祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ あの人たちは 今・・・・

2013-08-27 04:34:35 | 原発事故
「あの人たちは今・・・・」
東京電力の福島事故発生時の経営責任者だった人たちは、今何をしているのでしょうか?福島の人たちにあれほどの迷惑をかけ、未だに避難をしている人たちが16万人以上もいるのに、当事者は何ら責任を取らないどころか、ぬくぬくと関連会社の役員や社外役員に就任しています。そして、放射能のばら撒きで危険になった日本を離れ、全員とも海外に住んでいます。

勝俣恒久会長
→日本原子力発電の社外取締役に再任(現在家族と共に海外在住)
清水正孝社長
→関連会社・富士石油の社外取締役に天下り (現在家族と共に海外在住)
武井優副社長
→関連会社・アラビア石油の社外監査役に天下り(現在家族と共に海外在住)
宮本史昭常務
→関連会社・日本フィールドエンジニアリングの社長に天下り(現在家族と共に海外在住)
木村滋取締役
→関連会社・電気事業連合会の副会長に再任(現在家族と共に海外在住)
藤原万喜夫監査役
→関連会社・関電工の社外監査役に再任(現在家族と共に海外在住)

2013年8月現在でも、事故を起こした福島原発の処理については何も分かっていません。それどころか、汚染された冷却水が海に流れ続けています。2011年3月の爆発した際にも海には放射線物質が大量にばら撒かれ、汚染スポットがたくさんできています。東北地域はもちろんのこと、埼玉・茨城・東京・横浜・長野・新潟あたりまでも放射能はばら撒かれています。現在の日本の基準は100ベクレルなっていますが、これとて、旧ソビエト連邦のゴメリ医科大学の学長であったバンダジェフスキー博士は、チェルノブイリでの事故後、亡くなったの患者の臓器を調べ、体内のセシウム137による被ばくは低線量でも危険であるとの結論を出しています。

法律で規制し他の企業が入り込めない利権企業・利権団体を作り、多くの国民から名目は何であれ(税金・保険料・使用料金・etc・・・)金をかき集め、官僚を初め政治屋や利権企業の役員などが胡坐をかいている。こんなことをいつまでも許していおいていいんでしょうかね? この状態は、腐敗した共産国家の組織と何らかわらない・・・・・・ 破綻寸前のスペインとどこが違うのでしょう? ただ時間の問題ですね。ただただ崩壊に向かってまっしぐら・・・・・・海に向かって集団自殺するネズミみたいなものです。

子供たちの将来のためにも、良識ある人たちが立ち向かわなければなりませんね。

こんな組織を作って、何ら責任を感じず、いまだに原発再稼働だとか原発輸出を推進しようとしている自民党。消費税は上げるものの、社会保障はカット・・・・・こうなる前にすることはたくさんあっても全くの無策・・・・年金問題は根本のところで、官僚がデタラメをして仕組みを崩壊させているのに何ら責任問題を追及しないのはどうしてなんでしょう・・・・・また、それを暗黙の了解として問題意識のない自民党は責任を取る意識は又く欠如・・・・腐った組織の改革が最優先でしょう。








日記 平成25年7月31日~

2013-08-25 01:43:03 | 日記
Kid-O-Kid
丸山公園

8月24日。
新潟から来た友達は、連れのお孫さんが疲れているので旭川へのツアーをキャンセル。往復6~7時間のバスは疲労がたまるので5歳の子供にはかわいそう。ツアーをキャンセルして正解でしょう。そこで朝一番で札幌の丸山動物園へ直行・・・・・動物園を楽しんだ後「キドキド」という子供の遊び場に行きました。5歳のお孫さんは、ず~っと足り廻っていました。汗がびっしょりで、着替えを持って行かなかったので、近くの店で新しく服を買い換え・・・・・・よほど楽しかったのでしょうね・・・・
(写真は円山公園)


友達
公園

8月23日。
9月に遊びに行く予定の友達が、お孫さんを連れて新潟より遊びに来ています。今日は札幌に泊まって、明日は旭川の旭山動物園に行く予定とのこと。5歳のお孫さんと奥様連れでの旅行です。かわいくてたまらないのでしょうね。ただ、今日は新潟から札幌まででお孫さんはぐったりの様子とのこと・・・・明日の工程もバス時間が長いようなのでちょっと心配。あまり疲れているようなら、旭川の動物園をキャンセルして札幌の旭山動物園にしてもいいかも・・・・・ちょっと小さいけど私の車で案内できるし・・・・・
夜は時間を割いて一緒に食事が出来ます。何十年ぶりでしょうかね?彼は大学で合気道をしており、同じ寮にいたので、彼の部屋では合気道の話が多かったね。お母さんが送ってくれた笹団子も手作りでおいしかった・・・・
(写真は豊平公園)


歯医者
公園

8月22日。
いつも行く歯医者さんからハガキが来ていました。「前回行ってから1年経つので、一度検査に来てください」と言う内容です。今のところ大丈夫とは思っていましたが、行ってみました。行ってみて正解でした。歯と歯の間に小さな虫歯になりかけを見つけてくれました。一か所なのですぐに削って補修をしてくれました。以前に歯医者さんに進められて「糸楊子」を使うようになっています。使ってみて分かったことは、歯ブラシできれいに磨いたつもりでも、歯と歯の間には食べ物のくずが挟まっていることがよく分かりました。特に魚を毎日食べるので、小さくなった魚の身や、玄米にかけているゴマなどが挟まっています。
これからは、もっと丁寧に歯磨きをしよう・・・・・
(写真は豊平公園)


蝉

8月21日。
蝉が道路に転がっていました。もう夏終わりのようです・・・・・
札幌の夜は空気がすっかり冷えてきています。表に出ると虫の声が聞こえ、今日の月は満月、ヒヤッとした空気が肌に心地よく触れてきます。北海道の初夏とこの季節は、とても過ごし易いときです。気持ちがいいので、しばらく外に出て夜空を眺めていました。南方面の空に、一つだけ光り輝く星があります。何の星なんでしょう?夜空の星を撮影していみたいと思っていますが、札幌市内では光が多いので星が良く見えません。時間を取って美瑛に行くのがいいのかな?


空

8月20日。
昨日・今日とおかしな雨の降りかたをしています。15分くらいザーと降ると、そのあと晴れて青空が出てきます。昨日も今日も仕事帰りの途中なので、通りかかりの公園の木の下に一時避難・・・・大きな木の下と言うのはかなり雨をよけてくれます。雨除けで木の下の行ったのは初めてです。木の下から空を見ていて、知り合いの方の話を思い出しました。その方のお子さんが雨が降ってきたので一番大きな木の下に逃げていたのですが、不幸にもその木に落雷があり、そのお子さんが亡くなったという話です。初め聞いたときは、どうしてそんな危ないところへ逃げたんだろうと思っていましたが、実際に雨に降られると、私もやっぱり木の下へ逃げ込みました。小学生の子供では、やはり木の下に逃げ込むのも無理はないのでしょうね。子供には、いつもいろいろな判断ができるように教育してあげなければなりませんね・・・・・・自己責任が取れる人間に育てあげなくては・・・・



蒸し暑さ
花
8月19日。
朝から暑くてたまりません。仕事に出かけたとき、余りの蒸し暑さに木陰で休みましたが、立ち上がろうとすると立ちくらみがします。あわてて座り込みますが、なかなか正常状態になりません。五回も六回も立とうとするとすぐ立ちくらみ・・・・身体が異常に熱を持っています。ひょっとすると熱中症になりかけているのかなと思い、水で後頭部を冷やし、わきの下や背中胸なども冷やします。数回している内に、徐々に体温が下がり始めました・・・・・これ程、蒸し暑いのは初めてですが、もう身体が北海道になりきっていますね。もう内地の暑さには耐えられないみたいです。こんなに暑い北海道は初めて・・・・・


元スイス大使 村田光平氏
朝顔
8月17日。
北海道の学校の夏休み期間は、内地に比べかなり短い設定になっています。その代り、冬休みが長めに設定されています。孫の幼稚園も、同じように明日からスタートです。また、しばらく遊べないので今日は一緒に花火と水遊びを・・・・・明日から朝は早いので、夕方は早めに帰宅しました。来週の週末には、ニセコに野菜の掘り起こしと自家製ピザつくりに遊びに行きましょう・・・・・

原子力規制委員会は、東京電力が提出した「福島原発を廃炉にするための実施計画」を認可したようです。
これについて、元スイス大使の村田光平さんは、納得できないと言っています。アメリカの原子力規制委員会は、廃炉計画そのものに疑問を抱いています。それは、福島原発のメルトダウンした燃料棒が、現状どういう状態かも分からない段階で、どのような具体的な計画も立てられるはずがないということです。上記の村田光平さんをクリックするとYouTubeにつながり、インタビューが聞けます。


朝顔
朝顔
8月16日。
仕事場の近くで朝顔が咲いていました。撮影していると、その家の人が出てきて話しかけてきました。自分の作ったものを撮影しているので嬉しいようです。今年の春の雪解けの時は、2メートル以上も積もった雪を少しづつ崩していました。雪を早く無くしてから、土を耕し種を植え、そこの畑は今いろいろなものが・・・・自分で作って食べたいと言っていた「枝豆」もたくさんあります。シソの葉もあります。ひまわりもたくさん・・・・。土地があり時間がある人は、自然と接する時間が多くあり、豊かな時間を過ごしていますね。しかし、私たちも何の努力もなしで、咲いた花を観賞できるんだから、それはそれで楽しいものですね。


教育委員会
ゆり
8月16日。
大津市の教育委員会が嘘をつきまくっていたのが公に出ていましたが、又、奈良県橿原市の教育委員会でも同じようなことが起きています。中学1年の女の子が自殺していますが、教育委員会はいじめとの因果関係は無いと言っています。自殺後に生徒たちに実施したアンケートを、教育委員会は公表せず隠し通していました。しかし、やっと公表された内容には、40人以上の生徒からいじめをされていたという事実が書かれていたそうです。この事実を隠し通す教育委員会や教師たちは、何を良しとして判断し行動しているのでしょう?

大津市の教育委員会は、第3者が入って調査した結果分かったことがあるようです。教育委員会は5人のメンバーで構成されています。委員長は教師からのなりあがりがほとんど・・・・残りの4名は議会の承認を得て、市長が任命しています。月に1度ほど会議があるものの、そこに提出されるのは教師がまとめた報告書だけ・・・・・委員会のメンバーが「いじめがあるのではないか?」と質問しても、答えるのは教師で「ありません」と言われれば、それ以上の追及する手段は無いそうです。要するに、教育委員長と教師が好き放題に支配していることになります。

いつの時代でも、どこの国でも役人の腐ったのは山といます。この腐った組織を変えられるのは政治家しかいないですが、これも腐っている・・・・・まともな考えをもっている人たちの集団を創るしかないのでしょう。全国レベルで意思統一ができる集団。利権に絡まない集団。全てが統一される必要は無く、その時代の上位にある問題だけを統一できる組織であれば良い・・・・・この組織が、全国の選挙に人材を押込めれば、世の中を変えられるかもしれません・・・・・ただの夢かな?


化粧筆
花
8月15日。
広島県に熊野筆というのがあります。その地域で作られた「書筆」「画筆」「化粧筆」を熊野筆と言うようです。今回は、娘の誕生日プレゼントに化粧筆を探していたところ、熊野筆と言うのがあって、以前に「なでしこジャパン」が国民栄誉賞をもらった時の副賞に、熊野で作られた化粧筆が送られたと出ていました。その実際の会社が「竹田ブラシ」という会社でした。ホームページを覗いてみると、化粧筆と言ってもその毛質が種類がたくさん・・・・・・男性にとって、どんな毛質がいいのか分かりません・・・・・灰リス毛100%・灰リス毛50%+青染短光峰50%・青染上質細毛・ 山羊毛100%・イタチ毛100%・松リス毛100%・馬毛100%・カナダリス毛100%・・・・・・・・おそらく、使う化粧品によって違うんでしょうね。 娘に聞くとチーク用が欲しいというので、毛質は適当に選択して発注依頼・・・・今は盆休みのため来週に返事がくるのかな?


盆踊り
ダリア
8月14日。
仕事帰りに通過する公園では、どこも盆踊りの準備中していました。あちらこちらで、賑やかなんでしょうね。今日のニュースで、音楽の無い盆踊りが映されていました。どうしているかというと、無線機で音楽が流され、踊っている人は全員、受信機を持ってイヤホーンで聞いていました。
なぜそんなことをするかというと、100メートルくらい離れた所に病院があり、それに気づかってしているとのことです・・・・・?

本当に、病院の入院患者のためになっているんでしょうか? 私が入院していても、たとえ重病だったとしても、夏の祭りの音が聞こえたときに「うるさい」と感じるか「季節感を感じ、懐かしい思い出を感じる」かというと、懐かしい思い出の方のような気がします。ただ、黙って寝ているより思い出に浸ったり、季節を感じたりの方が病気にもいいのではないでしょうか?


英会話
ipod
8月13日。
ここ数か月、4歳の孫に英語の発音が違うと直されることが度々あります・・・・・・これを何とかしないと、孫と話が出来なくなります。また、Face Bookにいろいろなニュースが出て来るものの、英語で書かれているため理解ができません・・・・日本の報道だけを見ていると、偏っていることが気になります。それを冷静に考えるためにも、海外からの情報を取ることが偏らない判断ができるのではないかと思い、一から英語の勉強をしなければ思っていました・・・・・

今、NHKの基礎英語や英会話などが、インターネットで出ています。自宅にいる時はパソコンで聞けばいいのですが、折角英会話を勉強するなら、パソコンの前以外にもヒアリングができると良いと思いヤマダ電機へ・・・・・・Ipodで聞けるよう首からぶら下げられるネックストラップを購入してきました。明日からは仕事をしながらでも、両手が空くのでヒアリングの勉強が出来そう・・・・・


税金投入
Asperges
8月12日。
明日からお盆。お盆期間はお墓参りも混雑するので、毎年早めに行きます。今年も早めにと思い今日行きました。今日は今までにないくらい多くのお墓詣りの人達が来ています。いつもの通行路が一方通行になり、かなり遠回りをしてからでないと辿りつけません。やっとたどり着き荷物を持ってお墓へ・・・・・先月末に来ているので雑草はそうでもありませんが、それでもこの時期はあちこちに生え始めています。雑草を取り終る頃孫の家族が到着・・・・・みんなで墓石を拭き上げ、お供えを揃え、般若心経をあげました。孫が初めてリンを鳴らすと言いだすので、やらせてみました、きちんとポイントで鳴らせました・・・・結構大人のしていることを見ているのですね。大人は子供の前では、おかしな行動を見せれませんね。すぐに覚えて真似てしまいます・・・・・

先日、安倍首相が福島原発事故の対応について、東電に任せておくのではなく、国も責任を持って事に当たると言っています。これは、大きな疑問があります。国が責任を持ってことに当たるという事は、税金を投入するという事です。今の段階では東電は民間企業です。そこに国民から集めた税金を投入することは、理解ができません。もし、投入するのならば東電を破産処理して、東電の役員も株主も全てその責任を取ってからの税金投入が当然の処理です。以前のブログの「古賀ペーパー」にも書いてあります。今は大阪維新のスタッフである元官僚の古賀氏が、福島事故が2011年3月11日におきて、4月には政府内に回したとされる提案書です。その中に、すぐにでも破綻処理すべきと明記されています。

Face Bookに「松本 聡」さんが次のように意見を乗せていました。
「『原子力災害対策本部会議』が出てくるまで事態の悪化を知りながら対策を遅らせてきたとしか思えないのだ。ここで国が支援をせざるを得なくなったのは、放置して汚染水大量流出などという事態を招くと福島の人々に大変な打撃を与える。さらにもっと政府が心配なのは再稼働に大きなマイナスになることと、海外からの批判や訴訟の危機が迫っているからだ」

「今から税金を投入するのであれば、直ちに東電を解体して福島第一原発廃炉機関を作り、そこに人材と資金を東電から引きずり出して、国営として行うべきだ。資金は、国の電源三法交付金を充てれば良い。年間3000億円近い資金だ。もちろん再稼働だの地元支援は一切福島支援のために中止することになる。原発再稼働のためのばらまき予算など、一切認めるべきではない」

問題を明確にとらえている人が増え続け、利権の絡まない一つの組織体になれればいいですね・・・・・


ズック靴
一人歩きの道
8月11日。
ビジネスの世界から離れてからは、革靴は履かずにズック靴を履いています。簡単に履けるように、あらかじめ紐をゆるめに締め結んでおき、足を入れるだけにしていました。いつも、簡単に履け、靴の中で足が自由に動けるゆるさです・・・・・これが足には負担が一番かからないと思っていました。
3か月ほど前から左足の人差し指の爪が変形し、爪の下が内出血していました。初めは、あまり気にしていなかったものの爪が極端に波を打ち始めました。これはおかしいと思い、いろいろ考えた結果、靴を履く度に靴紐をキチンと結ぶことにしました。あれから1か月、爪の根元から出血し波打っていた爪が、だんだん上がってきてもう少しで消えそうです。

今回分かったことは、靴ひもをキチンと締めずにゆるめにして履くことは、一見足に負担がかかっていないようですが、逆に緩いがために足が自由に動き、一番長い人差し指が靴先に当たり、繰り返し靴先に当たることにより爪の変形や出血が発生していたようです。何でも、意味があって作られているので正しく使うことが大切なんですね。
*(写真は風のガーデンの奥にある”一人歩きの道”です)


債務残高
盆踊り
8月10日。
夕方、どこからともなく盆踊りの歌や太鼓が聞こえてきます。音のする方を探しながら進むと、公園で盆踊りが開かれていました。見ていいて、昔と何かが違います・・・・・踊る人も、子供の数も全然少ないのです。私が知っている盆踊りは、踊る輪が2重にも3重にもなっていました。今日見た踊る人の輪は、一重でもかなり間の空いた輪でした・・・・子供たちが少ないのです。先を見た政が出来ない政治屋と自分の利権だけを考える官僚によって、今の日本が出来てます・・・・・なんともさみしいですね・・・・・

日本国の債務残高が1000兆円を超えたと報道されています。民主党も自民党も何ら変わらないですね・・・・ただ借金が増える一方で、削減策はなく将来に付けを回すだけ・・・・・そして、決定した政治家も官僚も、誰一人責任を取れるものは現れず・・・・・・
今、日本の自治体で削減を実施しているのは、橋下市長のいる大阪市だけでしょう・・・・・まともに問題認識を持って、実務的に行動を起こさない限り、政府も地方自治体も借金は増えるだけ・・・・・
来年3月には1100兆円を超えると予想されています。もう後は、日本丸がいつ沈没するかだけですね。


風のガーデン
風のガーデン
8月9日。
富良野にある「風のガーデン」はブリティッシュガーデンです。野草が自然に育っているような雰囲気ですが、全て計画的に配置されているようです。富田ファームのようなお花が一列にたくさん並んでいるのは違い、とても自然の良さが素晴らしい! ここは、旭川にある上野ファームの上野さんが指導して2年間かけて作られた様です。奥の方には「一人歩きの道」があり、緑豊かな景色の中のんびりと散歩ができます・・・・・・

安倍内閣に維新のブレーンである堺屋太一氏が内閣参謀参与として参加することが発表されています。今迄は、維新のいいとこどりで進んで来たものの、本質的には何も持っていないのでアベノミクスも尻つぼみ・・・・・海外の投資家からは、もう価値が無いとの評価がされているようですね。維新がする場合と自民党がする場合の違いは、負担を国民に求めることは同じであるけど、維新はその前に、無駄な金の使い方を減らすことを前提にしています。無駄な税金の使い方を減らしたうえで、どうしても財政的に無理があるところを国民に求めるわけです。しかし、自民党は無駄を削減することはせず、負担増だけを実施しています・・・・悪代官の典型的な見本みたいものですね・・・・・


四季彩の丘
四季彩の丘
8月8日。
お花畑と言えば富良野にある富田ファームが有名ですが、美瑛にもいくつかのお花畑があります。この写真は「四季彩の丘」です。あまり大きくは無いものの、すぐ後ろに十勝岳連峰を見ることができます。高校時代は、いつも来ていた山々が見えるので、なぜか心が落ち着きます・・・・・ここはレンタルで電動カートがあるので、お年寄りや小さな子供がいるときは便利です。15分くらいで一回りできます。

先日以来、福島原発の事故に伴い、地下水が汚染されており海に流れ出ているのではないかという事が問題になっていますね。あちらこちらでいろいろなニュースが出ていますが、一部では、昨年から海に流れ出ていたことが分かっていた・・・のではと言われています。その中で、3月には首相までに報告が伝わっているとのことです。もし、それが事実で首相が参議院選挙まで発表を引き延ばしていたとしたら、大きな問題になりますね・・・・しばらくは、その事実関係を調べると言っているので、その記事を追いかけてみましょう・・・・




美瑛の丘
美瑛の丘
8月7日。
写真は、美瑛で宿泊したペンション星ヶ丘から見た風景です。いつ行っても癒されますね・・・・・ペンションのテラスに椅子が数脚あり、そこに座ってぼんやりしているのが好きです!特にここは、メイン道路ではなく地元に人しか通らないで、ほとんど通行はゼロにちかいほど車は通りません。

天体観測
このペンションの良いところは、裏の庭に天体観測ができる施設を持っていることです。オーナーが星が好きで観測しています。夜になると、宿泊者の希望者を募って、星の観察と説明をしてもらえます。周りに民家もなく真っ暗であるので、なんと星のきれいな事か! 見える星の数が違います。中は10人ほど入れますが、大きな望遠鏡は一人づつ交代で見ることになります。その間は各人に双眼鏡を貸してくれるので、自由に夜空を見ることができます・・・・・天の川がくっきりと・・・・・



Cafe Good Life
Cafe Good Life
8月6日。
9月4日は旭山動物園に直行したあと、全て見ないまま途中でなかぬけし昼食をとることにしました。動物園の近くに「Cafe Good Lofe」があるので、そちらで昼食を取り、動物園に戻ろうとした時、Cafe Good Life のスタジオでコンサートがあることが分かり予定を急きょ変更・・・・・4歳の孫も気に入ったようです。いくつの曲が演奏され、後半にピアノの女性がソロで演奏する際、亜麻色の髪をした少女が来ていると言いながら、孫を紹介してくれました・・・・突然でしたが、孫はステージに上がり、ピアノ演奏に合わせ踊り始めます。演奏が終わって拍手があると、スカートを広げ姿勢をかがめて挨拶をしました・・・・・

20種類の野菜サラダ


その後、夕食に予約してある「Asperges」へ。ここは、JA美瑛の販売所と一緒になったレストランで野菜がおいしいレストランです。
ディナーメニューは3種類ありました。私は「北海道和牛頬肉の赤ワインに込み」を注文。

- 春人参のソフトクリーム仕立て
- 美瑛の畑 20種類の野菜と美瑛産ななつぼしを添えたサラダ
- 越冬じゃがいものピューレ "淡雪"
- 美瑛特産ブロッコリーの茹で上げ
- 北海道産和牛頬肉の赤ワイン煮込み
- ミニトマトのコンポート
- 黒豆ショコラ

上の写真は「美瑛の畑 20種類の野菜と美瑛産ななつぼしを添えたサラダ」です。一つ一つの野菜がしっかりとした旨さを持っており、その下に酢で味付けされたななつぼしがあり、絡めて食べると食欲を増すおいしさ・・・・

じゃがいものピューレ
ブロッコリーの茹で上げ
和牛頬肉の赤ワインに込み
ミニトマトのコンポート


どの料理もその野菜が持つおいしさを十分に引き出されています。その野菜の持つおいしさを引き立てるために、シンプルな調理がなされています。和牛の頬肉に込みも、しっかり煮込まれているけれど、その美味しさを出すための赤ワインソースがシンプル・・・・全て素材をいかに生かすかを考え調理になっています。このレストランもミシュランの一つ星ですが、札幌市内にある「モリエール」や洞爺湖サミットで各国首相に料理を提供した「マッカーリーナ」も同系列でミシュラン一つ星になっています。美瑛のAspergesは、観光地だけあって気軽に行けるところがいいですね。子供を連れてのフランス料理は普通はできませんものね!

Asperges


旭山動物園
ペンギン
8月5日。
4日5日と旭川に家族旅行に行きました。初日は旭山動物園に直行・・・・事前に友達より情報を貰っていたので駐車場は一番奥の東口駐車場へ・・・・・。旭山動物園は小高い丘の傾斜面にあるため、正面玄関から入るとずっと上り坂です。今回は4月に生まれた孫も一緒なので、反対側の東口ゲートより入りました。お蔭で下り坂のため、乳母車も簡単に押していけます。帰りは、園内の無料バスがゲートからゲートまで運航されています。

旭山動物園は、動物の生態がいろいろな角度で見ることができるようになっています。写真のペンギンも、水槽の底に見学して歩けるトンネルがあるため、水中をものすごいスピードで泳ぎ回るペンギンを一緒に水中で見ているかのようです・・・・・・アザラシも地下から天井に通り抜ける直径1.5メートルくらいの透明な円柱を泳いでいるため、すぐ横で観察できます・・・・・4歳の孫は床の下から泳いでくるアザラシを面白がって、いろいろな角度から覗いていました・・・・・
旭山動物園は、小さな子供に「生」と「死」をきちんと教えることに前向きです。あちらこちらに、そこにいた動物がいつごろ死んだのかをきちんと書かれた、手作りの説明書が表示されています。4歳の孫も「死んじゃったの・・・」と悲しげな顔をしています。
普段の生活風景をより自然に見せるようになっていたり、食事をする光景を見せてくれたり、生命は永遠でないことを教えてくれたりと、普通の動物園とは違った勉強の場になりますね!


パトカー
花
8月3日。
仕事をしているあたりは、犬の糞がそのままの状態で捨ててあります。全員がそうだとは思いませんが、一部に非常識な人がいます。他人が見ていなければ、犬が排せつした糞は知らん顔していくか、周りに人がいると一応糞を拾うものの、見ていない所で捨てていきます・・・・・・春先より道路を見張ることにより、少しづつ犯人が分かり始めています。その人間が来る時間帯もほぼ分かるので、道路で見張っていると、視線が気になるらしく、いつもの散歩路を変更していきます。そのおかげで、だいぶ減りましたが先週またやられました・・・・・・そこで、ここ1週間ほどは夜に見回りに行っています。夜に自転車でうろうろしていると、誰かが警察に通報・・・・・パトカーが2台来ました。

「この辺で不審な人がいると通報があったのですが・・・」お巡りさんが言います。この辺りをうろうろしていたのは私なので、「きっと、それは私だと思います」と、事情を話し始めたとき、そのおまわりさんは、2か月ほど前に交番に相談に行った時の担当した警察官であることが分かりました。「ああ、あの時に来られた方ですね・・・・」
3度ほどいろいろと情報を伝えに行っていたので、よく分かっていて、頑張ってくださいと言ってパトカーは帰りました。これからは、事前に交番に連絡してからにしましょう・・・・


講習会
講習会
8月2日。
今日は久しぶりに講習会に参加しました。講習会の内容は相続税対策のついてでした。基準が変わると聞いていたので、具体的にどうなるかが気になります。基礎控除は引き下げられています。
 現行   5000万円 + 1000万円×法定相続人数
 改正   3000万円 +  600万円×法定相続人数
これを、例えば(配偶者と子供2人)と仮定すれば、基礎控除は下記の通りになります。
 現行   8000万円
 改正   4800万円
これだけ基礎控除が削られると、納税者は増えるんでしょうね・・・・

そしてもう一つの改正が税率がアップしています。現状は相続人一人の取得額が3億円以上で50%の税率が、改正後は6億円超で55%となります。

これも、「死んだら罰金」の類でしょうかね・・・・・・・


江戸時代に戻る
モダンローズ
8月1日。
お昼のテレビ番組(ミヤネ屋)の司会者である宮根誠司が「原発が無くなったら、江戸時代に戻る」と言ったようです・・・・・もともと司会をしていても、非常に違和感のある目線の使い方をします。次に話す言葉をアンチョコしているのか、テレビに映っている自分の姿に見とれているのか・・・・どちらにしても、視聴者を中心に仕事をしている雰囲気は無いですね・・・・全体のスケジュールの対する感覚は無く、自分の興味のある質問だけで話を終わらせる。そして最悪は、自分は凄いんだというような、見ていていやらしい自慢をそれとなく流しています・・・・・・

「原発が無いと江戸時代に戻る」は、いい意味での戻るではなく、電気が無くて不便になる・・・という事を言っているようです。要するに電気が無くなることに対する不安な気持ちを増幅させ、原発は必要であると言いたいようです。とんでもない司会者ですね・・・・・


体操
サイロ
7月31日。
近くの公園で早朝の体操をしていました。わたしも参加しましたが、身体が少し硬くなっています。体操していて分かりましたが、一昨年、股関節を骨折した時の後遺症がまだ残っているようです。力の入れ方によって違和感を感じます。少し筋肉を付けないと治らないのでしょうね・・・・・

麻生副総理が「ナチスの手法に学べ」と言っています。29日、都内の講演会で憲法改正について語り、「ワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口を学んだらどうか。(国民が)騒がないで、納得して変わっている・・・・」と。

ワイマール憲法は1919年、第1次大戦に敗れたドイツで成立。主権在民や男女平等の自由選挙などをうたった進歩的な内容でした。この憲法を骨抜きにしたのがヒトラー率いるナチスです。33年、ヒトラー政権が樹立し、「全権委任法」を可決させます。この法律は内閣が自由に立法権を行使できるというもので、以後、ナチスは他国への侵攻やユダヤ人虐殺などに暴走し、ワイマール憲法は事実上消滅したようです・・・

自民党はこの方向に国民を騙して導くつもりでしょうかね・・・・・

押さえきれない福島原発事故

2013-08-18 21:59:46 | 原発事故
FaceBookを見ている中で、国内では紹介されていない記事がありました。Stephen Lendman さんの投稿を日本語に翻訳したものです。そのままを転記します。
あまりにも、日本政府・官僚・御用学者・御用マスコミ等の情報操作がひどすぎますね。もう日本国民だけではなく世界中の人々に影響を与える状況になってきているようです。そして、福島事故の解決策も見透視さえない・・・・・メルトダウンした燃料棒を取り出すにしても、現状がどうなっているかは誰も分からないし、今後も把握する手段は無い・・・・・
世界の人々は、日本に対応の遅さと、責任の無さに驚いているようです。



抑えきれない福島原発事故


2013年8月13日、火曜日

Stephen Lendman

日本のアポカリプスは継続中だ。緊急状態が続いている。めどは全くたっていない。福島原発の放射性物質放出は止められない。放出は続いている。抑えきれないのだ。
問題は、史上最悪の環境惨事だ。チェルノブイリの何倍も酷い。空前絶後の大惨事なのだ。これは原子力発電を廃絶するに十分な理由だ。

経済産業省によれば、約300トンの放射性地下水が毎日太平洋に流れ込んでいる。
日本における三月の地震と津波が、福島のメルトダウンを引き起こして以来、ずっとそうなのだ。
東京電力は、水が“化学的障壁”を超えたり、迂回したりしていると述べている。止めようがないのだ。三基の福島原子炉がメルトダウンした。第4号炉はひどく損傷している。

最悪の恐怖は残ったままだ。第四号建屋の構造的完全性はひどく損なわれている。第四号建屋には何百トンもの高放射能の水がある。もし、地震か他の自然災害が起きれば、燃料棒が燃えるのはほぼ確実だ。その後放射性放出物が出るだろう。それは既に悲惨な状態に輪をかけるだろう。
放出は長期間継続するだろう。放出物は地球を周回するだろう。放出物は壊滅的な被害をもたらそう。

2011年3月以来、東京電力は、約20から40兆ベクレルの放射性トリチウムが太平洋に漏出したと推計している。セシウムとストロンチウムも莫大な量が放出されている。その流出は続いている。これらは遥かに危険だ。原発の専門家アーニー・ガンダーセンによれば、“馬は既に納屋から外に逃げてしまった。”漏れは地震と津波が襲って以来、続いているのだ。
放射性の水は太平洋を汚染する。ガンダーセンは言う。“地下水での経験はこうです。もし海で深刻なのであれば、陸上ではもっと深刻です。

日本当局は、障壁を作ることを提案している。水が太平洋に流れ込むのを防ぐことが問題になっている。何であれ、なされている事は“二年遅れで、建設が終わるころには手遅れでしょう”とガンダーセンは言う。
障壁は解決策にならない。それは別の問題を引き起こす。“もし水が太平洋に流出できなければ、水は現場に溜まります。つまり原子炉そのものが不安定になるのです。”

“水は原発建屋の下に入り込む可能性があり、もし地震が起きれば、実際、原発建屋は倒れかねません。一つの問題を解決すると、次の問題を生み出すという状況です。”
ガンダーセンは、汚染された水は、最短20から30年は流出し続けるだろうと考えている。それはこれまで我々が経験するものの中で最も放射性の高い水だ。

費用はもう一つの問題だ。除染は約0.5兆ドルかかると、ガンダーセンは言う。最も重要なのは人間の健康だ。
確実に癌が蔓延する。日本だけの話ではない。7月早々、福島原発の吉田昌郎元所長が、食道癌で亡くなった。
彼は58歳だった。東京電力は、彼の死は放射能被曝と無関係だと言う嘘をついた。日本の子供達では、衝撃的に、40%も、甲状腺障害が増加している。
専門家達は今後数値はもっと多くなると予想している。福島は継続中の災害だ。ずっと続く。終わらないのだ。何十年間も続くのだ。

エネルギー環境研究所(IEER)所長のアージュン・マキジャニによればこうだ。
“福島は果てしのない緊急状態のままです。ストロンチウム90を含む膨大な量の放射能の、地下水、海への流出の証拠があり、海産物汚染が予想されます。”
“ストロンチウム90は、カルシウム類似化合物なので、食物連鎖で生体内に蓄積します。何十年にもわたり、海岸の悪夢となり続ける可能性があります。”セシウム137と134よりずっと危険だ。危険性は30倍以上だ。

“もし人がその水を一年間飲み続ければ、ほぼ確実に癌になるということで、汚染のひどさがどの程度かをご理解頂けます。”
“ですから、これは一つの問題です。もう一つの海からの、この水を押しとどめる防御は、克服されたように見えます。”

“現在、265キロから300キロリットルの汚染された水が毎日海に流れ込んでいます。”
“一部は拡散し薄まります。一部は堆積物の中に入り込み、一部は海中の生物に取り込まれます。”
“特にストロンチウムに関して不幸なのは、海藻の生体内に蓄積することです。ストロンチウムは魚の生体内に蓄積するのです。”
“カルシウムに良く似ているので、骨が標的になります。ですから、これは問題です。海のはるか彼方の測定はありません。”

“ウッズ・ホール研究所は多少の調査をしています。発見した継続している放射能の高さに彼等は驚いていますが、明確な説明はまだありません。”人間の健康に対する影響は壊滅的なものであると予想されている。それは既に酷いものだ。状況は次第に悪化しつつある。魔神は魔法のランプから出てしまい、収拾がつかなくなっているのだ。めどは全くたっていない。

ストロンチウム-90とセシウムは、いずれも危険だ。“ストロンチウム-90はより移動しやすく、生物学的にもより危険で、カルシウムのように振る舞うので骨の中に入ります。”
“食物連鎖と海藻で、生体内蓄積します。究極的に、それは生体内に蓄積しますが、かなり大量のストロンチウムがあるので、福島近隣の食物連鎖の大きな部分が汚染されている可能性があります。”

もし妊婦が、汚染された水や魚や他の食べ物を摂取すれば、“免疫システムが不全になったという意味で、遥かに不全な子供が問題になるので、結果は癌より酷い可能性があります- その結果、あらゆる種類の病気にずっとかかりやすくなります。”


東京電力が一体どのようにして問題に対処できるのか、マキジャニにはわからない。事態は制御不能なのだ。
“彼等が一体どうやって、溶けた核燃料にたどり着き、酷く損傷した建屋の底から取り出し、より安全というか、より危険性の少ない保管なり廃棄なりの為に、いかに梱包できるのか、私にはもう全くわかりません”

“これは、衝撃的な程、止まらない事故です。”悪化するのは確実だ。これは未知の領域だ。
それは地域に悪影響を及ぼす。これは人類最悪の環境の悪夢だ。放射能の雨は北米やヨーロッパも汚染する。

 
オバマは臆面もない原子力発電推進者だ。彼はもっと多くの原子炉を建設したがっている。彼は老朽化しつつある、きちんと保守されていない、安全記録がひどい原発の操業許可を延長したがっている。彼は原発を規制無しに操業させたいのだ。
彼は無謀にアメリカ人を危険にさらしている。彼はクリーン・エネルギーについて語っている。政策措置はそれを否定している。彼は大企業のお気に入りの代役を務めているのだ。
彼は破壊的産業のとりこなのだ。彼はアメリカの土地を、福島型惨事の危険にさらしている。彼は何百万人ものアメリカ国民の命を危険にさらしている。彼は潜在的な危険を意に介していない。


原子力は本来危険だ。アインシュタインは、原発のことを、水を沸騰させる非常にまずい方法と呼んだ。原発は膨大な熱でそうしている。原発は水を蒸気に変える。蒸気が発電用タービンを動かすのだ。

反原発活動家のカール・グロスマンによれば、こうだ。
潜在的に大惨事となるような事故を防ぐには“完璧であることと、天災が無い事が必要です。”人間と技術は完璧ではない。自然や他の災害は起きるものだ。

“我々は天災を無くすことはできません。しかし我々は原発なら無くせますし、無くさねばなりません。” さもなくば、原発が我々を無くすだろう。放射能の専門家ヘレン・カルディコットは明快に断固として述べている。

“医師として、核技術は、地球上の生命を絶滅させる恐れがあると主張しています。”

“もし現在の傾向が続けば、我々が呼吸する空気、我々が食べる食べ物、そして我々が飲む水は、じきに人類がこれまで経験したどんな疫病よりもはるかに大きな健康被害をもたらすのに十分な放射性汚染物質で汚染されてしまいます。”

これは実に明快だ。



最終的コメント

チェルノブイリ惨事後には、隠蔽と否定が続いた。ヘレン・カルディコットは、そうした行為を“医学の歴史上、最も途方もない隠蔽”と呼んでいる。死亡者数は報告されているより何倍も多かった。推計は百万人あるいはそれ以上に及ぶ。

ニューヨーク科学アカデミー(NYAS)は何千ものロシア語の記事や論文を翻訳した。“改訂され、更新された報告”も追加した。
“東欧の主要な権威者達が書いたもので、本はチェルノブイリ惨事の健康上、環境上への影響の歴史を概説している”とニューヨーク科学アカデミーは語っている。

“著者達によれば、国際原子力機関や関連する国連機関による公式な論議(例:チェルノブイリ報告書)は大半が、東欧の科学文献で報告されている所見の多くを軽視したり、無視したりしており、結果的にこれらの評価を含めないという誤りをおかした。”


福島はチェルノブイリを遥かに越えている。何百万人もの命が脅かされている。おそらくは将来の独立した諸研究が説明してくれよう。それは犠牲者達を救うには、余りに僅かで、余りに遅きにすぎよう。



著者について: Stephen Lendmanはシカゴ在住。lendmanstephen@sbcglobal.netで連絡できる。彼はMoneyNewsNow.comと、VeteransToday.comに寄稿している。

彼は著名な下記の本の著者でもある。『銀行家による占領: 人類に対してしかけられている戦争』原題“Banker Occupation: Waging Financial War on Humanity”と『ウォール街が、いかにしてアメリカから巻き上げているか:民営化された金融、政府の共謀と階級戦争』原題“How Wall Street Fleeces America: Privatized Banking, Government Collusion and Class War”。(いずれも翻訳は出ていない。)

Lendmanは、sjlendman.blogspot.comで自身のブログも書いている。

彼はプログレッシブ・ラジオ・ネットワークのプログレッシブ・ラジオ・ニューズ・アワーの著名ゲストと最先端の議論があるラジオ番組司会者。
金曜のアメリカ中部時間午前10時と、土曜と日曜の正午に放送されている。いつでも聞けるよう、全ての番組がアーカイブされている。

記事原文のurl:www.veteranstoday.com/2013/08/13/fukushima-uncontainable/

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チェルノブイリ大惨事が起きたのは、1986年4月26日。
ソ連崩壊は、その五年後、1991年12月25日。



リオ会議でもっとも衝撃的なスピーチ(ムカヒ大統領)

2013-08-12 20:37:55 | 社会・経済・政治
リオ会議は環境の未来を全世界で決めて行く会議です。その会議では各国の首脳が自分の考えを発表し議論し地球の未来を決めていくはずですが、ほとんど首相は発表するだけで、他の首相の意見も聞かず議論もしないまま会場から立ち去って行ったそうです。ウルグアイは人口300万人程の小さな国なので、演説は後ろの方になり、ムカヒ大統領が演説した時の会場にはほとんど人がいなかったそうです。そんな中、カメラの前で残したスピーチは、その前まで無難な意見ばかりをかわし合う他の大統領とは打って変わって、赤裸々に思っていることを口にしています。世界で最も「貧乏」な大統領と言われているエル・ペペ(愛称)が世界に対してどんなメッセージを残したのでしょうか。もっとも衝撃的で環境危機の本当の問題を唯一示し、考えさせられるウルグアイ大統領の本音スピーチを”Akira Uchimura”さんが訳しています。
日本のマスコミは、どこも翻訳して公表しないため、彼がこれほど大切なスピーチを知らせないのはおかしいと考え翻訳しました。下記にそのまま転記します。


ムヒカ大統領のリオ会議スピーチ: (訳:打村明)

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会場にお越しの政府や代表のみなさま、ありがとうございます。

ここに招待いただいたブラジルとディルマ・ルセフ大統領に感謝いたします。私の前に、ここに立って演説した快きプレゼンテーターのみなさまにも感謝いたします。国を代表する者同士、人類が必要であろう国同士の決議を議決しなければならない素直な志をここで表現しているのだと思います。

しかし、頭の中にある厳しい疑問を声に出させてください。午後からずっと話されていたことは持続可能な発展と世界の貧困をなくすことでした。私たちの本音は何なのでしょうか?現在の裕福な国々の発展と消費モデルを真似することでしょうか?

質問をさせてください:ドイツ人が一世帯で持つ車と同じ数の車をインド人が持てばこの惑星はどうなるのでしょうか

息するための酸素がどれくらい残るのでしょうか。同じ質問を別の言い方ですると、西洋の富裕社会が持つ同じ傲慢な消費を世界の70億〜80億人の人ができるほどの原料がこの地球にあるのでしょうか?可能ですか?それとも別の議論をしなければならないのでしょうか?

なぜ私たちはこのような社会を作ってしまったのですか?

マーケットエコノミーの子供、資本主義の子供たち、即ち私たちが間違いなくこの無限の消費と発展を求める社会を作って来たのです。マーケット経済がマーケット社会を造り、このグローバリゼーションが世界のあちこちまで原料を探し求める社会にしたのではないでしょうか。

私たちがグローバリゼーションをコントロールしていますか?あるいはグローバリゼーションが私たちをコントロールしているのではないでしょうか?
このような残酷な競争で成り立つ消費主義社会で「みんなの世界を良くしていこう」というような共存共栄な議論はできるのでしょうか?どこまでが仲間でどこからがライバルなのですか?

このようなことを言うのはこのイベントの重要性を批判するためのものではありません。その逆です。我々の前に立つ巨大な危機問題は環境危機ではありません、政治的な危機問題なのです。

現代に至っては、人類が作ったこの大きな勢力をコントロールしきれていません。逆に、人類がこの消費社会にコントロールされているのです。私たちは発展するために生まれてきているわけではありません。幸せになるためにこの地球にやってきたのです。人生は短いし、すぐ目の前を過ぎてしまいます。命よりも高価なものは存在しません。

ハイパー消費が世界を壊しているのにも関わらず、高価な商品やライフスタイルのために人生を放り出しているのです。消費が社会のモーターの世界では私たちは消費をひたすら早く多くしなくてはなりません。消費が止まれば経済が麻痺し、経済が麻痺すれば不況のお化けがみんなの前に現れるのです。

このハイパー消費を続けるためには商品の寿命を縮め、できるだけ多く売らなければなりません。ということは、10万時間持つ電球を作れるのに、1000時間しか持たない電球しか売ってはいけない社会にいるのです!そんな長く持つ電球はマーケットに良くないので作ってはいけないのです。人がもっと働くため、もっと売るために「使い捨ての社会」を続けなければならないのです。悪循環の中にいるのにお気づきでしょうか。これはまぎれも無く政治問題ですし、この問題を別の解決の道に私たち首脳は世界を導かなければなりません。

石器時代に戻れとは言っていません。マーケットをまたコントロールしなければならないと言っているのです。私の謙虚な考え方では、これは政治問題です。

昔の賢明な方々、エピクロス、セネカやアイマラ民族までこんなことを言っています

貧乏なひととは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の欲があり、いくらあっても満足しない人のことだ

これはこの議論にとって文化的なキーポイントだと思います。

国の代表者としてリオ会議の決議や会合にそういう気持ちで参加しています。私のスピーチの中には耳が痛くなるような言葉がけっこうあると思いますが、みなさんには水源危機と環境危機が問題源でないことを分かってほしいのです。

根本的な問題は私たちが実行した社会モデルなのです。そして、改めて見直さなければならないのは私たちの生活スタイルだということ。

私は環境資源に恵まれている小さな国の代表です。私の国には300万人ほどの国民しかいません。でも、世界でもっとも美味しい1300万頭の牛が私の国にはあります。ヤギも800万から1000万頭ほどいます。私の国は食べ物の輸出国です。こんな小さい国なのに領土の90%が資源豊富なのです。

私の同志である労働者たちは、8時間労働を成立させるために戦いました。そして今では、6時間労働を獲得した人もいます。しかしながら、6時間労働になった人たちは別の仕事もしており、結局は以前よりも長時間働いています。なぜか?バイク、車、などのリポ払いやローンを支払わないといけないのです。毎月2倍働き、ローンを払って行ったら、いつの間にか私のような老人になっているのです。私と同じく、幸福な人生が目の前を一瞬で過ぎてしまいます。

そして自分にこんな質問を投げかけます:これが人類の運命なのか?私の言っていることはとてもシンプルなものですよ:発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはなりません。愛情や人間関係、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限のものを持つこと。これらをもたらすべきなのです。

幸福が私たちのもっとも大切なものだからです。環境のために戦うのであれば、人類の幸福こそが環境の一番大切な要素であるということを覚えておかなくてはなりません

ありがとうございました。

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* ムヒカ大統領が「世界で一番貧乏な大統領」と言われるのは、下記の理由からです。
大統領就任時の宣誓陳述書に挙げた個人資産は、1920ドル(約18万円)相当の1987年型フォルクスワーゲン・ビートルのみだったこと。
大統領としての毎月の給料は1万1680ドル(約107万円)だが、その大半(87%)を左派の与党拡大戦線や公共住宅プログラムに寄付。月に1000ドル強で生活している。大統領官邸への入居も拒否し、上院議員を務める夫人が所有する首都郊外の簡素な家に住んでいる。