祐さんの散歩路 Ⅱ

日々の目についたことを、気ままに書いています。散歩路に咲く木々や花などの写真もフォトチャンネルに載せました。

・ 日記 平成25年10月5日~

2013-10-28 02:50:04 | 日記
福島中間貯蔵施設
紅葉

10月27日。
福島原発事故によって発生した汚染廃棄物を保管する中間貯蔵施設の建設・管理について、国費で負担する案が自民党内で出ています。汚染廃棄物を福島県内にとどめ置くことは大賛成ですね。基本的に人が住めない地域になっていることは、誰の目にも明らかです。チェリノブイリ原発事故でさえ1986年に爆発して以来、27年経っても未だに30キロ圏内は人が住める状態ではない。日本政府も、戻れるようなそぶりをせずに、明確に戻れないことを宣言し、その人たちの今後の生活ができる場を真剣に考え援助すべきでしょう。出来もしない汚染処理に莫大な金額を投入するより、現在生きている人たちが夢を持って生活ができるように支援するために税金を使うべきです。

多くの子供をお持ちの家庭は、20年30年後の子供の健康が心配です。実際に健康被害が発症するのも嫌だけれど、もしガンなどの発病があっても、国はそれを認めないでしょう・・・・・・過去の事例を見ても、多くの被害者の人たちが亡くなったり、不自由な生活を強いられたりしたうえで、何十年も国と戦い続けないと補償などは取れません。こんな人生を棒に振るような生活をし続けるより、一日も早く前向きな生活に取りかかれる方がどれだけ有意義な事か。

また、有害な汚染物質を拡散することを防止する意味からも、福島原発周辺に集中して保管すべきですね。放射能は消えないので拡散すると、日本中の子供たちに健康被害が広がります。官僚・政治屋たちからすると日本中に蔓延し、同じ症状があちらこちらで出現した方が、福島原発事故との関連性がつなげられないので補償の対象外となるので都合がいいですよね。官僚は自分たちが引退してから天下り先を渡り歩いて約8億円ほどの退職金などの収入を得ますが、被害者には苦しい思いをさせても1円たりとも補償は出さないようにするでしょう。官僚は国民の事などどうでもいいんです。自分たちが楽して税金を使いまくれれば・・・・

放射線汚染物質は、原発の周りに集中して保管すればいいとしても、そのための施設の建設費や保管のための費用が税金から使われるのは問題がありますね。もし使われると言うのならば、条件は「東電の解体」が必要ですね。更に「経産省の担当官僚」と当時の「担当政治屋」の責任を取らせることですね。引退していても責任を取らせ監獄に入れ、財産没収をしなければ・・・・・・特に、東電の役員は過去の役員含めて責任問題を明確にすることが必要ですね。

NCS
紅葉

10月26日。
札幌市内は、今紅葉の真っ盛り・・・・・・・どこもここも、きれいに染まっています。夏に行った八紘学園の石庭の紅葉がきれいでした。赤と黄色と柿色と緑・・・・周り中がきれいなので、写真をたくさん撮りました。カメラを持って歩くには、一番いい季節ですね。

ニュースで「NSC」(国家安全保障会議)について流れていました。原案の組織を見ると、トップのところに「総理大臣・官房長官・外務大臣・防衛大臣」で構成される「国家安全保障会議」があり、ここで国の最終決定がされます。その下に情報をまとめ、戦略を提案する「国家安全保障局」があり、設立当初は官僚が60人ほどで運営します。この組織図を見ると、全ての情報は「国家安全保障局」すなわち官僚のところに集められ、その官僚が事態打開のための提案を作成し、「国家安全保障会議」に提案され、そこで最終結論が出されることになります。

こうなると、もう全ては官僚の自由自在の世界になってしまいますね。特定秘密保護法案によって、国民に知られてはまずいことは全て指定し、国民はそれを知ることが出来なくなります。さらに、国家の安全については、その最終決定を「国家安全保障会議」がするとは言っても、ぼんくら政治家ばかりですから、官僚が好き放題の提案をしてきて、「さあ、どちらを選びますか?」と二者択一を突きつけられ、どっちを選ぼうが官僚の手の中で動かされているだけ・・・・・・

自分たちの都合の良いように法律を作り、決して犯罪者にはならないようにし、国民の税金を好き放題に使い、年金の積立金も食い荒らし、規制をたくさん作って天下り先の拡大をし、今度は国の安全保障まで自分たちの自由にする・・・・・反抗するものは特定秘密保護法で、刑務所送り・・・・・・こんな官僚たちに好き放題されていていいんでしょうか?

台風27号
黄葉

10月25日。
台風27号は、日本列島直撃コースから外れたようです。沖縄あたりから速度がかなり遅く、どうなるのかと気になっていましたが大きな被害につながらないようです。それにしても大島の人たちは、大変な目にあっていますね。前回の台風で山の土砂が崩れ落ち、多くの方たちが亡くなったし、今回は避難のために、大移動しなければならない。それでも、大きな被害が発生しないだけよかったですね。

浄水器の能力が気になってから、関連して孫の粉ミルクが気になり始めました。インターネットで調べると日本の大手メーカーの粉ミルクに問題がありそうです。まだ、一部しか見れていないので、ここ数日はいろいろ捜し歩かねばなりません。もし少しでも粉ミルクに放射能物質が入っているのならば、至急やめさせ代替えを探さなくてはなりません。ちょっと急がねば・・・・・

浄水器
浄水器

10月24日。
何故か突然に浄水器が気になり、見てみると取り付けから経過日数がかなり経っています。フィルターを交換しければと思い外してみたのですが、周りもかなり汚れているので、本体ごと交換をしようとヤマダ電機へ行きました。大きく分けて、1万円以下の浄水器と2~3万円クラスの浄水器があります。何が違うかよく見ると、高い方は浄水機能のほかに酸性水・アルカリ水が作られることが分かりました。家庭で使う浄水器に、アルカリ水がどの様に必要かもわからなく、安い方の浄水器を購入。
購入する前にいろいろ表示を見ているなかで、浄水能力という項目がありました。私はすべての汚れを100%きれいに取ってくれるものと思っていましたが、どうもそうではないようです。対象の物質は、残留塩素・総トリハロメタン・農薬など13種ほど除去しますが、その能力はほとんどの除去物質に対して80%位です。残り20%位は、身体にどのような影響があるんでしょうね・・・・・・

スタッドレス
スタッドレスタイヤ

10月23日。
数日前に北海道のあちらこちらで雪が降り始めました。根雪にはならないものの、峠や山に近い方は積雪が心配です。札幌市内にいるのならば11月下旬でも大丈夫でしょうが、旭川方面に行く用事があるため、今年は早めにスタッドレスタイヤに交換。旭川方面は最低温度が1~3度なので、いつ零度以下に変わるかわかりません。でも事故に会わないうちに早めに交換が一番・・・・・
タイヤを交換しようとスタッドレスを準備したところ、溝に埋まっている小石を取り除く作業が中断したままでした。約5時間かけ、2本半のタイヤの小石を取り除きました。0.5ミリくらいの穴に小石がびっしり入っています。何百個の小石を取り除いている内に手首が痛くなってきました。腱鞘炎みたいな感じです。この小石を取っておかないと、ブレーキをかけたときにスリップする可能性が高まります。もっと早くに気づくべきでしたね・・・・小石を取り除き、タイヤを交換を終えると周りは真っ暗・・・・・・
これで、旭川方面も安心して車で行けます・・・・・・

ななかまど
ななかまど

10月22日。
今日は朝からお墓まいり。町の中から外れているせいで、紅葉があちらこちらで見られ、青空に紅葉・黄葉がきれいにマッチングしています。大きな「ななかまど」の木も真っ赤な実をつけ、葉っぱも赤く染まり始めています。寒いだろうと思っていましたが、風もなくのんびりと掃除をすることが出来ました。今年はあと一回雪の降る前に来なければ・・・・・・

岡本よりたかさんのFaceBookに「遺伝子組換えコーン」の記事がありました。遺伝子組換えコーンを販売している会社が安全としている実験は、急性の毒性についてでありますが、フランスのカーン大学のセラリーニ氏が長期にわたる実験をし、その結果を発表しています。それによると「遺伝子組換えコーン」を与えたラットは、寿命前(早期)に亡くなる確立は普通のラットの2~3倍でした。どこの企業も政府も利権に関わると、国民の生命なんかどうでもいいんでしょうかね?


将棋
将棋

10月21日。
第61回王座戦を勝った羽生善治さんが王座獲得通算21期となり、大山康晴15世名人を抜いて歴代最多記録を更新しました。大山康晴さんと言えば、私たちの若い頃は将棋界のトップでしたね。数々の記録を作り、多くの人たちを育成した。私も大学を出たころ結核にかかり、しばらく自宅で療養していたので時間があり、大山康晴名人の本を読んで将棋の勉強をしました。その頃若手で出てきたのが中原誠さんで、その当時の記録係が羽生善治さんと言う顔ぶれでした。大先輩の勝負を目の前で見ていて、今の羽生王将になるものを掴んだのでしょうね。トップに立つには、多くの人たちの経験を素直に学び、そこから自分なりに新しい発想を作りあげていくことが大切ですね。

紅葉
紅葉

10月20日。
スーパーに買い物に行った帰り道、「きたえーる」の紅葉がきれいでした。秋らしい雰囲気があるので、20枚ほど写真を撮りました。ここ数日の寒さが、紅葉を増加させているのでしょうね。自宅でも数日前から暖房を入れ始めました。孫が風邪を引いているので、遊びに来た時室内を暖めておいてあげないと、風邪をこじらせてしまいますものね。昨日も、昼の食事を一緒にとった後、買い物に札幌駅のステラプレスと大丸へ行きましたが、孫は途中でダウン・・・・・・抱っこしてほしいとせがまれ、抱っこすするとそのまま疲れて寝てしまいます。いつもは、走り回って止まることが無いのに、昨日は珍しく抱っこをせがんでいました。よほど疲れていたのでしょうね。4歳にもなると体重が重たくなり、抱っこしていてもこちらが疲れてダウンしそうです。しかし、こうして甘えてくれるのも、今のうちくらいでしょうかね・・・・・・

ハローウイーン
ハローウイーン

10月19日。
天気が良かったので札幌の大通り公園出かけました。緑はまだ残っていて、紅葉はほんの少しだけです。これからが本番ですね。歩いていると、どこかの幼稚園児がいろいろな衣装を着て歩いています。面白いのでしばらく見ていると、ハローウイーンをやっているようです。10月末がハローウイーンですが、行事の関係で早めに実施しているのでしょう。子供たちは、思い思いの衣装を身に付け、各家庭訪問の代わりに、あちらこちらに立っている先生のところに行きます。すると、先生からお菓子がもらえるようです。こうして、いろいろな躾や文化を教えてもらうのでしょうね。

昼過ぎから、いくつかの靴屋さんに行ってみました。2週間ほど前から右足の踵(かかと)が痛いので、靴を探しに行きました。今年は春先からほとんど自転車が多かったので、足を地面につけることが少ない状態でした。2週間ほど前から、自転車をやめ歩くことにしたあたりから踵が痛くなっています。そこで、歩くときに踵にショックがかからないような靴を探しました。数日、様子を見てよくなればありがたいですね。

パスポート
パスポート

10月18日。
先日申請したパスポートが出来上がっているため受け取りに行きました。いつもの立体駐車場に車を入れ、札幌駅を通過してパスポートセンターへ・・・・・受け取りはいたって簡単に本人の確認をした後、パスポートの説明をしてくれました。いつもと変わらないと思っていたのですが、途中で見たことのないページを見せられました。そこにはICチップが内蔵されているとの説明です。機械にかざすと、画面上に写真の乗っているパスポートが表示されました。どんどん新しいシステムが導入されていますね。

ただ怖いのは、これらの情報を官僚たちが好き放題に悪用することが気になりますね。
いま、安倍政権が成立を目指している「特定秘密保護法案」は、政府の情報操作が問題とされていますが、その実態は政府ではなく「官僚」の情報操作が問題です。各報道では「知る権利」「取材の自由」が束縛されると言っていますが、一番の問題は、官僚が情報を好き放題に扱うことが出来るようになることです。

各大臣が「特定した秘密」は、それを「調べる」ことも「国会で議論する」ことさえも犯罪として扱われるので、誰も真実を知ることが出来ないし、反論したり、問題視したりが出来ません。表面的には、特定するのは各大臣が特定することになっていはいるものの、何の知識もなく専門的な勉強もしていない政治屋などが、どれが秘密事項に当たるかは判断できないでしょう・・・・・従って、その提案をする官僚が実質的な実権を握っていることになり、ころころ変わる政治屋などただのお飾りで、官僚の都合に合わせて「特定秘密」は決められます。それによって都合に悪い人物は、全て刑務所送り・・・・・・自分たちの都合の悪いことは、全て特定秘密にしてしまえば、誰も指摘できるものはいなくなる・・・・・

今でさえ、好き放題に税金や年金など使いまくり、天下り先はやりたい放題・・・・・原発で誰が死のうが、子供たちの将来が無くなろうがお構いなし・・・・・今でさえ情報操作は当たり前のようにされているのに、更に強固な権力を与えることとなり、日本そのものが官僚天国になりきってしまいますね・・・・・・・
こんなことをまかり通させる自民党は、どこまで日本国や国民をいじめるのでしょうね!
自民党に力を付けさせたのは国民・・・・・ならば、自民党が何をやっても、国民はその責任を受けるしかないでしょうね・・・・・・

アンパンマン
アンパンマン

10月17日。
アンパンマンの製作者やなせたかし氏が亡くなりました。子供たちに圧倒的な人気のあるマンガです。常に人を助け、悪に立ち向かい続けているアンパンマンは、正義の味方。やなせ氏は自分の経験から、正義について次のように語っています。

本当の正義は人を殺すことじゃない。ミサイルを撃ち込むことでもない。そこにひもじい人がいれば、それを助けることだ。これだったら万国共通だったと。本当の正義を伝えたいという思いで書いてきました」

彼がこのひもじさを経験したのは戦争時代のことだそうです。そして国から正義にために戦う様、洗脳され戦地に向かわされています。そのことを次のように話しています。

「日本軍は正義のために戦ってる。中国の民衆を助けると言われ、中国へいったんです。でも実際は違った。戦争は非常にむなしいと感じました。陣地を作ったり、重労働もしましたが何より辛かったのが空腹でした。満足な食料は与えられない。すさまじい飢えを体験しました」

いつの時代も、大衆は一部の狂人によって騙され戦争に駆り出されます。そしていつも苦しい思いをするのは、まともに生きて行こうとする国民大衆です。
いま安倍首相は、日本の集団自衛権行使容認を拡大解釈し、正義のためと偽って、テロ撲滅の大義でミサイルを他国に打ち込む片棒を担ごうとしています・・・・・・
それほど戦争をしたいのならば、自分たち首相はじめ大臣・官僚とその家族がまず戦地の最前線に行って戦うべきでしょう。

今こそアンパンマンに込められた平和への思いを伝え続けなければならない。

初雪
初雪

10月16日。
今日の台風は、伊豆大島に大きな被害を与えていますね。死者は13名ほどですが行方不明者が50人弱もいると報道されています。この行方不明者から死者の数が増えてくるような気がします。たった一つの台風で、これだけ多くの人々が亡くなられるのは驚きです。一人でも二人でも生存者が増えればいいですね。

その台風が北海道に近づいてきて北からの冷気を引き込んだため、例年よりひと月ほど早く雪が降り始めました。道北・道東の峠、札幌近郊の中山峠も積雪があるようです。このまま積もりはしないと思いますが、それにしても驚きですね。昨年の札幌も11月後半に雪が降り、例年ならば一度融けて12月半ば過ぎから根雪になるところが、昨年はそのまま根雪になりました。今年は、いくらなんでも根雪にはならないでしょう・・・・・
しかし、念のために早めにスタッドレスタイヤに履き替えなくては・・・・・・

紅葉
紅葉

10月15日。
仕事帰りの途中で、紅葉の始まりを見つけました。札幌市内もやっと秋らしくなりますね。そして「雪ん子」も見ました。もう雪が降るのも間近の合図です。今年の秋は短くて、あっという間に冬に突入でしょうか・・・・今日の午後2時過ぎに携帯が鳴りました。孫の父親からです。札幌から中山峠に向かって車を走らせているようですが、紅葉があまりに綺麗なので、その感動を伝えたくて電話をくれました・・・・・その気持ちよく分かります。私も仕事柄、車で走っている時間が長いため、その季節でないと見られない美しい景色に出会った時は、それを誰かに伝えたい衝動にかられました。時間がある時は車を止め、その景色を見ながら、そこの空気を胸いっぱい吸い込んで一休憩・・・・・いつも緊張しているので、その時間が一番の安らぎ・・・・・
春は萌える緑が・・・初夏になると葉がしっかりとしてきて光の反射が鋭くなり・・・・秋になると木々が変色する・・・・・自然っていいものですね!



10月14日。
数日前に雨が降った際、大きな虹が出ていました。しかも、2重に重なって出ました。左端から右端まで、目の届く範囲にくっきりと見えました。普通は一部が薄くて見えない場合が多いのですが、先日の虹は全てがくっきりと見えます・・・・・・あまりに綺麗なので傘をさして、しばらく見とれていました。そして今回の面白いのは、一度消えては、また現れて、また消えて、再度現れました。計3回も出現するなんて珍しい・・・・・恐らく1時間ほどの間、現れては消え、消えては現れる繰り返しでしたね。
これほどきれいな虹は、20年ほど前に東北自動車道を走っていた時に見て以来ですね。あの時は、同乗してる人が写真を撮りたいと言って、車を止め写しました。そして社内報に載せていたのを思い出します。あの人が書く社内報には、いつも「相田みつを」さんの詩が載っていました。その詩が良かったので、自分でも本を買ってきましたね。


  いいですか

  いくらのろくてもかまいませんよ。

  たいせつなことは

  いつでも前を向いて

  自分の道を歩くことですよ

     - 相田 みつを ー


ニセコの黄葉

10月13日。
朝に孫の家族から「ニセコに黄葉を見に行こう・・・」と電話がありました。早速支度をして出かけました。孫の家に着くと、父親が元気無さそうにしています。どうしたのかを聞くと、かなり親しい人が癌にかかっており「ステージ4」であると言います。その人と徹夜で電話をしていて、私が来るのを待って、再度電話をするので一緒に話しをしてほしいとのことです。私の経験を聞かせてほしいとのことです。私は2009年に癌が見つかり、2010年4月に手術をしましたが、その後再発し、よく2011年2月~3月にかけ放射線治療をしました。その後は低い数値で収まっています。その間にしたことは、食事療法に気を使ったことです。

①4足動物の肉を食べない。②塩・砂糖を極力とらない。③玄米を食べる。④アルコールをやめる。⑤生野菜ジュースを飲む。⑥ヨーグルト、キノコ類をとる。⑦蜂蜜をとる。⑧炒める油はオリーブオイル使用。⑨自然水を飲む。これらを伝えて、ゲルソン療法の簡素版をしていることを伝えました。明日は友達に連絡をして、今の病状に会った医者を知っているかどうかを調べましょう。レベル4はかなり深刻なので、急がなければなりません。

昼少し前に、孫を乗せてニセコへ出発・・・・・小樽あたりまでは、あまり変化がなかったものの、赤井川あたりから山々が色づき始めました。赤い色はあまりないものの、黄葉がきれいに山を覆っています・・・・・見る景色により、次から次へと変化して行き、なんと美しいことか。2列目にいる孫も「きれい!」と叫んでいました。

天神山緑地
天神山緑地

10月12日。
一昨日、天神山緑地に行ってきました。いつもはそばを通るだけで中に入るのは初めてです。小高い山に公園が広がっています。まだ札幌は暖かく、やっと色づき始めて木々が少しあるくらいです。途中で日本庭園があり、そこには小さな滝と池があります。のんびりと散歩するにはいいところですね。水の音を聞いて、庭園を眺めているだけで癒されそうです。(階段が多いので乳母車や足の不自由な方は難しいかもしれません。)

元首相の小泉純一郎氏が「原発ゼロ」を言い始めていますね。今の安倍首相が元小泉首相の官房長官の頃は、小泉氏も原発推進だったようですが、今は逆に「原発ゼロ」を公の前で言い始めています。原発メーカーのメンバーとヨーロッパの最終処分場を見に行って、原発は作るべきでないと判断したそうです。小泉氏は電力関係とのつながりは無いようなので楽しみですね。このまま一挙に火がついて、原発ゼロになるのが理想かな・・・・・

歯医者
天神山公園

10月11日。
2日ほど前に治療した奥歯にかぶせてある冠が外れました。毎晩歯を磨くときに糸楊子を使っています。奥歯に挟まった食べものは、いくら歯ブラシで磨いても、あるいは電動歯ブラシで磨いても取ることはできませんが、糸楊子では簡単にとることが出来ます。友達の歯科医から進められて使い始めましたが、これは重宝しています。いつもの調子で糸楊子を使っている時に、少し引っかかりましたがそれを力を入れて外した際に、かぶせている冠も一緒に外れました・・・・・こんな簡単に外れるとは思ってもいませんでしたね。

昨日予約を入れ、外れた冠を持って歯医者に・・・・・診てもらうと接着用のセメントが融けてなくなってきていたので外れたそうで、簡単に修復してもらいました。考えてみればそうとう昔に直した記憶があります。治療をしながら昔話をしましたが、これも友達だからで出来ることですね。普通の歯医者なら、神経をいじられたり、口を大きく開けたりとあまり良いイメージはありませんが、友達同士なので昔話をしながら治療が出来ます。これはありがたい・・・・・歯医者に行くのも気にならずに行けますものね・・・・・

カフェ クロワッサン
カフェクロワッサン

10月10日。
うっかりしていてパスポートが切れていました。昨日のうちに謄本を用意し、今朝はパスポートの申請にアスティ45へ・・・・・朝早いので、申請に来ている人はまばらです。申請用紙は昨日のうちに記入していおいたので手続きはスムーズです。10年の申請をしたので、あともう一度の申請で最後かな?・・・・・

申請したあと、孫の幼稚園が終わるのを待って迎えに行こうとして、かなり時間があるので カフェ クロワッサンに入りました。アップルパイとドリップコーヒーを注文・・・・・最近はスターバックスの行くことが多いのですが、あそこのコーヒーは苦みが強すぎて口に合いません。CafeクロワッサンならRoyal系列なのでおいしいコーヒーが飲めると期待して入りました。中に入るとコーヒーは2種類あり、ドリップコーヒーがあったのでそれを注文・・・・席について一口飲んでビックリ・・・・・よくこれだけまずいコーヒーを出していますね???? 初めてCafeクロワッサンに入りましたが、出店初期からこんなレベルのコーヒーを提供していたとは考えにくい・・・・・・・初出店の当時は創業オーナーの江頭氏が健在の頃なので、このレベルのコーヒーが出て来るはずがない。豆も良くないし、ブレンドも悪し、更にオペレーションが出来ていないので時間が経過している。・・・・創業オーナーが亡くなった後の社長に、食べもの屋とは違う金融関係から来ていたので、コスト中心に経営をしてしまったのでしょうかね・・・・・ここ2代くらいの社長は、ロイヤル育ちのメンバーですが、ここまで気の回るレベルではないのでしょうね。それにしても残念ですね・・・・・・

写真
菊

10月9日。
先月、友達に会うため出かけたのが13日。気が付けばあれからもう1か月が経とうとしています。あわてて写真をプリントし送付する準備をしました。写真を見ながら、昔のことを思い出しながら手紙を書きました。記憶としては、大学に入学したての頃の思い出ばかり・・・・何年経っても同じ雰囲気を持っているものですね。話し口調も変わらないし、表情も同じまま・・・・・友達っていいものですね。ただお互いに体にいろいろな問題は抱えています。元気に動けるうちに会えることが幸せですね。

福島原発が津波に襲われたときに、その内部で作業をしていた方が亡くなっています。今年の5月にその方にインタビューをした記事がありました。ブログに「福島第一原発元作業員の「遺言」詳細」をアップロードしました。現場で事実を知っている人がいなくなり、事故が風化されることが心配ですね。

JR東海がスポンサーの月間「WEDGE」やPHP研究所が発行する「VOICE」などの財界寄りの雑誌も『今こそ原子力推進に舵を切れ』『規制委員会の”断層攻め”を止めよ』などと声たかだかに叫び始めています。企業の利益のためなら、国民の生活も生命もお構い無しなんでしょうか?

福島原発4号機の燃料棒取り出し
福島原発4号機

10月8日。
福島原発4号機の使用済み燃料が取り出されようとしています。人類にとってもっとも危険な時がやってきます。以前のブログ「福島原発4号機の危機」にも書いたように万が一取り出し作業が失敗すると、日本だけではなく地球的規模での大惨事につながります。今の東電や日本政府の力では、この作業は難しいようです。それこそ地球規模での知識と技術を結集させねばならない時です。

粉飾決算
10月7日。
経済産業省はルールを変えて、会計原則を無視したことをやっています。
電力会社が原発を廃炉にする際に、会計原則であればその年に特別損失を計上すべきところを、10年間の減価償却処理を可能としました。

これは、東電が債務超過によって倒産するのを防ぐためでしょう。何としても利権を確保したいようです。
また、資産でなくなったものを資産として計上し、減価償却費と言う経費で処理することは、単純に電気料金にそれを上乗せしても良いことになります。事故の後始末も結局は国民負担・・・・・・
企業として経営しているならば、新規事業のリスクはその企業がとります。しかし、電力会社はそのリスクの責任さえ取らずに、全て国民につけ回し・・・・・・おいしいところは自分たちが受取り、自分たちの責任は回避して税金や電気料金で国民負担とは、なんていい商売なんでしょう・・・・

会計原則から言えば、完全に粉飾決算です。
この電力会社だけの特別な法律を作って無理やり押しとうしています。世界の経済社会から見れば、非常に低いレベルの国と言う事になります。

官僚のずるいところは、このような事をしても、絶対に逮捕されないように、法律や省令を作って身を守っていることです。それに加担しているのが、自民党ですね。民主党には政治は任されなかったけれど、このような事は問題として提起はしましたね・・・・・・この辺は、自民党よりもよっぽどすぐれている。

亡国の世論誘導
島崎邦彦委員長代理

10月6日。
「Fact」に「原発再稼働へ」亡国の世論誘導・・・・という記事が載っていました。誰が見ても、原発は危険であるだけではなく、表示してある数字が操作しているために、原発は安いと言っていますが、実際はとんでもなく高いものであることは周知のとおりです。ましてや、使用済みの核燃料の処理は、世界中どこもできるところは無い。地中に埋めても10万年もの間、一体だれがきちんと管理できるのでしょう。

官僚・経済界の主張は、世界で原発が作られているのに日本だけがそれを利用しないのはおかしいと言う論理です。それは「現在の自分たちが得をすれば、後の世代がどうなろうと知らないよ」と言っていることです。全くエゴの塊みたいな奴らですね。東電の元幹部は、全員家族を連れて国外に避難しています。これがいい例ですね。事故が起きれば、現場処理は誰かにやらせ、莫大な処理費用は国民の税金を使い、あとは自分たちだけが国外に逃避・・・・・・・

これらも電力会社の莫大な利益が、政治家や官僚・ジャーナリスト・関係企業等に流れ、自己保身に使われています。その結果、国民の健康を損ない、子供たちの将来を奪い、払わなくても良い税金を負担させられています。国民一人一人がまともな政治家を選ばなければ、決して変わることは無いでしょうね。

風邪
風景

10月5日。
数日前から風邪気味です。孫が幼稚園でうつされたのが、まわりまわって私もかかってしまいました。鼻水が止まらなく、そのうちにのどの痛みが出てきました。初めは市販の薬を買ってきて飲んでいたのですが、一時良くなりかけたものの、ここ2~3日は少し悪化してしまいました。今日は午前中に病院に行き、薬をもらいました。たくさんあります。クラリス(抗生物質)、アレグラ(抗アレルギー薬)、ブルフェン(熱を下げる、痛みを和らげる)、トランサミン(咽喉痛の治療)、ムコダイン(タンを出しやすくする)。昼食後にすぐ飲みましたが、気が付くと寝ていました。3時間ほど寝ている間にかなり痛みが取れ始めています。あと2~3日で元気になれそうです。

今「原発ホワイトアウト」という本を読んでいます。元官僚が書いているとのうわさです。内部の事情を知らないと書けない内容です。19章に分かれています。
 第1章  選挙の深奥部
 第2章  幹事長の予行演習
 第3章  フクシマの死
 第4章  落選議員回り
 第5章  官僚と大衆
 第6章  ハニー・トラップ
 第7章  嵌められた知事
 第8章  商工族のドン
 第9章  盗聴
 第10章 謎の新聞記事
 第11章 総理と検事総長
 第12章 スクープの裏側
 第13章 日本電力連盟広報部
 第14章 エネルギー基本計画の罠
 第15章 デモ崩し
 第16章 知事逮捕
 第17章 再稼働
 第18章 国家公務員法違反
 終章   爆弾低気圧

官僚と言っても、全員が国民を騙す人ばかりではなく、古賀茂明氏のような改革派もいれば、この本の著者のように内部に問題を感じている人もいるようです。そう言う人たちが、うまい具合に集まれば、日本も改革ができるかもしれないですね。歴代の首相はみんな財務官僚にうまく言いくるめらえていますよね。言いくるめられないだけの知識を持って、政治家になる人は皆無なんでしょうね・・・・・

・ 遺伝子組換えコーン

2013-10-23 02:29:10 | 健康

岡本よりたかさんのFaceBookに、遺伝子組換えコーンの長期的な実験について記事がありました。下記に転記します。急性毒性による実験結果ではなく、長期にわたる毒性の実験をしています。本当に怖いですね。都合の悪いことは全て隠し、自分たちの利益追及のみに走る・・・・・福島原発事故の放射能汚染と同じですね。外部被爆の数値は公表するものの、長期にわたる内部被ばくは、一切公表しない・・・・・自分たちの命は自分で守るしかないのでしょうか・・・・・・・ 


       


驚くべき人事はモンサント社によるものなのか
(※事実関係を調査中の記事です。)

「世界が食べられなくなる日」を見て衝撃を受けた方も多かろうと思う。
2012年9月、科学雑誌「Food and Chemical Toxicology」に、フランスのカーン大学のセラリーニ氏の論文が掲載された。この雑誌は、掲載前に必ず他の研究者によって検証を行う、信頼性の高い科学誌であり、当然セラリーニ氏の論文もそのハードルを越えて掲載された訳である。

その実験というのは、モンサント社の遺伝子組み換えコーンとラウンドアップの主成分であるグリホサートをラットに給餌し、その影響を検証した実験であり、従来の急性毒性のみを調べるモンサント社の実験とは違い、ラットの寿命の2年間という生涯に渡る長期的な慢性毒性の実験である。

結果は、凄まじいものであった。
「ラットの平均寿命に達する前に、対照グループではオスの30%、メスの20%が自然死したのに対して、遺伝子組み換えトウモロコシを与えられたグループのオスの50%、メスの70%が(早期)死亡した。」
明らかに、遺伝子組み換えコーンによって、ラットの死亡率が2倍~3倍に高まったということである。

この実験に対し、当然遺伝子組み換え推進団体側からは、激しいロビー活動が行われ、科学雑誌に対して掲載取り下げを要求したが、科学誌はその要求を受け入れなかった。それは当然のことである。取り下げるような論文を載せたとなれば科学誌の信頼は失墜するからであろう。

しかし、事はこのままでは終わらなかった。その僅か数か月後に、この雑誌社の中で大きな人事異動が行われたのである。 当初セラリーニ氏の論文の編集委員の一人であった人物がその職場を去り、別の一人の科学者が起用されたのである。その科学者というのが、ネブラスカ大学の、リチャード・E・グッドマンであり、なんと、彼は1994年~2004年までモンサント社の社員だったというのである。

グッドマンは、食物アレルギーの研究者であり、遺伝子組み換え作物のアレルゲン性を評価し、その安全性についての論文まで発表しているというから、驚きである。 彼は今まで、この科学誌に論文を発表したことがない、それでいてこの人事が行われたために、遺伝子組み換え反対団体からは、露骨な見せしめ人事と情報操作の意志と批判されている。もちろん、遺伝子組み換え作物に対する、正当な評価のために、「賛」「否」両方の科学者、編集者が必要だと判断したと言えば、そうかもしれない。

しかし、僕はどうしても彼が、元モンサント社の社員であったという点が気にかかる。何故なら、多国籍バイオ企業は、多くの社員や役員を政界に送りだし、自分たちの都合の良い法律を作ってきたのは事実である。しかも、既に多くの科学誌を支配しているとも聞き及ぶからである。

※参考
http://www.independentsciencenews.org/science-media/the-goodman-affair-monsanto-targets-the-heart-of-science/

http://yubanet.com/scitech/Former-Monsanto-employee-put-in-charge-of-GMO-papers-at-journal.php#.UmYZoPk2Leo

http://gmoanswers.com/richard-e-goodman

・ 県民健康管理調査の闇

2013-10-17 23:54:38 | 原発事故
永田浩三さんのブログに毎日新聞記者が書いた「県民健康管理調査の闇」という本に対する意見が書かれていました。今の日本政府や官僚が情報操作をし、国民を騙し続けていることがよく分かりますね。
ブログをそのまま転記しておきます。

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今話題の岩波新書、『県民健康管理調査の闇』を読んだ。こういうものを、調査報道というのだと思う。日々の取材を積み重ね、メディアのプロとして追及し、国民の知る権利にこたえる。

著者は毎日新聞の記者・日野行介さん。1975年生まれだから37~8歳。大したものだ。

福島原発事故を受けて、住民の健康への影響を調べる福島県の調査において、専門家とされるひとたちは、秘密の会議を持ち、調査結果をどう公表するかのすりあわせを行い、議事録の改ざんまでおこなわれていた。

そこで掲げられた大義名分は、住民がパニックにならない。安心をもたらすということだった。低線量の内部被ばくによる、晩発性の障がいや健康被害については、不明なことが多い。
それを理由に、ただちに健康への影響はないだの100万人にひとりのレアケースという、まことしやかな言説が、専門家から垂れ流されてきた。そうしたことに異を唱えると、プロの反原発活動家というレッテルを貼り、専門家という権力で、冷笑し、ねじ伏せることが繰り返されてきた。

日野記者は、県民健康管理調査の検討委員会が持つ闇を明らかにしていく。闇とは、こういうことだ。検討委員会の議論は公開ですすめられる。そこでは、報道の人間や市民も自由に同席し、知ることができる。
だが、この検討委員会の前に、同じメンバーで秘密の会議が1年半にわたって続けられてきたことを、日野記者はつかみ、それを明らかにしていく。

秘密会では、さまざまな議論が噴出したが、県の事務局と座長の山下俊一・福島県立医大副学長らは、異論を封じ込め、公開の検討委員会が穏便に進行するようなシナリオを描いた。
つまり、秘密会は、根回しと懐柔の場であり、問題の隠ぺいの場であった。

日野記者は山下副学長に渾身のインタビューを試みる。余談だが、ニュースウオッチ9の大越キャスターや、ニュース23の岸井キャスターなどが行うのは、提灯儀式だ。あれはインタビューとは、断じて言えない。

さて、日野記者のインタビューで明らかになるのは、驚くべき事実だ。まず山下副学長が、被ばく2世であること。これを本人意識したのは、1986年のチェルノブイリ事故以降であった。別に、他人の人生をとやかく言いたくないが、この看板は、過大評価してはならないということだ。

彼は長崎大学教授ということも含め、いいように利用してきたのだと思う。100ミリシーベルトまで安全、20ミリまで安全といったことは、かれの口から、さんざん出たように記憶しているが、本人は、しきい線量なんてないと、今更ながら語る。だとすれば、あの騒ぎはなんだったのか。政治と政策だったのか。

今、山下副学長は、12000人の原告から、訴えられている。前代未聞のことだ。その原因は、わかりもしないことを、安全だと言い放ったことにある。しかも、その科学的根拠はなかったと、今になって言う。この責任を問わずして、なんとする

・ 小泉純一郎 「原発ゼロ」

2013-10-13 01:44:26 | 社会・経済・政治
元首相の小泉氏が「原発ゼロ」発言をしています。週刊朝日の記事がありましたので転載します。今全国各地でくすぶっている「原発ゼロ」に火がついて一気に流れが変わればいいですね。今のままでは経済界の自民党も原発再開の方向に、無理やり流れを持って行こうとしています。
首相官邸前の原発反対デモも、政府の指示で警察権力によって徐々に分裂させられています。経産省を初め電力会社やその利権がらみの政治屋どもによって、利権構造の復活が徐々に進んでいます。時間とともに福島原発事故の意識が国民から薄くなっている時をねらっていますね。 これを断ち切るためには、小泉氏みたいな人が必要かもしれません。

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長い沈黙を経て、久々にあの男が「旋風」を巻き起こすのか――。小泉純一郎元首相が講演会で、「原発ゼロ」を熱く、高らかに訴えたのだ。

 IOC総会で汚染水問題について「コントロールされている」と語った安倍晋三首相にクギを刺すかのように、このように語っている。

「汚染水なんていうのは、どこから漏れてるのか、海は大丈夫なのか、はっきりした結論が出てない。つい最近、安倍総理が汚染水視察に行きましたよね。ヘルメットして、顔面にマスクをして、全身防護服で。約3千人の作業員も防護服姿で汚染水処理にあたっています。一日の作業が終わったら、その服は全部、捨てなきゃいけない。それらは焼けない。また放射能が出てしまうから。そして未だどこまでの地域に入れるのか、どこまで安全なのか人体だけじゃない。生物、農作物、海産物。被害がわかりません」(小泉氏)

 小泉氏が語ったところによれば、脱原発を志すようになったのは、NHKが原発事故後に放送した海外制作のドキュメンタリー「地下深く永遠に~100,000年後の安全~」を見たのがきっかけだったという。同番組は、フィンランド南西部の島で建設が進む世界初の使用済み核燃料の最終処分場「オンカロ」がテーマ。「オンカロ」はフィンランド語で「洞窟」の意で、文字どおり、地下400メートルに掘られた空間に、核のゴミを埋め、10万年以上にわたって封印する施設だ。この番組をきっかけに原子力の勉強を始めたという小泉氏は今年8月中旬、三菱重工業、東芝、日立製作所など原発メーカーの幹部らと一緒に「オンカロ」を視察。このとき、脱原発を確信したというのだ。

「原発に投入したカネを、それぐらいの額を自然を資源にするさまざまなエネルギーにこれから向けていく。私は日本国民なら必ずできると思う。そういう大きな転機がこの大震災でやってきたと捉えたほうがいいと思うんです」(小泉氏)
 それにしても、これまで表立った発言を避けてきた小泉氏が、なぜ今、「脱原発」を声高に唱え始めたのか。原発推進に舵を切りつつある安倍政権と真っ向から対立するせいか、小泉氏が顧問を務める国際公共政策研究センターに問い合わせても物々しい対応だった。

「この件に関しては、一切ノーコメントとさせていただいております」


 環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也氏は、こう推測する。

「首相時代の小泉氏を見る限り、エネルギー政策には興味を持っておらず、経産省まかせにしていた印象です。ただ、勘の鋭い人ですから、福島第一原発の事故を経験して考えが変わったのかもしれません」
 飯田氏が指摘するのは慶大生時代の小泉氏を教え、小泉政権では内閣府顧問として構造改革のブレーンとなった経済学者の加藤寛氏(今年1月に86歳で死去)の影響だ。

 加藤氏は遺作となった3月発行の著書『日本再生最終勧告 原発即時ゼロで未来を拓く』(ビジネス社)の中で、あるエピソードを披露している。震災直後の11年5月、加藤氏、小泉氏、竹中平蔵氏の3人が集まって都内でセミナーを開いた。表舞台を避けてきた小泉氏が、加藤氏の依頼に「最初で最後」と応じたものだという。この会で、小泉氏はこう語っている。
〈今後は原発への依存度を下げるべきだ。代わりに風力、太陽光、地熱などの自然エネルギーを促進すること。そうすれば地球環境問題にも貢献でき、エネルギー分野に新たな技術も生まれるはずである〉

 つまり震災2カ月後には、すでに脱原発に目覚めていたのである。このセミナーで、加藤氏も脱原発を明言して小泉氏を援護射撃。日本の電力の歴史をひもといて「原発即時ゼロ」を訴える遺作の帯では、〈小泉純一郎氏 竹中平蔵氏 推薦!〉と、小泉氏は盟友の竹中氏と共に名を連ねている。

 一方、引退したとはいえ政治家である以上、「永田町の論理」も存在するはずだ。政治評論家の浅川博忠氏は、こんな可能性を指摘する。

「小泉氏の発言は、原発を推進する安倍首相に対して向けられた警告のメッセージです。首相時代に安倍氏を幹事長や官房長官に抜擢した小泉氏からしたら、『誰のおかげで首相になれたんだ』という感覚でしょうから。かつて郵政民営化を叫んだときと同じで、今後は原子力というワンテーマに集中して発言を続け、国政への影響力を維持していく狙いがあるのでしょう」

※週刊朝日 2013年10月11日号


    


・ 福島第一原発元作業員の「遺言」詳報 東電、信用できない  

2013-10-10 02:36:35 | 原発事故
神戸新聞記者の木村信行さんが、福島第1原発で事故当時働いた木村聡さんとのインタビューがありました。現場の状況がよく分かります。政府も東電も無責任な言動ばかりですが、これらを明確にするためにもブログに残したいと思います。

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木下聡さん

福島第一原発事故が起きたとき、1号機内部にいて、今年8月にがんで亡くなった元作業員の木下聡さん(65)の証言は次の通り。

 ‐事故当時の様子は

 あの日は午後から、1号機で定期検査のための足場を組む作業をしていた。1階には私と同僚の2人。4階に元請けと協力会社の4、5人がいた。

 最初の揺れはそれほどでもなかった。だが2回目はすごかった。床にはいつくばった。

 配管は昔のアンカーボルトを使っているから、揺すられると隙間ができる。ああ、危ないと思ったら案の定、無数の配管やケーブルのトレーが天井からばさばさ落ちてきた。落ちてくるなんてもんじゃない。当たらなかったのが不思議。
 4階にいた人たちは水が大量にゴーと襲ってきたと言っていた。それが使用済み燃料プールからなのか、非常用復水器が壊れたからなのか、そのときは分からなかった。

 皆で集合して、1号機から脱出した。地震が起きてどれぐらいだったかな。必死だったからはっきりしないけど、10分ぐらいじゃないかな。

 途中の様子も恐ろしかった。タンクはぼこぼこ倒れてるし、潮が引いていて、これは津波が来ると思った。沖のテトラポットがむきだしになっていた。敷地内にある元請けの事務所に戻り、装備品を返して、まとまった班から解散になった。

 正門を出た。いつもなら浜側の道を通るが、陥没していたから、山側の道を行った。あのまま浜の道を通っていたら、津波にやられとった。

 東電は「全電源喪失と地震の揺れは無関係」と言っているが、そんなのあり得ない。謙虚に検証する姿勢がないと、安全神話が復活する。

 そもそも、運転開始から40年になる1号機の老朽化はすごかった。重要器具は定期検査で交換するが、周辺の装置はそのままだ。追加、追加でどんどん配管を増やし、耐火構造にするために防火剤を塗りつけるから、重量は半端じゃなかった。設計基準を大幅に超えていたはずだ。

 建屋のコンクリートも相当劣化していた。インパクトドライバーを当てると分かる。ずぶずぶと刺さって、粉は真っ白。鉄筋をモルタルで塗り固めるときもクレーンで流し込むだけ。本来はバイブレーターを使うが、竹の棒で突っつくだけ。施工はひどいものだった。だから水素爆発で粉々に吹き飛んだ。


 ‐東電への思いは

 ずっと世話になったが、今は言っていることの半分も信用できない。事故後の対応については新聞をずっと切り抜いている。「4号機の建屋、問題なし」という記事があるが、そんなのうそっぱちだ。あれだけ揺れて「問題なし」だなんて。

 事故後の対応は全てメーカー任せだった。正常に作動していればメルトダウンを防げた可能性がある非常用復水器(緊急時に原子炉の蒸気で冷却)も、当直の社員は使い方を知らなかったって言うんだから。当直の人は、中央制御室の操作はできても、せっかくの冷却装置を使えない。訓練もしていなかったって言うんだから、恐ろしい話だ。現場にいた私らに明確な指示があれば、対応できたはずなのに。

3月には仮設の配電盤にネズミが入って停電する事故があった。侵入を防ぐ初歩的な施工ができていない。熟練した作業員が線量オーバーで入れなくなっているから。今後も事故は起きるだろう。

 人生のほとんどを原発に捧げてきたのに、情けない。のんびり暮らそうとした途端、病気が分かった。体力は元気なときの10分の1になって、ペンも持てなくなった。

 だけど、簡単には死ねない。納得できない。俺は俺で、じたばたして生きてみせる。

(聞き手・木村信行)

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木下聡さんは、福島第1原発事故発生時に1号機で働いていた。全身に転移したがんと、石綿(アスベスト)が原因とみられる肺線維症(じん肺)に侵されていた。男性は5月下旬、神戸新聞の取材に応じていた。事故後の東京電力の対応を批判し、「このまま日本各地で原発を再稼働すれば『安全神話』が復活するだけだ」と危機感をあらわにした。

 福島県郡山市で暮らしていた木下聡さん。原発の電気設備を専門にする技術者で、東電の3次下請けに当たる同県大熊町の会社に40年間勤め、昨秋に退社した。その直後、肺線維症と診断され、肺がんも判明。8月5日、65歳で亡くなった。















・ 人類にとって最も危険な時がやってくる

2013-10-09 03:15:32 | 原発事故
Finance Green Watch に、福島原発4号機の使用済核燃料棒の取り出しについて書かれています。日本だけでなく、地球的な問題が発生する可能性があります。その内容をそのまま転記します。私のブログ「福島原発4号機の危機」(2012.3.8)にも京都大学原子炉実験所 小出裕章助教授の意見が書かれています。

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9月 27th, 2013 | ◆◆◆
Finance Green Watch
人類にとって最も危険な時がやってくる
4号機の燃料取り出し作業、それは人類の存亡にかかわることなのだ。

福島原発4号機

燃料取り出し用カバー鉄骨工事が完了した4号機

私たちは、この2ヵ月以内に、米ソ核戦争勃発の恐怖に慄いた※キューバ危機以来、人類にとってもっとも危険な時を迎えつつある。(※1962年10月のキューバ危機は、歴史的には米ソ核戦争の一歩手前だった、ということになっていますが、米ソ首脳は、実はホットラインでつながっていた。これは現在のイラン内部のグローバリストとオバマの関係と同じ)

われわれ人類のもてる力のすべてが、福島第一原発4号機使用済み燃料プールに投入されるに違いない。
東電は、60日以内に地上約30mのところに設置されている使用済み燃料プールの中にある1300本以上の核燃料棒の取り出し作業を開始すると発表した。

4号機の使用済み燃料プールは、壊滅的な損傷を受け、傾いている建屋の上に載っている。
次の地震で容易に崩れ落ちてしまうかもしれない。

プールの中に収納されている使用済み燃料は400トンにもおよび、これは広島に投下された原爆が放出した放射能の15000倍もの放射能を放出するのだ。

しかし、東電は、これに取り組むだけの科学力や技術力、財源のどれも持っていないのだ。
これは日本政府も同じだ。
この状況は、トップクラスの科学者、トップクラスの技術者を結集しければならないことを示している。

なぜ、これが、そんなに重大なことなのかだって?

すで福島第一原発構内からは、何千トンもの高濃度放射能汚染水が漏れだして太平洋に流れ込んでいる。それは半減期の長い、まさに毒の水である。

…高濃度放射能汚染水のほとんどは、構内に拙速に組み立てられた強度の弱い1000ほどの巨大なタンクに収められている。すでに、その多くから汚染水が漏れだしている。

そのすべてのタンクは次の地震で崩れ、膨大な量の毒の水が太平洋に流れ込むのだ。

また、構内の地下を流れる汚染水は、使用済燃料プールを支えている4号機建屋の残っている構造物を徐々にむしばんでいる。

…全体として、5号機、6号機、共用プールで冷却されている分も併せると11,000を超える燃料集合体が福島第一原発構内に散在しているのだ。

…取り出し作業で万一、失敗すれば燃料棒は空気にさらされ、放射能火災を起こしながら環境中に恐怖の放射能をまき散らすだろう。

プールは、地面に落下して砕け散り、飛び出した核燃料棒は核分裂を起こして爆発するかも知りない。
そうなれば終わりだ。

チェルノブイリ原発事故の時は、原子炉の爆発後10日で放射能雲がカリフォルニアに到達したが、福島の核災害では1週間もしないうちにカリフォルニアに到達した。

4号機で核燃料火災が起これば、致死的な放射能が何世紀にもわたって降り注ぐだろう。

元駐スイス大使の村田光平氏(セシウムはチェルノブイリの85倍)は、「福島第一原発のある放射能が全面的に環境中に放出されれば、地球全体の環境が破壊され、ひいては私たちの文明そのものが破壊されるだろう。これは絵空事ではない。人類が生存できるかどうかの問題だ」と言っている。

東電も日本政府も、いつまでも単独で事故収束に取り掛かっていていいはずがない。
世界トップクラスの科学者と技術者による統合チームを構成し、この非常事態に当たることに何ら疑問の余地がない
あと、残すところ2ヵ月だ。

今、私たちは、世界的な科学者、技術者を福島での使用済み燃料の取り出し作業に動員させるよう、国連とオバマ大統領に請願しているところだ。

請願の署名は、ここでできる。
http://www.nukefree.org/crisis-fukushima-4-petition-un-us-global-response

何か良い考えがあるのであれば、ためらうことなく、すぐにやるべきだろう。
時計の針は無常に進んでいく。災害の魔の手は真夜中(知の盲目状態)に近づいてくるのだ。

※この記事の執筆者、ハーヴェイ・ワッサーマン(Harvey Wasserman)は、「コロンブス自由報道」と「フリー・プレス」の編集主任を務めている。彼は「Nuke Free」の編集者である。



(グローバルリサーチ: ハーヴェイ・ワッサーマン 2013年9月20日)

Humankind’s Most Dangerous Moment: Fukushima Fuel Pool at Unit 4. “This is an Issue of Human Survival.”



http://kaleido11.blog.fc2.com/blog-entry-2372.html

・ 「原発再稼働へ」亡国の世論

2013-10-07 01:24:12 | 原発事故
「Fact」に、原発再稼働へのムード醸成がされ始めていることを危惧した記事が載っていました。 政府・官僚・財界が自分たちの利権のために、情報を操作し、国民の意識を変えて行っています。惑わされず国民にとって、あるいは、日本国にとってどうあるべきかを自分たちで判断できるようにしなくてはなりませんね。記事を転記しておきます。


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太平洋戦争に突き進んだ当時もこんな風ではなかったか。大企業やメディアの社員は「脱原発」を口にしづらくなってきた2013年10月号 BUSINESS [危機煽るメディアも同罪]

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原子力規制委員会の専門家会合は9月2日、関西電力大飯原子力発電所の直下に活断層はない、との見解で一致した。定期検査のため順次、停止していた大飯3、4号機は、再稼働へ向けたハードルを一つクリアした。

新聞各紙は翌日、このニュースを大きく報じたが、なかでも産経と日経は1面トップで扱った。産経はもともと、規制委を「『活断層狩り』に狂奔している感がある。中世の魔女裁判を彷彿させる」と批判していたから、溜飲を下げただろう。

日経も「断層判断 専門家任せ」と規制委の一部委員を批判。「需給見据え安全確認した原発の再稼働を」と、関電経営陣の日ごろの主張をそのまま社説にして載せた。経済紙でありながら原発の経済性を検証することもなく、読売や産経と同様、再稼働の論陣を張っている。


規制委員会の島崎代理を目の敵

保守系の新聞に加えて、JR東海がスポンサーの月刊「WEDGE」やPHP研究所が発行する「Voice」など財界寄りの雑誌も「今こそ原子力推進に舵を切れ」「規制委員会の“断層攻め”を止めよ」などと声高に叫び始めた。WEDGEは、安倍晋三首相に近いJR東海の葛西敬之会長の意向でこのような特集を組んだと囁かれている。

元厚生労働副大臣の大塚耕平参議院議員は「新幹線のグリーン車で愛読してきたが、極端に編集方針が変わってしまった。まともに読める雑誌ではなくなった」と呆れる。

島崎邦彦委員長代理
規制委は独立性の高い三条委員会である。活断層か否かは、東京大学名誉教授で地震予知連絡会会長も務めた島崎邦彦委員長代理が中心になって議論してきた。申し分ない識見を備え、人格者との評価も定着している島崎氏を電力業界は目の敵にする。

2012年9月の規制委発足時に原子力行政担当相だった細野豪志衆議院議員は「電力関係から、地震の学者を委員に入れることに関して反対意見があった」と明かしている。何千億円も投じて建設した原発の地下に活断層がある、などと判定されてはたまらないからだ。案の定、日本原子力発電は敦賀原発の真下に活断層が走っていると「認定」され、会社存続の瀬戸際に立たされている。電力業界からすれば、島崎氏だけは規制委に入ってほしくなかった。最近も新聞のインタビューで島崎氏から「関電の耐震認識は甘い」などと指摘され、不満を募らせていた。

原発再稼働に前向きな安倍政権が参院選でも大勝したことで、電力業界とその意向を受けた経済界、メディア、政治家は世論操作に乗り出している。経営者が電力会社のトップに洗脳されているため、大企業やメディアの社員は「脱原発」を口にしづらくなってきた。

太平洋戦争に突き進んだ戦前の日本社会もこんな感じではなかったか。戦前、日本は東條英機に代表される一部の好戦的な指導者が戦争を始めたというより、社会の空気が軍に味方し、戦争に傾いていった。日米開戦の数年前まで、米国と戦争をしようなどと考えていた知識人はほとんどいなかったにもかかわらずだ。

今の日本でも、原発の安全性や経済性に国民は多かれ少なかれ疑問を抱きつつ、なんとなく再稼働を求める空気が醸成されつつある。


裁判のように「疑わしきは罰せず」

関電は昨年、「原発を動かさないと電力が不足して大停電が起きる」と脅して大飯3、4号機を再稼働させた。原発がなくても節電で乗り切れたことが判明すると、今度は「電気料金の値上げで企業はやっていけなくなる」と論点をすり替えた。

今年春に値上げを果たしてしまうと、「原発停止の燃料費増で国富が3兆8千億円も海外に流出している」などと言い出す始末。今は再値上げをチラつかせ、世論を誘導しようと躍起なのである。

現実の日本は、国富の流出を吸収して経常黒字を確保しているし、企業業績やGDP(国内総生産)も円安株高を背景に順調に伸びている。皮肉なことに、電気代の値上げは消費者物価指数(CPI)の上昇に貢献している。賃金が上がらないと庶民の暮らしは厳しくなるが、政府・日銀が重視している「デフレからの脱却」は、消費税率の引き上げとセットで近づいている。

原発の重要施設の下を走る断層が活断層かどうか、専門家の知見を持ってしても容易にわからない。だから慎重に調査と議論を重ねてきたのに、原発推進派は膨大な時間とお金をかけて敷地を掘り返すのは「悪魔の証明」の手法だと非難する。刑事裁判のように「疑わしきは罰せず」を求める。

だが、ひとたび事故が起きてしまうと取り返しがつかなくなることは、東京電力の福島第一原発が証明している。

1万4千年ほど前、地球は氷河期だった。海面は今より120~140m低く、日本列島は朝鮮半島やサハリンと陸続きだったことがわかっている。『137億年の物語』を書いたクリストファー・ロイドによれば、氷河期を脱したのは「地球の公転軌道の変化と、地軸のぐらつきというふたつの原因」により、平均気温が約7度も上昇したからとされる。

原発の立地地点は、氷河期よりずっと前まで遡って地震の痕跡を調べることが義務付けられている。「地震列島」と呼ばれ、インドネシアと並ぶ大地震の多発地帯ではそのぐらい当然だろうが、地形も気候も激変している。当時の日本は今からは想像もつかない姿だったのではないか。

そもそも電力会社がなぜ日本で原発にこれほど執着するのか理解に苦しむ。民間企業が手掛けるには、期待されるリターンに比べてリスクが大きすぎる。

経済界は電気料金の再値上げを避けるため、電力会社に言われるがまま、原発の再稼働を求めている。だが、原発が本当に安いかどうかについて、立命館大学の大島堅一教授や慶応義塾大学の金子勝教授は疑問を呈している。京都大学の植田和弘教授も「電源立地交付金を出すなど、特別扱いしないと安くならない」と断言している。

見えている部分に限っても、原発の経済性が高いという神話は揺らいでいる。実際に電力各社の有価証券報告書などからコストを比較してみよう。


火力より「コスト高」の原子力


関西電力がLNG(液化天然ガス)や石炭など「汽力」で発電した単価(自社使用分を除く)は12年度、1kW時あたり12.9円だった。LNG価格の高騰で東日本大震災前の10年度より18%上昇しているが、実は原子力より安い。原子力は大飯3、4号機しか動いていなかったため利用率が17.7%にとどまり、単価は2年前の3.2倍となる19.2円まで上昇したからである。原発は動かしても動かさなくても減価償却費など多額のコストがかかる。だからこそ関電は「安全の確認された原発は再稼働を」と念仏のように繰り返す。電力9社で見ると、事故が起きた時の賠償金や核廃棄物の最終処分費用を除いても、12年度は1兆2600億円の費用を計上していた。発電単価は何と102.3円になる。

逆に自然エネルギーは案外安い。沖縄を含む電力10社合計で10.4円だった。九州電力と東北電力の地熱発電が貢献している。太陽光発電もコストダウンが進んでいる。堺市にメガソーラーを持つ関電の場合、12年度は34.3円と10年度の半分近くまで下がった。

経済界は電力会社の意向を受け、自然エネルギーの固定価格買取制度についても「負担増につながる」とケチをつけている。太陽光発電は電力需要がピークになる夏の昼間に最も発電でき、ピーク時対策に有効なのに、こうしたことには触れようとしない。コストが問題なら買い取り価格を下げればいいだけである。

業績でも電力会社が隠していることがある。関電の八木誠社長は「原発が再稼働しないと黒字化は難しい」と述べていたが、必ずしも正しくない。関電の場合、大飯3、4号機さえ動いていれば、高浜原発は止まったままでも十分黒字にできる。

例えば13年度の第1四半期は、値上げで売上高が700億円弱増えた。円安で燃料費が390億円膨らみ、発電コストの低い石炭火力発電所を定期検査で止めたことで燃料費が170億円余分にかかり赤字になった。だが、値上げ申請時に人件費を年間500億円削る約束をしていた。これをきっちり実行していれば、少なくとも単体は黒字にできたはずだ。

むしろ心配なのは、節電の定着と値上げで需要がジリジリ落ちていることだろう。今夏の関西地方は観測史上最高の猛暑だったのに、最大電力は10年と比べ10%少なかった。燃料費の高い火力であっても売り上げが多い方が業績にはプラスとなる。節電による需要減こそ、電力会社にはボディーブローのように効いてくる。

値上げをした関電や九電は、原発が1~2基動くだけで電力需要を十分賄えるうえ黒字化が果たせる。だとしても、地域のボスとして振る舞うための圧倒的な経済力は取り戻せない。だから、業績が実態以上に厳しいと見せて、原発の再稼働を執拗に求める。規制委の島崎氏の任期はなぜか他の委員より短くあと1年しかない。彼を辞めさせた時、日本は破滅に向けて走り出すのかもしれない。


・ 日記 平成25年9月12日~

2013-10-05 00:02:47 | 日記
犬の排便
キノコ

10月4日。
仕事場の近くの公園を通りかかたとき珍しい光景を見かけました。若いアベックが犬を散歩に連れてきています。その内、犬が排便をしたらしく、連れの女性が紙を取り出し大便を拾っています。初め見かけたときは、公園の反対側を歩いていたので、彼女の仕草を見て、犬の排便処理をしているのだなと思っていました。歩いている近づいていくのですが、なかなか彼女は立ち上がらず何かをしています・・・・・
そばを通る時に、彼女が何をしてそんなに時間がかかっているのかが分かりました。犬の大便は柔かく、拾ってもアスファルトに付いた汚物は紙では拾い切れません。そこで彼女は水の入ったペットボトルを出し、便をきれいに流しています。また、立木にかけたおしっこにも水をかけ、紙で拭いていました。ここまで丁寧に犬の排便を処理している人は見たことがありません。
自分が動物が好きで飼っているので、犬の面倒をしっかりと見る責任と、一方、一般の人に迷惑をかけないために汚物処理をきちんとする責任と両方を持っているのですね・・・・・こんな人たちもいるのかと、しばらく後姿を見ていました。なんともさわやかな気持ちになれる時間をいただきました・・・・・・・


紅葉

10月3日。
天気が良かったので、久しぶりに散歩をしました。少しは紅葉が始まっているのでは・・・と期待をして出かけましたが、ほとんどまだでした。一部色の変わり始めているところがあったので、近くで写そうと歩いて行くていくと、その木の近くに牛が4頭ほどいます。私が近づいていくのを、じっと見つめていました。柵があるので大丈夫と思って近づくと、牛の方からも近づいてきます。しかも、かなり大きな足音を立てながら・・・・カメラを構えているので、どうも、敵と思って近づいてくる感じです・・・・・15メートルくらいの間をおいてあ互い立ち止まって見つめていましたが、牛を興奮させてはいけないと思い退散・・・・・・いくら柵があるとは言え、あれだけの大きさのある動物は迫力があります。相手が牛で、私との間に柵があっても何とも言えない怖さがありますが、これが熊で柵などないとどれだけの恐怖でしょうね・・・・・

ガソリンスタンド
ななかまど

10月2日。
仕事への通勤路の街路樹が赤い実をつけ始めています。札幌は「ナナカマド」たくさんあり、この時期にはあちらこちらに赤い実がたくさんあることになり、道を歩いていても目線を上にあげることが多くなります。おそらく今月の半ばを過ぎると、葉っぱも色づき始めるでしょう。紅葉を楽しめる季節に近づいてきていますね。

夕方、ガソリンを入れにスタンドに行きました。今まで見たことのない若い従業員がいて、私の車のガソリンを入れてくれます。私の車は、吹き返しが良くないため自動で止まった時に、それ以上追加しないようにお願いをしておきました。初めての人のなので、確認するために見ているとオートストップで給油は止めたものの、雑に給油ホースを扱っているため、かなりの量のガソリンがボディから地面にこぼしてしまいました。「お兄さん、丁寧に気を付けないと・・・」と優しく言ったのですが、別に謝る訳でもなく、ボディの汚れを拭くと料金の計算を始めました。計算が終わるころに、先に渡してあった割引券を「間違わないでね」と言ったのですが、返事もなし・・・・そのままレジに走り出したので、確認のため後ろから声をかけました。「計算は大丈夫かい?」・・・・・しかし、それも無視して返事もなしです・・・・・
ここ来ると、さすがに黙ってはいられないので、レジのところまで行って「人から聞かれたときには、きちんと返事をしないとだめだよ」というと、「○円引きです」と言います。決して、お客様に対応している口調ではありません・・・・・これは、話しても無理と思い責任者はいるのかと聞いたところ、本日はお休みで不在でした。そこで本社に連絡をさせ、事の一部始終を伝えました。・・・・・・本社の人は、丁寧に詫びてはいましたが、果たしてどのような教育をするのかを、明日にでも聴いてみましょう・・・・・

私も仕事柄、かなり多くの若い人たちと付き合っています。若いから何も知ら無くても良いわけではなく、何もできなくても良いわけではありません。ほとんどの子は、あらゆる事をきちんとできるし、ルールも守れる、返事も相手の目を見てすることが出来ます。要は指導する側が、どれだけ誠意をもってきちんと教えられるかだけですね・・・・・

枝豆
枝豆

10月1日。
とうとう10月に入りました。今年もあと少しで終わりです。早いものですね。きっと気づいたら来年の春頃かな・・・・来年は、8月に鳴門に行く約束をしています。鳴門に言ったら山口まで足を延ばして、友達に会って来なければ・・・・・

青森の親戚から枝豆と栗をたくさん送ってもらいました。自分で耕している畑から収穫したものです。さっそく枝豆を茹でてみました。食べようとすると、豆の表面についている毛の足が驚くほど長いのに気付きました。枝豆を口に持って行くと、毛が気になります。しかし、味は良いですね。美味しい・・・・・。思わず先日頂いた日本酒を出してきました。気づくと一皿の枝豆が消えています・・・・ちょっと食べすぎでしたね。

思い出
phiten

9月30日。
今日は東京から来ている高校時代の友達と夕食を一緒にしました。懐かしい写真を持ってきております。二人の共有の友達の部屋で写したものです。その部屋は、よく小学校時代から泊まった所・・・・・初めて泊まった時の事を思い出します。私の自宅の部屋は、道路の街灯の明かりが入るため室内の明かりを消しても部屋の様子が分かります。しかし友達の部屋では電気を消すと真っ暗で何も見えません。暗闇を初めて経験した場所でした。
今日の友達は奥様も一緒に来てくれました。綺麗な方で二人でお店をしているそうです。休みのたびに奥様と一緒にお出かけをしているとのことです。仲よきことは、美しきこと・・・・ですね。仕事も一緒、遊びも一緒にいられる二人は、いい時間の過ごし方をしていますね。

友達からのPhitenを貰い思い出しました。先月初めころまで身に付けていた磁気のネックレスが見当たりません。諏訪・新潟・妙高と旅行をしている時に、首や肩が凝ってひどかったのを思い出しました。2年ほどつけていて肩こりが無くなっていたので、身に付けていないことが気づきませんでした。このプレゼントでまた、肩の凝りがなくなります・・・・・

玄関ドア
花

9月29日。
今日も札幌の天気は晴れです。天気がいいので、玄関ドアの修理を再開。2年ががりでやり直しています。玄関ドアが表面が木製のため、雪や雨にあたり、そこに日が当たったりしているため変色を始めていました。気になってはいたので、一度塗装をしたのですが、塗料を間違って塗ってしまいました。表面に木の部分があるので空気が行き来できるものを塗ったつもりが間違っていました。気づいて時は塗り終ったあと・・・・・それからその塗料をはがすので、水ペーパーで削り落とす仕事を始めたのが昨年です。昨年は、今勤務している会社のビル建設に関わった都合上、玄関ドアの修復は中断したままになってしまいました。毎日、出入りするたびに気になっていたものの、時間が取れずにそのままになっていました。今日は時間が取れそうなので、一日それにかかりきり・・・・・・お蔭で、ほとんどは削り落とすことが出来ました。いままで、#260番の水ヤスリだったので、今度は#400番で、表面を整えましょう。そのあとは砥の粉を塗って下地処理が終了ですので、やっと表面の塗装が出来ます。何とか雪の降る前に、終わりそうです。


オータムフェスタ
オータムフェスタ

9月28日。
札幌は、朝から晴れです。日の当たるところは少し暑いくらいですね。昼近くに娘から電話があり、大通り公園でしているオータムフェスタに行かないかとのことでした。明日で終わってしまうので、天気もいいことだし孫の顔でも見に出かけました。天気がいいだけに凄い人混みです・・・・・お腹がすいていたので、すぐに食事をしようとしましたが、席が満席で空きそうもありません。どうしようかと迷っている時、立っているすぐそばのテーブルが空きました。ラッキー! すぐに場所が確保できたので、それぞれ交代で食べ物を買いに行きます。しかし、どこも行列で時間がかかりそうです。よく見ると、すいているお店もあります。とにかくすぐに並んで注文をしました。ビールとキノコのリゾット・・・・・やっぱり人が少ないだけあって、ちょっとイマイチでした・・・・・

食事が終わって歩いていると、孫がある店の前で動きません。覗いてみると腕にネールのようにプリントをしています。孫は、それが面白くて動きません。聞いてみると、自分もやりたいと言います。いくつかある絵柄を見せてチョイスをさせました。先にしている子が終わるとすぐに座って手を出して待っています・・・・・・10分ほどで、プリントは出来上がり。孫はよほどうれしいのでしょうね。会う人に会う人に見せていました・・・・・

ザ・ベストテン
菊

9月27日。
久米博と黒柳徹子の歌番組「ザベストテン」が12年間も人気を持ち続けたようですね。当時としては大変に人気のある歌番組だったようです。ただ、私の記憶には全く残っていないので、その時期のことを思い出し見ると、仕事に忙しくてテレビ番組を見るどころではない時期でした。朝は5時過ぎに起きて6時には自宅を出て、夜帰るのが12時半頃・・・・・これを365日、休みも取らずに働いていたので、テレビなど見た記憶がありません・・・・・振り返ってみると、随分と仕事に夢中だったんですね。しかし、楽しかったのは確かですね。全く何もないところを作り上げながら突き進んでいく楽しさは格別でした。数千人規模での仕事なので、出てくる結果が分かり易い・・・・・

安倍首相が「福島原発の汚染水はコントロールしている」と言ったことに対して、野党側が臨時国会を開いて追及しようとしています。しかし、野党の中で日本維新の会だけは条件を付けたそうです。それは、首相の外遊日程を優先させること・・・・・日本維新の会以外は、首相の日程を変更させてまでしても臨時国会を開き、責任追及をしたいとのことです。この発想の差異が、日本維新の会以外の野党は分からないようです。
首相の職務としての外交に重点を置いている日本の維新の会と、何が何でもいちゃもんをつけたい野党とは、仕事レベルが違いすぎます。安倍首相の「安倍」は問題であるけれど「首相」は、その職務として日本の国のため、トップセールスをする大切さがあります。その「トップセールス」と「安倍が汚染水問題で訳の分からないことを発言」したことを追及するのとでは、どちらに優先順位を付けるかという事です。「安倍晋三」個人としての能力は問題でしょうけれど、国の首相としての職務は、国全体で応援しなくては意味がない・・・・まあ、しかし原発を売り込むのは考え物ですけど・・・・・

越の鶴
越の鶴

9月25日。
先日の旅行の前日がPSAの検査日だったため、3か月ほど禁酒をしていました。それは6月の検査で数値が上がったためでした。友達からお土産に頂いたお酒を飲まずにしまっていたので、今日それを開封・・・・・初めてのお酒ですがおいしいですね。しばらく新潟のお酒は飲んでいなかったのですが、やはりおいしい・・・・袋吊りの無圧絞りです。口を開け杯に注ぐと吟醸香がします。少しとろみがありますが、越の華のしぼり程ではなく、もう少し軽めです。飲むと八海山大吟醸や万寿とは違う旨みと辛さがあります。八海山大吟醸と越の華のしぼりとの中間くらいのお酒かな・・・・14代ほどの香りでは無いが、全体にバランスのとれたお酒でした。量は飲めないほうなので、ここ数日はこの1本で楽しい時間を過ごせそうです。こういうお酒は、もらい物でない限りなかなか口にすることはないので、友達に感謝ですね・・・・・・

国境なき記者団
新聞記事

9月24日。
札幌は朝から雨です。この雨でまた気温が低くなります。家の中にいても、セーターが必要になるほど寒くなってきました。もうすぐ紅葉も始まりますね。山の方はドングリが少ないので冬眠する熊が、町の方にも出てくると新聞に出ています。

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最近、安倍首相のオリンピック総会での発言が問題になっていますね。アメリカの原子力規制委員会(NRC)のグレゴリー・ヤツコ前委員長は24日、日本外国特派員協会で記者会見し、東京電力福島第一原発の汚染水問題にいつて「東京には影響ないが、汚染水は制御不能だ」と述べています。

ヤツコ氏は、安倍晋三首相が国際オリンピック委員会総会で「状況はコントロールされている」などと発言したことに「現場では努力しているが、事態は制御不能な所まで来ている。地下水はコントロールできない。出来ることは影響を和らげることだけだ」と指摘しています。さらに、汚染水が海に流出し続けている現状を踏まえ、「問題をここまで悪化させたことが驚きだ。なぜもっと力を注いでこなかったのか」と政府と東電の対応を批判しています。

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また、FaceBookに 「容赦のない世界の評価」 の記事も載っていました。(そのまま転記)
毎年1回、パリに本部を置く「国境なき記者団」が世界各国の「報道の自由度」を順位づけして公表している。3・11以前まで11位だった日本は12年度に22位へと大きく下がった。13年度は53位へとさらに急落し、パプア・ニューギニア(41位)、台湾(47位)、韓国(50位)を下回った。
国境なき記者団はその理由について「(政府・公的機関の)透明性の欠如、福島第一原子力発電所事故と放射能災害に関する情報公開を尊重する態度はほとんどゼロに等しい」と指摘。
「以前は良い評価を受けていた国の急降下は警告すべき現象」とした上で、イタリア、ハンガリー、ギリシャ、アルゼンチンと並んで日本を名指しで警告対象とした。いずれも「民主主義が以前に比べて悪化している国」との評価だ。
この容赦のない国際的評価は、多くの市民の感覚と一致する。マスメディアは市民からの不信任を突きつけられている

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こんな状況の中、「特定秘密保護法案」 が検討されています。日本弁護士連合会の憲法員会事務局長の藤原真由美さんは、国民主権の基盤である「知る権利」や報道の自由に大きなダメージを与えると言っています。

「特定秘密」を指定するのは行政機関の長です。国が指定した特定秘密に関し、国会等の公開の場での審議はできなくなるそうです。このことに関して藤原紀香さんのブログにも記事がありました。

ピオーネ
ピオーネ

9月23日。
今日の昼はおそばを食べたあとに、友達からのもらい物ピオーネを頂きました。本当においしいブドウですね。先日、妙高高原に泊まった時に、山梨の友達が持ってきてくれました。初めて食べたときの感動を思い出します。口いっぱいに広がる旨みとしっかりした触感が楽しめるブドウです。しかも種が無いので食べやすい・・・・・

小説家の村上春樹さんが、スペインで「カタルーニャ賞」を受賞した際にスピーチした内容がFaceBookに載っていました。この地球で原子爆弾を落とされた国は唯一日本だけであるけれど、その日本が原発をこの危険極まりない地震大国に数多く建設し、その事故によって2度目の放射線被害を受けてしまった。長崎・広島の原爆を考えるならば、日本人が声を大にして原発をやめるべきであっただろうけれど、一部の利権を狙う輩にすっかり騙されてしまっている。私達は再度、立ち上がらねばならない。真の世界平和に貢献するために・・・・という内容のスピーチをしています。
私のブログ「非現実的な夢想家」に、そのまま転記しています。

JR北海道
うどん

9月22日。
今日は、友達からのもらいもののうどんでお昼を頂きました。四国にいたときも香川に行くと必ずうどんでした。讃岐うどんはうどんも出汁もおいしい。かつお・さば・うるめ・こんぶ・しいたけ・・・・といろいろ入っていい味が作られています。夕方は、四国特産の金時を頂きました。ホコホコしていて甘さがあり、いくつでも食べられそうです。

JR北海道の事故が相次いで起きていますが、全く改善の様子が見えません。どうしてかと不思議に思っていたら、新聞にその原因らしきことが掲載されていました。表面上はレールの異常を修復していなかったとありますが、その最大の問題は組織体質にあるようですね。
昨日のニュースでは、全道に8カ所の許容値越えとありましたが、本日の報道では97カ所と出ています??????毎年2回線路の点検をし、その異常値が見つけていながら、全く対策を取っていなかったようです。
そして、その要因は
 ①列車本数の多い本線の補修を優先し、後回しにした副線の対応を失念した
 ②保線現場の社員の情報共有が乏しかった
 ③必要な予算が不足していた可能性がある
と言っています。

基本的に公務員と同じですね。もともと国鉄として公務員だったものが、民営化で名前を変え企業としてやってはいるものの、本質的には公務員体質が抜けないまま継続されているようです。「要因①」の優先順位を付けるのは仕事をするうえでは当たり前のことだが、だからと言って他をやり忘れましたは、どこの企業でも通用しません。ましてや記録を取っていることや、組織として異常をチェックする者とその報告を受ける者は階層が違うはずだし、修復を実施する者も違いはずなので、作業の終了報告は上がってくるので「それを失念しました」はあり得ません・・・・・「ただ単純に無視してしなかっただけ」だろうし、その上司も「していないことを知りながらそれ以上の命令を出さなかった」だけですね。これは無責任な公務員体質でなければ、発生のしようがない状況です。
「要因②」の情報共有が乏しかったは、言い逃れ体質そのものですね。要は聞いていなかったので知らない・・・・という事ですね。もう小学生以下の低レベルの会話です。
「要因③」の予算が不足・・・・ってどう解釈したらいいのでしょう?①は忘れました。②は気づきませんでした。③は①②と違い知っていたけど、実施する人間を手当てできません・・・と言っていることですね。

よく、これだけ間の抜けた言い訳を平然と言えるものですね・・・・・JR北海道はいろいろな事故が立て続いていますが、このパターンでは永遠に回復する見込みは無さそうです。いろいろな機器を導入して、事故が起きないようにしていますが、それを運用する人間そのものに問題がある以上解決策は違ってきます。今のトップに任せておいても改善は不可能でしょうね・・・・・・
昔、国鉄がJRとして民営化されたときに、JR東日本の社長とお会いした事がありますが、民間企業のやり方を勉強して導入したいといたって低頭で前向きな姿勢を感じました。JR北海道の社長はそのような姿勢が無いのでしょうね・・・・

薄熙来被告
庭

9月21日。
中国の山東省済南市中級人民法院(地裁)は22日、収賄、横領、職権乱用の罪で起訴された元重慶市トップ、薄熙来被告(64)の判決公判を開き、無期懲役、政治権利の終身剥奪、個人財産没収の判決を言い渡したと報道されています。どこの国でも汚職はあるものの、捕まって刑罰があり、個人財産没収があるなどある意味すっきりしますね・・・・・しかし、日本の国は官僚も政治家も、あれだけアクドイことをしていても、誰一人捕まる者もおらず、財産没収なんて聞いたこともない・・・・・・無責任な仕事をしておいて、結果は知りませんの一点張り・・・・税金は湯水のごとく使い切り、子供たちの将来は健康も財政も含め知らん顔・・・・・どうせ、結果の出るときは自分たちはいないし、あとから責任を取るシステムになっていないし、財産没収なんてありえない・・・・・・

逆に終戦直後に、小作人を使って田んぼを持っていた人が、強制的に没収されたという事はありましたね。まともに生きている人間の財産を没収し、まともに納めている年金を騙して使い切り、あげくの果てに積立方式を賦課方式と変えてまで国民に負担をかける・・・こんな政治屋や官僚が、ぬくぬくとわが世を謳歌している。これを許しておいていいのでしょうか・・・・・・どうも納得がいきません。
全ての政策がいいとは言わないものの、今の官僚制度にメスを入れようとしているのは、日本維新の会の橋下市長とみんなの党の江田、浅田幹事長たちでしかいません。

自民党の安倍首相がやっていることは、橋本市長が掲げていた方針を、都合のいいとこだけを抜き取った物まね政治ですね。首相が海外に行って、国のためのトップセールスをすることや、日本にカジノを導入すること、贈与税率のアップ、国民に負担を求めること・・・・・etc
安倍首相は本気で日本を良くすることを考えていないないので、やることはチグハグ・・・・・・
海外に行って行動したトップセールスは「原発」・・・こいつ馬鹿か? 日本でもコントロールできないことを、平気で世界最高の技術だとトップセールスをしている・・・・・
国民に負担を求めるのは、無駄を全て省いてそれでも、財政が成り立たない時に国民に負担求めるのであって、無駄の根本原因である官僚制度を改革せずして、どうして無駄を省くのでしょうね???????

橋下市長のいいところは、問題点の本質に取り組もうとすることや、そのための切り口が過去とは違い、世界の動きの中で日本がどうあるべきから発想されているので斬新であること、そして最も素晴らしいことは、まともな組織論をもって行政の世界を動かしていることですね。この実務を動かす力は、どんな権力をもってしても難しいものです。当然いまの政治屋などにはそんな力のある奴は一人もいませんね・・・・
それをやってのけているのが橋下市長ですね。いいものを持っているのに、石原慎太郎みたいな政治屋と一緒になるからおかしくなってきている。さっさと別れてしまえばいいのにね・・・・・

復興法人税 打ち切り
庭

9月21日。
安倍首相が消費税のアップと同時に「復興法人税の引き下げ」を予定より早くすると考えているようですね。復興法人税は2014年まで税額の10%、所得税は2037年末まで税額の2.1%、住民税は2024年5月まで年1000円の上乗せがされています。その中で、3年間の復興法人税を2年に切り上げると言っています。これによりおよそ9000億円の税収が減ることになりますが、消費税の増加分でまかなうそうです?・・・・・

前回もそうですが、増税した分をそっくり法人税を減税していましたね。多くの国民から薄く広く税金を回収し、企業を優遇・・・法人税を払えるのは全企業の上位3割くらいです。ここには、官僚たちの甘くだリ先がやまとあり、電力会社やJRのような国の規制で利益を上げている企業やエコカー減税のような自動車会社などの国の政策で守られている企業が多くあります。すなわち、首相の安倍は、そのような規制や税金で守られている企業の利益をあげることが優先的なことであり、日本の先行き(国の財政)や将来の子供たち(原発汚染での内部被ばくは無視)のことはどうでもいいのでしょうね・・・・・・

たしかに日本の実行法人税は高いのですが、それを下げるのは国内の企業が海外に抜けて行かないためには必要だろうけれど、それなら、きちんとした基準を設け、日本の財務体質をどのように変えるか全体の骨組みをしっかり計画しないと、ただの場当たり主義になってしまいますね。ちっとも先を考える能力が無い・・・・頭の中が空っぽの政治屋だね。最近、お坊ちゃま総理が多くて国民の事は全く理解できないようですね。また、そんな総理を選ぶことしかできない国会議員を送り出す国民も悪いか・・・・????

汚染水ほったらかし
マツタケ

9月20日。
東京電力は福島第1原発からの汚染水流出を防ぐための「遮水壁」を、2011年6月に費用を約1千億円と試算したものの、経営破たんの恐れがあるため実施計画を断念したと報道されています。
このことに関しては、当時民主党の海江田万里経済産業相に、当時の東電副社長(武藤)が公表しないように要請し、政府側もその要請に応じたという事です。

民主党も経済産業省も馬鹿ばっかり・・・・・とっとと東電を解体していればよかったのに・・・
当時の改革派官僚で古賀茂明氏が提案した「東電の解体を前提」とした改革案をつぶしたのも民主党の幹事長。この古賀ペーパーは電力産業の再生のために書かれたものです。東電の経営責任を明確にし、銀行などの資本家の責任もとらせることにより、国民にかける負担を5兆円減らせると提言しています。そして、発送電分離をすることにより電力産業そのものを改革しようとしていました。
こういうレベルの高い官僚を使えない政治屋がウジャウジャといるんでしょうね・・・・・・


さば

9月19日。
年に一度くらいしか友達に会うことが出来ないものの、楽しい時間が過ごせますね。電話やメールでは伝わないものが、直接会話し同じ時間を共有することによって、とてもよく分かることがあるようです。
一番気になっていた諏訪の友達も、会って話すことにより状況がよく分かり一安心・・・・・それなりに苦労はあるものの、前に向かって進んでいることがよく分かります。そして、いつかは自分の好きな北海道で過ごしたという気持ちも話してくれました・・・

新潟の友達も、新しい事業に全精力をかけているようです。電話口では、仕事を息子に譲って少しはのんびりしているようでしたが、実際はかなり前向きに仕事に取りかかっていました。どんな年になっても、自分の全精力をかけられる仕事があることは嬉しいことですね。それに地元に根付いて生きていることがよく分かりました。私などは仕事の関係で、日本中を歩き回っています。根無し草のよう・・・・・それはそれで、いろいろなものを見ることが出来て良かったもの、彼のように地元にしっかりと根をおろし、生きていくことの素晴らしを垣間見ることが出来ました。町を案内して貰っている時、行く先々で必ずどなたかとあいさつをしている・・・・
そんな生き方をしている姿は、電話やメールではとても伝わりませんものね・・・・・

四国の友達も、自分の愛車で長距離を走ってきました。彼の車でのんびりと自然を楽しみながら、いろいろな話題に花が咲きました。これも、直接話しができるからですね。微妙な会話の間合いから相手の気持ちが伝わってきます。来年は阿波踊りを見に行かなくちゃ・・・・・

山梨の友達と会った際には、妹夫妻もご一緒してもらいましたね。確か妹さんが結婚した時の旅行で、北海道に来られたような記憶があります。あれ以来の再会でした・・・・・。山梨のおいしいピオーネやおいしいワインをたくさん用意してもらい、妹さんの手作りの料理で楽しい時間を過ごせました。妹さんのご主人がしている、お琴の仕事は順調のようで、私たちの知らない世界を教えてもらいました。

東京の街もどんどん変わっているのが分かります。行く先々で町が変化しています・・・・・そして、いつの時代も変化していることがよくわりました。私が知っている料理人さんも歳とともに引退し、若い料理人さんがいい店を作っています。新しいものにチャレンジし続けることが、大切なのでしょうね・・・・・・


元住吉
元住吉

9月18日。
元住吉にあるイタリアン自在屋に行くため渋谷駅へ行きましたが、全く駅が変わってしまいよく分かりません。駅の東がわには「渋谷ヒカリエ」が出来ており、いろいろな地下鉄駅が階層によって分かれているようです。やっと東横線を見つけ乗ることが出来ました。元住吉に着くとそこの駅も様変わりです。改札口を出た所は広い休憩所になっており、屋根もなく、緑を植えてベンチもあります。駅も変わってきましたね! そこから東京方面を見ると高層のマンションがたくさん見えます。どうやら武蔵小杉あたりにあるマンションのようです・・・・

友達の店に着くと、あの元気な顔が見られました。相と変わらずいい笑顔です。とりあえずビールの小さいサイズを注文。メニューを広げると「ホタテのグリル ウニソース仕立て」が目に入ったのでそれを注文。優しく火の入ったホタテに、ウニのクリームソースがピッタリです。ソースがおいしいので、バゲットを少しもらいお皿に着いたソースを全て頂きました。
年に一度くらいしか来れないものの、会うとなぜかホッとします・・・・・また、来年来なければ・・・・・

竹むら
竹むら

9月17日
昼食に「天満佐」の天丼が食べたくて本郷三丁目まで出かけました。駅が新しくなり出口を間違えました。それでも外に出れば地形的には分かるので、お店に向かいました。ところがどうでしょう・・・・・お店が見あたりません。私個人としては、銀座天一の天丼より好きです。考えてみれば、ここ20年ほどきていません・・・・もうお店を継承する人がいなくて閉店したのかも知れませんね。天丼の巨匠と言われた人もお店もなくりましたね・・・・・

折角来たので「藤村」の羊羹を買おうと行ってみると、今日はお休みです。仕方がないので、「神田の藪蕎麦」へ行って見ました。ところがどうでしょう、火事で燃えて無くなっています。・・・・・もうここまでくるとお笑いですね。しょうがないので、「まつや」の蕎麦を食べることにしました。相と変わらず混んでいます。湯葉を肴にビールを一杯・・・・暑い中を歩いてきたので、なんとビールのうまいことか!

帰りに甘味どころ「竹むら」に寄って田舎しること揚げまんじゅうで満足・・・・・・店内に入るとたくさんのお客様がいます。こんなに入っているのを見るのは初めてです。かなり観光地化しているのでしょうか? 外の写真を写している人も見かけます? 戦争前からの建物で、木造3階建ては重要文化財ですものいね・・・・・・きっと何かの情報誌に載ってしまったのかな?

それにしても、大変な昼食でした。こんなに移動しないと食事が出来ないなんて・・・・・

神田の藪そばは、来年3月に新しく立て直すようです。出来上がったならまた来たいものですね。

長野駅

9月16日。
台風が通過するのと移動する日が重なってしまいました。朝からテレビのニュースにくぎ付けです。妙高高原からは高速道路も電車も利用ができません。午後になるとやっと高速道路が走れそうなので、四国から来ている友達は出発をしました。

私は東京へ行く交通手段としてはJRを利用するのが一番安全そうです。しかし、妙高高原駅からは列車は動いていません。午後3時頃になると長野駅から新幹線が動いているのが分かりました。友達の車でおよそ1時間かけ長野駅まで送ってもらいました。

駅についてからが、また大変です。指定席を買う人の列が連なっています。およそ1時間弱で切符を購入できました。並んでいるうちに自動販売機のそばを通りました。そこは誰もいません⁇ 何故なんでしょう?
明らかに自動券売機の方が早いはずなのに・・・・・・東京に着いたの午後9時まえ・・・・・友達との時間もキャンセル。自然には勝てませんね。

ピオーネ
ぶどう

9月15日。
新潟の友達と別れてから妙個高原に移動。妙高高原では山梨の友達がインターチェンジまで迎えに来ています。別荘に着くと妹さん夫妻も待っていてくれました。もう何十年ぶりでしょう?会ったのは彼女がまだ二十歳の頃です。もともとしっかりとした人でしたが、今は主婦として旦那さんと後継ぎの息子さんをサポートしています。

旦那さんの道案内で地元の美味しいお蕎麦屋さんへ連れて行ってもらいました。地元のそば粉を使った美味しいそばです。大自然の中、妙高山を眺められる素晴らしい場所での食事は最高ですね・・・・・・すぐ窓の外にはコスモスが咲き乱れています。こういう中でのお蕎麦は、美味しさが倍増でした。

別荘に戻って驚きです。さすが山梨の作物・・・・・。こんなに大きくて、味が濃く、食べ応えのある葡萄は初めてです。話を聞くと巨峰ではないとのことですが、巨峰と何かのブドウを掛け合わせて作っているようです。

別荘は3階だてで、一階はとても広く作られています。数日前も、一階に70人ほどお客さんを呼んでお琴の演奏会が行なわれたようです。
今は、お琴を手作り出来る職人さんもいないようですが、息子さんが後を継ぐため修業中とのことなので一安心ですね^_^・・・・・

お琴の世界で著名な御二方が、演奏したようです。今までこの御二方が一緒に演奏会に揃うことは無かったようですが、旦那さんの計らいで実現したとのことです。御二方も使う琴は、日本で信頼のおける職人さんが作ったもので無いとだめなんでしょうね。

イングリッシュガーデン
ガーデン

9月14日
今日は諏訪市で四国から来る友達と待ち合わせ。彼は車が好きで一人で運転しながら来ています。
今は便利な時代ですね。お互いに知らない街でも、ナビゲーションがあれば確実にそこの場所まで案内してくれる・・・・・・

予定通りの時刻に出発し、次の目的地に向かいます。およそ250キロの旅です。昨年会った時より、いろいろな事をおしゃべり・・・・・気がつけば、もう新潟県見附市です。新潟の友達の家に到着すると、奥様と友達が待っていてくれました。少し休んだあと、彼の仕事場を案内してくれました。やはり生まれた地元で仕事しているは、人との付き合いを大切にしています。素晴らしい仕事の仕方に、嬉しさと驚きがありますね。

食事の前にシャワーを浴びるためホテルへ・・・・・ホテルの横には珍しくイングリッシュガーデンがあります。ちょっと嬉しくなり散歩を・・・・・
先月見た富良野のガーデンとは違うものの、気持ちの良いガーデンです。明日の朝でも、天気がよければ散歩をしましょう。

汽車のきっぷ
諏訪湖

9月13日
今朝の7時に札幌を出発し、夕方5時過ぎに上諏訪に到着。久しぶりに長い時間列車に乗りました。

列車に乗っていて気づいたことは、車掌さんの仕事の進め方が効率的になってきたことです。以前は一人一人のお客様から切符を受け取り、確認のハサミをいれていました。
しかし今日の車掌さんは、手に持っているデータとその客席に人がいるかどうかを確認するだけです。

少し考えてみればなるほどと納得出来ました。指定席の切符を販売した時点で、その情報は手に入っているわけで、あとはその席に人がいることを確認するだけでいいわけです。

役所の仕事も、この様に効率よくなれば、無駄な消費税を上げる必要はありませんね

どんぐり
どんぐり
9月12日。
今日は3か月ぶりの検診。前回PSAの数字が0.01アップしたので、今回の数字が気になっていました。知り合いからの勧めで、サプルメントも飲み続けました。もともと野菜ジュースを朝晩飲んでいるのですが、もっと野菜のファイトケミカルスを増やそうとサプリメントを飲み始めました。その効果があったのどうかは分からないものの、6月に一度上がった数字は、そのまま落ち着いた状態です。このまま数字が落ち着いていればいいのですが・・・・・

病院に行った時、診察までの時間があったので表のベンチで休んでいました。するとコツン、コツンと3度ほど音がします。なんだろうとよく見るとドングリが上から落ちてきます。その地面に当たった音がコツンとしていました。周りを見ると、木々も少し色づき始めました。いよいよ秋の到来ですね・・・・・明日から関東地方に出かけますが、札幌に戻ってくるとナナカマドなどが赤くなっているのかも・・・・

・ このたびの消費税率引き上げ決定について

2013-10-02 00:46:05 | 社会・経済・政治
国民の生活が第一」の党首である小沢一郎が、今回の消費税引き上げ決定に対して語っています。
個人的には好きではないものの、語っていることは当たり前のことなので、ここに転記しておきます。

  ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

政府は「物価上昇」に血眼になって取り組んでいるが、そうした中、確実に「悪い物価上昇」の足音が聞こえている。円安等による電力・ガス料金や一部食料品等価格の上昇は、徐々に生活を苦しめつつある。今のように非正規雇用が増大し、低所得者が増える中で消費税率を引き上げれば、このような悪い物価上昇も相まって、中小零細企業や農林漁業だけでなく、広く国民生活全体に深刻な影響を及ぼすことが確実である。

片や、消費税増税の前提であるべき社会保障制度改革は進んでいるのだろうか。答えは明らかである。医療も介護も年金も、削減の話だけがひたすら先行している。国民生活を安心させる制度改革には全く手が付けられていない。政治や行政の身を切る努力もどこへいってしまったのか。

安倍総理は消費税増税と併せて景気対策をやるという。ブレーキとアクセルを一緒に踏んで果たして車がうまく進むのか。国土強靭化などといって、結局、増税で浮いた分が効果の薄い事業に膨大に投入されることになりはしないか。穴の空いたバケツにいくら水を入れても無駄に漏れだすだけである。我々としては、水が垂れ流されることを大変憂慮している。

消費税増税はいわば「最後の手段」なのである。その前にまず、政治と行政は身を切る努力を最大限行い、地方分権でムダな事業を廃し、社会保障制度改革に結論を出し、金融政策頼みではない実体的な経済政策に取り組む。今求められるのは、そうした姿勢である。よって、わが党は今回の性急な消費税率引き上げ決定には反対である