祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ 大阪市役所のデタラメ

2012-01-18 22:36:04 | 橋下徹 大阪市長
大阪ゴミ焼却施設


大阪市役所の交通局のデタラメを先日知って驚いたが、そんなものじゃなかった!!!!!
1月15日「報道ステーションSunday」で放映されたものは、信じられない事ばかりである。

1:職員互助組合
「物資あっせん」というカタログが作成されており、その内容は市職員が物品を格安で購入できる制度である。当然のことながら、組合独自で、業者さんと交渉をし大量に購入することにより、売価をダウンしているなら問題もないだろう。しかし、そこには税金から47億6800万円もつぎ込まれていた。その他、
   スーツ等物件費       28億5100万円
   各種勤務手当        49億6000万円
   ヤミ年金・ヤミ退職金   304億円(11年間で)
大阪市役所の大平助役は次の様に言っていた。
  「市民感覚からほど遠い厚遇ぶりを改めて認識した。」と・・・・こいつら完全に市民をなめている!!!!!

もう全ての感覚がエゴの塊みたいなものですね・・・・公務員はみんな、税金は自分たちのものと思っているんでしょう・・・
これらは、証拠として残っているから分かるものの、公務員は感覚がくるっているから、職務に関してまともに業務の遂行がされているとは考えられない。仕事とは存在給・通勤給の感覚だろうから仕事はサボり、責任ある行動は全くできないだろう。まともな企業では、生産性の低い事は命とりである。利益を圧迫し、最悪は人件費倒産するからである。しかし、役人は倒産の感覚は全くなく、自分の役得しか考えていない。
その証拠に、河川事務所の職員から逮捕者が多数出している。
河川のごみ回収の際、落し物の中に現金があれば個人で着服し、商品券・地下鉄の回数券などは、みんなで分けるようである。
また、陸上のごみを集めて、川に捨てていた。理由は、ごみが減ると清掃事業の予算が減るからである。
2005年~2011年12月までの逮捕者は 145人である。

2:市営地下鉄「今里筋線  2006年12月開業
建設費2663億円をかけ作られた地下鉄は、開通後1か月目から全11駅の71カ所で水漏れが発生。
交通局担当者は、次の様に言っています。
  「抜本的に水を完璧に止める対策は、今のところ残念ながら無い。」
これは、計画段階で分かっているはずである。知っていながら、強引に推し進めているということは、これにより利益を得るメンバーが大勢いるということだろう。みんな利権がらみである。ましてや、計画が全く当たっていない。計画の基本は1日当たりの利用者を「 12万人 」としているが一昨年の実績は「 5万7000人 」である。利権がらみだから、建設の予算を取ることが目的となり、収支計画は収益がでる利用者数をでっち上げ・・・・・

3:大阪市環境局舞洲工場  2001年建設
映像を見て驚いた。これはゴミ焼却施設ではなくテーマパークだ!!
オーストラリアのデザイナーに依頼し、約6000万円のデザイン料を払い建設。建設費約609億円。
この建物を見た、中田宏さん(大阪市特別顧問、前横浜市長)は、大阪市が横浜市並みにゴミを減らすことが出来れば、現在ある9つの焼却炉は3つぐらいで済むと言っています。
これなども、効率的な運営や建設は関係なく、投資コストは多ければ多いほど利益を享受出来る連中がいるんですね・・・・・

4:大阪市立海洋博物館
  なにわの海の時空間

博物館の中央に江戸時代の木造船を復元したものが置かれている。全長30メートルの復元船「浪華丸」の総工費はな、なんと 10億円・・・・・・がびょ~~ん・・・・・
総工費176億円をかけて建設し、維持費として1億7000万円の税金が投入されている。
それもそのはず・・。最初の来場者予測が60万人。2000年の来場者数が約20万人・・・・・現在9万4000人・・
「箱もの行政」・・・そのものですね・・・・・税金をかけて建築し、税金で維持費を払い・・誰が得をしているんでしょうかね?・・・天下り先の確保は当然ですよね・・・・それと、業者に金が渡り、儲けれる奴らがいるんですね・・・・・・

5:大阪市営バス
これは、前回のブログ大阪市交通局に出ています。
28年間連続赤字で、累積赤字が 604億円・・・・

大阪市役所とは、とんでもなくデタラメなところですね・・・・・
でもこんなことは、大阪市だけでなくほとんどの自治体でまかり通っているんでしょうね・・・・・・

霞が関がその手本になるから、地方は真似をして、もっと適当な事をしでかすんでしょうね・・・・・
こんな状態で、増税は無いでしょう・・・・・
ブログ平均年収で書いたが、国家公務員の年収を民間並みに揃え、尚且つ無駄な人員30%を削減すると、年間約2兆円の人件費が浮く。これは一般公務員62万人であるため、全国家公務員92万人を対象とし、地方公務員の281万人を同様に考えると、10兆円ほどの人件費削減が可能である。
これは年収だけの話で、退職金の削減、無駄な残業代の削減、公務員宿舎の削減、天下り先の完全撤廃、etc・・etc・・・・
人件費関係で、どれだけの無駄が省けることか・・・・・・特に天下り先の交付金を削減するだけでとんでもない金額が出てくるのではないだろうか・・・・・そのうちの調べてみましょう・・・・・

どちらにしても、増税は考えようがない・・・・・・・
「社会補償と一体改革」と同時に増税はあり得ない・・・・・・
政治家・役人の嘘は、今始まったことではない・・・・・・
適当な言葉で、抜け穴だらけである・・・・・
先に改革し、その実績を数年間見せてから、それでも不足があるならば増税の提案でしょうね・・・・・

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・ 大阪市交通局

2012-01-13 00:25:59 | 橋下徹 大阪市長
レーン監視員

2012年1月11日
橋下大阪市長が大阪交通局の改善に動き始めていますね。
「報道ステーションSunday」に内容が紹介されていました。

大阪市交通局は「 28年連続赤字 」で「 累計赤字が609億円 」だそうです。
大阪市交通局は「大阪市最大の組織」を持ち、その構成人員は 6,796人もいるとのことです。しかも、これだけ赤字を続けているのに、2002年に完成した交通局の建物は、建設費180億円をかけ造られたようですね・・・・?
地方公務員も国家公務員に負けず劣らずひどいレベルですね・・・・・・・

写真は、朝日放送「ムーヴ!」 2005年10月放送のものです。
映っている3人は、市交通局の職員で、バスレーンの「レーン監視」をしている職員です。1日4時間のレーン監視と約1時間の乗客案内が仕事で、平均年収は な~んと 1000万円!!!!!!!! もうここまで来ると、笑ちゃうしかないですね・・・・映像の説明では、3~400メートルに7人の監視員がいたそうです。普通に街中でよく見る工事現場の交通整理でも、一カ所に3人も固まって交通整理をしているところなど見たことないのに・・・・よっぽど人が余っているんでしょうね・・・・それと、大阪市民に見えるように山と職員がいることに違和感を感じないのでしょうかね?・・・・・・よほど市民をバカにしているんですね????
(そういえば、昔、札幌市長の運転手が札幌市長より給与が高いという話題がありましたね・・・・・・)

また、職員用にお迎えバスがあったようです。市営バスの車両を使い、交通局職員を無料で送迎・・・・・・・
迎えに行く運転手には、特別手当が支払われていたとのことです。・・・・・・?
大阪交通局の路線は139路線あり、黒字は3路線のみ。あとはすべて赤字路線・・・・その中で一番悪いのが「鶴見ループ」と言われる路線。1週8キロのルートを30分おきに1本走っています。鶴見ループでは、100円を稼ぐのに費用が779円かかるとのことです?????

大阪市交通局のバス運転手は、その平均年収が739万円であり、同じ地域の私鉄5社の平均年収が544万円であり、約200万位も高いですね。平均年収が739万円とは驚きですね・・・・・平均・・ですからね? 私のブログ平均年収で書いたように、民間は400~450万円あたりですよ。北海道の年収は400万円を切っていると言われています。それでも、きちんと努力をして市民に迷惑をかけずに黒字経営をしているのならば、まだ少しは理解ができるものの大赤字ですよね!!28年間連続赤字で累積赤字が609億円・・・・・税金の無駄使いだけでしょ・・・・・

交通局の外郭団体は3社あり、その委託料収入は年間に約80億円あるとのことです。
その1社の大阪運輸振興株式会社は、市の交通局から市営バスの運営を委託されているグループ企業で、社員の162人が「交通局OB」であり、業務の92.7%が大阪市との「随意契約」です。完全に天下り先ですね。市が赤字だろうが、交通局が赤字だろうがお構いなし・・・・・税金は、自分たちのためにあると思っているんでしょうね??????

なぜこのような事になるかと言うと、橋本市長は次のように言ってました。
  「職員組合が組織の社長(市長)を選ぶ。
   従業員が社長の人事権をもったら、改革なんてできるはずがない!」
今まで、市長選で組織力を発揮し、市長を助役や市職員から輩出する伝統が続いていたようです。
  地下1階(職員組合)と5階(市長室)が方針を決めて8階(市会)が追従するとまで言われるほど強力な発言力を持つ
  職員組合の影響で、高い給与水準と福利厚生の既得権を守っていたようですね・・・・

橋下市長は、公務員の身分保障について次のように言っていました。
  国民は、固定観念を持っています。公務員は絶対的身分保障があると・・・
  分限規定の中に、組織の改廃によって余剰人員が出た場合は分限ができる。
  と言う規定がある
。それを、使わないだけである。政治側が・・・・
  訴訟とかそういうことに発展する可能性が出るでしょうけれども
  公務員イコール身分保障というこの呪縛から解き放たれないと
  日本の再生は無いですよ・・・・

国もデタラメだが大阪市もデタラメだね!!!  
橋下市長があれだけ熱くなるのもよく分かりますね・・・・
何もできず、あきらめていた大阪市民の気持ちが、今回の選挙で橋本徹に流れたのですね。

橋下徹 ガンバレー
大阪維新の会 ガンバレー


追加情報
  日経の05年3月1日に「大阪市職員の厚遇問題、ヤミ金 返還要求へ」と言うのがありました。
  職員厚遇が11年間で市の負担増額が 304億円 だそうです?

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