提示されます・・・・・・そんな仕事ってあるんでしょうか・・・・・

韓国で船が転覆したり、地下鉄が追突したりと事故が相次いでいます。報道を見れば見るほど、なんとでたらめなんだと思います。しかも首相が責任をとって辞職しました(?)・・・ルールがあっても、守られていないので意味がありませんね。このルールを作ったりチェックしたりする機関が国の仕事のはずですが、これがきちんとできていない。公僕であるはずの役人が、わいろの世界にはまっているようですね。韓国ってレベルが低いのですね・・・・

しかし、北海道JRも似たり寄ったりの状況だし、福島原発事故はそれ以上にでたらめで多くの国民に迷惑をかけていますが、何ら反省すら出てきません。当然、責任をとるものなど皆無・・・・・日本のメディアも海外のことはしつこいくらい報道しますが、国内の問題は当たらず触らずでは信頼されませんね・・・・・・国のレベルについては、本質的には韓国とかわらず50歩100歩の話ですね。

日本テレビ:読売新聞緊急世論調査(12月17~18日)(有権者在住世帯1778件、回答率58%)によると
自民党が大勝した理由が出ていました。
  民主党政権に失望した        55%
  ほかの政党よりましだと思われた   29%
  安倍総裁が期待された         4%
  政権担当能力が評価された       4%
  政策が評価された           2%
これを見る限り、民主党がひどすぎたのでその票が流れただけのようですね。
しかし、民主党も元は自民党から流れた人たちがほとんどなわけで、自民党でも民主党でも元は同じ穴のムジナ。政治を任せる人材はいないということですね。


IE
花

5月3日。
札幌は花が一斉に咲き始めました。モノクロの世界からカラーの世界に突然と変わったようです・・・・しばらくは新しく咲き始めた花を見て楽しめます・・・・・

IEの脆弱のため、メガバンク3行と郵貯、楽天銀行の13000口座がウィルスに侵入され、警察より口座のストップを指示されたと報道があります。不正に資金移動がされた模様です。インターネットで口座のお金を確認したり、振替したりと便利になっています。一方、パスワードさえ盗めれば、簡単に口座から資金移動がされてしまいます。メガバンクでさえ簡単に侵入を許してしまうわけですので、ネットにつながった口座には、まとまったお金は入れておくことはできませんね・・・・・・

銀行と云えば、東電にメガバンクを中心に緊急に2兆円の貸付したと出ています。もともと債務超過でつぶれているはずの東電を国がつぶさないというお墨付きをつけて、銀行から資金提供をさせています。しかも担保なしで貸し付けをしているということは、訴えれば背任行為で銀行の役員を塀の中に入れれるのではないでしょうか・・・・・また、そんなお墨付きを出した官僚も政治屋も、一緒に塀の中に入れてしまわねば・・・・・

水仙
水仙

5月2日。
仕事場の近くにある庭には水仙がたくさん咲いています。やっと、札幌も春らしくなってきました。ゴールデンウィーク後半には円山公園の桜も咲いているでしょう。ちょっと散策に出かけなければなりません。

今日は終日、メールアドレスの作り替えをしました。仕事用にメールをしようとしたところ、なぜかアドレスが出てきません。いろいろと試してみたものの、なかなかアドレスが表示されず、このままではいつ使用できるようになるかわかりません。ならば新しく作り変えたほうが早いと思い、全て打ち直し・・・・・ちょっと大変でしたが、とりあえず仕事先にはメールができるようになりました。しかし不思議ですね。先日までは使えていたものが突然使えない・・・・
ネット上にIE(インターネットエクスプローラー)に欠陥があり、危険であると流れています。パソコンにはセキュリティを入れているものの、もしかしてと考え、GoogleのChromeを使い始めました。結構軽くて速いですね。最近は大手銀行も結構狙われているので怖いですね。ログインする前には、かなり具体的に注意書きがされています。インターネットは大変便利であると同時に、かなり危険も隣わせでいるようです。

山桜
山桜

5月1日。
自宅近くの公園で一部の桜が開花し始めました。今週末あたりになると他の木も咲いてくるので楽しみです。北海道の桜は山桜が多いので、枝が上に向かって伸び、濃いピンクの色合いです。東京に行った時に初めてソメイヨシノを見て、その大きく伸びた枝や薄いピンクの色に感動したのを覚えています。仕事の都合で東京の国立に住んでいた頃は、駅前通りが見事なソメイヨシノ咲いており、仕事帰りは駅から歩きながら楽しんでいました。駅からまっすぐにある学園通りには、一か所だけ歩道橋があります。季節になるとそこは写真家の人たちが撮影にために人だかり・・・・そのあたりは同じ時期にツツジがたくさん咲いていました。学園通りは桜だけではなくイチョウの木もたくさんあり、秋には黄色い落ち葉がいっぱい・・・・・
住みやすいいい街でしたね!

武器輸出
4月30日。
安倍のボンボンは、日本を軍需大国にしたのでしょうね。
特定秘密保護法案を作り、NSCを作り、憲法解釈を変え集団的自衛権を確立し、武器輸出禁止を解除するのは戦争を世界中でしてもらいため・・・・そうすると日本は武器輸出で儲けることが出来る。他の国の人間がいくら死のうが関係ない・・・と考えている輩がいる。尖閣諸島の問題も、きっかけは石原慎太郎・・・・軍需産業の企業とつるんで、中国との争いを起こさせ、さも日本が軍を持って防衛できるようにしなければならないような雰囲気を作り上げている。騒ぎになれば、あとは知らん顔・・・・自分の役目は終わったので、あとの火の粉がかからないようにしている・・・・何もかもが作られた舞台の上で、ただ踊らされているのは国民大衆・・・・・踊らされて損をするのは国民そのものなのに気づきもしない・・・・・・

自民党 岩屋毅安全調査会長は、武器輸出の解除について次の様に話しています。
「安定を維持するために積極的に日本は貢献する」役割を果たして行こうという平和主義をいま掲げている訳ですから
装備品もきちんと管理されてるという前提であれば、供与できるようにするということによって、地域全体の安定が保たれるという事になれば、日本の平和主義は揺らぐことはない。

嘘を平気で言えないと政治屋にはなれないんでしょう。一体どこに輸出した武器が、きちんと管理されている国があるのでしょう? 世界中に武器輸出をしている国は、自分たちが作った武器が、どこに行って誰を殺しているか知っているんでしょうか? あり得ないですね。実際の紛争国は武器を作ることが出来ません。という事は、どこからか密売されてきている訳です。 安定を守るための武器が、紛争国に渡り人を殺すことに使われているのが実態です。
そして、そのことを「日本の平和主義」だとこじつけて大衆を騙そうとしている・・・こんな事しか言えない、自民党をいつまで好き放題にさせておくのでしょうね。若い人たちが自分たちの時代やその子供たちの将来が危険だと認識しなければなりませんね。

ハンドリング

4月29日。
ビッグカメラからハガキが届いていました。中を見るとポイント6900ポイントあり、有効期限が6月1日であるというものです。全く意識が無かったので、ちょっと儲かった気分ですね。丁度、髭剃りの替え刃を買わねばならない時期になってきていたため、ポイントカードを持って早速出かけました。替え刃3800円であったため残りを、何か買わねばと思い探していると、浄水器のフィルターも交換時期であることに気づき購入・・・・・少し手出しをしたものの、とても得をした気分です。

気分を良くして修理のため出していた車の受け取りにディーラーに行きました。前回、ハンドルが左にとられていくので、調整をお願いしていました・・・・といっても2年越しです。2年前に半年間のうち8割は工場へ入っていました。何回も出たり入ったり結果、なんとなく許容範囲まで修正できたのですが、完全にOKではありません。今回はそのわずかな修正を依頼しました。3日間の入庫で先週の金曜日に出来上がる予定が、修正が終らず今日までかかりました。受け取って車を走らすと、治っています・・・・・これで、気持ちよく運転が出来そう・・・・・今日はいいことづくめの日でした。明日はヘッドライトの微調整をやりましょう・・・・

ジグソーパズル
ジグソーパズル

4月28日。
孫が遊びに来てジグソーをしたいと言い出しました。丁度750ピースのものがあったので、それを持ち出すとすかさずwordsと言ってきます。どこかで文字の入ったピースからすれば良いと覚えたのでしょうね。一つ一つをひっくり返して文字の書いてあるピースを集めると、器用にそれをつなぎ合わせます・・・・・4歳でこんなことが出来るようになるのには驚きです。私が探すより早くつなぎ合わせ、余裕があるので適当にピースを選んでは繋ぎ合わせ「できた!」と喜んでいます。全く子供の感性の高さには驚かされます。途中までつなぎ合わせて帰ったので、引き続きやってみましたがなかなか簡単には進みません・・・・・完成までにはかなりの日数を要するのでしょうね。

鹿児島の補欠選挙結果が出ました。自民党・公明党が推薦する人が確定しました。もともと自民党の強いところですが、それをひっくり返すことが出来なかったようです。これで、原発の再開第一号は決まりですね。鹿児島県の川内原発・・・・・今回の選挙を見ていても、問題意識を持った人が極端に少ないのですね。私も仕事をしている時は、寝る時間を惜しんで働いていました。多くのサラリーマンがそうなんでしょう。そして、誰かがきちんと世の中の事をしてくれていると信じていました。しかし、実態はひどいものですね・・・・・。知らずに一生懸命働いている人たちに、政府・官僚がいかに無茶苦茶をしているかを伝えなばならないですね。

今回の投票率も約46%で、有権者の半分以上が投票をしていません。この人たちが無責任なのではなく、事実を知らないだけでしょう・・・・・ですから、伝え続けることが大切です。「何が事実なのか」と、「選挙に行かなければ、世の中を変えることが出来ない」ことを伝えるしかないでしょう。
今回の当選者も、鹿児島の有権者の23%程しか指示を受けていません。自民党自体の指示者数とほとんど変わりません。こんなレベルで、やりたい放題にしているのですから、問題意識を持った人が増えて選挙に行けば、簡単にひっくり返すことが出来ます。有権者の25%が意志統一出来ればいいだけです。30%あれば絶対ですね。すなわち4人にひとり、あるいは3人に一人が今の官僚・自民党の問題を理解できればいいだけです。実態で考えると、恐らく問題意識を持った人たちは10~15%くらいいるはずです。投票に行かない人たちの中で「15%位の人」が問題認識を持って投票すれば、簡単に世の中を変えることが出来るのです。

官僚・政治屋が捕まって塀の中に行かないのは、自分たちで法律を作り安全圏にいるからです。逆に言うと、法律を作りかえればいいだけの話です。そのためには、国会で法案を通せるだけの議員を送り出せばいいだけです。そのためには、選挙に行かねば、それを実現させることが出来ないのです。
「選挙は国民の義務」と教えられましたが、そんなことはどうでもいい・・・・・自分たちの暮らしを守り、子供たちの将来を守るためには、選挙に行かねばならないのです。

俺のレストラン
俺の和食

4月27日。
今、東京では「俺のフレンチ」が増えているようです。そして最近はフランス料理のみならず、「俺の割烹」「俺の焼き鳥」「俺のイタリアン」などの店も出店しているようです。本格的な料理をお手ごろな価格で提供しており、行列ができるほどのお客様を寄せ集めている。面白い発想です。

プロのコックさんがいるお店は価格が高いのが当たり前であったのを、4分の1位の価格設定で提供する。そのかわり、きちんとしたテーブルサービスをせず、基本的に立食スタイルである。この経営スタイルではたして店数を増やすことが可能だろうかと思います。現在20店舗ほどの店数です。一番多いのがフレンチで8店舗。次にイタリアンが6店舗、割烹が2店舗、焼き鳥が3店舗、おでんが1店舗です。この位で、出店は止めて維持が出来るなら、それなりに面白いビジネスですね。

しかし、オーナーにとって店を出せば儲かると思っている以上、今後も出店を続けていくはずです。その時に、収益の出る仕組みを維持できるかどうかがポイントですね。少ない店数であれば、それなりのコックさんを集めることは可能でしょうが、店数が増えるとレベルの高い人を揃えるのが難しくなります。見る限りにおいては全て店のコックさんに丸投げの状態です。組織としてのマネジメントは皆無でしょうね。大企業にはなれないものの、この規模でビジネスをするのもおもしろいでしょう。

以前に、「スーパー回転すし」が出来たときも「刺身居酒屋」が出来たときも、それまでの業界常識を覆す発想で出てきました。スーパー回転すしは、月商3000万円、4000万円という売り上げを出しました。当時の平均的な回転すしから見ると5倍以上の売上です。その利益構造の面白さを当時のすかいらーくに持ち込んだ人がいて、それが「魚屋路」という回転すしをすかいらーくが経営はじめるきっかけとなりました。しかし、マーケットとしての面白さを売り込んだのですが、そのマネジメントのポイントは教えなかった・・・・・当時の代表取締役は、そのアイディアだけを盗んで、自分たちだけで回転すしを始めた。すかいらーくは寿司に関する人材はいないため、京樽の人間を集めて経営を始めた・・・・・ どうみても無理ですね。回転すしの押さえどころは分からないうえに、マネジメントの分からない京樽のメンバーを揃えてうまくいくはずがない・・・・・結局は失敗・・・・・

今はどこにでもある刺身居酒屋。これもこれだけ増えたきっかけは「魚や一丁」。当時の魚や一丁は平均月商が5500万円。平均的は居酒屋から見ると10倍くらいの売上です。一番売り上げの高い店が月商1億円を超える店が3店舗もありました。最低売上の店でも月商3500万円。これは驚異の売上です。この売り上げの秘密がある雑誌社から漏れて、いろいろな企業が真似をした刺身居酒屋が増えました。しかし、それもマネジメントが無いために、ある店数に達したころから崩れ始めてしまいました。

いろいろな企業が、全く新しい発想で出てきますが、そのシステムを維持できるところがありません。原因はいろいろありますが、基本的にはマネジメントの欠如です。俺シリーズのレストランも今後どうなるかが楽しみですね。

札幌コレクション
札幌コレクション

4月26日。
今日から札幌コレクションが始まりました。知り合いの方が、ヘアメイクをしています。プロのヘアメイクが3人いて、ヘルプに美容室の方たちが20人ほど来てくれているようです。毎年打ち合わせするだけで午前様なのが、今年は午後8時ころに終ったようです。やはり、回数をこなしていく間に、抑えるポイントが明確になってきたのでしょうね。

昨日の山本太郎氏の演説を聞いていて、選挙のあり方の問題があると感じています。

山本太郎氏は企業からも、どこの団体からも支援を受けていないので、基本的にボランティアの活動によって当選しました。普通の国会議員は、立候補する政党から援助を受けます。それは金銭的であったり、応援スタッフの確保だったりします。この段階で、もう国会議員は首根っこを押さえられたも同然の状態です。党のいう事を聞かないと、何もできなくなります。また、政党は企業から献金を受けているので、その企業が儲けられる環境を整備するため、色々な制度を作り、国民から集めた税金をばら撒きます。この金のかかる選挙で当選した議員は、金のある企業の業績のために動き始めるので国民のための仕事はおろそかになります。

これを打ち破るために政党交付金が税金より出せるるようになったものの、政党交付金を受けられない人は選挙に出て勝つことが不可能になります。そう考えると、現状では儲かっている企業が多くの国会議員に影響力を持ち、その企業の好き放題となり国民への制度作りは後回しとなります。

これらの事を考えると、山本太郎氏のようにボランティアの応援によって当選させることがポイントになるでしょう。そうすれば、変なしがらみで企業や団体のために、国民を裏切って仕事をすることも無くなるでしょう。ボランティアの活動ならば、企業側がいくら資金力があってもなんら影響はなくなるので、対等に戦うことが出来ますね。明日の鹿児島の補欠選挙も自民党を打ち破って「新党今はひとり」が勝ってくれればいいですね・・・・・・


山本太郎
山本太郎

4月25日。
九州で衆議院の補欠選挙が行われています。山本太郎氏の「新党今はひとり」から新人の女性が立候補。山本太郎氏もボランティアの活動で勝ち上がったのですが、今回も同じスタイルで戦っているようです。応援演説している山本氏の演説は簡単に分かり易く話しています。

現首相の安倍のぼんぼんや自民党が、いかに国民から金をむしり取り、一部の企業や一部の金持ちにそれを回しいるかを説明しています。また、国民の健康や生命の危険を無視していることを分かり易く説明しています。こんな政治家ならいくらでも応援してあげたいですね。北海道に来たなら、ボランティアをしてあげなくては・・・・・

太田母斑
病室

4月24日。
今日は2番目の孫の手術の日。午前中は忙しくて午後から急いで入院先の病院へ・・・・孫を見て意外と元気なのでホッとしました。太田母斑があるため、1歳を過ぎないと手術が出来ないと聞いていました。心配なのは、全身麻酔をするため呼吸系等に問題が発生すると脳がダメージを受けることです。1か月前も風邪をひいていたので、手術をキャンセル・・・・・今回も少し風邪気味だったのですが、主治医や麻酔の先生の判断では、大丈夫であるとのことのため手術を受けました。しかし、やはり心配・・・・・9時半過ぎにメールで手術が上手くいったことの連絡がありました。メールを見て一安心。

午後から見舞いに行くと元気そうです。頭には手で触らないよう帽子がかぶされていますが、やはり取りたがります。すぐに他のおもちゃを与え気を紛らかします。しかしよく見ると、目の上のあざが消えていません? 先生によると「忘れました」との返事だそうです? 当然両親はかんかんに怒っています。出来るものならなるべく手術は受けさせたくないため、今回でできるところは全てしてもらえると思っていました。しかし、「忘れました」の一言で済ませれることではないですね・・・・・

すきやばし次郎
病棟

4月23日。
今日は肩の検査のため、8時には病院へ・・・・MRを撮影した後、レントゲンも撮影。少し待合室にいるとすぐに呼ばれました。肩の腱板が一部断裂していることと、一部石灰化し始めているところがあることが分かりました。手術をする前に、薬や注射で対応し、筋肉をつけることで痛みを和らげることが出来るかもしれないとの診断でした・・・・・・面白いもので、痛さの原因が分かれば後は簡単・・・・・痛くなるような動きをしないことですね。今日の写真をよく見て教えてもらえたことと、鍛える筋肉の場所とその方法を教わったので大助かりです。自宅に戻ってから、動きを注意したり、筋肉の強化をしたりしている内に痛みが随分と楽になってきています。しばらくは、この運動に集中です。

オバマ大統領が日本に着きましたね。安倍のボンボンがオバマ大統領のために「すきやばし次郎」を設定したような話が流れていますが、実際はオバマ大統領が指定しようですね。すきやばし次郎は三ツ星レストランに選ばれた有名店で、アメリカでも良く知られたお寿司屋さんです。それにしても、東京は厳戒態勢ですね。厳戒態勢と言えば、東京に住んでいた頃、四谷にあるオテルドミクニに行った時を思い出します。丁度、三國さんがフランス料理界の若手として出始めたころです。私もうわさを聞いて食事に行きました。その食事の日が厳戒態勢を引かれていた日で、オテルドミクニに着くと店の前の道路に警察官が立っています・・・・・予約時間もあり、困っていると警官が近づいてきます。仕方がないので、レストランに食事に来たことを伝えると、なんとそのおまわりさんはOKを出してくれました。2-3時間かかると話すと「いいですよ。私が見ていますから」と・・・・・駐車違反を認めてくれて食事したのは、あの時初めてでしたね。おまわりさんも気の利く人はいるんですね!

20ミリシーベルト
花

4月22日。
今日の札幌はかなり暖かくなっています。車の中は暑すぎてエアコンをつけています。普通この時期ならば、車の窓を開けて走ればいいのですが、数日前から目に異常なかゆみが出ています。おそらく花粉症でしょう。病院からもらっているかゆみ止めを点滴しても、全く効果がありません。それゆえ窓を開けて走ることなど無理そうです。

毎日新聞の記事に「東電が、20ミリシーベルト以下の年間被ばくに対して、責任は無い」と福島裁判所で反論したと出ています。東電も政府・官僚も無責任な奴らばかりですね。恐らく法的な根拠を元に行っているんでしょうけれど、そんな基準を作っていること自体おかしいですね。全ての法的基準は、事故が起きた際にメーカーにも事業者にも、賠償責任がいかないように作られています。そんなデタラメな法案を通過させた自民党も無責任そのものですね・・・・

日本政府は20ミリシーベルトの地域に住民を戻そうとしています。しかし、同じ原発事故を起こしたウクライナでは「10ミリ以上は強制避難」の対象となっています。この安全に対する基準の違いはどこから出てくるのでしょうね。それは国民の健康と生活を守ろうとするか、官僚・政治屋・電力会社の利権を取るかで決まってくるのでしょう・・・・・この狂った輩を牢獄にぶち込まないと、日本は良くならないでしょう・・・・・

お兄ちゃんを待つ妹
クロッカス

4月21日。
私が覚えている小さい頃の記憶の中では、3歳頃の記憶があります。そして幼稚園や小学校と上がっても、その時々の考え方は変わっていないし、記憶もあります。おそらく、小さなころは物事が分からないだけで、考えることや判断することは、大人と変わらないのでしょうね。ただ大きくなるにつれ、世の中ルールや、現象面の因果関係が分かってくるだけの話で、基本的な考える力は年齢に関係なく同じレベルが死ぬまで続くような気がします。

ネット上に、お兄ちゃんが癌の手術を受けて帰ってくるのを待っている女の子の動画が流れています。小さくても自分が大切に思っているお兄ちゃんにしてあげられることを考えています。愛する人を思うという事は、相手の気持ちを考えることなんですね。動画はココ

町内会
4月20日。
今日は暖かい日曜日。8時ころに外を見ると、ビニール袋を持った人たちが20人くらいいます。そうか、今日は町内のゴミ拾いの日でした。あわてて参加し、ゴミ拾い・・・・・近くの公園を集中的にゴミを拾いましたが、いろいろなゴミがたくさん出てきます。広いから分からないものの、集めてみるとかなりの量です。ごみを捨てた一人一人は、たいしたことは無いとの思いからなんでしょう・・・・・逆に一人一人がわずかな努力をすれば、町が住みやすくなるのでしょうね。

しかし、町内会の役員をしている方たちが全員ユニフォームを着ていました? 何の必要があるんでしょうね。住民から集めた会費で作っているのでしょうけれど、無駄な金の使い方をしている。ごみ回収が終わると、お茶を1本くれようとしましたが断ってきました。これも町内会費からの出費ですね・・・・・・こんなわずか30分くらいの手伝いに、いちいち会費から出費をする必要はないでしょう。発想が役人レベルなので、ある金は使ってしまえという事でしょう。以前に町内会の財務を担当していた方が、ずいぶんと怒っていました。それは、会合といって集まっては会費で酒を飲んでいるというものです・・・・・まともな感覚の人は怒るでしょう。国の行政機関をはじめ地方の行政から町内会まで、どこの組織でもまともな判断のする人はいないのでしょうかね?逆に、まともでない判断がまかり通るシステムが理解できない?

今、古賀茂明氏の「信念をつらぬく」を読んでいますが、なんとなくその辺のことが書いています。組織がまともな方向に行かない理由が・・・・・官僚が全員あくどいわけでは無くて、まともな人もいるようですが、そのような人は組織に残れないようになっています。それはビジネス社会と変わりがないでしょう。ただビジネスの世界は判断が間違えば結果が違ってきますので、その判断ミスが責任問題につながります。これに対して役人の世界は、結果に対しての評価は無く、担当者をころころ変えてしまうので責任の所在も分からなくしてしまいます・・・・しかもその評価基準が国や国民のためではなく、省益(天下り先の拡大)を基準としているので、税金を含めたお金の流れが異常事態になっている。古賀氏が経産省の予算を担当していた時に、3割くらいの削減が出来たと言っています。既存の無駄な金を削減し、そのお金で次の新しく起こす行政のお金を捻出したそうです。このようにすれば、今のような財政赤字が膨らむことも無いでしょうに・・・・・・・

V字回復
千歳空港

4月19日。
今日は昼から仕事の研修会があり参加しました。しかし、もらった資料が読めません・・・・紙を節約するためでしょうか、A4サイズの資料を4分の1まで縮小しています。しかも資料が細かい表になっているため数字や文字が見えないのです。オーバーヘッドプロジェクトもありますが、次から次へと進むので、表を理解する前に変わってしまいます・・・・・しかもマーケットの話になると、日本の平均値が出ていますが、札幌の数字が出ていません?・・・・・・何のための資料つくりかを理解していないし、何を伝えたいかが無かったのでしょうね。

研修が終わってから、急いで千歳空港へ直行。沖縄に行っている孫の家族が戻ってきます。空港に着いた時間が9時少し前です。もうどこのレストランも閉店しています。よく見ると1軒だけが営業しています。夕食を取っていないので飛込んでオムライスを注文しました・・・・・食べてみて何と美味しくない事か。こんなレベルで千円ほどを取るなんて驚きですね。聞くところによると、業績がV字回復したとか言われているようです・・・・・・しかし、現場を見ている限りにおいては、ひどい手抜きですね。現場がこのレベルなら、業績の回復は絵に描いた餅のようなもので、すぐに再度ダウンを始めるでしょう・・・・・・

エネルギー基本計画
雪山

4月18日。
札幌の今日は晴天ですが、少し寒く感じます。最近は最高気温が10℃くらいまで上がってきていますが、最低気温が2-3℃あたりなので、なかなか暖かさを感じられません。仕事場のビルの4階から札幌近郊の山が見えますが、まだ残雪で真っ白です。これが融けないと、札幌市内の気温は上がりにくいでしょう。残雪がすっかりなくなるのは6月の中旬くらいかな・・・・・・。

エネルギー基本計画について、元官僚の古賀茂明氏がブログに批判を書いていました。内容は、原発に対する対処が世界の常識とかけ離れていることが書かれています。官僚や政治屋の好きな言葉遊びをたくさん入れて、国民を騙して、電気料金や税金の名目で原発事故の責任を転嫁させていることも書いています。天下り先を確保したい官僚や利権に群がる政治屋などの好き放題ですね・・・・・・いかに日本人はお人よしが多いのでしょう。というか、ほとんど無知に近い状態ですね。毎日毎日働きすぎて、まともに情報を見る暇もないのでしょう。まともに考える時間も無いのでしょうね・・・・・・

騙し続けられている「振り込め詐欺」レベルと同じですね。初めの1年くらいで無くなるかと思いきや、いつまでも続いている。あまりにも情報が少なすぎるのか、お人よし過ぎるのか分かりませんが、ズルっこい人間が騙し続けています。それと同じですね。最近、理研の小保方さん(stap細胞)の記事ばかりが、いやというほど流れ続けていましたが、どうしてこんな話が次から次へと報道されているか不思議でした。こういう時は政府の情報操作で、もっと重要な事を陰で進めていることが多いですね。国民騙すのは簡単・・・・

・ 福島第一原発主犯格

2014-05-07 01:28:03 | 原発事故
ネット上に、2012年8月に経済産業大臣の甘利明が、東京テレビを名誉棄損で裁判を起こしたものがありました。原発を推進するだけして、その責任は全くとらない自民党の体質がよく出ています。特に原発の津波による事故が起きることを知っていながら、全く対策をとっていなかった経済産業大臣の甘利明は、テレビで全く知らなかったと云っていますが、国会で共産党がした質問書に、そのことが明記されていました。それを見た甘利は、テレビ中継を放り出し立ち去り、今度はそのことで名誉棄損で訴えています・・・・・・嘘を平気でつけなければ、自民党の大臣にはなれないのでしょうね。以下、記事を転記します。

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忘れては いけない。

今月退任の東電役員
2012年6月26日(火)
8人が「天下り」

勝俣恒久会長→日本原子力発電の社外取締役に再任 (現在家族と共に海外在住)
清水正孝社長→関連会社・富士石油の社外取締役に天下り (現在家族と共に海外在住)
武井優副社長→関連会社・アラビア石油の社外監査役に天下り (現在家族と共に海外在住)
宮本史昭常務→関連会社・日本フィールドエンジニアリングの社長に天下り (現在家族と共に海外在住)
木村滋取締役→関連会社・電気事業連合会の副会長に再任 (現在家族と共に海外在住)
藤原万喜夫監査役→関連会社・関電工の社外監査役に再任 (現在家族と共に海外在住)

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-06-26/2012062601_04_1.html
 東電が19日に発表した「退任予定役員について」によると、退任する役員の新たな役職などは別表の通りです。
このうち、武井優副社長が非常勤監査役に就任する「アラビア石油」の親会社は、東電の火力部門に燃料を販売して利益を上げている「AОCホールディングス」です。


事故に便乗して
東電の燃料費が増えれば増えるほど、AОCの利益も増えるという関係にあり、しかも東電はAОCの筆頭株主。経営責任をとるどころか、自分が責任をとらなければならない原発事故に便乗して、火力発電所に燃料を販売する会社に「天下り」する構図です。

勝俣恒久会長が、非常勤取締役として再任する「日本原子力発電」。東電は、日本原電の東海第2発電所が現在、稼働していないにもかかわらず、「購入電力」として3年間で1950億円を計上、総括原価に入れて電気料金値上げをしようとしています。

このほか、木村滋取締役は、東電の役員を外れても、電気事業連合会の副会長に再任されるほか、東光電気、関電工、東京エネシスなどの関連会社の役員に天下ります。


反省しているか
東電は、役員の退任について、原発事故や1兆円の公的資金を受け入れざるを得なくなった経営責任を明確にするためと説明していますが、多くの「天下り」先は引きつづき原発利益共同体で、「本当に反省しているのか」という批判の声が出ています。日本共産党の吉井英勝議員は20日の衆院経済産業委員会で、この問題を取り上げ、追及しました。


2013年07月12日
変わらない自民党の利権主義
メディアによる原発事故の責任を追及から逃げ、それを放送されて訴訟を起こした「甘利明」大臣の卑劣さ

自民党の甘利明・経済財政政策・担当大臣は、2006年の柏崎・刈羽原発が中越沖地震により事故を起した時の経産大臣でした。自民党・甘利明・衆議院議員は、かねてより原発推進派であり、日本における原発安全神話を築き上げ、甘い汁を吸ってきた政治家の一人でしょう。
<参考文献>斉藤貴男 著: 「東京電力」研究 排除の系譜
※ 2012年、つまり福島第一原発事故前に出版された、東京電力・霞ヶ関・電力議員の闇を徹底追及した名著です

昨年2012年、自民党・甘利明・衆議院議員はテレビ東京の番組において福島第一原発事故について取材を受けており、その時の模様は以下の動画で確認することができます。
甘利明・衆議院議員は、「柏崎・刈羽原発事故を受け、地震対策は進めたが、津波に関しては誰も指摘をしなかったので、何の対処もしてこなかった」と説明しました。

ところが事実は異なり、津波対策の強化を求める声が、国会においても審議されており、その事実を突き付けられた甘利明・衆議院議員は、何と取材途中にも関わらず帰ってしまった(=逃げた)のです。

テレビ東京は、ありのままを放送しました。
これに対し、甘利明・衆議院議員は、こともあろうに名誉毀損で訴訟を起したのです。
<引用: 木星通信@irakusa>甘利明大臣VSテレビ東京の名誉毀損裁判、テレ東が控訴断念、甘利氏勝訴判決が確定。控訴期限も切れた27日にテレビ東京に問い合わせた所、該当番組のHPで控訴の断念を発表したというので、リンクをここに貼ります。(順番の数字は私が勝手につけたものです)
尚、甘利大臣の事務所に問い合わせた所、ガチャ切りされました。


「週刊ニュース新書」をめぐる東京地裁判決について
①裁判内容の説明 「2011年6月に放送いたしました、弊社(以下 被告という)報道番組「週刊ニュース新書」の放送内容について自民党の甘利明議員(以下 原告という)から、
1.謝罪放送の実施 
2.1150万円の慰藉料の支払い
が求められていた裁判で、1月29日に東京地裁の判決がありました。」

②控訴断念の説明「判決では、原告の訴えを一部認め、被告に対し330万円の支払いを命じました。
被告側では、判決を不服として控訴するかどうか控訴期限ギリギリまで検討を重ねましたが、控訴しないとの結論に達しましたので、ここにお知らせいたします。」

被告記者はVTR編集上の誤りを認めた。「今回の判決において原告に対する一部名誉毀損が認められた、「VTR編集上の誤り」については、既に放送一週間後に訂正放送を実施し、被告自ら認めている点でもあります。」

③被告としての主張「しかし、被告側としては、
イ:原告に対する取材は適正なものであった。
ロ:原告が不都合とするシーン(インタビューを中断した場面)は放送しない、という約束は存在しない。そもそも報道機関が放送内容や編集方針について取材対象者、ましてや国会議員と何がしかの合意をすることは、報道の自由の観点からありえない。
以上2点を最大の争点として主張をして参りました。」

④判決内容の検証「判決では、この点について、「不適切な質問方法があったとは認められない」「原告が主張する約束が成立したとは認められない」として、被告側の主張を認め、原告の主張を退けました。また、「報道機関と国会議員との間で、報道内容について債権債務関係が成立すると解すること自体に疑問がある」との認識も示しました。

従って、原告が求めていた「原告は不適切な取材に疑問を感じてインタビューを中断した」
「そのシーンは放送しないという約束を破った」旨を表明せよ、という謝罪放送の実施についても、原告の訴えを退けました。

以上の点を鑑み、判決内容を不服として控訴する積極的な理由はないとの結論に達しましたので、控訴しないことといたしました。」
以上引用終わり。

双方痛み分け...というのがテレ東側の主張のようだ。
控訴を断念したと言う事は、③の報道人としての「権力者、または国民の信託を負った政治家への追求」、「事実関係の周知」を全うする事は330万円の損害賠償金を支払うリスクが現場の取材記者に発生するとう前例を残してしまった事になる。

なにより、自民党政権時代に建てられた原発事故の調査報道、責任追及に重い枷を課した事になる。

権力者の情報操作から市民を自由にする、という報道の理念を踏みにじるような地裁の判決を受け入れてしまったテレビ東京。控訴断念のニュースに歯がゆく、暗澹たる気持ちになったのは私だけでは無い筈だ。

上記の通り、なんと裁判所は、自民党の国会議員の圧力に負け、一部の主張を認めてしまいました。テレビ東京も残念なことに、控訴をしないことを決めてしまいました。

実は甘利明・衆議院議員は、テレビ東京だけでなく、テレビ東京の記者3人に対しても訴訟を起こしておりました。控訴を断念したのは、もしかしたら個別に訴えられた記者3人を守る為だったのかもしれません。

いずれにしても甘利明・衆議院議員が都合の悪いことから逃げたのは事実でしょう。
取材から逃げたことを放送され、福島第一原発事故の主犯格であることを示されたからこそ、権力による言論封鎖のために、訴訟を起こしたと見てとれます。

ここで、この裁判を傍聴した人がインターネット上に内容を公開しておりましたので紹介しておきたいと思います。

<引用: レイバーネット: 甘利明氏が原発スラップ裁判、テレビ東京を名誉毀損で起訴。>

20130712-12012年8月28日午後二時103号法廷で名誉毀損裁判が行われた。 原告は元経産大臣の甘利明氏。


・ 違憲状態議員

2014-05-05 12:12:59 | 日本を変える制度作り
5月3日の日経新聞・朝日新聞・東京新聞に「違憲状態議員」という意見広告が出しているという事を知り、急いで新聞を買いに行きました。インターネットで見たときは見開き2面を使ったものでしたが、日経と朝日は1ページ全面広告です。提供しているのはTMI総合法律事務所 弁護士 升永英俊さんと、弁護士 伊藤真さんです。

考えてみれば、最高裁で違憲状態と判決されているにもかかわらず、立法府の者がそれを平然と無視をしている・・・・・・明らかに犯罪者ですね。その犯罪者に国政を任せていい訳がないでしょう。国政をする資格がないにもかかわらず、国の予算を使い、組織を動かし、法案を作っている・・・・・・あり得ないことが起こっています。
その意見広告を転写します。

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違憲状態議員

憲法98条1項:
この憲法は、国の最高法規であって、その条規に反する法律、命令、詔勅及び国務に関するその他の行為の全部又は一部は、その効力を有しない。」

最高裁が「違憲状態」と判断済の『平成24年衆院小選挙区選挙』で当選した人は、『憲法98条1項に基づき、「その効力は有しない」はずの選挙』で当選した人でしかない。即ち、『違憲状態議員』である。『違憲状態議員』は、憲法98条1項に基づき、
      国政の無資格者
である。安倍晋三『違憲状態議員』が、首相に任命されている。即ち『違憲状態首相』である。


安倍『違憲状態首相』は、「閣議決定で、『集団的自衛権の憲法解釈の変更』を行う」と公言した。
安倍『違憲状態首相』は、1京分の1秒ですら、国家権力(=行政権)を行使する正当性を欠いている
[無茶苦茶]である。


安倍『違憲状態首相』は、例えて言えば、下記の「アンデルセン童話」の
      裸の王様である。
「王様は、お供を連れて、裸で、厳かにパレードを始められた。王様のパレードに集まった人々は、全員、「変だ」とおもったが、王様をうやうやしくお迎えした。しかし、一人の子供が「王様は裸だよ!」と言った。一瞬の静寂をおいて、人々は、全員、口々に「王様は裸だ!」と叫んだとさ。」


日本国民が、
①安倍氏は『違憲状態首相』である。
②安倍『違憲状態首相』は、健保98条1項に基づき、『国政の無資格者』である。
の2点に気が付けば、安倍『違憲状態首相』は、一瞬にして、権威を失う。


麻生副総理の発言(2013年7月29日、東京都内シンポジウム
「昔はみな静かに(靖国神社に)行っておられましたよ。各総理大臣もみな行っておられたんですよ。これは、いつから騒ぎ出したんです?マスコミですよ。違いますかね。いつのときからか、騒ぎになった。と私は・・・。騒がれたら。中国も騒ぐことにならざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうや、というんで。憲法も、ある日気が付いたら、ドイツの事もさっき話しましたけれども、ワイマール憲法がいつのまにか変わってて、
         ナチス憲法
に変わっていたんですよ。
誰も気がつかないで変わったんだ
        あの手口学んだらどうかね
もうちょっと。わーわー騒がないで。
本当に、みんな「いい憲法、これは」といって、それをみんな納得して、あの憲法変わっているからね。だからぜひ、そういった意味で、僕は民主主義を否定するつもりも全くありませんし、しかし、私どもは重ねて言いますが、喧騒の中で決めないでほしい」
(*2013年8月1日、発言の一部を「撤回したい」と語っている。)


 1933年3月5日、ナチス党は、ドイツ総選挙で、43.9%の議席を獲得し、連立相手の国家人民党(8%の議席)と合わせて、国会の議席の過半数(51.9%)を獲得した。
1933年3月23日、ナチス党は、「全権委任法」を国会の多数決で成立させて、ナチス・ヒットラー独裁体制を固めた。その間、18日間! 電光石火である。

他方、昨年末の特定秘密保護法案成立のスピードも、凄かった。
2013年11月7日、同法は、衆議院で審議に入り。同26日(19日後)に、衆議院で可決され、翌12月5日(9日後)、参議院でも可決され、特定秘密保護法は成立した。その間、28日間


第二次世界大戦の死者
       6000万人
死者数



人口比例選挙であれば、特定秘密保護法案は、不成立であった!

1:参院議員(242人)=①選曲選出議員(146人、非「人口比例選挙」≪=”清き0.2票”の」住所差別選挙≫により選出) + ②比例代表選出議員(96人、「人口比例選挙」により選出)。

2:①比例代表選出議員(96人)の中で、自民・公明党議員=41人(43%=41人÷96人)。
  ②非「自民・公明」(維新・みんなの党含む)=55人(57%=55人÷96人)。

3:非「自民・公明」(55人、57%)は、「国会期間中での特定秘密保護法案の可決」に賛成しなかった。

4:参院の議決は、比例代表選出議員と選挙区選出議員の合計242人の中の出席議員の投票の数の過半数により、決められる。

5:参院の議決では、「自民、公明」出席議員の『同法賛成の票』が、過半数であった。
そのため、特定秘密保護法が、成立した。

6:即ち、「自民、公明」議員の同法賛成の意見が、全登録有権者(=約1億400万人)の57%を代表する非「自民、公明」の比例代表選出議員(55人)の意見を破って、同法案は成立したのである。

7:この特定秘密保護法案成立は、『国会議員主権』の結論である。『国民主権』のそれではない。


日本の国は【国民主権国家】ではない。
日本国は、「国会議員主権国家」である。

以上









































































・ 28年後のチェルノブイリの現実に学ぶ

2014-05-01 23:02:19 | 原発事故
福島の原発事故が起きてからもう3年も過ぎたというのに、未だに避難生活をしている人達がいます。そして、20ミリシーベルト以下は安全だと言って、住民をそこに住まわそうとしています。福島原発事故の前にはチェルノブイリの原発事故があり、いろいろなデーターはたくさんありますが、政府・官僚は目をつぶっています。あまりにもデタラメ過ぎますね。 北川高嗣さんのファイスブックを転載します。


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28年後のチェルノブイリの現実に学ぶ

私たちは、簡単に学ぶことが出来る。
28年後のチェルノブイリとは、”今”のことであるからだ。


健康な子どもの割合が、重度汚染地では2割以下というのは、日本ペンクラブがウクライナを訪問し紹介して以来、比較的良く知られるようになった。(何年目の線量かは、注意が必要だが、環境半減期は長く(2-300年)それほど下がらないこと、日本の帰還オッケー基準は、20mSvであり、ウクライナの自主避難支援基準1mSvとは比較にならないくらいに高いことも注意しておこう。)

ちなみに、チェルノブイリ法が規定している”汚染地域の定義は0.5mSv/年”以上の地域のことである。(但し、自主避難支援は1mSv〜、強制避難は5mSv〜である。)このビデオの中に、当該地域のモスカレンコ市長本人による詳細な法的支援の内容が述べられている。(コメント欄に線量基準一覧表)

重度(チェルノブイリ至近距離の)汚染地ではなく、普通の汚染地ではどうだろう。ウクライナ、キエフ近くの、チェルノブイリから140キロ地点のコロステン第12小学校の現実である。このコロステンの住民(小学生ではなく)が【25年間に浴びた積算線量は、”15〜25mSv”である】、という。ゆえに、”普通の汚染地”と言って差し支えないだろう。(コメント欄に地図)

こういうドキュメンタリーでは、被爆影響を受けやすい子どもが出て来るが、最大の勘違いは、この子どもたちが、事故時には、誰も生まれていないことである。ちなみにこのビデオに出てくる子どもたちが生まれたのは、2003年、事故後、17年経った後である。(チェルノブイリハートですら、事故時に生まれており”直接被爆した子は一人もいない”ことは、超重要事項である。)

現在のこの学校の645人の生徒のうち、正常な子は、1/4程度(157人)である。
体育の授業時間も、事故後突然死する子が増えたため、短縮され、4つのグループに分けられているという。(写真が、実際の分布図)

具体的な不具合は、甲状腺異常、重度の眼科疾患、心臓疾患、胃腸障害、急性肝炎、脊椎彎曲症、などが多く見られるという。複数の専門医が詳細に診断している。

キエフに、低線量長期被爆の影響を調べるための、国立放射線医学研究所が創られた。そこで、28年間に渡り、5万人以上の子どもを診察してきたのが、ステパノワ博士である。(彼女は、超有名であり、あらゆるところで、何度も紹介されている。日本にも来日している。もちろん、マスメディアには、シカトされている。)

放影研は、「これから、低線量長期被爆の研究を始める」と言っている。チェルノブイリは、まるで、無かったかのようだ。もう分かってるんだよ。全貌は。しっかり出版もされている。情報は、公開されている。(主要部を、コメント欄に)

確かに?、”日本の放射能は安全”なのかもしれない。日本の子どもたちは、神の子なのかもしれないし、何やら、特殊な物質が日本には堆積して、放射能の影響を、決していてくれるのかもしれない。また、神のご加護か????

最高責任者が、「笑っていれば放射能は来ない」とこの国では、本当にそう言ったのだ。そういう人間を、最高責任者に選ぶ、県、国、なのは、世界中誰もが知っており(これは、あなたも知っているだろう)、世界中が、仰け反ってひっくり返り、びっくり仰天、あるいは、大笑いしている

当初より一貫して貴重な現場情報を伝えていてくれる、OurPlanetTVには、深く感謝したい。

Source: 「チェルノブイリ・28年目の子どもたち」
https://www.youtube.com/watch?v=3hv-5bW17Rs